kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

段階的にやる&もがく

2021-08-22 | 陸上競技
金曜日。この日、朝から恐ろしいほど雨が降っていました。通勤途中トンネルを抜けた瞬間から前が見えないくらいの雨。緊急避難のアラームも鳴りました。夏らしさなんてものは一切ありません。またも電車が止まりました。河川は氾濫寸前。お盆に降った雨よりも酷かった気がします。

練習はピロティーで。前日に引き続き体幹補強。前の記事にも書きましたが指摘を受けた部分を別の形に変えました。それでもなんだか分からないままやってしまう選手も。うーん。動きをシンプルにしたことで随分刺激を入れやすくしたのですが。陸上偏差値を上げないといけないと思います。強くなるために何をするか。ここが重要です。

練習に関しては前日の流れと同じ。この日は一歩ハードルを入れようということになっていました。その前段階でハードルドリルも。ハードルを使ったドリルはかなり効果的だと思います。やったらいいなと思う種目もあります。これも相談しながらなのかなと。色々な形でやっていければと。

そこから一歩ハードル。本当はハードル選手にお手本を示して欲しいのですがMさんは週末の試合のために別メニュー。こうなるとできません。私は火曜日に練習で腰を痛めたのでお手本も中途半端にしかできません。一歩ハードルとシザースを組み合わせると効果的ではないかとkbt先生が言われたのでそれに合わせての練習です。発案を具現化するというのも重要なことだと思います。この日は初めての一歩ハードル。まずは何となくでもできるようにしていくことが重要。

一歩ハードルをやってから屋外でシザース。この辺りを見ながら選手達に確認を。動きのイメージとして片足スキップ→一歩ハードル→シザースの方が流れが良くないかなと。地面からの力を一瞬切り替える片足スキップからそれを遠くに引き出す&重心を前に引き出すために一歩ハードル。ここで踏切がきちんとできないと重心移動が生まれません。そこからDMを使ってのシザース。段階的に走りに繋がっていきます。ここは次の日に試してみようということに。

そこから前日に引き続き「ギリギリバトン」を。最大スピードを出しながらです。雨の影響と脚を痛める選手が出るのでバトン練習もしっかりとできない部分があります。それでもできる選手を中心にやっていきました。小雨が降り続ける中で。出の安定は最低条件。ここができなければ意味のない練習になります。前日から「バトンが渡らなくても良い」という設定にしています。渡すための練習と最大スピード&距離感を掴むための練習を別に設定している感じです。

最後専門練習の時間があったので。スタート練習を。スタブロの数が少ないので効率が少し悪いなというのはあります。それでも感じをつかむための練習を。この時間帯基本1人になっていたので全ての種目が見れません。kbt先生は昨年度本当に大変だっただろうなと思います。1人では難しい。私はこの日にスタートに特化して見させてもらいました。マーク走と組み合わせながらです。この辺りも個別対応ができると違います。私は全体指導というよりも個別対応の方が得意だなと思います。人それぞれです。動きの変化は見られました。本物になればと願います。

午後からちょっと個別に練習対応を。走ったりするというよりもカウンセリングに近い形で。走る感覚が良くないという部分に対してどのような意識でやっているのか、何が課題なのかを聞きながら。ガンガン動いて走りを作るというのではなく「何ができていないのか」「走るときに意識していることは」などの細かい部分を聞きながら。怪我をしていたらしくその期間中「補強をしないといけない」と地道に努力を重ねたようです。しかし、それにより股関節周辺の柔軟性が落ちる。静的ストレッチをしてみると全くといっていいほどできません。それは走っても進まない。性格的に真面目です。その真面目さが悪い方向に進むパターン。この子以外にもそういう選手がいます。完全にイメージが重なります。


走るための基礎的な動きや考え方を伝える。走らずに感覚作りをしながら。片足スキップも。軸足に乗りすぎてしまうという印象がありました。本当に短時間でしたがもう一度輝きを取り戻してもらいたいなと思いながらやっていきました。時間が許せば色々とできるのでしょうが。とはいえ走ればそれで良いという話ではないと思います。色々な想いを抱えながら。


鍛えて欲しい筋肉については話をしました。バランス系に関しても。腰が落ちてしまうという印象がありました。そこに対して支持する筋肉がないとできない。補強をしているという割には必要な部分がない。とにかくそこを鍛えるように補強を教えました。


