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日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

方言と言う言語

2011-01-28 16:03:52 | 大阪
最近、地域の人々が集う会合に、仕事の関係で出席したのだが、
地域の人しかいないため、当たり前だが司会も参加者もみんな
泉州弁というかこのあたりの方言で喋っていて、ヨソモノの自分としては
かなりつらかった。

といいつつ、全然近所づきあいとかしていないので、
この、僕が住んでいるあたりの地域はヨソモノに冷たいのかそうでないのか、
よく分からないのだが、とはいえ標準語で話したりとか、あと
地名を間違って読んだりすると(固有名詞だから仕方ない)、
「関東の人ですか?」などと言われてたりする。やっぱ排他的なのかな?


不安定な均衡

2011-01-23 15:17:17 | 大阪
修士論文も出したし、とりあえずしばらく勉強しなくてもよくなったので、
久しぶりに羽を伸ばして、大阪市内の美術館に日曜の昼、ブラブラ出かけてみた。
中ノ島にある、大阪市立東洋陶磁美術館だ。

実はこの美術館には去年の春、お客さんを連れて常設展を見に行ったことがある。
陶磁器には特に興味はないんだけど、東洋最大の陶磁器のコレクションがあって
大阪で必見の美術館だから、とか言われて。
そのときはあまりピンとこなかったんだが。

でも、今日の目的はルーシー・リー展だった。
彼女の展覧会も実は過去に東京で見たことあったんだけど、大規模な回顧展を
大阪でやるというのでなんか気になって。
美術館に行くと、ありえないくらいの人ごみができていた。大阪でも
ルーシー・リーがこんな人気なのだ。
人ごみをかきわけ、ようやく遠くから、展示ケースの中の
ルーシー・リーの作品の茶碗とか水差しとか、お椀とかを見ると、
彼女独特の不安定なフォルムと、うっとりするような山吹色や
目の覚めるようなブルーの色彩の作品が見えてしばし至福感を覚える。

ルーシー・リーの作品はいいなあ、と思う。
そのフォルムを見ても感動するし、その色彩を見ても感動するし、
その質感や量感を見ても感動するし、なんか陶磁器なんだけど
存在自体が輝いている作品群なのだ。

大阪の冬

2010-12-13 13:01:09 | 大阪
たまには実家に何か贈り物でもしようと思って
博多の料亭、稚加栄のサイトを見ていたのだが値段が高すぎて手が出ない。
ここの明太子は絶品で、福岡でしか手に入らないから帰省の度に買ってたんだが。
やっぱアラでしょう、博多の冬は。

http://www.chikae.co.jp/ryotei/delivery.html

先週末、関西在住で、もう大学生の頃から知っている友人と
難波駅前で忘年会をやった。よく考えると、大阪で冬を越すの初めてだ。
難波駅近くの、鳥取産の海産物を出す、海鮮居酒屋で日本酒や泡盛など飲む。
テーブルの上で、ホタテやら蛍烏賊の燻製など焼いてくれ美味。
海鮮居酒屋というのは難波近辺は多いよなあ。
こないだ大学のときの友人と行ったのも海鮮居酒屋だったなあ。

僕と難波

2010-11-25 15:05:50 | 大阪
今日も会社帰りに難波まで行ってしまった。
というか最初から行くつもりだったのだが。
家で修士論文を書いていると、気が散ってしまい、パソコンに
集中できないので、難波あたりの喫茶店でも行って
作業しようと思ったのだ。

南海の駅で電車を待っていると東京の友人から電話。
携帯の向こうで騒いでいる飲み会の雰囲気が伝わってきて
これから一人で難波で勉強する、自分のわびしさを
ひしひしと実感してしまった。

難波に着くと、ついつい足が道頓堀の「一蘭」に向いてしまう。
なんか、難波に行く度についいって博多ラーメンを食べてしまう。
超カタ麺で、替え玉も注文、と模範的な博多ラーメンの食べ方を実践。

そのあとまた、これもいつも行く場所なのだが
法善寺横丁の水掛地蔵にも行ってしまう。苔むしたお地蔵さんに敬礼。
などとブラブラして、難波にいてもやっぱり気が散る僕だった。


雨の停車場

2010-11-21 15:23:34 | 大阪
停車場というか単なるターミナルなんですが。
駅前をフラフラ歩いていて、あまりに風情があったので
撮ってしまった一枚。

