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上弦・下弦の月の区別

2016年11月09日 08時10分11秒 | 日記

数日前、夕方西の空を見ると、太陽が下半分だけになっていた(右写真)。

「上弦の月」ならぬ、上弦の太陽!?

これは上半分が雲に隠れていたためです。しばらくすると上半分も現れてきました。

ところで、上弦の月 下弦の月というが、見分け方がよくわからなかったので調べてみたが、意外なことがわかった。

●「上弦・下弦の見分け方・・よく言われているもの」

多くの人が誤解しているのではないかと思う(左図参照):

「月の直線部分(弦)が上にあるのが上弦の月、下にあるのが下弦の月」・・・なるほどと思うが、実は正確ではない。

●下の「月の移動図」を見て下さい。

月は東から昇り、西へ沈みます。その間向きを変えるので、同じ上弦の月でも、見る時間帯によって、「上1」と「上3」のように全く逆になっていることもあります。だから弦が上にあるのが上弦とは言えないのです・・・・・「上1」の形でも上弦の月なのです。

 

 

 

 

●問題:下のA・B・C の月は上弦、下弦?

 上の「月の移動図」をみれば、Aは「下2」ですから下弦の月、Bは「上2」ですから上弦の月とすぐわかります。この場合も、弦が上とか下とかは関係ありません。

ところが、Cのような時は、「上3」なのか「下1」なのか区別がつきません。形だけの情報では区別がつきません。

このときは数分月を見て、月が昇りかけなのか、沈みかけなのか判れば区別が付きます。昇りなら下弦、沈みかけなら上弦です。

方向でもわかります。西なら上弦、東なら下弦。

●「太陽・地球・月の関係」

右の図で新月から満月までの半月が「上弦の月」、満月から新月までの半月が「下弦の月」だそうです。

となると・・・

●「上弦の月」は午後に上って深夜に沈む。その時の見え方が上の「月の移動図」である。だから、深夜に沈む月は「上3」の形だから、「弦が上の時が上弦の月」という説明が成り立つ。

  昼から深夜までに見える半月は、形に関係なく「上弦の月」

●「下弦の月」は深夜に昇り、正午ごろ沈む。そのときの見え方が上の「月の移動図」。だから、午前中に沈む月は「下3」だから、「弦が下の時が下弦の月」という説明が成り立つ。ところが、昼間は月は見えにくい。

 深夜から昼までに見える半月は、形に関係なく「下弦の月」ということになる。

●かなりおおざっぱに言いきると:

 夕方から深夜まで見える半月の月はだいたい・・上弦

 深夜から朝方まで見える半月の月はだいたい・・下弦

  これが一番簡単

●今月の月の満ち欠け: 今度半月を見てみましょう

  11月8日・・・上弦の月  

  11月14日(月)・・・スーパームーン!   

  11月21日・・・・下弦の月    

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