本人が途中苦笑いをしていました。見た感じのことと走りのことを指摘したら的中していたようです。「言われている通りだな(苦笑)」と。ドリルだけを徹底するのではなく色々なことをやりながら走りに繋げていくことが大切。真面目な選手が陥りやすい部分です。力になりたいなと切に思います。


そのタイミングで遠方の友よりLINEが。こちらはこちらでかなりしんどい想いをされていました。上手く言葉で言い表せませんが。それぞれがそれぞれの場所で苦しんでいる。こういう時期ですから仕方ないという言葉ではまとめられません。本当に大切なことが何か。そう考えるとやらないといけないこと、やるべきことが見えてきます。誰のためにやるのか。誰にプラスになるのか。ここに尽きると思います。


比較的最近のことなので詳しく書けました。日々思うことがあります。めちゃくちゃ長くなっています。思うことはかなりあります。


ぼちぼち書きます。ぼちぼち。

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本当に記憶がない

2021-08-22 | 陸上競技
木曜日。この日のことを思い出そうと思うのですがなかなか(笑)とにかくやったことを常に書いておかないとダメですね。自分自身の振り返りが甘くなる。見る視点なども含めてまとめておきたい。瞬間瞬間に感じたことは文字にしておきたい。見直すことはないですが記録しておくことはかなり大切。

この日はトレーニング中心のメニューになっていました。最初の段階でバトンジョグと体幹補強。体幹補強は任せてもらっています。プレートを使った種目もあるのですがなかなかできません。それほど難しい種目ではないのですが。下半身で地面を押して大きく回転させて反対側に持っていく。プレートは大きな円を描きながら反対側に行くのです。自分でやるとかなりお腹の部分に来ます。が、数ヶ月やらせていますが何度も指摘しても改善できません。ここに関して後からkd先生から「別の種目の方が来るのでは?」という指摘をもらいました。

話をする中で私は「できるようになるまでやらせる」という感じがあるなと。だから毎回毎回同じことを言い続ける。効果はあるのでそれをやらせたい。できないならできるようになるまで、意識できるようになるまで。そんなイメージです。kd先生は「できないなら別の種目に切り替える」という話をされていました。中途半端な練習になる時間が無駄になるからということでした。限られた時間をどのように使うかという部分で有効に使うための工夫だと思います。ここも勉強になるなと。自分のやり方にこだわり続けていても先に進みません。早速次回から別の種目で代替することに。

補強や動きなどは明らかに差が出ます。何度言ってもきちんとできない選手はいます。「きちんとやっている」と思い込んでいるのです。だから指摘しても「何がいけないんですか?」という感じになる。「目線を上げない」という話や構えの話も何度も指摘します。が、一向に改善されません。何とかしようという気があるのかどうかさえ疑われる。きちんと意識してやればできるようになりますが、なんとなくやっているとそれができません。結局はどこでやるかというよりも「何をやるか」という部分です。

書いているうちに少しずつ思い出してきました(笑)やはり文字にすることは大きい。

基礎ドリルをやってからシザースとスキップ。久しぶりに天気が良かったのでタータンで実施したような気がします。ここはあやふや(笑)

最後にウエイトとサーキット。私はウエイトの方を見守っていました。女子は筋力的な部分をどのようにしてあげるか。何度か繰り返しながら言い続けています。これまでは本当に軽い負荷でやっていました。シャフトのみ(笑)20キロくらいのシャフトで全ての種目をやっていたので費用対効果としては低いのかなと。やるからにはしっかりと筋力を上げる時間にしなければいけません。効率よく負荷をかけられないのであれば別のことをやる方がいい。今は怪我をさせないようにバランスを見ながらやっていけたらと。

身体づくりは差がつきます。間違いないです。目的意識を持って取り組めるかどうか。怪我をして走れないから補強をしておくというのが続いていました。ある程度メニューを示してやっていましたがこう見てみるとほぼ強化されていない選手もいます。走れない。そうであれば走れる選手よりも筋力的に強くなっておかなければいけない。が、結局それができていない。競技以外のことで必要ない怪我をしてしまうというのは他にも原因があるのかもしれません。この辺りのことも話はしていきたいですね。時間と労力がもったいない。

