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日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

福岡に帰る(2)

2010-01-03 22:02:52 | 福岡
福岡の実家で読書。昼ごろ近所を散策。巨大なショッピングセンターまで
歩いていってみる。筑後川の近くにある、なんでも揃う、ひとつの街みたいな
ショッピングセンターだ。

また戻ってきて家族と雑談する。甥っ子を連れてきた姉も加わって
賑やかな団欒になる。なんかホッとして気が抜ける。
本当のことを言うと、東京の会社の同僚たちはみんな良い人なのだが
たまに真面目すぎて息が詰まってしまうのだ。
ああ、こんなことが大変なんだ、とか、ああ、こんなことに
大騒ぎするんだ、とか思って気疲れしてしまう。
なんでも話し合えば解決するとか、一生懸命がんばれば報われるとか、
本気でみんな考えているみたいなんだ。なんか40歳になっても
学校の先生から出された夏休みの宿題を一生懸命やってる、みたいなイメージ。
僕が真面目じゃなさすぎるんだろうか。
僕だったら、つまらない先生の宿題なんかゴミ箱に捨てちゃうね。

そのあとひょんなことで父親の家の話になる。
おばあさんがめっぽう綺麗な人で、父親の男兄弟(つまり
僕のおじさんたちだ)はみんな女たらしだったとか、そんな感じ。
僕は父親の家系に似ず、全然女たらしでもなく、さびしい生活を
送っているのだが、アルコールに強いところは父親似だな、
などとぼんやり思った。

福岡に帰る(1)

2010-01-02 08:35:09 | 福岡
シャルロット・ゲンズブールがベックと一緒につくった
heaven can waitなかなかかっこいい。イントロから。
やっぱロックはこうじゃなきゃ、という感じ。
しかもシャルロット・ゲンズブールの声とイギリス訛りの英語が
乾いた感じで、歌のロック度をますます上げているのだ!




ということで年末に半年振りに福岡に帰省した。
今回、わりとゆっくり博多に下車して電車や地下鉄を乗りついて
実家まで帰ったのだが(ふだんは空港まで親が迎えに来たりして
ゆっくり街を見る機会がないのだ)、あちこち街が様変わりしていた。
新幹線が開通することもあるのだが、博多駅ビルなど
新築工事中でまったく何がなんだか分からなくなり、コンコースや
改札の場所など分からず一瞬迷ってしまったっす。
天神にも博多駅から歩いていったのだが、西通りから向こう側
大名や警固など新しいショップが次々に出ていて、昔行っていた
喫茶店の場所も分からなくなっていた。
唯一、変わってなかったのが料亭の稚加栄。やっぱねえ。博多は
稚加栄のめんたいこやねえ。つい衝動買いで海鮮まんを買ってしまったばい。
中にチーズとめんたいことイカが入っているまんじゅう。
上で書いているような、全然ロックじゃないが。
写真は大名への入り口の道路。もうみんな親不孝通りには行かんとやね。

旅行前夜

2009-08-27 22:04:01 | 福岡
明日の夜から九州に半年振りに帰省します。
今回は福岡から久しぶりに足を伸ばして、
鹿児島の親戚にも会う予定なんだけど、まだ全然
荷物もまとめてないや。こんな慌しくていいんだろうか。

免許失効ばれる

2009-08-17 21:39:01 | 福岡
実はもう1年近く前に免許証が失効してしまい、今無免許状態。
いや、ちゃんと手続きをしなかった僕がいけないんだが。
ただ東京に住んでいる限りは車の免許もってなくても何も困らないので
家族にも黙っていたのだった。

