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ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2025-5-10(土)、西條奈加「バタン島漂流記」 雨のち曇

2025年05月11日 05時59分57秒 | 本と雑誌
今日は午前中は雨が降り続いていたし、永和台老人会のグランドゴルフもお休みだったので、西條奈加さんの「バタン島漂流記」を読み上げる。

颯天丸は頭を始め15名を乗せて江戸から下田を経て三河沖で大西風が吹いて、太平洋の沖に流され、黒潮に乗り、漂うこと半年。水がなくなり、頭の指導により、海水を温めて、蒸気を冷まして水に変えて生き長らえて、何とか陸を見つけたのはバタン島であった。

15人全員で日本に帰ることを誓いながら、2つ目の村で下男として働かされながら、信頼を得て、島の木で船大工の経験のあった和久郎を中心に村人も手伝い、日本に帰るための船「第二颯天丸」を仕上げる。

しかし歳を取った頭と舵頭は行方不明となり、和久郎の幼馴染の門平は木の下敷きに亡くなってしまい、もう一人は島に家族が出来て残り、11名で船出することになる。

何とか船出をして日本に向かい、日本に到着したが、漂流したといえ、外国に無断で漂着したという過度で長崎奉行で一人一人尋問にされ、牢に繋がれ、何とか罪は減刑され、船を乗ることは許されず、長崎から歩いて故郷に帰る事が出来たが、自由に村を出ることは許されなかった。

賄の参太だけは許されて坊主になって、島で亡くなった3人の仲間のお寺を建立するために全国を行脚する。

壮大な物語に心を動かれて一気に読み上げる。

午後から図書館に行き、リクエストした本、あさのあつこさんの「春立つ風」と原田ひ香さんの「ランチ酒」2冊を借りてきた。

毎日早く眠るので、夜中に目が覚めて読む本がないと淋しくなるので、2〜3冊は図書館から借りるようになった。

アメリカ出身の教皇誕生

帰りに老人福祉センターで新聞を読んでいると、新しいローマ教皇を決める選挙コンクラーベが8日行われ、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が選ばれ、レオ14世と名乗ることが発表されました。アメリカ出身の教皇が誕生するのは初めてです。

レオ教皇はアメリカ出身でありながら20年近く南米ペルーで活動し、前教皇の平和路線を継続すると発言している所は期待できますね。

今日の万歩計は、5,717歩でした。




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2025-4-29(火)、あさのあつこ「渦の中へ」 晴れ風強し

2025年04月30日 06時42分00秒 | 本と雑誌
室温は、16.4度(6:15)。
お天気は晴れ模様であるが、西高東低の冬型の気候配置で冷たい風が吹いて、図書館に行くには必死で自転車を電動のパワーで漕いで行く。

