kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

日陰での練習&アイシング

2021-08-09 | 陸上競技
土曜日。この日は少し走っておこうという流れでした。グランドを離れて自転車で10分くらいのところにある神社へ。ここは日陰なので走っても暑さを気にする必要がありません。

前日までひたすら基礎ドリルをやっていました。走る練習も基本はマーク走のみ。最大で60mくらいでしょうか。本数もそれほど多くない。走る練習をやるには暑いのでこうやって神社の坂を使いながらやる事で本数を稼ぐことができます。




角度が少しキツイですが問題なし。試合の時にやりたい動きを一つずつ実施していきながら。さらには基礎ドリル1、基礎ドリル2でやった動きに「進む」という部分を入れていくために片足スキップを。坂道を利用して進む感覚を作るというイメージですね。DMを使っての坂道走も。本数は2〜3本ずつですが。

そこから30-40-60-90を。本数は雰囲気で。二人ずつ競走形式で。大学生や社会人も参加してくれていました。競走しながら走るという練習ですね。大学生はかなりに力を使い果たしていました。60mまでいったところでダウン。高校生は元気。見ていると競争で前にいた時に余裕を持って走っています。勝てると判断した時にスピードを緩める感じがある。これでは本当の勝負はできません。もったいないですね。沢山走ることが目的ではなく質を上げることが大切です。

最後は「負けたら走れない」という形での90m。これも考え方ですね。1本しか走れなかったからラッキーと思うのか。それとも悔しいと思うのか。落ちていった選手には少し厳しい言葉かけをしました。結局、予選で落ちてしまったら次の1本はないのです。次は頑張ろうなんて話にはならない。目の前の1本で力を使い果たせない選手は強くはなれない。更に1本しか走らない選手もいれば4本くらい走る選手もいる。こうなると大きな差がつきます。最後まで走れる選手の姿を見て「悔しい」と思えるかどうか。ここも変わっていかなければいけない。

見ているとかなり走れるようになっている選手もいます。基礎ドリルを繰り返すことで間違いなく力が上がっています。とにかくこれをレースで出せるようにしてもらいたいですね。

一旦学校に戻ってからkbt先生の発案で全身アイシングに行く事に。山口から島根に向かう途中にある場所に希望者を連れていく事に。








選手はかなり楽しんでいました。魚を釣ったり、網で必死に魚を捕まえたりと。2時間半はいたでしょうか。こういう気分転換も必要でしょう。単調な練習の繰り返しになっていました。それでも辛抱強くやっていた。時にはこういう時間も必要なのかなと。

私は見守り隊として。万が一のことがあったらいけないので広い視野を持って様子を見ていました。別行動する子もいるのでそちらを見ながら。

貴重な時間でした。


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合同練習2

2021-08-09 | 陸上競技
はぁ。途中までアプリで書いていて他のことがあったので放置していたら書き込んだ内容が消えていました。もうほぼ書く気がなくなりました。限られた時間の中で書いているのでもう一度思い出して書く元気がない。なんだかな…。

金曜日は支部練習会でした。色々と考えていたのですが落ち着く所に落ち着いたという感じでしょうか。支部練習会についてはかなり思うことがありました。競技レベルや取り組みの意識レベル、目標とするレベルが大きく異なる。その中で同じ練習をすることが本当にプラスになるのか。楽しくやりたいというチームも存在すると思います。そこまで細かい事をやらなくてもある程度練習ができれば良いというチームもいるでしょう。そこに対して同じスタンスでやる事の意味は何か。

こういう性格ですからやるからにはきちんとやりたいなというのがありました。目的意識が異なるのであればそれに合わせてやるというのが相応しい。上のレベルを目指すならそれに合わせた練習、県総体を目指すならそれに合わせた練習。最大公約数的な練習になるよりも合わせた方が良いのかなと。まーこの形になると個別対応になるので難しいのですが。色々と相談した結果、従来通りという形になりました。動きが変わらない選手も出てきますがそれはそれで仕方ないという割り切りも必要になるのだと。