それで今週末の電話。8月末に久しぶりに鹿児島を家族で旅行するので
レンタカーの申し込みをするから、あんたの免許も教えといて、
との姉からの電話。いや、実はもう失効して、また自動車学校に
行かない限りは免許はもらえないんだけど、と仕方なく切り出す自分。
な・・・なんでそうなの???などと姉が電話の向こうで興奮していきり立つ。
そのあと思いつく限りの僕の過去の似たような失敗ー最初に大学院の
試験の願書を出しに言ったとき、申請の時間を間違って願書が受理されなかった
とか、そういう類-を挙げて、「本当に、東京で偉そうに働いているけど
ぼーっとしてだらしない」みたいなことを福岡弁で言われたばい。
くそ。でも仕方ないじゃん、もう失効してんだから。


子供の頃の夏

2009-08-14 22:20:18 | 福岡
今月末に福岡の実家に戻ろうと思っているのだが
なかなか航空券が取れない。いや、正規料金を買えば取れるのだが
東京と福岡の往復に6万円とか払いたくないし、そもそも僕はそんなに
リッチじゃないし。

中学1年の頃、僕は山口県下関市に住んでいた。それで夏休み、
ちょうどお盆のころ、姉と二人で福岡市内に住むイトコの家に
遊びに行ったことがある。親は今思えば、うるさい子供たちを追っ払って
ほっとしていたんだろうか。よく分からない。僕と姉(一歳上)は
鹿児島本線の快速に乗って下関から博多まで出かけた。
途中で小倉とか黒崎とか折尾とか、普段は行くことのない賑やかな駅を通った。
そして1時間半後。あの頃の僕にはもっと長い時間に感じたけれど、
ようやく博多駅に着く。駅にはイトコのお父さん、というか僕らの
おじさんが迎えに来ていた。博多駅を出た途端僕も姉も巨大なビル群に
呆気に取られた。朝日新聞とか地元の銀行の本社の巨大なビル街が
広がっていたのだ。姉が「こんなビル街は下関にも小倉にもない」と
つぶやいていたのだが印象的だった。
ちなみにあれからもう20年以上もたっているのに、基本的に博多駅前の
ビル街は変わっていません。いいのか、それで!

従兄弟の家は福岡市内、城南区の団地にあった。今でも、従兄弟と
おじさん、おばさんとみんなでそこからバスに乗って天神のデパートに
行き、紀伊国屋書店で好きな本を買ってもらったのを覚えている。

天神からはバスに乗って戻ってきた。イトコたちと団地を歩いて
横切るときそこに住んでいるやっぱり僕と同じくらいの中学生たちが
野球をしているのを見た。なんかみんな垢抜けて見えて、
「やっぱ福岡の中学生は違うったい」なんて思ったのを覚えている。

北部九州あたり

2009-05-17 10:26:41 | 福岡
昨日は大学院の人々と昼食を取った。社会人学生と
ホントに若い学部から上がってくる人と。
気がついたんだが、さまざまな人生経験を経ているということで
やっぱり社会人学生というのは、価値観や、いやもっと言うと
価値判断が先鋭化してしまっていて、うすら恐ろしい。
「こういうことは●●であるべきだ」というものが
出来上がっているので、発言のはしばしにそれが出ちゃっているのだ。
たとえば今週はEUに関する講義を受けていたんだけど、レジュメを
作ってきた社会人学生が、「EUは超国家的組織の部分と、
国家連合的な部分があるのでどちらかに決めないといけない」
と書かれていて、【おいおい、なんで決めないといけないんだよ、
しかも誰がそんなこと決めるんだよ】と突っ込んでしまった、心の中で。
でも、それを非社会人学生に言ったら、ぽかんとした顔をされた。
話が通じていない・・・。

でも、年上だと思っていた社会人学生が僕より3つも
年下だった・・・。しかも中学生の子持ち・・・。
あとで「僕より年下ですね~」と言ったら、仰天して
「ええ、得してますねえ!!!」と言われた。なんの得もしてねえよ。

実家に電話をする。親と姉と姉の子供が吉野ヶ里に行ってきた
と話していた。6歳の甥は大喜びだったらしい。
吉野ヶ里、実家から車で1時間ほど。もう10年ぐらい行っていない。
時が経つのは早いな。
画像は読売新聞九州版連載のイラスト。田主丸の景色です。