反対側の若者は必死に漕いでいたが、途中諦めて自転車から降りて歩いていた。

電動自転車のお陰でスイスイと漕いで行くことができた。

図書館へ

読み上がったあさのあつこさんの「おいち物語 渦の中へ」を返却する。

六間堀町の菖蒲長屋の医師の娘おいちは、飾り職人の新吉と結婚。

油屋「浦之屋」で味噌汁を飲んで家族や従業員がお腹の調子を悪くして、女中が毒を入れたのは私です申し訳ごさいませんと自死する。

主人の卯太郎衛門が、庭蔵で何者かによって荷物を落とされて怪我をしたが、助けた松庵、おいち父娘。

同じ長屋の巳助が犯人として捕まって自供してしまう。

おいちと岡っ引きの仙五朗の犯人探しが始まり、手代の文吉が店のお金を使い込んでいたことが分かる。

二人の犯人探しがハラハラドキドキしてとても面白い。

しく西條奈加さんの「首取物語」「バタン島漂流記」2冊を借りてくる。


長男の家に行くと、先日取りに行った薪割りを必死でやっていた。

白いモッコウバラがとでも綺麗に咲いていた。綺麗に全体がアーチにはなかなかならないようである。

毎年楽しみにしています。

紫の手袋がやっと出来る

少し細いサマーヤーンを二本取りの糸で編んで、白糸をヨシヅヤ佐屋店で買ってきてやっと出来上がった。


細い糸で編んだので、一週間ほどかかってしまったが、好きな色だったので。お気に入りの手袋になりそうである。

夏の日差しに散歩の時に日焼けしないように、手袋をはめて出掛けようかな。

今日の万歩計は8,965歩でした。


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2025-4-21(月)、雑誌と本 晴れ

2025年04月22日 05時56分04秒 | 本と雑誌
室温は、21.7度(6:00)。
気温は夏日まで上がっても、湿度はなく、涼やかな風が吹いて散歩日和。

八重桜が満開で綺麗に咲いていた。

朝からコタツ布団、布団カバーなど大物の大洗濯して衣替え。

絨毯は一番近い愛宕のコインランドリーまで行って洗濯。

80分掛かるので久し振りに愛宕のらんぷでコーヒータイム。

昔からオーナーが変わってもらんぷでずっと働いていて、娘がアルバイトでお世話になっていた人から「娘さんから頂いた小さめのテレビ最近息子がゲームに使っています」と声が掛かる。

雑誌オレンジページに「香味麹ダレ」「だし麹ダレ」「コンソメ麹ダレ」など麹ダレの作り方が掲載されていた。


甘酒は毎日のように牛乳コーヒーに入れて温めて飲んでいたり、塩麹は肉の煮込み、炒め物に使っているが、これから色んな麹ダレを作ってお料理に利用したいものです。

雑誌クロワッサンには、「大人の列車旅」で各地の列車で行く旅が掲載されていた。

特に琵琶湖を回る列車の旅は以前から行きたかったので、青春18きっぷを使ってぜひ一度ゆっくりの列車の旅を楽しみたいなあ。

いくつかの雑誌を見ているといつの間にか絨毯の洗濯が終わっていたので、家でも干すと疲れたのかベットで横になって、あさのあつこさんのおいち不思議がたり「星に祈る」を読み上げる。

深川六軒堀町の菖蒲長屋で町医者の父・藍野松庵の手伝いをしながら暮らしているおいちは、不思議な予感や気配に動かされて色んな事件を岡っ引の仙五朗と解決をしてきた。

ある日娘の美津が母親のキネが怪我をしたと長屋に訪ねてきたが、父が居なかったのでおいちが治療して帰ったが、突然キネが行方不明となり、大川で爛れた身体で見つかった。

おこも3人が行方不明になったと仙五朗の知らせが入り、キネと同じ様に爛れて死んでいた。

おいちは兄の田澄十斗の紹介で長崎で蘭方を学んだ女医の石渡明乃から美代や喜世と共に医学を学ぶ事になった。

キネの娘の美津が行方不明となり、仙五朗達が探すと新開屋の近くでぷっつりの足跡が消える。

その先が思わぬ展開となり、ハラハラドキドキして一気に読み上げる。

今日の万歩計は、7,958歩でした。




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202-4-8(火)、西條奈加の「銀杏堂手ならい」晴れ

2025年04月09日 06時09分44秒 | 本と雑誌
室温は、12.7度(7:00)。
昨日の冷たい風の成果か、今朝はグーんと冷え込んで寒い朝だった。

3月に亡くなった友人の家にお参りにいくと、息子さんがピンクの折りたたみのテーブルとアイロン台を若い男の人には要らないようで、ゴミ袋に入れてゴミに出そうとしていたので、頼んで貰ってきた。

