タイトルの写真は稚内港にある「北防波堤」珍しいドーム形の防波堤です。
此の防波堤は写真左手に桟橋があるため其処に停泊する船舶を波から守るために作られたと言う事です。この時期通常は西からの強風が吹くそうですが、今回此の地方に到着した時ヤマセという東からの冷たい風で最高気温が18℃前後の外気温が続いていました。
東京地方は36℃前後の猛烈な暑さなのですが・・・・・・・
14時に稚内空港に到着。今回もツアー参加の旅行となりましたが参加人数が9人と少数で東京から添乗員も同行10人で45人乗りの大型観光バスを借り切ります。
まず稚内公園の見学です。
最北の街ですが、結構大きな都市で人口も多い。公園内は歴史的記念碑が沢山建てられていて居ます、その内の駐車場近く「氷雪の門」の歴史等をバスガイドさんの案内で見て回ります。「氷雪の門」は正式名「樺太島民慰霊碑」と言い帰らぬ樺太への望郷の念と、樺太で亡くなった人々のために昭和38年に建てられました(パンフレットより)
稚内公園を見学した後、副港市場に向かいます。宗谷岬へは礼文島、利尻島を回った後最終日に行くので今は市場を見学した後、稚内で宿泊します。
副港市場の隣には野球の「松坂大輔記念館」が有りましたが、何も此所まで来て料金を払ってまで見学する事も無かろうと私は遠慮しました。
翌朝ノシャップ岬に行きます。
納沙布岬(ノサップ)は根室半島ですが、此所はノシャップ岬、少し紛らわしい!
岬の手前に現自衛隊の通信傍受施設があり、アンテナ群やレーダードム群を見ていると、此所は北方の地、軍事の最前線である事を感じさせます。
ノシャップ灯台は海抜0メートルから建ち上がる灯台で高さ42mほど有ります。灯台の周りに見学施設が幾つかありその内の一つ「南極観測資料館」が有り無料で見学出来たので早速入りました。稚内市営ですがなんだか掘っ立て小屋の雰囲気ですが他の施設は有料でした。
ノシャップ岬で真っ先にシャッターを切ったのが此のハマナスの写真!
独特の花の色合いが、強風とどんより曇った空に何とも美しい!
現地の気温は17℃前後東の風で5~6mの風で体感温度は10℃位でしょうか、長袖シャツにセーター、その上に風よけのカッパを着込んでの見学です。以降此のスタイルが帰るまで続きました。
ノシャップ岬を見た後、礼文島行きのフェリーに乗ります。
1時間40分の船旅です。
写真は「香深港」です。ここから島内をバスで巡ります。港に到着して直ぐに宿泊先(香深)で昼食でした。此の後メインの「礼文林道散策」です。
写真はその風景の数々、左上の大きめの写真は元地海岸「地蔵岩」で大きな岩を真っ二つに割った様な岩で5~6m離れて立つ岩は左右質の違う岩で、とても不思議だそうです。此の海岸はメノウが拾えるそうで一緒に行った人が一つ拾いました。しかしそう簡単には見つからず、気の良い地元のお土産屋さんが拾い集めた幾つかのメノウをくれました。
後は礼文岳の写真と「桃岩」「猫岩」と名前が付いた場所です。
現地のネイチャーガイドさんの案内で「礼文林道散策」。沢山の高山植物群が見られます。
写真左上から「チシマフウロ」右「キクバクワガタ」左下「レブンシオガマ」右下「イブキトラノオ」真ん中「ヤマブキショウマ」現地は風が強く三脚無しでこうした植物のクローズアップ写真を撮るのは難しく難儀しました。
今の季節「レブンウスユキソウ」が目玉となるでしょう「レブンアツモリソウ」はシーズンが過ぎてしまい、見る事は出来ませんでした。
「レブンウスユキソウ」は本土ではウスユキソウ、別名エーデルワイスの近種で背丈も15~20㎝程の小さな花です。
先程の写真にも遠くから見た写真がありますが、「猫岩」を狙って撮したモノです。
写真中央右手の岩、猫がかがんでいるように見えませんか?
この日は香深に戻り宿泊します。翌早朝5時30分から礼文岳「礼文林道」の反対側の林道を歩く予定です。
写真は早朝の礼文岳です。昨日とは別のネイチャーガイドさんの案内で尾根道を歩きます。
相変わらずの天候で最低気温と最高気温の差が余りなく、この日も強い風で体感温度は昨日より低い!
