日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

悲しいさよなら

2009-07-21 00:13:04 | 東京
永代橋近くにあるギャラリーまで沖縄の公立美術館の検閲の犠牲なった
という絵画作品を見に行く。本当は検閲に反対する、というシンポが
土曜にあったのでそっちにほうに行きたかったのだが大学院の授業のせいで
行けなかったため、結局展覧会だけ見ることに。
検閲に反対するさまざまな意見が壁に貼られていたが中にはかなり的外れな
検閲反対論などもあった。僕も検閲には反対だが、ヤミクモな反対には
嫌悪感を感じる。ただ権力に対して反抗することが目的になっているようなもの。

そのあと大学院に提出するレポートなど書く。恐ろしいことにこの週末
だけで提出レポートが5つもあった。なんとか3っつだけ仕上げる。
あとの二つはなんとか今週中にやろう。

ひょんなことでシャルロット・ゲンブズブールの音源を
ネットで発見。聞いているうちに泣きたい気持ちになる。
歳を取る事と孤独に苛まれることの不安がダブルで襲い掛かってくる
ような歌だ。
僕はまだ若い頃はコンプレックスはあったが、自分を他人より
哀れだなんて思ったことはなかったと思う。でもいまやいろんな同級生が
それぞれの道を歩んでいて自分もこんなんでいいんだろうか、
なんてたまに思うことがある。でもたいてい仕事と勉強に追われて
生産的な答えを得られないのだけれど。