難波のマルイに服を買いに行ったのだが、
とても買えそうな服なんかなくて結局手ぶらで戻る自分。
しかも腕時計をどこかに忘れてしまい、時計のない状態。
ちなみにマルイに入っているのは、80年代の
僕が大学生だったころには既にあったブランドのショップばかりで
なんだか個性というかオリジナリティーのあるブランドはなかったなあ。
僕はファッションには興味はない。そもそも自分をよく
見せようとかそういうのにも興味ないし。
とはいえ、季節は変わるし、服も買わないといけないしな。




大阪の下町を歩く

2010-11-21 02:19:18 | 大阪
難波駅南のいわゆる大阪の(それほど有名でない)下町を
ブラブラと歩く。通りは薄暗くなっていてこのまま、物陰からなんか
現れても逃げられないような場所だらけだ。実は大阪のミナミは、
もちろん難波とか心斎橋とか夜になっても不夜城のように明るいのだが、
逆に難波駅と新今宮の間の商店と住宅(高層の団地)などが混在している
ところは人通りが少ないうえに、夜は非常に暗いのだ。

個人的に、名もない、観光地でもない、単なる住宅地とか
工業団地とか、さえない商店街をぶらぶら歩くのは好きだ。
なんか街の雰囲気を感じるようなことができるので。

そういえばテレビで、大阪市の河川事務所が冬場の河川掃除をする際に、
わざとゴミを他の場所から川に捨てて作業をしている、という記事が
報道されていた。冬場になると河川にゴミが減って仕事がなくなるかららしい。
そういった、本末転倒なことをやっている人をちょうど最近見る機会があり、
一気に大阪のイメージが低下したのだが、よく考えると福岡や他の場所でも
僕が知らないだけでそういうことは起こっているのかもしれない。

http://www.news24.jp/articles/2010/11/04/07169977.html

かつ、よく「中国とかアジアの公務員は腐敗していてダメだ」という
人がいるが、日本だって程度の差はあれそんな誉められたもんじゃないよ、と思う。




毎日がバタバタと

2010-11-19 16:10:12 | 大阪
昨晩東京でゼミに出席し、夜9時半ぐらいまで大学におり、
そのあと羽田近辺のビジネスホテルに滞在し、今朝、始発の飛行機で
大阪に戻ってきた。

今日は今日で一日中外から電話がかかってきたり、外部の人が
尋ねてきて打ち合わせしたり、外部の業者が作業しにきたり、と
ひっきりなしに出たり入ったりして席にいることがなく、
慌しくすごす。慌しいほうが仕事をしている実感がして僕は好きなのだが。

9時まで残業した後、久しぶりに同僚と居酒屋に行く。
仕事のことはさておきいろいろ雑談する。僕は自分のことを話すというのが
苦手で、あまり職場の同僚に自分のことを聞いてもらうことがないのだが、
今日はなんだか自然にいろいろ話ができた。九州の話とかいろいろ。

10年ぶり

2010-11-13 14:16:43 | 大阪
大学の頃の友人で、大阪で働いている奴とほぼ10年ぶりに会って
難波で久しぶりに飲む。前回会ったのが20代のほぼ最後らへんの歳で
今が41だから当たり前なんだが、友人がすっかり老けて中年になっていた。
ということは、同い年の僕も老け込んだということなんだが。
家族の教育のことなどいろいろ話を聞いた。聞いているだけだったが。
あと懐かしい九州の話なんかもした。友人は大阪にマンションを買ったらしい。
定年まで大阪に住むんだろうか。ぼくにはあまり想像できないが。

自分では気づかないが

2010-11-07 12:59:16 | 大阪
今日安さが売りの理髪店に行ったのだが、あまりに乱雑な散髪に
かなり後悔してしまった。いやあ、普通、髪切る前は髪を洗うまで
しなくても、霧吹きとか髪を湿らせるよなあ。ジェルとかついてるんだし。
それもやってくれなくて、いきなりバリカンとかいれられかなり不服。
ヒゲそりも不完全な感じだし。あと眉毛の下も剃ってもらったが
そり方が雑で・・・。

とあまりパッとしない日だったのだが、初対面の沖縄の人に
「鹿児島出身でしょ!」と言い当てられてしまった。どうもその人の
鹿児島の親戚に顔がそっくりだったらしい。
自分じゃ気づかないが鹿児島に多い顔なのか。
東京じゃ中国人によくいる顔と言われたことがあるが・・・。


