日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

アンダルシアへの道(5)

2012-08-21 22:39:20 | スペイン
セビリヤからバスに揺られて3時間。バスの窓から見えた
エストレマドゥーラの風景は、本当に荒涼としていた。
地平まで続くオリーブやコルク樫の木と、乾いた土。誰もいない、
家畜さえも見えない不毛な大地の景色がずっと続いていた。

そんな大地の中に忽然と姿を現す古い町がカセレスだ。
エストレマドゥーラの宝石と言われている。とくに中世からの
歴史を刻んだ建築や街並みが残る旧市街はユネスコの世界
文化遺産に指定されている。

ホテルに荷物を置き、到着早々、旧市街をぶらつく。
細い路地や土色の建物の間は何の音もしない。車が入れないので
ここには文明と人間しかいない世界なのだ。

写真は旧市街のすぐそばのマヨール広場。

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