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阿蘇行儀松ルート探索

2018年12月27日 13時53分44秒 | 日記

阿蘇山系を南北に縦走する「阿蘇縦走トレラン」をてれっとクラブの練習会として毎年行っていた。

コースは宮地駅→仙酔峡→バカ尾根→高岳→中岳→ガレ場→砂千里→草千里→湯之谷遊歩道→立野「憩いの家」(温泉)。

震災で道路・コースの崩壊で、立ち入ることができなくなり、阿蘇での練習会は中止になっていた。

しかし、ルートの補修が進み、縦走ができそうになったので、下調べに行ってきた。

■練習会の予定コース: 宮地駅→仙酔峡→バカ尾根→高岳→中岳→ガレ場→砂千里→行儀松ルート→色見→白水温泉瑠璃。

<今回の下見>

●宮地駅まで肥後大津駅からバスで移動して、宮地駅から走って仙酔峡、馬鹿尾根と行こうと計画したのですが、当日、ガス規制でバカ尾根は進入禁止。

しかたなく、阿蘇駅までバスで行き、バスを乗り換え、阿蘇山上西駅まで移動し、そこから登山開始することに。

●阿蘇山上ロープ―ウェイ乗り場では、火口への車の進入がガス規制で禁止されていましたので、30名ほどの観光客(ほとんど外人)が何もすることがなく、ウロウロしてました。

●我々も進入禁止と言われるかと心配していましたが、高岳登山の人は進入していいとのこと。火口周辺に行かなければ、草千里まではOKとのこと。

●午前10時、阿蘇山上ロープ―ウェイ乗り場をスタート。特に問題なく、砂千里、ガレ場、中岳、高岳まで1時間33分で到着。

●天気予報では気温0度、12mの強風との予報だったが、快晴で日差しが強く、風も弱風で、登山日和りだった。

●すぐに、戻って砂千里へ。ここから南側へ「行儀松ルート」を下りて行くのだが、その案内板がない。あちこち探してやっと発見。結局、砂千里の奥の丘に、「石の山」のオブジェがあるが、そこからまっすぐ南へ行けば「行儀松ルート」があることがわかった。

●案内が間違っている!(地図A): 数分行くと沢を渡る。渡ってすぐに矢印が左上に行くようになっているが、そのまま行くと、道がなくなる。正解は右下の沢に入って行くのが正解・・ここは要注意です

さらに沢にはいると、目の前に高い丘がそびえ立っているが、それを登る。綱があるし丘の上に標識が見えるので、すぐわかる。

●さらに10分も行くと「倶利伽羅(くりから)登山道」という道の分岐がある(地図B)。地図ではこっちの方がゴールに近くいいように見えるが、この先は道が崩壊していた。この道は行ってはいけない。まっすぐ行儀松ルートを行くべし。

●これから先の行儀松ルートは結局行っていないが、通行可となっているので大丈夫と思われる。砂千里から1時間ぐらいで、下りれそう。車道(農道)に出るが、そこからゴールの瑠璃温泉まで6.5km。

<倶利伽羅ルートについて・右上地図>

行ってはいけません、超危険。

●C地点・超細尾根: 尾根道を下りていくのですが、道があちこちで縦に地割れして段差ができています。尾根道が狭くなっている所が数か所ありました。

一番ひどかったのが、両サイド崩落して道幅が20cmぐらいしかありません(右写真)

しかも5mほど続きます。なんとか、通れましたが、今度雨が降ったら、ここは道がなくなるだろうと思われます。

●倶利伽羅不動明王: 地図にも名前が載っているので、立派なお寺かと思ったのですが、岸壁に作った小屋?でした。

尾根からかなり下った所にありましたが、こんな所に人が来るのでしょうか?中をのぞいてみましたが、いろんな仏像、置物が置いてありました。下り口には鳥居もありましたが(神社?)。

●D地点: ここに「下山ルート」と書かれた道がありました。地図的に近道でしたので、こちらへ行きました。これがまたまた失敗。

●E地点で広い道に出たのですが、右へ行く方が近いので右へ行きました。そこには「この先は行き止まり、車は通れません」と書いてある。人は通れるだろうと思い行ったら、なんと道がなくなっていました。

YAMAPでみると、すぐ先に車道があるはず。車道までの(E→F)間はやぶこぎでした。左へ行けばよかった。

以上。

とにかく、「倶利伽羅ルート」に行かず、まじめに、「行儀松ルート」を行っとけばよかったのです。砂千里から行儀松ルートを下りて、車道に出るまでは約1時間半。車道に出て瑠璃温泉まで6.5km、1時間。

砂千里からゴールまで2時間半ぐらいです。来年の練習会に使ってみましょう。

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