友人のいる場所

2010-10-15 14:33:52 | 大阪
僕はもともと友達の少ないほうで、今続いている友人と言えば
高校の頃の友人、大学の友人など片手で数えるほど。
社会人になってからの友人もそんな多くなくて、東京に数名、
あとフランスにいたときのフランス人とかその他の友人なども数えるほど。
で、そういう友人も、大阪に越してきてゼロになった。
もちろん東京にいる友人とかと連絡は取っているけれど、
大阪の地元の友人と言うのが、当たり前だが全然いない。転勤って
こういうもんなんだなあ、と最近実感した。

前、福岡のセブンイレブンでバイトしてたとき、バイト先の
先輩が岡山に単身で転勤したとことがあって、
「岡山人は閉鎖的でほんと、よくなかったばい。
友達とか一人もできんかったと」と言っていたが、
なんかその気が分かるような気がする。

まあ、大阪はそんな閉鎖的な場所ではないと思うが、
友達とか作る機会なんかないね。

大阪の夜は更けて

2010-10-13 16:24:55 | 大阪
今日は職場のスタッフの歓送迎会だったのだが、
気乗りしなかったし、また、他にやりたいこともあったのでサボってしまった。

で、まあ、やりたかったことの一つは最近の運動不足を補うために
プールに行くことだったので、電車に乗って大阪市内の公営プールまで行った。
でもよく考えたらプールなんてその気になればいつでも行けるので
今日でなくてもよかったんだが。
で、気が触れたようにガムシャラに泳ぐ。

プールのあと晩御飯を食べに行く。
で、これがもう一つのやりたかったことなのだが、道頓堀にある大阪唯一の
一蘭に行ってみる。一蘭ファンの自分として、郷里の福岡(天神店、博多駅店)でも、
東京でも(六本木店、新宿東店、後楽園ラグーナ店、横浜店)かずかずの
一蘭を周った経歴の持ち主なのだが、大阪では一度も行った事がなかった。
あと、去年ラーメン食べ過ぎて、最近、ラーメン自体を食べていなかったのだ。
ラーメン・デトックス中。あの、こってり味についていけない今日この頃。

しかし、意を決して一蘭行くと、もう店の前で人が10名ほど並んでいる。
自分もその列に加わる。15分ほどで店内に入り、注文用紙に記入。
久しぶりの一蘭、張り切りすぎて、味付け超こってり、秘伝の垂れ2倍、
バリ堅の麺などと九州男児のお手本のようなメニューを注文したらすごいラーメンでてきた。
なんかほとんどゆでてないようなぐらい堅い麺。しかし相変わらずパンチの効いた
美味なラーメンであった。胃には乱暴なくらいこってりしてるが。
ちなみに福岡特産のラー麦(ラーメン用に福岡県で開発された麦の品種です)
を使ったラーメンを提供しているのは、一蘭の中洲川端店らしい。
こりゃ、今度行かんばいかんばい。


苦手意識

2010-10-07 15:40:45 | 大阪
ずっと京都に苦手意識を持っていた自分だ。というのも昔から
京都というものに距離感を持っていたし、社会人になって最初に京都に行った時
なんか日本文化を双肩で支える、みたいなことを言っている京都人と話して、
「京都に日本文化があるように、福岡や鹿児島にだって文化はあるんだよ」
と心の中で感じたのを覚えている。なんか変な選民思想みたいなものに
対する嫌悪感を感じたのだ。

ちなみに初めて京都に行ったのは27歳の頃っす。うちの高校は
修学旅行も長野スキー研修という現代的な校風の高校だったので
なかなか京都に行く機会がなかったのだ。

で、今日、たまたま京都まで日帰り出張したのだが、
これがいいのだ、なかなか、秋の京都。
僕は清水寺とか金閣寺とか行かず、出張だったので仕事の相手先だけ廻った
だけだったんだが、秋の京都の町並みを、駅に向かって歩いていくとき、
クライエントと入った喫茶店で、目の前に広がる東山の風景とか、
なんかすごい風情があっていいのだ。もちろん京都以外に風情のある場所は
たくさんあるし、地元の福岡だって、僕は博多の古い町並みとか、
久留米の筑後川沿いの風景とか好きだけれど、京都の空気は唯一無二だな、
と実感したのだった。
写真は京都市内、白河の上流の川沿いの風景。

いまどきの大学生

2010-09-26 17:19:48 | 大阪
職場でインターンシップをする大学生と話す機会があった。
インターンの仕事の内容を説明したりする合間に、大学生活とか、
就職活動のことなど雑談交じりに聞いてみた。
二人とも20歳前後の女の子だったんだけど、ジェネレーションギャップ以前に
その真面目さに驚いた!大学の授業もちゃんと出て、
将来のやりたいことも人生設計もしっかり見据えている。
たぶん、僕が大学生の頃と比べて就職とか大変だからなんだろうけど、
でも根源的な疑問がわきあがってきた。

若いって、もっとハチャメチャで、破壊的で、残酷なもんじゃないか?