あのときの有明海

2009-01-14 23:55:46 | 福岡
実家の親が、年末に帰省したときに頼んでいた靴を
郵便で送ってきた。フランスで履いていて、日本まで
持ってきたティンバーランドのワークブーツだ。
かさばるので、フランスから福岡の実家に他の荷物と一緒に
送っていたのだが、帰省のとき久しぶりに見て、やっぱり
懐かしくなって送ってもらったのだ。

ブーツと一緒に母親が気を利かせて八女茶の特上を送ってくれていた。
二袋あって、賞味期限までにとても飲めないので一袋は会社に持っていった。
派遣の人に渡したら、たまたま八女茶のことを知っていて
「お~、すごい」などと感心されてしまった。八女茶は東京じゃ
知名度ないと思っていたがちょっと意外。

で、少し年末のことを思い出してみた。長崎の県立博物館に
展覧会を見に行ったことを書いたが、実は久留米から特急で
長崎に行ったのはこれが生まれて初めてだった。いつも長崎には
父が運転する車で、九州自動車道を通って行っていたからだ。
電車の窓から有明海が見えた。遠浅の海と海苔養殖のための竿が並ぶ姿。
その向こうに雲仙のある、島原半島が見えている。
九州で生まれて(生まれたのは鹿児島の離島なんで九州本土じゃないが)
鹿児島とか福岡とかずっと九州に住んでいたが、よく考えると
有明海の近くに住んだことはなかったかも。
有明海というのはこんなにただっ広くて、こんなに寒々しくて、
こんなに穏やかな海なんだなあ、と認識したっけ。

福岡にいる自分(2)

2009-01-02 21:57:50 | 福岡
込み込みの新幹線で博多駅に付いた後、
工事中の駅舎を抜けて街へ出てみた。昔と同じように
駅の前には西日本銀行の本社とか朝日新聞のビルなどが
たっている。この光景は、たとえば僕が中学生の頃、
姉と二人で博多のいとこの家に遊びに行ったときに見た
駅前の光景となんら変わっていない。ちょっと左を見ると
郵便局の本局のビルもあるし。ただ、井筒屋博多店が無くなっていて、
九州新幹線の開通を見越した新しい駅ビルの建設が進んでいたが。

そのまま天神まで歩いていってみる。祇園の駅など
通ると、大学生の頃バイトをしていた博多区役所の建物が
目に入った。あの頃バイト先でみた無気力な、公務員達はどうしてるだろう。
あのバイトのせいで、公務員なんてなるもんじゃないと思った僕だった。

ところで、思うに、九州を出るとみんなから(特に東京での
話だが)、九州人は~とか、九州では~、みたいに言われる。
要するに九州を一くくりにして言われる。でも実際九州に
住んでいる人は分かると思うが、九州ってあまりに多様で
福岡では~、とか、大分では~、とかそういう話は聞くけど
九州を一くくりにまとめた話というのはまず出てこないのだ。
要するに統一感というのは全然ないのだ。だからたとえば九州国際空港
の建設地をめぐってあんなにもめるし、ほんと九州は
ひとつ、じゃなくて九州はひとつひとつ、なんだよなあ。

福岡にいる自分(1)

2009-01-02 01:21:08 | 福岡
ということで年末・年始に福岡に帰省した。
非常に慌しくて、3泊4日ぐらいしかいなかったのだけど。
いつもは飛行機で帰ると親が空港まで車で迎えに来ていて
その後、直接久留米の実家まで直行なので
福岡の町なんて全然見る機会がないのだが、今回は
新幹線で博多まで戻り、そのあと一人でぶらぶら
天神まで行って、西鉄電車で久留米まで一人で戻った。

