kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

段階的にやる&もがく

2021-08-22 | 陸上競技
金曜日。この日、朝から恐ろしいほど雨が降っていました。通勤途中トンネルを抜けた瞬間から前が見えないくらいの雨。緊急避難のアラームも鳴りました。夏らしさなんてものは一切ありません。またも電車が止まりました。河川は氾濫寸前。お盆に降った雨よりも酷かった気がします。

練習はピロティーで。前日に引き続き体幹補強。前の記事にも書きましたが指摘を受けた部分を別の形に変えました。それでもなんだか分からないままやってしまう選手も。うーん。動きをシンプルにしたことで随分刺激を入れやすくしたのですが。陸上偏差値を上げないといけないと思います。強くなるために何をするか。ここが重要です。

練習に関しては前日の流れと同じ。この日は一歩ハードルを入れようということになっていました。その前段階でハードルドリルも。ハードルを使ったドリルはかなり効果的だと思います。やったらいいなと思う種目もあります。これも相談しながらなのかなと。色々な形でやっていければと。

そこから一歩ハードル。本当はハードル選手にお手本を示して欲しいのですがMさんは週末の試合のために別メニュー。こうなるとできません。私は火曜日に練習で腰を痛めたのでお手本も中途半端にしかできません。一歩ハードルとシザースを組み合わせると効果的ではないかとkbt先生が言われたのでそれに合わせての練習です。発案を具現化するというのも重要なことだと思います。この日は初めての一歩ハードル。まずは何となくでもできるようにしていくことが重要。

一歩ハードルをやってから屋外でシザース。この辺りを見ながら選手達に確認を。動きのイメージとして片足スキップ→一歩ハードル→シザースの方が流れが良くないかなと。地面からの力を一瞬切り替える片足スキップからそれを遠くに引き出す&重心を前に引き出すために一歩ハードル。ここで踏切がきちんとできないと重心移動が生まれません。そこからDMを使ってのシザース。段階的に走りに繋がっていきます。ここは次の日に試してみようということに。

そこから前日に引き続き「ギリギリバトン」を。最大スピードを出しながらです。雨の影響と脚を痛める選手が出るのでバトン練習もしっかりとできない部分があります。それでもできる選手を中心にやっていきました。小雨が降り続ける中で。出の安定は最低条件。ここができなければ意味のない練習になります。前日から「バトンが渡らなくても良い」という設定にしています。渡すための練習と最大スピード&距離感を掴むための練習を別に設定している感じです。

最後専門練習の時間があったので。スタート練習を。スタブロの数が少ないので効率が少し悪いなというのはあります。それでも感じをつかむための練習を。この時間帯基本1人になっていたので全ての種目が見れません。kbt先生は昨年度本当に大変だっただろうなと思います。1人では難しい。私はこの日にスタートに特化して見させてもらいました。マーク走と組み合わせながらです。この辺りも個別対応ができると違います。私は全体指導というよりも個別対応の方が得意だなと思います。人それぞれです。動きの変化は見られました。本物になればと願います。

午後からちょっと個別に練習対応を。走ったりするというよりもカウンセリングに近い形で。走る感覚が良くないという部分に対してどのような意識でやっているのか、何が課題なのかを聞きながら。ガンガン動いて走りを作るというのではなく「何ができていないのか」「走るときに意識していることは」などの細かい部分を聞きながら。怪我をしていたらしくその期間中「補強をしないといけない」と地道に努力を重ねたようです。しかし、それにより股関節周辺の柔軟性が落ちる。静的ストレッチをしてみると全くといっていいほどできません。それは走っても進まない。性格的に真面目です。その真面目さが悪い方向に進むパターン。この子以外にもそういう選手がいます。完全にイメージが重なります。


走るための基礎的な動きや考え方を伝える。走らずに感覚作りをしながら。片足スキップも。軸足に乗りすぎてしまうという印象がありました。本当に短時間でしたがもう一度輝きを取り戻してもらいたいなと思いながらやっていきました。時間が許せば色々とできるのでしょうが。とはいえ走ればそれで良いという話ではないと思います。色々な想いを抱えながら。


鍛えて欲しい筋肉については話をしました。バランス系に関しても。腰が落ちてしまうという印象がありました。そこに対して支持する筋肉がないとできない。補強をしているという割には必要な部分がない。とにかくそこを鍛えるように補強を教えました。


本人が途中苦笑いをしていました。見た感じのことと走りのことを指摘したら的中していたようです。「言われている通りだな(苦笑)」と。ドリルだけを徹底するのではなく色々なことをやりながら走りに繋げていくことが大切。真面目な選手が陥りやすい部分です。力になりたいなと切に思います。


そのタイミングで遠方の友よりLINEが。こちらはこちらでかなりしんどい想いをされていました。上手く言葉で言い表せませんが。それぞれがそれぞれの場所で苦しんでいる。こういう時期ですから仕方ないという言葉ではまとめられません。本当に大切なことが何か。そう考えるとやらないといけないこと、やるべきことが見えてきます。誰のためにやるのか。誰にプラスになるのか。ここに尽きると思います。


比較的最近のことなので詳しく書けました。日々思うことがあります。めちゃくちゃ長くなっています。思うことはかなりあります。


ぼちぼち書きます。ぼちぼち。

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本当に記憶がない

2021-08-22 | 陸上競技
木曜日。この日のことを思い出そうと思うのですがなかなか(笑)とにかくやったことを常に書いておかないとダメですね。自分自身の振り返りが甘くなる。見る視点なども含めてまとめておきたい。瞬間瞬間に感じたことは文字にしておきたい。見直すことはないですが記録しておくことはかなり大切。

