く~にゃん雑記帳

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<奈良県馬見丘陵公園> 多彩な色・形のダリアが120品種も!

2013年10月10日 | 花の四季

【第3回フラワーフェスタ開催中、20日まで】

 奈良県馬見丘陵公園(河合町~広陵町)で「第3回馬見フラワーフェスタ」(20日まで)が開かれている。会期中、花壇コンテストやステージでの音楽演奏、大道芸、巨大木琴、ネイチャーゲーム、植木市など様々なイベントが繰り広げられる。その中でとりわけ来場者の目を楽しませてくれるのがダリア園。フェスタに向け丹精込めて栽培された色とりどりのダリア120種が咲き誇る。

 ダリアは奈良県を代表する花の1つ。古くから宇陀市など県北東部で盛んに栽培され、球根生産量は日本一を誇る。原産地はメキシコやグアテマラなど中米だが、原種をもとに世界中で交配が繰り返され、園芸品種は今では3万種を超えるという。色は青以外ならほぼあるといわれ、背丈も15cm程度のものから4~5mの巨大なものまで。

 

(㊧「太平洋」、㊨「きらり」)

 花の形も実に多彩。代表的なものに一重のシングル咲き、球状のポンポン咲き、八重で花びらの枚数が多いデコラティブ咲き、花びらが反り返るカクタス咲き、内側に色変わりの小さな花びら(副花弁)が輪状に並ぶコラレット咲き、平たい花びらが2―3列並ぶアネモネ咲きなどがある。

 

 

(上=㊧「ミスター・フジノ」、㊨「クロイドン・エース」、下=㊧「ショーン・テル」、㊨「エモリー・ポール」)

 ダリア園を回って改めて多種多様な品種の豊富さに感心させられた。中には「これが同じダリアの仲間?」とびっくりさせられるものも。12日にはダリア園北側の「集いの丘」を自然のキャンパスに見立て、ダリア3万輪を使って来場者と一緒に「ダリア花じゅうたん」を作り上げる予定という。これは14日まで一般公開する。

 

 

 

(上=㊧「日和」、㊨「プリンセス・マサコ」、中=㊧「白満」、㊨「おぼろ月」、下=㊧「大正浪漫」、㊨「リド」)

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