ふと気がついたのだが、東京の電車の中では、
とくに僕がいつも乗っている中央線の電車の中にはやたら
仙台行きの観光キャンペーンのポスターとか、
京都観光の宣伝ポスターがやたら貼っているのだけれど、
福岡じゃそんなもんはどこにもない。西鉄にもJRの車内にも。
あるのは駅ビルの初売りの宣伝チラシとか、あと地元の大学の広告。
しかもこれが全然パッとしないんだ!およそ異性にもてそうにもない
大学生の男女が数人ニコっと笑っているような写真。僕が受験生だったら
こんな大学入りたいとは思わないよな。
で、観光宣伝の件だが、たぶん、京都も仙台も首都圏の人にはどんどん
観光に来てもらいたいのだろうが、福岡人のことは眼中にないんだろうな。
などと思った。たしかに、福岡に住んでいると京都ってなんか
心理的に距離が遠いしね。


福岡から還る日

2008-09-21 20:54:55 | 福岡
二泊三日なんてなんとあっけないことか。
あっという間に福岡空港。これからまた東京に戻り
慌しい日々が始まる。

これを持っていけと、親がふくやの明太子と空港の
お店で買ったハンカチを持たせてくれた。
あと、顔の周りに塗る男性用フェイスクリーム。
肌があまりにも荒れていたので、可愛そうに思ったらしい。

久しぶりに福岡に還る(4)

2008-09-20 01:20:07 | 福岡
福岡空港の通路をブラブラ歩いているとき見つけた
ビルボード。なんか非常に福岡的だったのでつい一枚撮ってしまった。
焼きナス・・・。最近の福岡のトレンドだろうか?
しかも福岡県南部の企業らしい。この嫌にグリーンな田園と
嫌に青い空はまさに九州そのもの。

久しぶりに福岡に還る(3)

2008-09-19 00:22:44 | 福岡
そういえば、佐々木倫子の漫画で、蛙の語源は「帰る」であり
云々というのがあったなあ、とタイトルを見てふと思う。
福岡や九州というのは僕にとっていつも帰る場所なのだ。

さて、半ば宴会のような夕食で歓迎されたあと、翌日、
日曜は地味に荷物の整理。フランスからでかいダンボール箱で
3箱、服やら本やらCDやら送ってきたんだけど、それを
実家に残すやつ、東京にカバンに入れてもって帰るやつ、
あとで宅急便で親に送ってもらうやつ、と選別をする。
玄関の近くの応接室にこもり、ほぼ日中を費やす。全然終わらない。
そのうち夕方になったので見切りをつける。
せっかくの福岡の休日なのに、俺は天神にも行ってないし、
ラーメンすら食ってねえよ!自宅で荷物整理だけ???

とごねたので、親が近所の一応、筑後一宮と言われている(多分)
高良山の高良大社に連れて行ってくれた。別に神社仏閣に興味が
あるのではなく、そこの展望台から見下ろす筑後平野の景色が
すばらしいのだ。あいにく曇っていたけれど、背振山系、
小郡から三井郡まで続く筑紫平野の北部、有明海まで蛇行する
巨大な筑後川、八女方面の山地など180度のパノラマを満喫。
変わることのない雄大な景色。

久しぶりに福岡に還る(2)

2008-09-17 00:21:08 | 福岡
福岡空港には父親が車で迎えに来てくれていた。
そのまま久留米の実家まで車に揺られて帰る。
所要時間40分。意外に福岡空港と久留米は近いのだった。

実家で父と母と遅い夕食をとる。僕と父は缶ビール、
母は梅酒を片手におびただしい数の小皿の並べられた食卓で
談笑しながら夕食をとる。イカの刺身、マグロの刺身、
サバの刺身、卵焼き、つけあげ、鳥のから揚げ、カレー、
オクラ、ポテトサラダ、普通のサラダ、生ハム、明太子、
巨峰、梨。などテーブルの上には数え切れない小皿が載る。
うちはそうなのだ。

