勝鬨橋は昭和15年隅田川河口部に架かる国内最大級の可動橋で千トン級の大型船舶を通す事が出来ました。以前上流側に「石川島播磨重工株式会社」が在りそこに資材などを運ぶ為に架けられたと聞きました。
私が小学生の頃はこの橋に「路面電車」が走っていたものでした。
昭和30年代に入り運搬手段が船や鉄道から自動車に転換して行き、隅田川を航行する船舶が減少し、逆にかちどき橋の交通混雑が激しくなり、昭和45年11月で開閉が中止に成りました。
タイトルの写真は「月島」側から撮影した物で、築地側に「かちどき橋の資料館」が在りそこから見学が始まります。

写真は築地側「かちどき橋の資料館」の脇に在る「かちどきのわたし」の碑です。
此の右手方向に築地市場が在り、帰りがけの昼食に立ち寄り海鮮丼を食べましたが北海道で食べた物より美味しい感じでした。

「かちどき橋の資料館」にて見学コースの注意事項やビデオなどで予備知識を学んだ後下の写真の様にハーネスを付け、橋の中央に在る運転室内部に上がり各機器の説明を受けます。
写真上開閉用の運転操作盤、写真下右左、低圧配電盤でスイッチと配線がむき出しに成って居ます。現在ではとても設置許可されない配電盤ですが電圧は250Vも在るそうで触ったら一発で死にそうです。。。。。。。。

さて次に今度は橋中央の橋脚から内部へ入ります。
初っぱなから3.5mの狭い降下階段を下ります。
写真右上橋脚の運転操作室、左橋脚内下降階段、ハーネスを付けている所。

狭い階段を回り込むように「橋」の心臓部へ降ります。
そこに在った説明用の「橋の構造図」現在位置の表示を入れました。位置的には海面下と思います。

写真はその全景写真です。
可成り広く上の部分に橋の本体が在ります。中央に人が写っていますが橋が開いた時、此の部分に「やじろべい」型の一方の錘が降りてきます。

「やじろべい」と同じ原理で一方に橋本体、ヒンジの反対側に錘が在るのですが、写真はその錘です。橋が開くと今撮影している位置に此の錘が降りてきます。

此の橋の開閉部分を支え回転の中心となる「軸受」片側の橋全体の重さは2千トンで一つの軸受けで千トンの重さを支えます。

その橋を開く為のモーターで150馬力程だそうです。直流モーターで交流電圧からわざわざ直流発電機で250DCVに変換して此のモーターを回します。

その直流発電機です。
此の発電機は橋の袂の「かちどき橋の資料館」に在り、此所に高圧受電盤が在り3千ボルトから変換するようです。

橋の開閉時に使う減速機で左右がブレーキで、なんだかエレベーターの構造に似ている。

橋脚の途中から橋の下側を見た所。橋の重さを計算するのに部品一つ一つを積算して重さを出した、と言う事です。ボランティアガイドさんの話ではコンピューターも無い時代手計算でリベットの重さから全て積算したという、神業ですね・・・・・・2千トン!

此の写真も「かちどき橋の資料館」に設置されていますが、高圧受電盤で相変わらず開閉器など一部がむき出しです。3千ボルトの交流電圧には直接触る事が無いように成って居ると思いますが、触れば確実に死亡します。これで良く事故が起こらなかった物だ!

こちらは低圧受電盤の写真、低圧、高圧受電盤共「かちどき橋の資料館」に2階休憩場所にありましたが、勿論今は電気は来ていません。来ていたら緊張で近寄れませんね~!
此の場所で生暖かい麦茶をサービスして頂きましたが、見学が終わって汗を欠いている所なのでありがたみも今一でした。

これも「かちどき橋の資料館」に説明用に在ったかちどき橋の開閉を再現する模型。
此の模型2千万円・・・・・・・・ギョギョ!(付帯設備込み)
なんだかな~。 税金返せ~~~~!
架橋位置 中央区築地6丁目~勝ちどき1丁目
橋 各 1等橋
橋長幅員 橋長 246m
有効幅員 22m
支間長 可動部 25.8m×2
固定部 86m×2
構造形式 可動部 シカゴ型固定軸双葉跳開橋
固定部 ソリッドリブタイドアーチ橋
橋台部 半重力式RC造り
橋脚部 半重力式SRC造り
工事期間 昭和8年6月10日~15年6月14日
工事費 418万円
平成19年6月18日 国重要文化財指定
と、言う訳で無事見学終了。ヘルメットを被りハーネスを付け重装備での見学でしたが貴重な経験でした。
私が小学生の頃はこの橋に「路面電車」が走っていたものでした。
昭和30年代に入り運搬手段が船や鉄道から自動車に転換して行き、隅田川を航行する船舶が減少し、逆にかちどき橋の交通混雑が激しくなり、昭和45年11月で開閉が中止に成りました。
タイトルの写真は「月島」側から撮影した物で、築地側に「かちどき橋の資料館」が在りそこから見学が始まります。

