室温は、16.1度(6:30)。


ここ2〜3日お天気いいのに、黄砂のせいか空が雲ったように、西の山々も全く見えない。
相変わらず咳とタンに苦しんでいるので、予定をキャンセルして、家でずっと本を読む。
あさのあつこさんの「野火、奔る」を読み上げる。
本所深川森下町の小間物問屋の主人遠野家清之助は、番頭の信三から江戸湊に届くはずの紅花の荷が届かないと連絡が入る。
清之助の生国差浪の紅花が届かなければ遠野紅が作れない。
女中のおくみとおちやが買い物に出かけて帰り道で、八代屋の手代に声をかけられ、おちやに八代屋に帰るように迫られていると、その様子を見ていた同心の木暮信次郎と岡っ引きの伊左治に助けられる。
そんな中でおちやがヤクザにさらわれて、おくみが大怪我をさせられた事件が起こった。
信次郎と伊左治の探索のお陰で、八代屋のおちやの兄である主人が遠野屋への敵愾心を持って、横槍を入れて湊に遠野屋の荷物が入らないようしていた事が分かる。
時代小説は物語が単純で物語を追うだけで楽しめるので、ついつい時代小説を読むことになってしまう。
あずきが亡くなる
長男の嫁から朝方あずきが亡くなったとらいんが入ったので、慌てて出かけると、子どもの頃の可愛い写真と花が飾ってあった。

昨年の今頃顎のガンが見つかって、手術して顎が欠けた状態で柔らかめな餌を舌で舐めながら何とか生きていたが、だんだん痩せてきて、ここ2〜3日は苦しそうな息遣いをして物入れの暗いところにいることが多く、朝方「ギャー」と声がしたので見に行くと吐いて倒れて亡くなったとのこと。
ちょうど嫁が仕事がお休みで家にいたので、亡くなる様子も見届けることが出来た。
先日9歳を迎えたばかりであるが、家族に可愛かられて、孫娘は泣きじゃくっていたそうです。
明日は火葬用の車が来てもらい、家族で送るそうです。
我が家にも麦ちゃんがいるので、身につまされます。
帰りに西の空を見ると太陽が西の山に日が沈むのが見えたが、黄砂に覆われて真っ赤に丸く輝いていたのが不気味だった。

今日の万歩計は、4,016歩でした。