「お父さんもお母さんも何一つ不自由のない生活を送っている。
息子が結婚してないことを除いて」などと父親が説教を始める。
そんな話のあと、母が言う。
「お母さんも、お父さんも島人、だなんて馬鹿にされ続けてきたけど
こんな今は幸せになって」という。
そう、うちの親は、というか僕も含めてもともとは鹿児島の南西諸島の
離島の出身で、その意味で島人なのだ。でも、そんなことで馬鹿にされた
なんてちっとも僕は感じたことなかったんだけど。親は感じてたんだな。
そう考えると親が急に島人に見えてきた。それで急に愛おしく見えてきた。
だって親が何かに劣等感を持つなんて、
そんな状況想像したこともなかったもんな。

久しぶりに福岡に還る(1)

2008-09-16 00:00:59 | 福岡
三連休の初日、やっとのことで航空券を買い、帰国以来一度も
足を踏み入れていなかった実家のある福岡に飛行機で向かう。
出張でチョロチョロ、大阪や広島には行っていたのだがまとまった
時間がとれず、もう3カ月近く経ってしまっていたのだ。

浜松町の駅からモノレールに乗る。モノレールに乗るのも
すごい久しぶりだ。何年ぶりだろうか?
モノレールに快速だの、区間快速だのいろんな種類があったのに驚く。
それから窓から見える景色も、高層ビルや高層のマンションが立ち並び、
僕の知っている、あの殺伐とした臨海工業地帯ではなくなっている。
一箇所、モノレールが川沿いというか運河を通るとき、小さな浅瀬で
海鳥というか浜千鳥かそういう小さな鳥が集団で休む場所があるのだが、
そこだけはあの頃のまま、やっぱり小鳥たちがコロニーを作って休んでいた。

羽田に着く。ターミナルが全日空と日本航空で分かれている。ああ、
新しいターミナルができたんだな。
5時10分発、福岡行きのゲートには20分前から人がもう長蛇の列を
作っていた。15分前、登場ゲートが開く。長蛇の列が機内に吸い込まれ始める。
と、ゲート近くに座っている人たちが次々に立ち上がって、
列に割り込み始める。これじゃ、列作る意味ないやんけ。
でも、どんどん割り込みの人々は増えていき、もともとの列とぐちゃぐちゃ
になっていく。誰も何も言わない。
ああ、やっぱ九州人だよな。整列も割り込みもどうでもいいんだよな。


福岡自慢

2008-09-01 01:32:50 | 福岡
9月の中ごろの三連休、福岡の実家に戻ろうと思っている。
実はフランスから日本に戻ってから、なんやかんや
バタバタして全然実家に戻ってなかったのだ。親の顔も見てないし。
福岡といっても博多ではなく、福岡県南部の久留米市なんだが。
最近、自分の周りに福岡の人間がたくさんいてなんかうれしい。
同じ部署にも一人北九州出身の同僚がいるし、仕事の関係で
お世話になっている美術館のキュレーターも福岡の出身だし、
こないだ仕事で知り合った写真家の人も福岡だった。
吉井町の人だったが(ちなみに今は市町村合併でうきは市になっている)。

福岡の南は筑紫平野に抱かれたまっ平らな大地が広がっている。
たまに地平線なんかが見えたりする。西鉄電車に乗るとそれは
すぐ分かる。天神から急行電車に乗って、福岡都市圏を駆け抜けると
朝倉街道を過ぎたところで、広大な、視界180度に広がる
水田地帯が現れる。右手に背振山地、左手に耳納山地、そして目の前に
有明海まで果てしなく続く稲作地帯が広がる。
秋などは一面金色の稲穂が風になびく、金色の大地が現れる。
その向こうに筑後平野随一の高層ビル、久留米市役所が忽然と佇んでいる。
筑後川を背景に沈む雄大な夕暮れの太陽。カササギが飛んでいく
緩やかな冬景色。日本の原風景のような筑後川温泉。
物価も安いし、九州各地から人が集まっているせいでヨソモノ
意識のない、開放的な土地柄だし(久留米市以外は知らないが)、
ほんと、暮らしやすか場所たい。福岡は。
と、帰省を前にお国自慢してみた。