この日はトレーニング中心のメニューになっていました。最初の段階でバトンジョグと体幹補強。体幹補強は任せてもらっています。プレートを使った種目もあるのですがなかなかできません。それほど難しい種目ではないのですが。下半身で地面を押して大きく回転させて反対側に持っていく。プレートは大きな円を描きながら反対側に行くのです。自分でやるとかなりお腹の部分に来ます。が、数ヶ月やらせていますが何度も指摘しても改善できません。ここに関して後からkd先生から「別の種目の方が来るのでは?」という指摘をもらいました。

話をする中で私は「できるようになるまでやらせる」という感じがあるなと。だから毎回毎回同じことを言い続ける。効果はあるのでそれをやらせたい。できないならできるようになるまで、意識できるようになるまで。そんなイメージです。kd先生は「できないなら別の種目に切り替える」という話をされていました。中途半端な練習になる時間が無駄になるからということでした。限られた時間をどのように使うかという部分で有効に使うための工夫だと思います。ここも勉強になるなと。自分のやり方にこだわり続けていても先に進みません。早速次回から別の種目で代替することに。

補強や動きなどは明らかに差が出ます。何度言ってもきちんとできない選手はいます。「きちんとやっている」と思い込んでいるのです。だから指摘しても「何がいけないんですか?」という感じになる。「目線を上げない」という話や構えの話も何度も指摘します。が、一向に改善されません。何とかしようという気があるのかどうかさえ疑われる。きちんと意識してやればできるようになりますが、なんとなくやっているとそれができません。結局はどこでやるかというよりも「何をやるか」という部分です。

書いているうちに少しずつ思い出してきました(笑)やはり文字にすることは大きい。

基礎ドリルをやってからシザースとスキップ。久しぶりに天気が良かったのでタータンで実施したような気がします。ここはあやふや(笑)

最後にウエイトとサーキット。私はウエイトの方を見守っていました。女子は筋力的な部分をどのようにしてあげるか。何度か繰り返しながら言い続けています。これまでは本当に軽い負荷でやっていました。シャフトのみ(笑)20キロくらいのシャフトで全ての種目をやっていたので費用対効果としては低いのかなと。やるからにはしっかりと筋力を上げる時間にしなければいけません。効率よく負荷をかけられないのであれば別のことをやる方がいい。今は怪我をさせないようにバランスを見ながらやっていけたらと。

身体づくりは差がつきます。間違いないです。目的意識を持って取り組めるかどうか。怪我をして走れないから補強をしておくというのが続いていました。ある程度メニューを示してやっていましたがこう見てみるとほぼ強化されていない選手もいます。走れない。そうであれば走れる選手よりも筋力的に強くなっておかなければいけない。が、結局それができていない。競技以外のことで必要ない怪我をしてしまうというのは他にも原因があるのかもしれません。この辺りのことも話はしていきたいですね。時間と労力がもったいない。

こういう書き方をするとblogが炎上するんでしょうか。難しい部分です。事実であったり感じたことを書くというのは難しい部分です。オリンピックに関することでも失言や安易な行動で叩かれている様子を見受けます。雉も鳴かずば撃たれまい。それでもやはり記録はしておきたいですね。

せっかくやるのであれば力を上げてもらいたい。それが正直な思いです。やるからにはです。

なんとなくこんな感じでした。記録しておきます。思い出しながらなのでかなり曖昧になっていますが。
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登校日とそれぞれの苦悩と

2021-08-22 | 陸上競技
なかなか。書くに至りません。たぶん書こうとあえば無理やり時間が作れるのだと思いますがなかなか。

水曜日。登校日でした。練習は休み。本来前日が支部大会だったのでそれに合わせて休みとしていました。が、中止になったのでやろうと思えばできたのですが前日に負荷をかけておいたので予定変更なく休み。3年生も同様で休みでした。登校日に関しては大掃除をして終わり。週末に行われる教員採用試験の会場になっています。そのための準備という感じです。校舎は入らなくなりますがグランドなどは問題なく入れるようです。これも不思議な感じがします。学力検査とは違います。

前の記事にも書きましたが支部大会の代替が何かできないかという意見がありました。他地区は水曜日に実施しているので問題なくできます。我々の地区だけ試合がない。そうなると8月に試合に出る機会がなくなります。きちんと機会を作ってあげなければいけないのではないか。2地区が同時に開催するという形になるのでなかなか。次の月曜日にできないか。そう考えて画策しましたが難しい。さらにはこの日県内のコロナ感染者が100人を越える。それに伴い登校日が無くなる学校も出てきました。そんな中で記録会さえも新たに企画するのは難しいのではないか。

かなり各方面と調整しました。参加できる学校も数チーム。可能な限り、可能な形で記録が計れないか。試合形式の形でやれたらと思いながら。結論としては「実施できない」という形となりました。ほぼ1日かけて対応しましたが難しかったですね。私の力不足、調整力不足も大きいと思います。かなり自分の中でしんどかった。

