床の間自転車

この時期、'08年製品が入荷され始めたからだろうか新車を投入している人が多い。

新車を手に入れてモチベーションが高まり、練習に熱が入って『好成績』に結びつく人もいるだろう。
一方、機材に頼り過ぎて鍛練を怠り、ズブズブと沈んでいく人も多いだろう。

弘法は筆を選ばず・・のたとえがあるように『強い人は何に乗っても強い』。
また『弱い奴は何に乗っても弱い』のも真実。

私の知り合いで RX-7で高速を[走行車線-80km]で走る奴がいた、これと同じ目にあう高性能ロードレーサもあるんだろうなぁ。
まぁ、床の間に飾られるよりマシだけどね！

練習では『自分で一生懸やっている・・つもり』の人が多い、私もそうですが・・・。
でも、レベルの高い人から見ると『何やってんの？』とおかしな練習内容でやっている人もいる。

こういう時にズバッと指摘してもらえると、即時修正できてとても嬉しい。
指摘して嫌われることもある・・(昨年、嫌われました)

一番たちが悪いのは、根拠もなく『あなたは強い』なんて応援している輩だね。
真に受けた本人は『そうか、私は強いのか！』と思い込み、まともな練習をしなくなる。
結果として強くなれない。

まぁ、私が収集した過去5年のヒルクライム大会のデータベースで検索すると、その人がどのくらい頑張ったかが一目瞭然。

・安定した強さを堅持する輩
・安定した弱さから脱却できない輩
・乱高下が激しく安定しない輩

面白いなぁ。

『仲良しこよしの練習』で強くなれるのならいいのだが、強い人は『さらに上を目指そう』としている。
なのに追い掛ける方が道草してちゃダメだよね！

ということで今年新車を投入した人、特にレース指向の人・・・機材に負けないように頑張ってください。
『汚れるから』とか『傷がつくから』なんて言って『床の間自転車』にしている人いませんよね？