「宗頭」から「虎ヶ崎」まで、みなさんどのくらいで行っておられるでしょうか。それがわかると、虎ヶ崎に安全タイム「6時」に着くには、宗頭を何時に出ればいいかわかります。
●宗頭~虎ヶ崎間の走行時間:
この間は31kmしかありませんが、深夜から朝方にかけての走行になり、道が狭い山道で一般に「幽霊の道」と言われており、一人では怖くて行けません。さらに一番睡魔が襲う時間帯で、みなさん歩かれています。
右の表は完踏者全員の記録です。宗頭を出発して虎ヶ崎に着くまでの時間です。
6時間台がもっとも多いようです。平均6時間30分。
ということは、虎ヶ崎の安全時間「6時」に着くには、23時半には宗頭を出発しないといけないということになります。
●宗頭の出発時間:
みなさん、宗頭を何時に出発されているのでしょうか?19時から3時までの時間帯だけに限って調べてみました。
0時台が一番多い。その次が1時、23時台。
1時台の出発ですと、虎ヶ先に7時台に着き、少し急がないとゴールに間に合いません。
赤の棒はリタイヤの選手です。0時台から遅くなるほど%は増えています。3時台は完踏率50%。
1時までには出発することを勧めます。
●宗頭で寝るかどうか:
宗頭で寝ているか、どうかは調べようがありません。そこで、滞在時間が1時間以内の場合は寝ていないと判断。中には10分寝るという方もいるでしょうが、ここでは2時間前後いた時を仮眠していると判断します。
仮眠の可能性あり・・・155名 なし・・・123名 約半数は仮眠している、もしくは2時間近く滞在しているようです。
以前は仮眠しないという選手が圧倒的に多かったのですが・・・仮眠は駅構内、バス停小屋でもできます
調べてわかりましたが、速い選手はほとんど1時間以内で通過しています。中間の選手は1時間以上の滞在の方が多い。ギリギリランナーは逆に滞在は短い・・という結果でした
すごい選手がいました。21時半に宗頭に着いて、朝4時に宗頭出発。6時間も寝ています。ゴールは47時間40分。これは真似できません。
★結論:
①宗頭は午前0時までに出発するのが、安全。
②午前1時までには出発したほうがいい。
③午前2時ではあとがきつい。かなり走らないと間に合わない。
④夜明けを萩市内に入る前(玉江駅手前)に迎えたら危ない。
⑤宗頭の関門時間は4時です。こんな時間に出発してもゴールはできません。この関門時間も「ない」に等しい。