短距離はkbt先生、投擲はkd先生、跳躍はmtz先生にお願いしました。かなりレベルに差があったり基礎的な部分ができていない選手もいるので難しかったと思います。本当に申し訳ない部分です。kbt先生に「短距離やれば?」と言われましたが一応サポートに回ることに。時間配分とできない子への対応のためには私がやるよりkbt先生にメインでやってもらってサポートする方が良いだろうという判断。

練習に関しては基礎ドリルを徹底。練習の最初にはシャフトと体幹補強。普段skyがやっているメニューを実施です。どうでも良い話ですが以前県合宿の時にtokushoがやっているメニューをそのままやらせたとblogに書いたら批判のコメントが入っていました。それなら自分のところだけでやれという感じの内容。特別な練習をすることがプラスになるのかどうか分かりません。しかし、本来的にやるべきことは変わらないと考えています。やったらやったで批判を受ける。やらなければやらないで言われる。こう考えるとわざわざ労力を使ってやる方がエネルギーロスになるんじゃないかという気持ちにさえなります。はぁ。

とにかく基礎的なことの徹底。中には話をほとんど聞かない選手もいます。こういう姿は見たくない。それでもこういう規模の練習会になると少なからず出てきます。何しにきているのか。以前ならもうやらなければいいのにと指導をするレベルですが、そこまでやって面倒な事になるのはまったくもって損なので良いかなと。スルーするという感じでしょうか。性格的にそれもかなりのストレスです。どうすればいいのか良くわかりません。

基礎ドリル1と基礎ドリル2をやったからハードルを使っての「切り替え」の動きを。縦の動き、直線的な動きに加えて次の段階である切り替えを入れました。本当にごく基本です。この動きになると回転運動になってしまったりする選手も出てきます。やりたい動きに対して筋力的な部分もあるのだと思います。足りないことはしっかりと入れていかなければいけないかなと。

午前中はこここら少し走って終わり。スパイクを持ってこなくて良いと伝えていたのでシューズで。走る練習よりも基礎的な事をやる方が良いなと考えていたので。人数的なこともあってドリルで終わらせるのが良いのかなと。

午後からは任意。補強中心にやると伝えていましたが大半の学校が帰られたので予定変更をしてドリルの繰り返しとショートスプリント。オプションという感じでしょうか。走りの中で気になる部分は個別に話をしながら。ここは競技力などは関係なく比較的多くの選手にアドバイスしました。これが役割だと思ったので。

今回は人数の関係でハードルはやりませんでした。午後から「ハードルはやらないのか??」と言ってもらうことが。ありがたいことです。きちんとやろうと思えば午前も午後もやる方が良かっただろうなと思います。が、まずは基礎的な動きが出来る方が良いと判断してハードルはやりませんでした。こうなるとハードル練習会をきちんとやる方が良いのかなという気持ちもあります。高度な事をやるのではなくハードルの基礎基本を徹底的にやる時間も必要なのかもしれません。

スプリントもハードルもやるべき事をきちんと身につけてもらえると随分違うと思いです。「教えて欲しい」と望まれるのであればやはり力になりたいなと。顧問が強制的に「やらせる」のではなく選手が望んで「やりたい」と思う状況であればこちらも気持ちよく指導できます。何がベストなのか分からないですが。

最後は1時間程度の補強。基礎的な事をしっかりと。やりたい動きがあってもそれを支えるための筋力がなければできません。その辺りも含めて基礎の徹底はこちらも必要。トレーニングに関しては各学校でやっているかもしれません。あとは正確性です。この含めてしっかりと時間をとりました。オプションなので最後の集合はなし。

色々な方の協力で実現できています。本当にありがたいことです。迷惑をかけながら。なんとか少しでもプラスになれば良いなと思いながらやっています。

考えさせられることが沢山あります。ぼちぼち文字にしておきます。
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