日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

たとえ異国の白い街でも~スペイン5日目

2005-08-27 05:21:04 | スペイン
セビリヤから戻ってきた翌日、
マラガ駅から近郊線に乗ってミハスに向かう。
マラガ近郊線は、マラガとコスタデルソルの
保養地を結び、フエンヒローラまでつづく。
僕らは終点のフエンヒローラまで行き(約50分)、
そこからミハス行きのバスに乗り込む。

バスの料金はほんの1ユーロ。
フエンヒローラはリゾート地とはいえ、
近郊線の駅と、バスターミナルの付近は
車と歩行者で溢れ帰り、ひどい喧騒にあふれている。
バスはそんな俗化された街を離れ、
どんどんアンダルシアの山道を登っていく。
山の中腹にミハスはある。

ミハスはアンダルシアの白い村の中でも
交通の便の良さと、観光開発の歴史も手伝い、
もっとも有名なものだ。僕も大学生のころ
福岡に住んでいたとき、ミハスの村のポスターを
何度も旅行代理店で見たことがある。あの
白い壁と白い路地の続く、白い村。

バスはミハスに30分ほどで着く。
バスターミナルのある広場は思ったとおり、
俗化されていて、大型の観光バスがところ狭しと
止まっている。お土産屋もぎっしりと並んでいる。
本当に村は真っ白い。窓枠と玄関を除けば
すべて真っ白の世界。あちこちを観光客が歩いている。
ちょっと岡山の倉敷を旅行したことを思い出す。
有名な、もっとも旅行ガイドや観光ポスターの
ために写真に撮られる村一番の通りに出る。
山に向かって緩やかな上り坂が続く。
その両脇に白い家々。その壁には植物の鉢植えが
かかっている。残念ながら花が咲いてないのだが、
情緒は伝わってくる。坂の上り口にはカフェがあって
カフェの客はビールを飲みながら、その白い道を
眺めている。ああ、白い村までとうとう来たんだな。
なんて妙な感慨に浸る。

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2005-08-29 02:00:49
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