ガスも低く垂れ込め写真撮影には最悪であまり良い写真は撮れませんでした。
それでも少し海抜が下がるとガスも消え斜面の向きによっては風も弱まります。
そこで撮影したのが上のハマナスの写真です、重く垂れ込めた雲と鈍い光にハマナスの花の色は格別です。
早朝の尾根道から一端宿に戻り朝食後、今度は「澄海岬」(すかいみさき)に行きます。
低く垂れ込めた雲も幾らか上がり写真の「澄海岬」はすっきりした景色です。海水の透明度が高く海の底まで見渡せます。そこから(すかいみさき)と名前が付いたようです。
此の場所反対側下の、海岸砂浜では「穴開き貝」が有り、拾い集めました。
「穴開き貝」とは、巻き貝が二枚貝を食べるために、酸性の粘液を出し二枚貝に穴を開けるのです。その死んだ貝殻が海岸に大小沢山打ち上げられています。
貝殻の頂点付近にまん丸の綺麗な穴が空いていて、工夫次第で立派なアクセサリーとなります。
次に又バスに乗り(相変わらず大型バスに10人乗車です)スコトン岬に向かいます。
写真がそれで、中央向こうに見えるのが「トド島」でトドが寝転んでいる感じから名前が付いたようですが・・・・・・
此の看板右手前の崖っぷちに「民宿」が有るのにはビックリしました!
此の岬の向こうには遠くサハリンが見えるようですが、此の天候では見るべくも無く・・・
此所から来た道を戻り「船泊港」見ながら「金田の岬」で昼食です。
「金田の岬」で「三色丼」(ホタテ、イクラ、ウニ)と毛ガニが出ましたが、ここら辺りはどこへ行ってもホタテ、イクラ、ウニ、カニが出ます。ハッキリ言ってもうタクサン!!
毎食毎これでは飽きますよね~!
写真は「ウニ剥き体験」でムラサキウニを向いている所で、自分で剥いたモノは、自分で食べなくては成らないので、昼食後直ぐではさすがに何のありがたみも無く、ムリにボタンエビとウニを食べましたが、その後バスに乗りしばらくして気持ち悪くなり閉口しました。
さー今日はこれからフェリーで「利尻島」へ渡ります。
「香深港」からの出港で40分程。
今日は「利尻山」が山頂まで見えたり見えなかったり、割と利尻島は天候が良いようです。
相変わらず冷たい東風が吹いておりフェリーのマストに取り付けられた「風向計」の向きは常に一定方向の向きで動がず風車は可成りの速度で回っています。海面は前日と違って割と穏やかで揺れは殆どありません。
利尻島編は来週辺りにアップします。こうご期待を!!
此の防波堤は写真左手に桟橋があるため其処に停泊する船舶を波から守るために作られたと言う事です。この時期通常は西からの強風が吹くそうですが、今回此の地方に到着した時ヤマセという東からの冷たい風で最高気温が18℃前後の外気温が続いていました。
東京地方は36℃前後の猛烈な暑さなのですが・・・・・・・
14時に稚内空港に到着。今回もツアー参加の旅行となりましたが参加人数が9人と少数で東京から添乗員も同行10人で45人乗りの大型観光バスを借り切ります。
まず稚内公園の見学です。
最北の街ですが、結構大きな都市で人口も多い。公園内は歴史的記念碑が沢山建てられていて居ます、その内の駐車場近く「氷雪の門」の歴史等をバスガイドさんの案内で見て回ります。「氷雪の門」は正式名「樺太島民慰霊碑」と言い帰らぬ樺太への望郷の念と、樺太で亡くなった人々のために昭和38年に建てられました(パンフレットより)
稚内公園を見学した後、副港市場に向かいます。宗谷岬へは礼文島、利尻島を回った後最終日に行くので今は市場を見学した後、稚内で宿泊します。
副港市場の隣には野球の「松坂大輔記念館」が有りましたが、何も此所まで来て料金を払ってまで見学する事も無かろうと私は遠慮しました。
翌朝ノシャップ岬に行きます。
納沙布岬(ノサップ)は根室半島ですが、此所はノシャップ岬、少し紛らわしい!
岬の手前に現自衛隊の通信傍受施設があり、アンテナ群やレーダードム群を見ていると、此所は北方の地、軍事の最前線である事を感じさせます。
ノシャップ灯台は海抜0メートルから建ち上がる灯台で高さ42mほど有ります。灯台の周りに見学施設が幾つかありその内の一つ「南極観測資料館」が有り無料で見学出来たので早速入りました。稚内市営ですがなんだか掘っ立て小屋の雰囲気ですが他の施設は有料でした。
ノシャップ岬で真っ先にシャッターを切ったのが此のハマナスの写真!
独特の花の色合いが、強風とどんより曇った空に何とも美しい!
