萩往還のエントリー状況・中間発表がありました・・・・信じられないようなことが書いてありました。
「エントリー開始から1週間経ちましたが、早々にお申し込みが殺到しております。とりわけ250kmは異例の早さで、既に200名を超えました。10月1日までに定員に達することが予想されます」・・・・・・と、
昨年と1昨年のエントリー状況をグラフにしてみました(右表)。平成23年は12月末に定員(450名)に到達。平成24年は10月中旬に定員(450名)に到達しています。
今回(赤線)は10日で209名(42%)です!!このままいくと、青線のように、9月中旬には定員(500名)に到達しそうです。ひょっとして今回の警告記事を見てみんなあせり、8月中に定員に到達する可能性もあります。
・・・・・・・困ったものです
そもそも、萩往還には少なくとも10年前までは「定員」というものはありませんでした。
10年前・・・・・・ある大会が中止になり、萩往還大会の初日が日曜日だったため、前年296名の参加だったのが、一気に416名に増えました。
400名以上の対応はできないという理由で、翌年から「定員」(350名)が設定されました。さらに参加規定もでき、「250kmは140kmに参加した人(なぜ完踏した人ではないのだろうか?)でないと250kmは参加できない」という規則もできました。
それまでは、いきなり250kmに参加することは可能でした。しかし、この当時140kmとか250kmを走ろうという人は、ほとんどいませんし、走るひとは変人扱いされていました。
規制ができていからは、定員を満たすことはなく、エントリー期間ぎりぎりに申し込んでも間に合っていました。
・・・・・ところが、このマラソンブーム。ついに、エントリー期限前1か月に定員(350名)に到達という事態が発生してしまいました。
それは2009年2月20日の出来事でした。
それ以後、期限前エントリー終了は毎年のように、当たり前のようになってしまいました。そのため、400名以上は対応できないと言っていたにもかかわらず、350名の定員が400名、450名と増え、今年からとうとう500名になりました。
ここ最近の異常とも思えるマラソンブーム、そのうち萩往還250kmも3日で定員ということになるでしょう・・・・となると、さらに定員を増やすか、抽選にするか、資格をかなり厳しくするしかありません。
とうとう250kmまで、マラソン人口の増加問題(エントリーの奪い合い)の余波が及んできました・・・・あと数年もすれば、フル~ウルトラ、どの大会にも出れなくなりそうです。
そろそろ、申し込みの多い大会は避けて、自分で自分に合った自分の好きなウルトラマラニック、ウルトラトレイルを作って楽しんだほうがいいのかも・・・・・
★「金峰三山」もランネット申込みは4日で定員オーバーとのこと。
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