午後からは個別に練習を。とにかく何ができるかを確かめながらという感じです。基本的なことを徹底的にやる。本当は細かいことを言わないでやる方がタイプ的には良いのだと思います。が、きちんと確認していくと「思い違い」が沢山あります。そこの部分をやりたいこととすり合わせていくことが重要なのかなと。毎日みると「修正するための動き」見えてきます。が、それができないのでどのように変化してきているのかが判断できません。

とにかく確認を。あれこれ引き出しの中から出しながら何がプラスになるのかを確かめる。単純にできれば良いのですがそれができません。一つ一つの要素はかなりできます。それを上手く組み合わせることができない。パズルでいえばきちんとパーツはあるのです。それを1つの図柄にすることができない。噛み合わないというか。

接地が長くなる。ここに関して理由を探る。前に前にという意識の中でどうするか。基本的なことを確認しながら。頭で理解することと実際にできることはまた違ってきます。多くの情報量を与えることで混乱するというのも出てきます。何が必要なのか。何ができるのか。そこを確認しながらやるしかないという印象です。

以前の走りの感じも確認しながら。この日の後半はある程度形になりましたが、また時間が空くと元に戻る感じがあります。そこに対してどうするか。時間があるときにきちんと走れた時の感覚を確認するようにという話をしました。日誌などを見直して何が必要なのか、良い時の感覚はどうなのか。ここを再確認する必要があります。

見た目の動きだけではなく内面的な部分をどうするか。感覚をどのように磨くか。何がきっかけになるのか。何度も何度も確認していく中で「ハードルドリル」のことが出てきました。これをやることで感覚が良くなる気がすると。それをどのように取り入れるか。次に一緒にできる時に試してみようという感じでした。振り返りも含めて非常に重要な時間だと思います。

ギリギリまで練習をしてこの日は舎監なので戻る。時間をどのように使うかです。なかなか難しい。時間的にはこの間も記録会をやるかどうかの調整をしていきました。本当に難しい。そう感じながら。

記憶が曖昧です。やはり時間を作って更新しておかなければいけません。自分のやったこと、考えていることを文字にしておかなければいけない。ここはすごく大切なのに。あー。なかなか。どうにかならないものか。

記録だけしておきます。本当に記録だけになります。情けない話です。
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試合の代替として

2021-08-20 | 陸上競技

更新滞る。なかなかです。

 

火曜日。本来は支部新人でした。予報では「大雨」。警報まで出ていました。実際は雨がそこまで降らず実施できたのではないかという天候でしたが、やはり「実施できない」という判断をしなければいけない感じでした。難しいですね。やればやったで「なぜやるのか」という話になるでしょうし、やらなければ「できたではないか」と言われる。難しい。本当に。

 

練習に関しては試合がなくなってしまったのでしっかりとやろうという感じでした。前日の流れを踏まえながら。体幹補強をやってからドリルへ。体幹補強、導入当初から指摘している部分があります。プレートを使った補強です。下半身で力を生み出してそれを上半身に伝えていく。これがなかなかできません。毎回やるたびに話をするのですができません。この部分に関して後日kd先生から指摘をもらいました。「できない」ことを「できるようにする」というのが練習です。しかし、これだけ指導してできないのであれば「できない」のです。そこを何とかしてやらせようとするよりは「できる種目に替える」ことのほうが効率が良い。確かに。その視点で見ていくことでまた別のことができる気がします。考え方やモノの見方です。

 

この日は基礎ドリル1,2から3への移行。これも「足運び」「地面に力を加える」「方向を変える」の3番目の部分です。ここをどのように取り入れていくか。数週間基礎ドリル12をやり続けていたのでそろそろ「前に進む」という感じも作らないといけません。間に合うかどうかの話にもなりますが、急いて動きが崩れるよりはこれから先のことを考えてやるほうが良いのかなと思っています。これは顧問3人の共通理解です。DMを使った引き出しからスキップへ。

 

この辺りはkbt先生と相談をしながらです。基本kbt先生のメニューで実施しています。意見を聞かれたときにどうするかの話をする。この日は「DMでの引き出し」から「スキップ」でした。一歩ハードルもやりたいということでしたが。この部分、「組み立て」や「順番」が重要になります。ここに関しては一緒に見ながら相談しています。この日の順番から少し変える予定です。段階的に走りを作るという意味ではやはりそのほうが良いのではないかと。基礎ドリルとマーク5歩の組み合わせをひたすら。

 

そこから専門練習として「バトン練習」を。前日に引き続きです。話をする中で「ギリギリバトン」をやろうということになっていました。怖がって「待て」をかけることが増えています。必要な要素ですが本当はもっと加速できるのに不安になって前で渡してしまう。「どこまでできるか」を試しながらです。何度も何度も試しながら。失敗しないためのバトンと記録を出すためのバトン。どちらも重要です。この部分を両立させながらでしょうか。かなり走りました。

 

最後にマイルの代わりに200mを4本。60秒レストで。全員でした。普段この手の練習がないのでこういう場面でやるというのは重要かもしれません。さらには「適性」を見ることもできる。ショートスプリントの選手でも長い距離が走れる選手もいます。こういう部分を見極める。今後のことにつながります。本数をこなすと「積極的に走れる」者と「抑えてしまう」者に分かれます。この部分がどうなのか。性格的なものもあると思います。それでもやっていかなければいけないのかなと。これはこれで本当に貴重な時間です。オールアウトできた選手もいます。力が残っている選手も。気持ち的に追い込んだというのではなくしっかりとそれができるといいのかなと思ってはいます。

