ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2016年10月28日(金)、夫生還か

2016年10月29日 03時22分04秒 | 健康・病気

 10時ごろバスタオルや髭剃りなど頼まれた物を持っていくと、「まだ面会時間ではありません」と言われてしまった。

やっと「熱は下がりましたか」と持ってきたものを渡して、聞くだけが精いっぱい。

待合室にそのまま待ち続けて、2時過ぎに、次男と孫娘を弥富駅に迎えに行き、面会に行くと、

随分元気になってきて、「体を横向きにしてくれ」と言って、勝一節をうならせていました。

孫娘が「ぞうさん」などを歌うと、拍手をして喜んでいた。こういう時に「メキメキよくなってきた」というのでしょうか。

次男や孫娘といっぱい手を握りしめて、待合室にもどると、一気にホッとした。

しばらく嫁さんのお母さんが持たせてくれた栗おこわや栗きんとんを食べて、雨の中次男と孫娘が帰って行った。

夕方6時ごろ、また面会室に行くと、酸素マスクからチューブに変わっていて、昼からゼリーを少しづつ口にしているとのこと。

生死をさまよっていた夫が生還してきた!!確信できました。こんなうれしいことはありません。

今夜はぐっすりと眠れます。お休みなさい。

 今日の万歩計は、

 

 

 

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2016年10月27日(木)、闘病生活2日目

2016年10月28日 04時52分56秒 | 健康・病気

 朝友人2人から「今お父さんの見舞いを行ってきた。眠っていたが、少しよくなってきているようだ」といってきた。

「えっ 見舞いができるんだー」とびっくり。集中治療室では、家族さえ午後2時から8時までの面会時間しかなかなか病棟には入れないのに。

慌てて娘と病院に行き、夫に会いに行くと、「のどが渇いた。水がほしい」と訴えるようになっていた。看護師に訴えると、少し歯ブラシ用のスポンジで、

口を湿らせてくれる。

 「今日は病院に詰めますので」というと、「病院は家族が泊まるところはありません」といわれ、「待合室でもどこでも眠らずに待っています」と言って集中治療室を出る。

娘が病室に入ろうとしたら、「お母さんに泊まるところはありませんと言っておいてください」きつく言われたようである。

 家族待合室の和室で、しばらく待っていると、友人が来てくれて、2時になったら、一緒に見舞いに行こうと話していた。

岐阜の次男の嫁と孫娘が名鉄電車で弥富駅までくるというので、迎えに行く。

 2時過ぎになったので、友人とも一緒に病室に入ると、孫娘が「じいちゃん有芽ちゃん」というと、「有芽ちゃん」とうれしいそうに声をかけていた。

七五三の前撮り写真を大きく引き伸ばしたのを持ってきてくれて、目を細めてジーとみていた。やはり孫娘の威力がすごい。

夫の友人も駆け付けてくれて、「きっと元気になると思っていた」と声をかけると、涙を出して喜んでいた。

疲れるといけないのでと、すぐに帰られてしまったが、すぐに駆けつけてくれる友人は、本人は「頑張ろう!」という勇気がもらえができる。

孫娘たちと家族待合室で、しばらく食事をしたり、おしゃべりをしていると、すぐに帰りの時間となったので、娘が送っていく。

 少し話ができ、意識が戻ってきて、生き返ったと喜んだのも束の間、熱が38.6度も出たというので、熱さましや氷枕をしたりして、バタバタしだした。

しばらく温かくなった手を握りしめると「もう少しおってくれ!」と頼まれる。

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2016年10月26日(水)、夫危篤

2016年10月27日 04時44分36秒 | 健康・病気

 いつものように車いすでコンビニモーニングをして、8時過ぎに帰ってくると、ソファに座って、しばらくすると、痰がつまったのか、痰を出そうとしているので、

ウエットティシュで口の奥まで手を入れて取ると、結構透明なねばねばしたものが取れてくる。

少し楽になったようだが、なんだか苦しそうである。顔が蒼白になり、手も冷たくなって、病院に連れて行こうと、海南病院の呼吸器内科に電話すると、

「お母さんの判断で、救急車で連れて行った方がいいと思えばそうしてください」ということだった。

9時ごろ、すぐに消防署に電話すると、「今救急車がみんな出ているので、蟹江の消防署から救急車がいきます」と返事。

診察券など用意していると、まず愛西市の消防車で4人の救急隊が来て、夫の救急対応をしてくれ、蟹江の救急車が来ると、3人の隊員が入ってきて、

愛西市の隊員とパッパッと状態連絡をすると、4人で救急車に乗せてくれて、すぐに海南病院運んでくれた。

 救急外来ですぐに治療が始まり、私は待合室待たされ、1時間すると、担当医師から、夫が深刻な状態だったことを聞く。

「今ご主人は危篤状態です。合せたい人があれば、合わせてください。

COPD急性増悪、Ⅱ型呼吸不全という状況で、二酸化炭素が貯まり、麻酔作用で呼吸が弱い状態で、

本来二酸化炭素量は40ぐらいですが、元々60~70と高めだったのが間は110となって、身体が酸性状態になっています。

これから陽圧換気、抗生剤、ステロイド治療を行っていきます」と先生がメモをしながら、説明をしてくれました。

レントゲンを見がら「勝一さんはほとんど肺の機能が壊れている状態でよくここまで頑張りましたね」と言ってくれた。

夫がこんな深刻な状態なんて少しも考えていなかった。

7月27日の診察で、2.5の酸素量では酸素量も炭酸ガス量も多すぎるので、酸素量を1にして全体に増やさないようにしてくださいと言われて、

ズ~と酸素量を1にして、少し夫が体調を取り戻してきたと思っていた。

先生には沖縄へは飛行機は無理だが、船があるし、近場では伊勢なんかいいのではないかと言われていたので、

24、25日に伊勢の「日本一のふるさと村」に行く計画していたのに、転んでしまい、中止したばかりなのに。

なんでこうなるの。

 すぐ11時49分に長男にメールをして、兄弟に連絡を取ってもらう。(家族ラインで連絡してくれる)

