日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

世界が変わるのを待っている~ジョン・メイヤー

2007-01-29 06:04:46 | 音楽(種さん以外)
ジョン・メイヤーの新しいアルバム"CONTINUUM"
を遅ればせながらようやく購入した。どんよりした焦燥感や
原因を突き詰めることのできない不安感がアルバムに溢れていて
なかなかいい感じだ。

就職してから、と言うか25歳から35歳ぐらいまでの10年間
まったく新しい音楽というものを聞かなかった。今だってそうだけど。
新しく発見して好きになったのはブラジルのボサノバとかそんな音楽だ。
日本の音楽なんてまったく聴く気に慣れなかったし、洋楽もだ。
ニルバーナとかREMとかどこがいいのかちっとも分からなかった。
ふと思ったんだけど、それって歳を重なる段階で、なんだか
「若者らしいもの」から無意識に遠ざかっていたのかも。前向きとか
アイデンティティーを探すとか、なんかそういう青臭いメッセージソング
というのはいまだに嫌いだ。音楽ばかり聴けばいいんだけどね。

といいつつ、ジョン・メイヤーはなかなかいい。
歌詞と言うよりメロディーがなんだか泣かせるところがあるんだよね。
メローな感じで。


いまやすべてが悪い方向に行っているかもしれない、
世界もそれを動かす人々も。
それに対して立ち上がることもそれをたたきのめす
すべも僕らにはないような気がしているんだ。

世界が変わるのを待ち続ける
ただ世界が変わるのを待ち続けるんだ


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