 

最後に補強を15分程度。これは体幹中心にという感じです。やれることをしっかりとやっていきたいですね。

 

簡単に。やったことを忘れないように記録しておきます。面白くなくてすみません。

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ハードルと練習と

2021-08-18 | 陸上競技

個人的に思うことを。興味のない人は読み飛ばしてもらえればと思います。

 

先日から思うことがあります。これも考え方なので何が正解で何が間違っているのかは分かりませんが。

 

技術的なこと。ここに関して。球技系であれば技術的なことが身に付くかどうかは試合で実戦で使えるかどうかという部分で目に見えてわかります。もちろん基礎的なことの積み重ねが重要であることに変わりはないと思いますが。陸上競技の種目特性として「基礎基本」ができていなくても「速い選手は速い」というのがあります。もちろん自然に効率よい動きをしているから速いというのはありますが誰かに何かを教わったから速くなったというわけではないという選手が存在するのは紛れもない事実です。

 

先日、合宿がありました。ここで「ハードルの基礎」を伝える機会がありました。実際、ハードルも「上手く跳べる」選手は存在します。特別な練習をしなくても跳べるのです。ちなみに私は小学校の頃、担任に「ハードルは向いていない」と言われて小学校の大会に出してもらえませんでした(笑)。向いていなかったのでしょう。高校時代にも何も教わっていない中でハードルをやっていました。それでもそれなりの成果は出せていました。ここに関してはそれなりに「適性」があったのかもしれません。

 

この時の合宿では「走力差」もありました。それが根底にあるのでショートハードルにしてもヨンパにしても「差」が出てきます。親しい指導者が自分の娘さんに「12秒台で走れるようになったらハードルを教えてもらえ」と言っているそうです(笑)。これは極端ですが本当に勝負をしようと思えばそれくらいのスピードがなければ話にならない。前任校でも「ハードルを跳びたい」という要望が何度もありましたが、「わかった」ということで走らせていました。結局走力がなければレースで勝負することはできないからです。それが1年間経過して15秒0です。この結果を予想した人はいないと思います。長いスパンで見たときに・・・ということです。

 

が、我流でハードルをやると間違いなく「好ましくない動き」を習得してしまいます。特に抜き足などは顕著です。このままやっていたら間違いなくいいことにはならない。学校でハードルドリルなどをやるのであればその場面で意識してやっていくことができると思いますが、そういう練習がないチームであれば特別にハードル練習をするしかない。ここも「差」だと思います。ハードルを使った練習は間違いなく股関節の強化につながります。

 

体幹が弱い。股関節が弱い。それでも「ハードル」をやる。または「幅跳び」をやる。こういう選手が多いと思います。前の記事にも書きましたが「やりやすい」というのもあると思います。毎日のように「幅跳び」の練習がしたいという生徒もいるでしょう。それは「幅跳び」の記録を伸ばすためなのか、「やりやすい」からなのかは正直分かりません。求めるところが違うので「やりやすい」を選ぶというのが完全に間違っているとは思いませんが。考え方です。

 

学校でもできる基礎的なハードル練習。ここをもっと徹底する必要があるのではないかと思っています。特別な場面での「ハードル練習」ではなく日常的にできることを取り入れたハードル練習のほうが相応しいのではないか。ポイントを押さえてやっていくことの重要性。パッチを充てるというのではなく「基礎基本」を大切にした練習ができればいいのかなと思っています。

 

そんなことを考えながら。とりあえず「できること」から始めようと。身近な人に連絡をして「ハードル練習会」を開こうかなと思います。もうすでに一緒にやったことがあるので大まかなことはわかってもらっていると思いますが。それを少しずつ派生させていってもう少し「基礎基本」ができるようにしていきたい。スプリントに特化するというのも必要かもしれません。が、スプリント技術は段階的なことがあるのでかなりの時間をかけないと「走り」までつなげていくことができなかったりします。この部分をどうやっていくか。そうであれば「ハードル」を使って強制的に体幹や股関節周辺の強化を行い、さらにはスプリント技術にもつなげていきたい。その場面が必要かなと。

 

まー勝手にそう思っているだけです。自分のやろうとしていることにどれだけの価値があって必要とされているのかは分かりません。それでもやる意味があると思っています。まずは少しずつ。理解いただけるところから始めていくことが重要かなと。

 

自己満足かもしれません。それでもやっていきたいと思います。定期的に。

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通常通り

2021-08-17 | 陸上競技
月曜日。この日は学校での練習。当初は翌日の支部大会に合わせて少し練習量を落とすということになっていました。が、前日に支部大会が実施されないことが決定。練習はしっかりと負荷をかけようということになりました。今は調整するという話ではないので基礎的なことをやってきた部分を走りに繋げていく時間。間に合うかどうかという話になります。

バトンジョグをしてから体幹補強。5月から実施している補強を。これは10分程度で終わるように設定しています。体幹中心に実施しています。いくつかパターンがありますが基礎的な部分を大切にしているという感じでしょうか。限られた時間の中でどれだけ強化できるかというのが大きい。そこから基礎ドリルを。割愛しながら実施。

