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今を精一杯生きたい

エイドの形態

2015年03月11日 20時08分15秒 | 日記

先日の「名古屋ウイメンズマラソン」で前田選手がエイドで選手と接触して転倒。我々一般のランナーでもエイドで他の選手と接触することはよくあります。とくに以下の場合・・・・

①参加選手がとても多い大会

②スタート後10kmぐらいまで

③速い選手が多いとき

そこで、どういうエイドがいいか、従来のエイドの形態を変えてはどうかと思うのですが・・・・・選手の立場から考えてみました(右図参照)。

●エイドの置き方:

①は従来のエイドです(→は走行方向)。道の左側にエイドがあります。

エイドを混まないようにするには、誰でも考えることは②です。

②はエイドの長さを長くする方法。東京マラソンとかは50m近くあったような気がします。しかし、これでもエイドの手前は込みます。他の方法としては③です。

③は道の両サイドにエイドを置く。これだと人ごみが分散されて、衝突の危険性は減ると思います。道の反対側にエイドがあるのは、往復のコースでときどき見かけますが、左のエイドは帰り用で、往路では使用しません。さらに大きくしたのが④

④は長くして、しかも両サイドに設置。これはみたことがありません。かなり渋滞が緩和されるのでは・・・・これを推薦しますが・・・・

●エイドの位置:

もう一つ、改善点として・・・ スタートして5kmの混み具合と30kmの混み具合はまったく違います。ですから、エイドの形態を距離によって変えたらどうかと思います。スタートからゴールまで当間隔に設置されている場合がほとんどですが、前半は間隔をあけて後半は間隔を狭くしたらどうでしょうか。

10kmまではエイドはなし。まだ元気ですし、込んでいるのでエイドを置くと接触事故が起こりやすい。

  10km~20kmは5km間隔に設置

  20km~30kmは3kmおき

  30km以降は2.5kmおき  ・・・というふうに後半は給水のチャンスを増やす。

●形態を距離で変える:

エイドの形態を距離によって変えてはどうでしょう

  10km~20kmは混み合うので、④エイド形態

  20km~30kmは②か③

  30km以降は比較的すいているので、①の標準エイド

ちなみに、先月の延岡マラソンでは40kmのエイドは私ひとりでした(参加者480名のみ、3分の一はサブ3)。

●コップを変える:

さらにもう一つ改善点。コップです。どうみても、今のコップは飲みにくい。立ち止まって飲めばいいことでしょうが、そうもいきません。飲めるのは一口だけ。それにこぼれて顔やシャツはビチョビチョです。ポカリとかだと、ベタベタしてしまいます。

そこで、いいコップはないか考えましたが・・・いいのがありました。紙パック(ブリックパックという)

右写真・写真は牛乳ですが、お茶も販売しています。水・ポカリとかがあるかどうかわかりませんが・・・・

こぼれませんし、ストローで飲めるので最後まで飲める、さらに持って走れます。できたらストローを立てて、テーブルに置いていただくと、助かるのですが・・・経費も80円で販売していますので、大量に購入すればさらに安く済むと思います。

水を頭にかける人もいるでしょうから、従来の水とブリックパックを半々置いてみてはどうでしょう。

●選手のマナ―:

最後にもう一つ。転倒事件はエイドだけの問題ではありません。最近の熊本城マラソンでもあったことですが、給水場で急に右から入ってきて、ぶつかる選手。これはマナー違反です。さらに水を取ってそこで止まる人。これもマナー違反です。

選手側にも衝突の原因はあります。給水するときは手前から左に寄り、取ったらすぐその場を去るように派手に啓蒙すべきです。

大会関係者の方、マラソンブームで参加人数も増えています。そろそろエイドの形態を変えてはどうでしょうか?

コメント (2)
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