写真は築地側「かちどき橋の資料館」の脇に在る「かちどきのわたし」の碑です。
此の右手方向に築地市場が在り、帰りがけの昼食に立ち寄り海鮮丼を食べましたが北海道で食べた物より美味しい感じでした。

「かちどき橋の資料館」にて見学コースの注意事項やビデオなどで予備知識を学んだ後下の写真の様にハーネスを付け、橋の中央に在る運転室内部に上がり各機器の説明を受けます。
写真上開閉用の運転操作盤、写真下右左、低圧配電盤でスイッチと配線がむき出しに成って居ます。現在ではとても設置許可されない配電盤ですが電圧は250Vも在るそうで触ったら一発で死にそうです。。。。。。。。

さて次に今度は橋中央の橋脚から内部へ入ります。
初っぱなから3.5mの狭い降下階段を下ります。
写真右上橋脚の運転操作室、左橋脚内下降階段、ハーネスを付けている所。

狭い階段を回り込むように「橋」の心臓部へ降ります。
そこに在った説明用の「橋の構造図」現在位置の表示を入れました。位置的には海面下と思います。

写真はその全景写真です。
可成り広く上の部分に橋の本体が在ります。中央に人が写っていますが橋が開いた時、此の部分に「やじろべい」型の一方の錘が降りてきます。

「やじろべい」と同じ原理で一方に橋本体、ヒンジの反対側に錘が在るのですが、写真はその錘です。橋が開くと今撮影している位置に此の錘が降りてきます。

此の橋の開閉部分を支え回転の中心となる「軸受」片側の橋全体の重さは2千トンで一つの軸受けで千トンの重さを支えます。

その橋を開く為のモーターで150馬力程だそうです。直流モーターで交流電圧からわざわざ直流発電機で250DCVに変換して此のモーターを回します。

その直流発電機です。
此の発電機は橋の袂の「かちどき橋の資料館」に在り、此所に高圧受電盤が在り3千ボルトから変換するようです。

橋の開閉時に使う減速機で左右がブレーキで、なんだかエレベーターの構造に似ている。

橋脚の途中から橋の下側を見た所。橋の重さを計算するのに部品一つ一つを積算して重さを出した、と言う事です。ボランティアガイドさんの話ではコンピューターも無い時代手計算でリベットの重さから全て積算したという、神業ですね・・・・・・2千トン!

此の写真も「かちどき橋の資料館」に設置されていますが、高圧受電盤で相変わらず開閉器など一部がむき出しです。3千ボルトの交流電圧には直接触る事が無いように成って居ると思いますが、触れば確実に死亡します。これで良く事故が起こらなかった物だ!

こちらは低圧受電盤の写真、低圧、高圧受電盤共「かちどき橋の資料館」に2階休憩場所にありましたが、勿論今は電気は来ていません。来ていたら緊張で近寄れませんね~!
此の場所で生暖かい麦茶をサービスして頂きましたが、見学が終わって汗を欠いている所なのでありがたみも今一でした。

これも「かちどき橋の資料館」に説明用に在ったかちどき橋の開閉を再現する模型。
此の模型2千万円・・・・・・・・ギョギョ!(付帯設備込み)
なんだかな~。 税金返せ~~~~!
架橋位置 中央区築地6丁目~勝ちどき1丁目
橋 各 1等橋
橋長幅員 橋長 246m
有効幅員 22m
支間長 可動部 25.8m×2
固定部 86m×2
構造形式 可動部 シカゴ型固定軸双葉跳開橋
固定部 ソリッドリブタイドアーチ橋
橋台部 半重力式RC造り
橋脚部 半重力式SRC造り
工事期間 昭和8年6月10日~15年6月14日
工事費 418万円
平成19年6月18日 国重要文化財指定
と、言う訳で無事見学終了。ヘルメットを被りハーネスを付け重装備での見学でしたが貴重な経験でした。