短い距離をある程度走ってからタイヤ押しとタイヤ引き。このタイミングで私は3年生の練習の方へ。3年生は支部大会は関係ないので元々少し刺激を入れる予定になっていました。週末に中国選手権が行われるのでそちらに向けてです。男子はリレーに出ますが万全の状態ではないのでバトン練習はなし。個人種目の練習へ。ショートハードルとヨンパの練習があったのでその辺りを見守りながら。

ショートハードルは簡単に。同じ日に幅跳びがあるということでそちらの練習もしたいと。ショートハードルは秋に記録が狙えたらという感じで考えています。幅跳びは今回が最後になるかもしれません。そうなるとある程度の時間が必要になるのかなと。無理をして怪我をしてもらっても意味がなくなりますがこの辺りは様子を見ながらなのかなと。ショートハードルの練習をしましたが、アップ不足もありました。ほとんど走らずにハードルを跳び始めたのでキレがない。「身体が重い」と言っていましたがそれも含めて判断が必要です。最後はかなり動くようになっていましたが。

ヨンパは3台目まで。ほとんどやっていませんがスムーズに走れるようになっていました。よくわかりません(笑)ショートスプリントに特化して2ヶ月近くやっていた部分で余裕が出ているのかもしれません。気になるのは心肺機能の部分。本人と話をすると最後の専門練習で短長と一緒に走り込みたいということでした。不安要素をどうやって取り除くか。

この辺りで下級生も練習を終えてグランドに出てきました。グランド自体が少し悪かったのでピロティーでやっていました。そのため練習の流れはほぼ見ていません。専門的に指導できる顧問が複数いるので分かれて実施できるというのも大きなアドバンテージだと思います。

専門練習はバトン。kbt先生と意見が一致していますがやはり最大のスピード練習になるのはバトン練習だと思います。前日にもやっていましたが私はメンバー以外の走りを見ていました。この日は一緒に見ながら意見交換を。お互いに気づいたことを確認しながら選手にフィードバックしていきます。気づくところが同じだったりするのでなかなか楽しい時間になります。スピード練習に加えてバトンの技術的な事も全体に伝えながら。バトンに関してはこだわってやっています。これをどう生かすか。リレーに出場する選手だけではなく全員が参加してやっていました。

渡ればいい。そういう考え方はありません。2人で見ながら「もっと加速できるのでは」という話になりました。見ていると「待て」が早いペアが複数います。もっと加速してバトンを渡したい。そのための練習を別に設けようということに。また、見ていると「動いている」選手も複数。待つことができません。きちんと待ってから出る。動きながら待つとタイミングが合わなくなります。ここ最近はかなり練習を増やしていますがまだ出が安定しない。まだまだ細かい部分の調整が必要。

何度か書いていますが3年生が抜けるとかなりチーム力が落ちます。冷静に見ていかなければいけません。持ち上げて過大評価する必要はない。やっと全員が練習に参加できる形になってきました。そこから目を背けずに来年度に向けてどう整えていくか。かなりのことをやらなければ戦える状況にはならないと思います。そのためにとにかくやるべきことを徹底していきたい。

最後に走練習。短短は120×3本。短長は150×5本。私は短長の方に付きました。とにかく力を出し切る。5本を走り切る練習ではなく1本目からしっかりと力を出し切っていくことが必要です。3年生が1人参加していました。ここに来てめちゃくちゃ積極的に走ります。1本目は差が小さくて前に追いついてしまったので2本目からは少し差を広げながら実施。よく走っていました。下級生は走ることで精一杯。途中余力を持って走っている選手も。ここは今後大きな差になると思います。3年生は5本走った後に完全にオールアウト。これくらい力を使い切ってくれると良いのですが。もう少し時間があれば本当に戦えるレベルまで届いたかもしれません。

最後に補強を。翌日の大会がなくなったので股関節の負荷をかけても大丈夫ということでランジ系なども実際。普段は何も持ちませんが軸を意識するためにプレートを使いながら。15分という限られた時間の中で最大限の負荷をかける。前日に引き続きこの補強は任せられたのでそれに応えるべく負荷をかけました。男女で終わる時間に差がつきます。早く終わった男子はプラスアルファでやるように話をしました。もったいないので。

色々と感じながら見ることができました。リレーの練習はやはり楽しい。意見交換ができるというのも大きいですね。自分自身も勉強をしながら時間を過ごせたらと思います。ありがたいことです。
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微妙な天気

2021-08-17 | 陸上競技

土曜日の午後。練習再開となっていました。が、前日までに降り続いた雨の影響で県内の電車が全て運休。こうなると電車で通学する生徒は学校に来ることができません。これは本当に微妙。ほとんどの選手は来ていましたが数人は難しい状況。とにかくこの手の天気が続くのは・・・。

 

火曜日に支部新人開催予定。前日から地区委員長と連絡を取りながら「どうするか」を検討。これも判断が非常に難しい。この日の時点で「火曜日は大雨」という予報でした。本当に雨が降るのかどうかは分かりません。が、この日と同じ状況が続けばやはり「電車が運休する」危険性があります。これまでの流れから考えると開催が難しいのかなという気はしていました。何度か相談を重ねて「中止」「順延」という形をとらせてもらうことに。「順延」となると時期がありません。批判もあるかもしれませんが。万が一に備えてというのは必要かなと。外部からの役員もいます。早めに伝えないといけない。やはり私はこういう立場は向いていない気がしますね。難しい。

 