こういう書き方をするとblogが炎上するんでしょうか。難しい部分です。事実であったり感じたことを書くというのは難しい部分です。オリンピックに関することでも失言や安易な行動で叩かれている様子を見受けます。雉も鳴かずば撃たれまい。それでもやはり記録はしておきたいですね。

せっかくやるのであれば力を上げてもらいたい。それが正直な思いです。やるからにはです。

なんとなくこんな感じでした。記録しておきます。思い出しながらなのでかなり曖昧になっていますが。
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登校日とそれぞれの苦悩と

2021-08-22 | 陸上競技
なかなか。書くに至りません。たぶん書こうとあえば無理やり時間が作れるのだと思いますがなかなか。

水曜日。登校日でした。練習は休み。本来前日が支部大会だったのでそれに合わせて休みとしていました。が、中止になったのでやろうと思えばできたのですが前日に負荷をかけておいたので予定変更なく休み。3年生も同様で休みでした。登校日に関しては大掃除をして終わり。週末に行われる教員採用試験の会場になっています。そのための準備という感じです。校舎は入らなくなりますがグランドなどは問題なく入れるようです。これも不思議な感じがします。学力検査とは違います。

前の記事にも書きましたが支部大会の代替が何かできないかという意見がありました。他地区は水曜日に実施しているので問題なくできます。我々の地区だけ試合がない。そうなると8月に試合に出る機会がなくなります。きちんと機会を作ってあげなければいけないのではないか。2地区が同時に開催するという形になるのでなかなか。次の月曜日にできないか。そう考えて画策しましたが難しい。さらにはこの日県内のコロナ感染者が100人を越える。それに伴い登校日が無くなる学校も出てきました。そんな中で記録会さえも新たに企画するのは難しいのではないか。

かなり各方面と調整しました。参加できる学校も数チーム。可能な限り、可能な形で記録が計れないか。試合形式の形でやれたらと思いながら。結論としては「実施できない」という形となりました。ほぼ1日かけて対応しましたが難しかったですね。私の力不足、調整力不足も大きいと思います。かなり自分の中でしんどかった。

午後からは個別に練習を。とにかく何ができるかを確かめながらという感じです。基本的なことを徹底的にやる。本当は細かいことを言わないでやる方がタイプ的には良いのだと思います。が、きちんと確認していくと「思い違い」が沢山あります。そこの部分をやりたいこととすり合わせていくことが重要なのかなと。毎日みると「修正するための動き」見えてきます。が、それができないのでどのように変化してきているのかが判断できません。

とにかく確認を。あれこれ引き出しの中から出しながら何がプラスになるのかを確かめる。単純にできれば良いのですがそれができません。一つ一つの要素はかなりできます。それを上手く組み合わせることができない。パズルでいえばきちんとパーツはあるのです。それを1つの図柄にすることができない。噛み合わないというか。

接地が長くなる。ここに関して理由を探る。前に前にという意識の中でどうするか。基本的なことを確認しながら。頭で理解することと実際にできることはまた違ってきます。多くの情報量を与えることで混乱するというのも出てきます。何が必要なのか。何ができるのか。そこを確認しながらやるしかないという印象です。

以前の走りの感じも確認しながら。この日の後半はある程度形になりましたが、また時間が空くと元に戻る感じがあります。そこに対してどうするか。時間があるときにきちんと走れた時の感覚を確認するようにという話をしました。日誌などを見直して何が必要なのか、良い時の感覚はどうなのか。ここを再確認する必要があります。

見た目の動きだけではなく内面的な部分をどうするか。感覚をどのように磨くか。何がきっかけになるのか。何度も何度も確認していく中で「ハードルドリル」のことが出てきました。これをやることで感覚が良くなる気がすると。それをどのように取り入れるか。次に一緒にできる時に試してみようという感じでした。振り返りも含めて非常に重要な時間だと思います。

ギリギリまで練習をしてこの日は舎監なので戻る。時間をどのように使うかです。なかなか難しい。時間的にはこの間も記録会をやるかどうかの調整をしていきました。本当に難しい。そう感じながら。

記憶が曖昧です。やはり時間を作って更新しておかなければいけません。自分のやったこと、考えていることを文字にしておかなければいけない。ここはすごく大切なのに。あー。なかなか。どうにかならないものか。

記録だけしておきます。本当に記録だけになります。情けない話です。
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