「さくら道国際ネイチャーラン」が明日(4月22日~23日)から開催される。
250kmを36時間以内という、超ハードなレース。萩往還は制限時間は48時間。12時間も早い。萩往還で36時間以内の人は、1昨年の記録でも、4名しかいない。コースが違うので簡単には比較できないが、萩往還を40時間切らないと、さくら道の完踏はできないでしょう。
今年は熊本から、ラン友の松枝君が参加。もう数回参加してる。彼はグランドスラム達成者(フルサブ3、100kサブ10、富士登山競争完走)で、スパルタスロンも数回完踏・・・・完踏は間違いないでしょう
<速報> 松枝くんは完踏できたようです・・・・さすが、おめでとう!
<第24回さくら道国際ネイチャーラン250km>
阿蘇カルデラの3年あとから始まっており、結構歴史がある大会です。
●コース : スタートは愛知県名古屋市、名古屋城前。ゴールは石川県金沢市、兼六園。
●制限時間 : 36時間(日本版のスパルタスロン)。
●スタート・ゴール: 22日(土)午前6時~ゴール23日(日)午後6時
●完踏率 : 昨年は暴風雨で途中で中止でしたが、132名出走で準完踏は97名。完踏率73.5%。
●定員 : 140名
●選考基準: 申し込めば誰でも出れるというものではない。書類審査がある。前年の結果をみて140名を決める。
以前から、「スパルタスロンの完踏者」、「萩往還マラニック250kmの上位選手」しか選ばれないと、言われていたが、真相はわかりません。実際、超ウルトラマラニックを完踏しても選ばれなかったという選手もいますので。
数年前、基準が急に緩やかになりました。そのときの選手名簿を見ると・・・・
・「スパルタスロン」の完踏者はほぼ100%合格。
・意外にも「萩往還マラニック250km」を47時間もかかってゴールした人が選ばれていた。しかし、この方は遅いのではなく、どんな大会でも関門ギリギリでゴールされる方だそうだ。スパルタスロンも数年前に完踏されていた。
・「土佐の国横断遠足242km完踏者」も選ばれている。
・「小江戸大江戸203km完踏者」も選ばれている、250km走ってなくても合格のようだ。
・これまた意外だが・・・「UTMB170km」の完踏者まで選ばれている。170kmトレイルと250kmマラニックは走り方が全く違うと思うのだが、なぜ?
・九州の大会からも選ばれている。「橘湾岸スーパーマラニック」。ところが、273kmの完踏者でなく、173kmの完踏者が選ばれている???
・100kmマラソンの完走者も選ばれていた。250kmの半分もないのに?
かなり、選考基準が甘い。よっぽど、申込者が少なかったのか?
<今年の選考基準>・・・今年はかなりきびしくなっています。日本人116名(総数140名)の内訳は・・
・「さくら道国際ネイチャー」完踏者が82名(82%、8割を占めている)。
・「スパルタスロン」完踏者が10名。
・「川の道」3名。
「萩往還250km完踏者」からの2名当選しているが、いずれもサブ40。そのほかの大会もかなり好記録の選手ばかり。
100kmのウルトラ、ウルトラトレイルランからは選ばれていない。九州の大会も選考にはなっていないようだ。
来年の「萩往還マラニック」も、抽選ではなくて、萩往還マラニックにどれだけ貢献しているか、書類選考で決めてもらいたいが・・・・・・・