練習に関しては通常通り。時期としては「基礎充実期」となっているのでもう一度しっかりとやっていこうという感じでしょうか。アップサーキットを2セット。そこから基礎ドリル1と2。天候もあって少し早めに進めようと。ドリル終了後は屋外で走る。バトン走などを行ってから専門という形。この日の専門は「バトン中心」でした。私はバトン練習がない選手の走りをみることに。80m×4本を2セット。先週は走りたかったけど走れなかったという部分があります。こうなるとこういう時に走っておきたい。最初は80m×4本1セットなのかと思っていましたが2セットだったようです。

 

ハードル練習をしたいという申し出もありましたがこの日は却下。まずは走る練習が重要かなと。前の記事にも書きましたが「技術的なこと」の前提に「走る力」が必要です。100mが15秒かかる女子がどれだけ練習しても100mHを17秒で走ることは不可能です。走力とインターバルの走りは比例します。400mHをやるにしても神がかったハードリング出ない限り55秒の男子が56秒で走ることは不可能。それでも「ハードリングを」というのは違うかなと。

 

最後に補強を15分程度行って終了。かなりの負荷をかけました。こちらから種目を指示してやるほうが負荷が高まる。こういう部分はしっかりとやりたいですね。腹筋中心という感じだったのでそこに特化しての補強。ヒイヒイ言っていましたがこれくらいのことはできないといけないですね。時間をかけて。

 

なんとなく記録しておきます。いろいろな葛藤があります。

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考えること

2021-08-16 | 陸上競技

日曜日。この日から開寮になるので練習は夕方から。午前中は「練習を見てほしい」と頼まれたので移動。本当は防府でやりたいなと思っていたのですが、前日の時点で電車が運休となっていたのでこうなると厳しいなと思って諦めました。休みの期間にやったことがタータンの上でできたらいいなと思っていたのですが。残念。夕方から山口なので早々に維新公園で。

 

支部大会前なので通常通りの流れでやったもらうことに。気が付いたことを指摘するというのが一番いいかなと思っていました。流れがあると思うのでそれを無視して練習をするというのはこの日は違うかなという感じがありました。細かいことというよりもある程度実践的なことをやるほうが良い。これはなんとなくの感覚的なものですが。火曜日に試合があるという段階でドリル中心の練習というのは難しくなる。さらには休み明けの練習ですからここは大きな負荷をかけにくい。


バトン練習をするということなのでそのためのアップを。ホームストレートが多くの人に使われていたのでなかなか使用が難しい。気が付いたらバトン練習をバックストレートでやっています。先に2-3のバトンをやっておくのかなと思いましたが違う(笑)。1-2、3-4のバトンをバックストレートで実施していました。

 

hoshoの1年目を思い出します。試合の時に競技場に行っても全然アップをしない。走る姿を見かけない。探して聞いてみると「競技場で走るのが恥ずかしい」と言っていました。今回の件は全く違うと思います。かなり遠慮していたのだと。とはいえ、自分たちがやりたいことがあったらそこに対してはコミュニケーションをとりながらやっていけるといいなと思います。その部分は話を少ししました。

 

また、バトンで走力差がある部分が。そこに対して普通に対応していたら勿体ないので別の形でやるほうが良いのでは?と話しました。顧問の先生にも理由を伝えて実施。この部分は「やってみないとわからない」部分があります。直観的というか走力を考えるとどのようにすればいい感じになるかを判断できるといいなと思います。これも「経験値」かなと。いきなりそんな発想にはならないでしょうから。持っている知識を伝えていくことが重要なのかなと思います。

 

その後、ハードル練習。かなり前に少しだけ見ました。この時は「適性があるかどうか」の判断でした。普通にハードルが跳べるという意味では問題なさそう。細かいことは一切やらずに「跳ぶこと」の練習をしていました。本当にあーどるが跳べない選手はやったときからすぐに「厳しいかな」という感じになります。典型的なパターンが「走力がないからハードルに出る」というもの。「100m」はほかの選手が出る。どうなると次は「走幅跳」が出やすくなる。距離が短いですし。その次くらいがひょっとしたらハードルでしょうか。ジャンプに近い感じで4歩や5歩でもレースには出れます。短時間で終わりますし。そういう部分でいえば見させてもらった選手は「適性はある」という感じです。下手というわけではありません。「無難に跳べる」という印象でした。

 

実際にショートハードルを跳んでみるとまだまだな部分が多い。当然の話です。基本的なことは何も教えていません。まずは「跳んでみる」という段階からスタートしています。いきなり難しいことを求めても無理なので。見てみると本当はもっとやっておくほうが良いなと思うことがたくさんある。それでも「支部新人に出る」ということでそこに対応しないといけない。これはかなりの突貫工事になると思います。もう少し時間がないと難しい。

 

顧問の先生とも話をしたのですが「パッチを充てる」という感じになります。今目の前にある状況で「ひとまず対応するには何が必要か」を考える練習になる。リード脚や抜き足のことも含めてほとんど何も伝えられれていません。アプローチのことも何もできない。そうであれば「まずは跳ぶこと」でしかない。本当は支部練習会の時にハードルパートを作ってやるとよかったのかなと思います。が、これも難しい部分。本来的に「きちんと走れる」というのが重要になる。そうなると「ハードル技術」というよりも前に「きちんと走ること」が重要です。よくあるパターンが「跳躍練習をする」ということで走る練習をしない。いやいや、その前段階がある。もちろん、「競技力を高める」ことを目的としていない場合にはそれもありだと思います。圧倒的に楽ですから。

