経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

6/24の日経

2012年06月24日 | 経済
 今日の日経の菅野幹雄さんや福田慎一さんの論考を読むと、欧州の経済政策に関する論争も決着が見えつつあるように思う。緊縮財政は、やればやるほど良いというものではなく、マイナス成長に突っ込むようでは逆効果になるということだ。ただし、両人とも、その知見を日本に応用しようというところまで来ていないようである。

 政治の世界では、週明けに、一気増税派と絶対反対派との決戦が見られるらしい。どうして、日本では、こうも極論に分かれてしまうのか。経済政策は、それぞれの状況に応じてやらなければならないという当たり前のことが通じない。国債残高のGDP比が世界最悪だから、きつい緊縮も当然といった単純なものではないのだがね。

(今日の日経)
 ホンダ・米を輸出拠点に。留学生・人脈頼みに限界、国の熱意カギ。風見鶏・海に建つ長城・秋田浩之。求人増でも賃金上がらず、医療介護に非正規多く。損保、株売却1兆円。消費税に自治体の開示義務。経済読解・欧州の成長探し・菅野幹雄。ODAはピークの半分。三条委員会・与党なら主張せず。原発はコスト増・高橋洋。東海、今度は廃炉1号・滝順一。コメのネット販売急増。下水の排熱を回収せよ。100億分の1秒で見る。放置できぬ日本財政・福田慎一。読書・それをお金で買いますか、K。塩害で荒れた農地は沃野に。

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