秋の空になってきたような

母を温泉に連れていくと　いつも西の空を見る。母とふたり　ここのロケーションの素晴らしさを語る。空全体を眺めると　浮かぶ雲の種類も様々で、青々とした稲が日を追うごとに実っていくのがわかる。午後6時半ころ。沈んだ夕日のオレンジが　かすかにそこに太陽という存在があったことをにおわせている。



上を見上げると　薄い雲が真綿を引き延ばしたような姿を見せて　空に広がっている。



南の空は　まだ明るさが残っている。青い部分が白っぽい。山の上に横に伸びた雲がすました顔をしている。



西に立つ一本の樹。なんてことない樹なのに　わたしはこの樹の姿がとても好きだ。

空がだんだん暗さを連れてくる。お昼まであんなに不安定だった空が、まるで今日からの晴天をにおわせるようにすっきりしている。
空って広いなあ・・・
田んぼがあるって　気持ちいいなあ・・・

って思いながら　携帯でパシャパシャしていたら　顔見知りの方が少し笑いながら私を見て　帰っていった。物好きな人　そんな感じに思われた？まあ　それもいいだろう。この空を見て　写したくなるのはしょうがない。
案の定　今日は朝から晴れている。

でも　ここ最近　午前中　頭が重い。携帯を交換しに出かけようにも　午前中は部屋から一歩も出れない。ようやくお昼近くになって動けるような気がする。夏のなごりのけだるさなのかな・・・