 

まずは「走力」だと思っています。走る力がなければ様々な競技で活躍することは難しい。小手先の技術よりも「根本的な改善」が必要になるのかなと。しかし、選手はそこに気づきにくい。我慢強くできるかどうかと言われるとこういうご時世ですからなかなか難しいと思います。極力地味でキツいことはしたくない。楽して速くなりたいという選手が多く存在します。それで上手くいく選手もごく一部いるのでしょうが。かなり難しいと思います。


そう考えるとやはりベースになる部分の徹底が必要なのかなと思います。それをどれだけ徹底できるのか。投擲練習なども即席栽培のように投げることを教えると短期間である程度までいくのかもしれません。しかし、そこにはベースがないのでやはり伸び悩む。3年生になって楽しめなくなる。もちろんそれは親心というか先を考えての指導になりますが、短期的な視点でしか考えられない選手が増えている今はそれが非常に難しくなる。


考えさせられます。やはり基礎基本を伝える機会が必要になるのだろうなと。単発ではなくそれを継続してやっていく機会が必要。専門的な話になるのでこういう部分を伝える機会があれば良いのかなと。指導で困っている選手や指導者に対して少しでもアプローチできるといいのかなと。考えさせられます。


まとまりません。見る中で感じたこと、これからのことが頭の中に浮かびます。また書きます。

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休み?

2021-08-15 | 陸上競技

合宿終了後、学校の練習自体は休みとなりました。閉寮になるのでそのタイミングに合わせてです。2日間の休みとなります。この間、私は個人的な時間の使い方をすることに。別途練習をすることにしました。なんとか走れるようになってもらいたいなと思っている選手。少しでも力になれればと思っています。これは非常に微妙なところなのですが。

 

夏休みは比較的時間があるので定期的に練習をさせてもらっています。私は毎日陸上競技にかかわらせてもらっている。これは本当にありがたいことです。現場で何かできるということは幸せだと思います。体力的なこともありますが今自分にできることはやりたい。それが何かを生み出すと信じています。自己満足なのかもしれません。このことに関しては何人かには話をさせてもらっています。今自分が何をするべきか。そこを常に考える。

 

かなりの雨でした。できるところでできることを。ここも自分の中では重要視しています。時間をかけて丁寧にやる。動きの課題を聞きながら確かめながらやっていく。対話をすることで感覚を作っていくことができる。なんとなくやるのではなく「明確な目的をもってやる」という部分が重要だと思います。

 

話をする中で「重心の移動」や「軸足」や「体重を乗せる」ことについて確認をしました。「軸足」に乗せていく。が、乗せることがメインになってしまって「移動」する感じがなくなる。そんな細かいことをやっていてどうするのかという意見もあると思います。しかし、「客観」と「主観」のすり合わせができるかどうかは大きな話です。こちらが伝えていることと相手が受け取っていることが全く違うというのもあります。

 

話をしていく中で「足を前に」という部分で「見解の相違」があることがわかりました。接地時間を短くしたい。それなのに「軸足に乗り続ける」という感じがあったようです。これも言葉で表現するのが難しいのですが。本当は次の足に重心を移していかなければいけない。が、前に出した足に乗るのではなく地面に接地している足に乗り続けているという感じ。結果、地面を押し続ける形になってしまう。この段階で間違いなく意識は軸足というか地面についている足にあります。それにより「次の動作が遅れる」のです。ここも非常に表現が難しいのですが。

 

地面に足が着いた時にはすでにフォローレッグに重心が移っておかなければいけない。乗り続けることで「安定」が生まれてしまいます。前に進みたいのに「安定」すると当然ながら前には進まない。打ち消してしまうことになる。これをどうやって変えていくか。いつも「次の足」とか「前へ前へ」という表現をします。重心を前に進めるために「先取」というか前にある重心を取りに行くというか。語彙が少ないのでうまく表現できないのが難点。とにかく「軸足」に「乗り続ける」ことで次の動きが遅れてしまう。

 

壁抜きなどをします。これは膝が前に行くときに重心の移動を生み出すという感覚です。しかし、これも対話をしながら確認しないと「全く違う捉え方」をされてしまう。もちろん、難しい話ばかりしても意味がないと思います。それが自然にできるようにしていく工夫も必要です。が、「主観」と「客観」に違いがあればどれだけやり取りしても変わりません。悪循環を生み出してしまう危険性がある。こういう部分をもっともっと考えていく必要があるなと思います。

 

過剰な知識を入れる必要はないと思います。動きにつながらずに知識が大きくなってしまって実際にやるべきことがわからなくなる。それでは結果は出ません。ウンチクを話しているだけで動きが変わるわけではない。道具を使って練習をする理由は「無意識にできるようになる」というのが狙いです。そこに向けてどのように工夫をするか。

 

しかし、この前段階で「やりたいこと」を明らかにしておく必要があるのかなと。「言葉」でしか示せない部分があります。同じ言葉を使っていてもそれが「同じこと」を意味しているとは限りません。そこの「違い」を明確にしていくことが重要だなと思います。これも様々なことを試しながらやっていく中で見えてくることです。

 