現地の気温は17℃前後東の風で5~6mの風で体感温度は10℃位でしょうか、長袖シャツにセーター、その上に風よけのカッパを着込んでの見学です。以降此のスタイルが帰るまで続きました。
ノシャップ岬を見た後、礼文島行きのフェリーに乗ります。
1時間40分の船旅です。
写真は「香深港」です。ここから島内をバスで巡ります。港に到着して直ぐに宿泊先(香深)で昼食でした。此の後メインの「礼文林道散策」です。
写真はその風景の数々、左上の大きめの写真は元地海岸「地蔵岩」で大きな岩を真っ二つに割った様な岩で5~6m離れて立つ岩は左右質の違う岩で、とても不思議だそうです。此の海岸はメノウが拾えるそうで一緒に行った人が一つ拾いました。しかしそう簡単には見つからず、気の良い地元のお土産屋さんが拾い集めた幾つかのメノウをくれました。
後は礼文岳の写真と「桃岩」「猫岩」と名前が付いた場所です。
現地のネイチャーガイドさんの案内で「礼文林道散策」。沢山の高山植物群が見られます。
写真左上から「チシマフウロ」右「キクバクワガタ」左下「レブンシオガマ」右下「イブキトラノオ」真ん中「ヤマブキショウマ」現地は風が強く三脚無しでこうした植物のクローズアップ写真を撮るのは難しく難儀しました。
今の季節「レブンウスユキソウ」が目玉となるでしょう「レブンアツモリソウ」はシーズンが過ぎてしまい、見る事は出来ませんでした。
「レブンウスユキソウ」は本土ではウスユキソウ、別名エーデルワイスの近種で背丈も15~20㎝程の小さな花です。
先程の写真にも遠くから見た写真がありますが、「猫岩」を狙って撮したモノです。
写真中央右手の岩、猫がかがんでいるように見えませんか?
この日は香深に戻り宿泊します。翌早朝5時30分から礼文岳「礼文林道」の反対側の林道を歩く予定です。
写真は早朝の礼文岳です。昨日とは別のネイチャーガイドさんの案内で尾根道を歩きます。
相変わらずの天候で最低気温と最高気温の差が余りなく、この日も強い風で体感温度は昨日より低い!
ガスも低く垂れ込め写真撮影には最悪であまり良い写真は撮れませんでした。
それでも少し海抜が下がるとガスも消え斜面の向きによっては風も弱まります。
そこで撮影したのが上のハマナスの写真です、重く垂れ込めた雲と鈍い光にハマナスの花の色は格別です。
早朝の尾根道から一端宿に戻り朝食後、今度は「澄海岬」(すかいみさき)に行きます。
低く垂れ込めた雲も幾らか上がり写真の「澄海岬」はすっきりした景色です。海水の透明度が高く海の底まで見渡せます。そこから(すかいみさき)と名前が付いたようです。
此の場所反対側下の、海岸砂浜では「穴開き貝」が有り、拾い集めました。
「穴開き貝」とは、巻き貝が二枚貝を食べるために、酸性の粘液を出し二枚貝に穴を開けるのです。その死んだ貝殻が海岸に大小沢山打ち上げられています。
貝殻の頂点付近にまん丸の綺麗な穴が空いていて、工夫次第で立派なアクセサリーとなります。
次に又バスに乗り(相変わらず大型バスに10人乗車です)スコトン岬に向かいます。
写真がそれで、中央向こうに見えるのが「トド島」でトドが寝転んでいる感じから名前が付いたようですが・・・・・・
此の看板右手前の崖っぷちに「民宿」が有るのにはビックリしました!
此の岬の向こうには遠くサハリンが見えるようですが、此の天候では見るべくも無く・・・
此所から来た道を戻り「船泊港」見ながら「金田の岬」で昼食です。
「金田の岬」で「三色丼」(ホタテ、イクラ、ウニ)と毛ガニが出ましたが、ここら辺りはどこへ行ってもホタテ、イクラ、ウニ、カニが出ます。ハッキリ言ってもうタクサン!!
毎食毎これでは飽きますよね~!
写真は「ウニ剥き体験」でムラサキウニを向いている所で、自分で剥いたモノは、自分で食べなくては成らないので、昼食後直ぐではさすがに何のありがたみも無く、ムリにボタンエビとウニを食べましたが、その後バスに乗りしばらくして気持ち悪くなり閉口しました。
さー今日はこれからフェリーで「利尻島」へ渡ります。
「香深港」からの出港で40分程。
今日は「利尻山」が山頂まで見えたり見えなかったり、割と利尻島は天候が良いようです。
相変わらず冷たい東風が吹いておりフェリーのマストに取り付けられた「風向計」の向きは常に一定方向の向きで動がず風車は可成りの速度で回っています。海面は前日と違って割と穏やかで揺れは殆どありません。
利尻島編は来週辺りにアップします。こうご期待を!!