昨日午後から、さや9条の会主催で「1枚のはがき」の上映会を行いました。少し遅れていくと、人がいつもの倍くらいの人たちが見ている。新藤兼人監督の最後の作品ということもありますし、近くの映画館では上映されていないこともあったのでしょうか。
戦争で翻弄される女性の生き方に、戦争の恐ろしさを感じました。たくさんの戦友を失い、生きて帰ってきて、妻が父親と一緒に暮らしている現実に落胆し、戦友の一枚のはがきを持って、戦友の妻にそのはがきを持っていく。お互いに気持ちをぶつけ合い中で、二人で助け合って麦を植え、生きていく道を選ぶ。
戦争で失った人間としての生活を取り戻していく二人に希望の光を見ることができた。戦場の映像がありませんが、日本に残された女性や高齢者も戦争の犠牲を強いられる。
早々は繰り返してはならないことを訴えた作品でした。
今日の万歩計は、8,823歩でした。
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