上手く表現できませんが。自分の中で毎日が勉強になります。今まで考えていたこと、伝えようとしていたことが全く違う感覚で捉えられていた。そうなると何をやってもうまくいきません。時間がかかります。もっとシンプルにできればいいのかなという気もしています。回りくどくて時間がかかる方法なのかもしれません。全体の指導をする機会が減っているので自分の中で上手く他者に伝えることができなくなっているのかもしれません。自問自答しながらです。

 

まとまりません。かなりマニアックな話になるのでこの手のことを書いても面白くないのですが。それでも記録しておきたい。もう少しこのあたりのことは書きたいなと思うのですが。表現の仕方が難しいなと思います。

 

とりあえず記録しておきます。毎日が勉強だなと思います。まだまだ力が足りません。

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合宿~ハードル4~

2021-08-15 | 陸上競技

ぼちぼち。

 

なぜか分かりませんが異常にアクセスが増えています。一昨日が800、昨日が700です。これはビューではなくユニークユーザーなので「訪問者」の数がこれだけということになります。細々とやっているのでできるだけアクセスが増えないようにしたいのですが(笑)。まー細々と。

 

木曜日。合宿3日目。この日は朝からかなりの雨が降っていました。こうなるとどうしたらいいかわかりません。室内練習場は多くのパートがごった返します。当然ですね。さらに午後から雨がひどくなるという予報。skyの生徒は前日の段階で学校で練習をするということに切り替えていました。kbt先生が途中で抜けて学校に戻られるという状況。顧問3人が完全に抜けることになるのでこういう部分は配慮してもらえます。私はハードル担当が一人なので残って指導。

 

相談をして午前中の練習を引っ張って1部練習という形にしてもらいました。雨に濡れた状態で午後まで待つというのはちょっと厳しいかなと。さらに4時間近く走るのは難しいと思ったので最初はウォーミングアップ室で補強を1時間程度することに。短距離の一部も来たので人数が増えました。思い付きになりますが体幹中心にしっかりと実施。アジリティなども含めてきっちり1時間。そこから軒下でハードルドリル。3日間やるとある程度は変わってきます。県合宿やプライベート合宿ができない状況ですからこういう部分が不足します。定期的に練習会などをやって補う必要があるかなと思っています。必要とされればですが。

 

これも一歩ハードルも含めて実施していきました。しつこいですが。やはり抜き足とリズム。ここをどのように改善するかを考えなければいけません。癖を修正するためにはどのようにすればいいか。どれくらいの頻度で実施するか。ここも難しい。普段の練習で見ていないので改善が難しかったりします。抜き足が寝るのをどうにかしたい。さらにはそこから生まれるリズムの悪さも修正したい。難しい。

 

この日はしっかりと走って終わろうと。男子の400mHの選手は4台目までを。3年生です。中国選手権に向けて。春先かなりいい感じで来ていたのですが、チーム事情により400mHを途中であきらめることに。そのおかげでインターハイに進めたというのもあります。出場するレースで自己ベスト更新はさせてあげたい。とはいえ、持久系の練習もハードル練習も全くといっていいほどできていません。この状況でどうやって対応するか。限られた時間ではありますが指導をしていけたらと思っています。4台目までまずまずの流れで走れていました。15歩もスムーズ。1本だけになると思うので力を出し切ってもらえたらなと思います。

 

女子はすべての選手が5歩ハードルで。走力に差があるので2種類のハードルを準備してです。9台。100mはあります。これを最後までピッチを落とさず、リズムを保ったまま走る。これだけでかなりの負荷になります。雨が降っているのもあり休憩時間をできるだけ短くして行うことにしました。4本は9台目まで、残り数本は7台目まで。息が切れて動けなくなるという感じの練習ではありません。強制的にピッチを保つことで走力の向上にもつながると思います。ここは大きいかなと。300mなどを何本も走るほうが「きつい」という部分があると思います。しかし、必要な要素はそこではない。最後までリズムを保って走ることだと思っています。これも考え方だと思いますが。かなりやりました。

 

少し早めに終わったのでどうするか?と聞いたら「1歩ハードルなら行けます」とMさんが。それに便乗して他校の選手が「補強よりは1歩ハードルのほうが良い」と言い出す。本当は補強をしてほしいのですが。とはいえ、雨の中で走っていますから今更補強をするというのもどうかなと。結局は1歩ハードルにしました。前日は20台に留めておきました。が、最後負荷をかけて終わろうということなので小学生用のハードルを4セット。36台です。

 

 

並べてみるとこんな感じです。110mくらいになったでしょうか。こういうときだからできる練習だと思います。遊び半分のところもありますが、疲れていてもしっかりとハードルを越えるというのは必要なのかなと。3本ほど実施。約束として「無理だと思ったら止める」というのをしつこく言いました。けがをしてもらったら困ります。かなりの注意を払って行っています。よく最後まで動きを保っていました。

 

今後のことについても少しだけ話をしました。今回の練習だけで大きく動きが改善することは困難だと思います。定期的に逆脚の練習などを入れておかなければまた元に戻ります。特化して練習する機会があればまた違ってくると思います。顧問の先生に相談して今後化のであれば来てもらったりするほうがよいだろうと。この部分は柔軟にできたらいいなと思っています。ハードルだけではなくスプリントも含めて色々な形で色々な選手に貢献出来たらなと思っています。これはあくまで個人的な考えなのでよいかとどうか分かりませんが。

 

詰め込む形でやりました。定着するまでに時間がかかるかもしれません。その中でどう取り組むかだと思います。貴重な時間でした。感謝。

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