僕が大学生の頃は、学校もあまりいかなかったし、人ともそんな
付き合わなかったし(まあ、今もあまり変わってないが)、
アイデンティティークライシスに苦しみながら(心理学科だったんで
アイデンティティーの問題とか授業で勉強していたのでなおさら・・・・)、
自己嫌悪して、絶望して、世の中に反抗していた。オタクとかダメ男とか呼ばれて
変人呼ばわりされていた。
普通の人生だけはやめようと思っていたっけ。
今思えば、ちょっと勘弁してもらいたいぐらい負のオーラも出していた。
自分はこんな居心地の悪いところにはいたくないし、いる必要もないし、
もっと他にいろんな冒険ができるところがあるはずだ、と思って
福岡から飛び出し、まあ、なんとかなるんじゃないか、というぐらいの気持ちで
東京に仕事を見つけ、住み始めた。でも、東京でもかなりキレまくっていたような・・・。
変人呼ばわりされるのは博多に住んどったのが理由で、東京みたいな大都会に行けば
周りから奇異な目で見られたりすることはなくなるばい、と思っていた。
東京に行っても余り変わらんかったが。いや、自分と比べ物にならないぐらい
ホントに変な人もいたが、そういう人たちは行き着くとこまで行って精神病んでいた・・・。

とそういう自己プロフィールなんで、インターンの若者の話とか
受け答えとか聞いていると、「そんなんまったく普通だよ!」と
突っ込んでみたくなる衝動に駆られたのだった。まあ、そもそも
「普通はやめよう」なんて考えない人なら別にいいんだろうが。
冒険とかしたくないのかなあ。僕はもう41だがいまだに冒険したいが。

論文の中間考査

2010-09-23 15:59:36 | 大阪
修士課程を修了するには修士論文を出さないといけないのだが、
その前に中間報告を来週の月曜までに提出しろ、ということなので
今月になってからせこく、論文を書いていた。
月曜は会社もあるし、半休をとって東京も行くのも大変なんで、あさって、
土曜提出を目指して今日パソコンに向かって論文を書いていたら、
気がついたらもう夜の8時。
結局外に出ないまま、一日が過ぎてしまった。
本当は大阪まで行って、福島駅前の有名な唐揚げのおいしい食堂に
行こうと思ってたのに・・・。しかもこれじゃ引きこもりじゃん、アパートから
外に一歩も出ないなんて。

ところで結構苦労して論文を書いているのだが、大した論文じゃないのに
かなり手こずっている。自分が大学生の頃なんて苦労して論文書いたり
文章書いたりしたことなんかなかったのに・・・。
これって才能の枯渇だろうか?
あ、才能があったとの仮定での話だが。

スペイン熱

2010-09-21 14:51:38 | 大阪
といっても風邪ひいて熱が出たわけではない。
今度、スペインに行ってしまう同僚から、大阪市内で同僚が通っていたという
感じのいいスペイン語学校を紹介されたのだ。
そういえば自分に何か足りないと思っていたが、スペインに
もう2年ぐらい言っていないことに気がついた。前に行ったのは2008年だから。

東京の大学院にも通って、大阪のスペイン語学校にも通ってたら
一体いつ仕事するんだ、ということになるがついつい
紹介されたホームページを見ながらニヤニヤしてしまう。

ところでCHAKUWIKIに福岡人の気質のページがあるのだが、
自分に当てはまるようなことが書かれてあり、つい笑ってしまった。

     *     *     *
征服欲が強い。
いかに相手を「呑み込んでやろう」と考える気質。

博多のラーメンは博多にあるからこそ自慢するのであって、これが他の地域にあろうもんなら、
「ケツの穴ばこまかけん、あんな細い麺のラーメンば食うったいね。」くらいのことは言う。