午前中は、蟹江のヨシヅヤに行き、買い物をしてくると、すぐ近くの川沿いにサクラが満開で、昨日の風で川面に花筏がとても綺麗だった。


生垣の真っ赤なアカメが芽吹いて、サクラのピンクとのコントラストが素敵だった。

なかなか花見に遠出することは難しいが、結構近場のサクラで十分楽しませてくれました。

友人からも天王公園の桜もラインで送られてきた。


今はLINEなどで写真を送りあったり出来るようになってとても便利になり、アッチコッチのサクラ簡単に見られるようになりましたね。

やっと西條奈加さんの「銀杏手ならい」を読み上げる。

「銀杏堂」の一人娘の萌は、嫁入りしたが、3年経っても子どもに恵まれないということで離縁されて、実家の父親が隠居して旅立ったのを機に父親の代わりに「銀杏堂」の手習いを母親と一緒に手伝うことになる。

10歳の悪ガキども相手に手を焼いていると、母の美津が助け舟を出して、悪ガキ共も大人しくなる。

美津が武家の出で、礼儀作法にはひときわうるさく、小言となると誠に辛辣でやかましいと悪ガキも承知をしていた。

父の嶋村承仙は、生糸問屋を営む裕福な商家の次男として生まれ、18歳の時に江戸に出て、高名な学者の門を叩いて、学問三昧の日々を送り、美津とともに「銀杏堂」を開く。

御家人や町人の子ども達が集まってきているが、父親が居なくなって他の手習い所に変わる子ども達もいたが、どうしても困ったときには、同じ手ならい所を開いている近くの飲んべえの椎葉哲ニが時々悪ガキを懲らしめてくれるので大いに助かっていた。

ある日、「銀杏堂」の前に赤ん坊が捨てられて、近くの女房に乳を貰い、手伝って貰いながら、萌が育てることになった。

萌も同じように捨て子で美津が育てた娘であった。

子ども達と色んな事件が起こるが、逞しく寺子屋を切り盛りする萌の姿が面白くていつの間にか読み上げる。

今日の万歩計は、14,840歩でした。


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2025-3-16(日)、あさのあつこ「天を灼く」雨

2025年03月17日 04時32分17秒 | 本と雑誌
室温は、9.2度(7:00)。
今日は一日中雨だと思ったら、午後一時雨が止んだので、最後の永和台サロンチラシを配り終わるとまた雨が降ってきた。

布団の中であさのあつこさんの「天を灼く」読み上げる。

紅く焼ける空の下雨の中、元服前の天羽藩大組組頭・伊吹家嫡男の藤士郎は、父・斗十郎の佩刀を抱え、山奥にある牢屋敷に向かっていた。

姉・美鶴が嫁ぎ、両親や親友の風見慶吾、大鳥五馬と送る平穏な日々が暗転したのは20日前。

豪商・出雲屋嘉平と癒着し、藩を壟断したという咎で斗十郎が捕縛されたのだ。

切腹が申し渡されたこの日、謎の若者・柘植左京に牢屋敷に呼び出された藤士郎に、斗十郎は身の潔白と藩政改革の捨て石になると告げ、介錯を命じる。

父は切腹、所払いとなった天羽藩上士の子・伊吹藤士郎は母と姉と共に一面藺草田が広がる僻村・砂川村の大地を踏みしめる。

過酷な運命を背負った藤士郎は何を知り、いかなる生を選んで行くのか読むにつれハラハラドキドキとても楽しみな本であった。

NPO法人「ほっとハウス」

NPO法人「ほっとハウス」の年1度のニュースが友人から届く。

現在6名の作業生が通って、安くて美味しくてパン作りをしています。

開所当初から通っている課長、係長は今年48歳になります。

弥富市役所のパンの販売の日は前日から泊まって合宿することになって、親の心配をよそに本人達は至って明るく、みんなで近くのスーパーに買い物に行き、好きなビールを買ったりして楽しく過ごしていました。

ボランティアも含め、「恵那の隠れ宿へ遠足」は素晴らしい紅葉に大満足だったようです。

パン作りのお手伝いに行きたいと思うけれどなかなか行けないのは残念。

今日の万歩計は、9,788歩でした。
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