午後からちょっと個別に練習対応を。走ったりするというよりもカウンセリングに近い形で。走る感覚が良くないという部分に対してどのような意識でやっているのか、何が課題なのかを聞きながら。ガンガン動いて走りを作るというのではなく「何ができていないのか」「走るときに意識していることは」などの細かい部分を聞きながら。怪我をしていたらしくその期間中「補強をしないといけない」と地道に努力を重ねたようです。しかし、それにより股関節周辺の柔軟性が落ちる。静的ストレッチをしてみると全くといっていいほどできません。それは走っても進まない。性格的に真面目です。その真面目さが悪い方向に進むパターン。この子以外にもそういう選手がいます。完全にイメージが重なります。
走るための基礎的な動きや考え方を伝える。走らずに感覚作りをしながら。片足スキップも。軸足に乗りすぎてしまうという印象がありました。本当に短時間でしたがもう一度輝きを取り戻してもらいたいなと思いながらやっていきました。時間が許せば色々とできるのでしょうが。とはいえ走ればそれで良いという話ではないと思います。色々な想いを抱えながら。
鍛えて欲しい筋肉については話をしました。バランス系に関しても。腰が落ちてしまうという印象がありました。そこに対して支持する筋肉がないとできない。補強をしているという割には必要な部分がない。とにかくそこを鍛えるように補強を教えました。
本人が途中苦笑いをしていました。見た感じのことと走りのことを指摘したら的中していたようです。「言われている通りだな(苦笑)」と。ドリルだけを徹底するのではなく色々なことをやりながら走りに繋げていくことが大切。真面目な選手が陥りやすい部分です。力になりたいなと切に思います。
そのタイミングで遠方の友よりLINEが。こちらはこちらでかなりしんどい想いをされていました。上手く言葉で言い表せませんが。それぞれがそれぞれの場所で苦しんでいる。こういう時期ですから仕方ないという言葉ではまとめられません。本当に大切なことが何か。そう考えるとやらないといけないこと、やるべきことが見えてきます。誰のためにやるのか。誰にプラスになるのか。ここに尽きると思います。
比較的最近のことなので詳しく書けました。日々思うことがあります。めちゃくちゃ長くなっています。思うことはかなりあります。
ぼちぼち書きます。ぼちぼち。