 救急外来に入って、夫の様子を見ると、少し意識が戻ってきたようで、「お父さん!」声をかけると、頷いてくれた。

入院手続きに何枚の書類を書いて、延命治療は行わないように頼む。

 救急病棟の集中治療で、機械に囲まれた中で、時々苦しそうにうめきながら頑張っている。

「みんなが来るまで頑張って!中国に出張の次男が車でがんばれと励ましながら」夫の手を握りしめると、

「わかった」というように、手を握り返してくれた。

 娘が14時15分に涙で目が真っ赤になってやっと来てくれた。すぐの手を握りしめると「よう来てくれた」といっているように「握り返してくれた」と喜んでいる娘である。

モニターの数値が酸素量96を超えると、救急車のようにピポ、ピポとなる。

しばらくして、「酸素量が高すぎますので下げます」と酸素量を下げるくれると、夫も落ち着いてくれた。

 まだまだ一進一退で相変わらず苦しそうである。

手を握りしめながら、どうしてもモニターに目が行ってしまう。

 夕方友人夫婦が見舞いに来てくれた。1ヶ月前に肺の病気で弟さんを亡くしたばかりで、「弟もこんな状態で4日間頑張った」

娘と交代で食事をして、連絡できるところに連絡する。

7時過ぎに長男家族が来てくれた。

夫の状態に驚いて言葉もないようだった。孫娘が手を握って、「じいちゃん じいちゃん」と声をかけると、

「手をピクピクしていた」心配そうにしていた。

 主治医が様子を見に来てくれて、「勝一さんは今までよく頑張った。いつかこういう日が来ると思っていたが、とうとう来た。

今まで入院したことがないんだー(肺気腫で診察してもらってから10年間)100歳の肺だから限界かもしれない」と話してくれた。

月1度の診察に風邪をひかないように」いつも言ってくれたが、10年間風邪らしい風邪をひいたことがない。

夫も私も風邪をひかせないように気を付けてもいたからだろうか。

 8時前に豊田の弟たちが3人で来てくれた。顔をのぞいていると「面会時間終了しました」と言われて、

家族控室で、くわしく話しをして、「いつも母の時に来てもらったので」と言って来てくれた。

うれしくって涙がにじむ。

 家族も付き添いができないというので、娘と家に帰るが、涙が出てとても眠れない。

夫が頑張っていると思えば、泣き言は言えない。

 今日の万歩計は、7,403歩でした。

 

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2016年10月25日(火)、海津温泉

2016年10月25日 15時11分32秒 | ローカル線と温泉

 午前中からポツポツ雨が降ってきた。

どこか遠出をして、モーニングに行こうとなった。できたらついでに、海津温泉の家族風呂でも入ろうかと出かける。

途中で海津温泉の近くの喫茶店に行くが、定休日。

海津温泉に行くと、風呂の開店が10時だというのに、9時前から高齢者が次々に入っていく。

受付で家族風呂の予約をお願いすると、11時しか予約できないというので、とりあえず予約を入れておく。

仕方がないので、近くのコンビニで、サンドイッチとホットドックとコーヒーを買って、車の中でモーニングタイム。

 海津温泉に戻ると、たくさんの人が9時入浴開始を待っていた。

夫は今日は入りたくないというので、ソファで横になって待ってもらい、娘と二人で温泉に入る。

あまりゆっくりできないので、体を洗ってでてくると、夫は横になって眠っていた。

 3人で家族風呂に入れなかったのは、残念だったけれど、次回はゆっくりと予約をとって、来ようと楽しみが増えた。

夫も無理やりではあるが、立ったり座ったり、自分でもやろうとして、少しでもリハビリができたかな。

  お昼はウナギをスーパーで買って、豪華に旅行気分を味わいました。(娘と私だけかな?)

 今日の万歩計は、

 

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2016年10月24日(月)、おむつ初体験

2016年10月24日 15時28分13秒 | 介護・福祉

 昨夜娘が車屋さんから、我が家にとって、新車を取りに行ってくれ、カーナビやETCの付け替えを頼んできてくれた。

朝から夫が試乗するといって待っていたので、以前娘がよく行っていた桑名の「明楽時運」に連れて行ってくれた。

明楽時運結心館

 なかなかおしゃれな作りの洒落た喫茶店だ。

車いす専用の入り口も用意されて、落ち着いた席に案内してくれた。

夫も美味しいそうにコーヒーを味わっていた。

 帰りにとりあえずオムツとウエットティッシュなどを買って、初めてのオムツをつけるが、あまり抵抗がないようである。

「これで安心して眠れる」ですって。初めてオムツにしてはスムーズにつけさせてくれた。

昨夜はおしっこのために何度も目が覚めたのが懲りたのでしょうか。でも大便がどうなるのかが心配である。

 3時ごろ目が覚めると、「オムツはいつかえるんだ。ウンチが出たみたい」というので、お尻を見てみると、ベチャとウンチがくっついているではありませんか。

 久しぶりのオムツ交換。手間取って拭いていると、「何モタモタしているだー」と怒鳴られるし、余計バタバタしてしまい、パンツ式のを買ってきたので、立ち上がってもらえないと、オムツをはかせることができないので、抱えるがしがみついてきて、こちらが倒れそうになる。何とかオムツをはかせることができると、私も夫も喉がカラカラ。

 これから毎日こんな介護生活が始まるのでしょうか。心配になってきた。

 今日の万歩計は、6,800歩でした。

 

 

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