近所の坂 あれこれ

冬場の朝練は『基礎体力の向上』を目指すための場である。
『筋力増強』と『心肺機能強化』の二つが重要な課題である。

これらを短い時間で鍛えるためには、それなりの覚悟が必要となる。
それには、まず習慣づけること！
練習のやり方が判らない輩はとにかく走れ！

冬場に『どれだけ練習したか』は春になると明確になってくる。
キリギリスのようにあっと言う間に飛躍していく輩は一握り、残された我々はアリのように這いつくばって少しずつ進むしか道はない。
口だけ男にならないようにがんばります！
そしてビッグタイトルを狙いたい。


○朝練
自宅前にある『生田スタジオ坂』は一番下からピークまで約1.3kmの登りがある。
途中に二つの信号があるのでタイミング良く走り抜けるには、信号の変わり目を察知する能力が必要となる。
これが結構煩わしい。
生田浄水場から小田急生田駅に抜ける峠の坂は 600mくらいで信号もなく走りやすく良く利用したものだ。

ところが最近、すぐ近くに『モガキ坂』という練習に最適な坂が作られた。
通勤時間帯前なら車がほとんど走っていないので利用している。

生田スタジオ坂を登っていけば 1kmも走らないで到着できるのだが、それではウォーミングアップをする暇もない。
よって川崎街道、鶴川街道と大回りして体を温めてから、京王読売ランド駅裏の坂に向かうことになる。

今日はこの坂で『一番軽いギアを使ってシッティングで登る』練習をした。

一回当たり 6～7分を掛けて登るのだが、4回を過ぎると数えるのも面倒くさくなる。
理想のペダリング・イメージを頭に思い浮かべながら登っていくのだが、アンクリング癖がなかなか抜けない。
今度じっくりとポジションの確認をやってみよう。

6:00を過ぎると車が往来し始める、と言っても累計で 5台くらいとすれ違っただけ。
6:10に練習を切上げ生田スタジオ坂経由で帰還。
いい感じで筋肉を酷使できた。


○干し柿
日曜日、二階のベランダ下部に取り付けている『物干し金具』にステンレスのワイヤーを張って『干し柿』を吊るす場所をこしらえた。
渋柿20kgのうち8割方皮を向いてそこに吊るした。
1割は焼酎を浸して渋抜き中。
残った柿は今夜剥いて干すことにしよう。

毎日少しずつ萎んでいく柿を見ていると、うまみが濃縮されるのが手に取るようにわかる。
北風と太陽の恵み・・・早く食いてぇ～。