最新号のランナーズに・・ナント・・・「ストレッチはよくない」という記事が・・・
「ストレッチが良くない」とはどう考えてもおかしい。
よく読むと「ストレッチする間、走っていた方がいい。時間のむだ」「ストレッチでかえって筋を痛める」「プロの選手はストレッチはしない」・・・・などと書かれている。
走る前に筋肉をほぐさないで、いきなり走れというのか?
プロの選手はいつも動かしているので、筋肉はいつもベスト状態、ストレッチなどに時間をさかなくてもいいだろう。しかし、一般市民、とくに我々(アラ還)はそういうわけにはいかない。
1時間椅子に座っていても、立つとき「よっこらしょ」と両手をひざにあてて立ち上がる、なさけない様である。それくらい、すぐに筋肉がこわばってしまう。走る前に筋肉を慣らしてから走らないと、絶対大けがしてしまう。一般市民にはあてはまらない意見だ。
以前、「ゆっくり走れば速くなる」という本があった。速く走るには速く走る練習をしないと速くならないのは当たり前。おかしいと思って読んでみると、本でいうゆっくりという速さが、ナント私にとっては全速力の速さだった・・・・要するにサブ3をねらうような人のための、アドバイスだった。
ランナーズはプロから初心者まで読んでいるのだから、「ストレッチが良くない」なんて書くものではない。一言「こういう意見もありました」とか「でも、ストレッチは大切です」ぐらい、注釈をつけてもらいたい。
人それぞれ年令、走歴、体格、走り方、足の形、性格は違う。万人に効果のある走り方、まめ予防法、速くなるコツなどないと思う。
走りながら、どういう風にすると自分には一番いいのか、年々わかってくるのだろう。
それを悟ったときが・・・・引退のときかも・・・・・・
(写真は先月の萩往還250kmの写真。154km仙崎エイドあたり。みごとに伸びきったりっぱなハムストリング・ふくらはぎ。すばらしいストレッチです。みどりちゃんはこのストレッチをしたおかげで完走できました!)・・・言い過ぎ
ランと言っても、ファンラン、ハーフ、フル、ウルトラ、超ウルトラ、マラニック、トレイルラン、ウルトラトレイルラン、超ウルトラマラニックトレイル・・・・だんだんごちゃごちゃになってきた・・・・とにかくいろいろあります。
プロの一部の人が言ったからと言って、それを正論にしてはおかしい。
ストレッチはすべての種類のランの基本ではないでしょうか。
大会で脚が痛くなった時、ストレッチをするとしばらく痛みが和らぎます。
私はストレッチなしでは走れません。