今期最大のイベントが終了した・・・・「萩往還マラニック250km」。今年で14回目、12年連続完踏中。
萩往還は来年で終了するが、なんとなく自分も一緒に「勢い」は終わりそうな気配がする・・・・そうならないように、橘湾岸を攻めていくか。
ところで、今回の「萩往還マラニッ」は私の完踏より、さらにすごいことが起こった。
わたしの孫の二人(8歳と7歳の男児)が、こともあろうに「萩往還マラニック歩け歩け35kmの部」に参加したのである。
ことのきっかけは数年前に娘むこが、私の萩往還の応援がてらに35kmに参加した。彼はバドミントンの選手で体力はある。
35kmをいとも簡単に完踏。彼は子供達にもこのコースを小学校低学年あたりで参加させる予定だったそうだ。
それが、今回になったわけである。ところで、本人たちは35kmも歩くことに嫌気はなかったのだろうか?・・・よく考えると、6歳に35km歩くと言っても、どれだけ大変なことかはわかるまい。
そこで、今回はお父さんが勝手に申し込んで、娘二人の各長男を連れて、花を摘んだりして、遊びながら進んでいく方法をとったらしい。
しかし、7歳と8歳の子供が35kmも歩くだろうか?しかも街中の平坦な道路ではない、萩往還道である。たいてい、1時間で「もう歩きたくない、おんぶ!」とだだをこねるのではなかろうか。
●コースの検証(右からスタート):
① 瑠璃光寺・スタート~板堂峠(6km):
ものすごい上り坂の連続。ここで早くも根を上げるのではと思っていた。
② 板堂峠~佐々並(13km): 下りがメインで比較的楽。
③ 佐々並~ちょうノ切峠(20km): ゆるやかな上りが続く。
④ ちょうノ切峠~一升谷(24km): 強烈な下り4km。
⑤ 一升谷~道の駅(28km): 短いアップダウン。
⑥ 道の駅~陶芸の村・ゴール(35km): 萩市街地、最後は上り坂。
●出会う場所計算:、
私は陶芸の村~ゴールは6時間半で走る。孫たちは関門時間ギリギリかかるだろうから、関門時間の10時間15分と仮定する。
これで計算すると、1分間に近づく距離は 35/(6X60+30)+35/(10X60+15)=146.6m。
会う時間は 35000/146.6=238分。 私が238分後にいる所は35X238/(6X60+30)=21.35km
「陶芸の村」から21kmは佐々並をちょっと超えた所。
要するに、佐々並~佐々並より山口市内寄りの車道の間で出会う可能性が高いということになる。ところが、実際は佐々並より萩寄りの方で会った。孫のスピードが早かった。
しかし、ゴールは関門時間ギリギリだったそうなので、後半はかなりスピードが落ちたのでしょう。
ゴール近くでは泣いていたそうだが、やめないと言い張ったとのこと。お父さんも大変だっただろうが、何といっても孫たちの踏ん張りがすごい。
孫たち、よくやった!これで私もしばらくはランニングはやめられないな・・・・・