kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雪の中での練習会

2021-01-11 | 陸上競技
日曜日、国体のための練習会でした。少年選手はここ数年定期的に練習会を行うようになっています。技術的なことをある程度時間をかけながらやっていくことで変化を生み出すことができます。技術的なことは時間がかかります。冬の間に何度もこういう練習会を行うことで春までに習得することが狙いとなっています。

今年度はハードル練習会もやっています。ハードル練習会→国体合宿などの流れの中でしっかりと身体を作ってもらえたらいいなと考えています。専門的な話を高校生に合わせてやっていく。重要な機会になっていると思います。

下関は前日の夜から雪が降っていました。これだけ連続した雪が降るというのはあまり記憶にありません。車にも雪が積もっていました。




競技場も一面真っ白。




学校がある防府市では雪は降っていなかったようですがかなり寒かったようです。駅伝が実施できるか不安を感じていましたがこちらは問題なかったようです。ちなみに防府ではこんな現象が起きていたようです。




逆さ氷柱。ポタポタ落ちた水滴が凍ってしまったようです。初めて見ました。こんな現象があるんだなと。それくらい気温が低かったということでしょう。寒い。

練習に関してはコロナのこともあるので最大限に配慮をしながら。出来るだけ密にならないように。離れながら。屋外ですがやはり細心の注意を払ってやらなければいけません。更には雪がトラックにあるので軒下で練習する形になりました。スタッフが雪掻きをしてくれました。こうやって環境を整えてくれるコーチングスタッフがいてくれるのは本当にありがたいですね。感謝しかありません。

先日の国体合宿の時から感じたいのですが基本的に「基礎筋力」がない。力はあると思います。が、それを磨けていない。もっと基本的なことをしっかりやるだけで全く違う結果になると思います。練習の途中である選手が「体幹トレーニングやらないで速くなる方法はないのか?」と聞いてきました。苦手なのだと思います。地道に続けていかなければいけないですから。やらなくてもそれなりに速くなるのではないかなと思います。比較対象がないので比べられませんが、補強をほとんどやらないパターンと体幹をきちんと鍛えるパターンでは後者の方が強くなると思います。これまで補強などやらなくても走れていたのでそこまでの必要性を感じないのかもしれません。それでも走れるのだから関係ないのかも。もっと強くなれるという部分を理解できるかどうかだと思いますね。

ハードルを使った股関節補強や動きにつながる部分をひたすらやりました。1時間程度はやったと思います。これだけでかなりの負荷。かなり弱いなと感じました。走るために必要な筋力をどう上げていくか。地味ではなくてもこうやって鍛えていくことで変わってきます。寝転がっての腹筋などよりもやりやすいかもしれません。本当に徹底しました。

今回は道具を一切持っていっていなかったので動きなどに関してもできることが限られます。DMを投げたりもできないので。スタートのためにその辺りをやりたかったのですが。投げられないけどバウンディングのような形で飛び出しの確認をする。そこからバウンディングで身体を前に運ぶ。壁を使ったりスティックを使ったりしながら最初の数歩の動きの確認。午前中はここまでとしました。時間的な関係で。

少し休んでから午後。ここも基礎的なトレーニングをしました。1時間程度やったでしょうか。思いつきでやってく部分もアフので。補強をやりに来たのではないと思う選手もいたかも。どうしても「技術的な練習」を好む選手がいます。こちらの方が変化があって楽しい。しかし、身体を動かすために必要な基礎的な部分はやらなければいけない。面白くはないですが。面白くないので飽きずにできるようにやっていけたらという工夫はしています。

そこからハードルと短距離に分かれて練習。ワンステップハードルをやってから一歩ハードルを。リード足が伸びきってしまう選手に対してどのようにアプローチするか。中学時代の癖がついているのだと思います。脚を振り回す形になるので好ましくないと思っています。膝を締めて持っていって振り下ろすから膝が伸びる。そんなイメージです。どうしても違和感があるということでした。顧問の先生も交えて話をしていきました。こういう場面に1人で対応するのではなく協力してもらえるのはすごく助かります。

抜き足やリード足についてひたすら徹底。一歩ハードルでこれをやる。そこから3歩に伸ばして更にスピードを上げた状態で。ハードリングの高さのピークの話もしながらです。遠くから遠くへの動きを求める選手としっかりと走ることを求める選手がいます。タイプによっても変えながら。かなりの本数をやって最後に5歩ハードルを。走りの中でハードルを越えていく。高いスピードが出るので。あくまで「走りの中でのハードリング」を目指しています。ドリルだけではなく実際の走り中ですどうするか。基本的なことは前段階でかなりやっています。午前中の動きも間違いなくここに繋がります。股関節周りがかなりしんどかったと思いますが。それでも動きの変化はあります。

雪の中でしたがこの日出来ることは最大限にできたかなとは思います。もっと詳しく書けたら良いのかなと思いながらも。ぼちぼち書いていきます。

ちなみにアクセス数が以前に戻りました。250くらいが平均になってきました。それでもまだ多いのですが。本当に読んでみたいなと思う人にだけ見てもらえると良いなと思います。競技に興味があったり、私のどうでもいい活動に関心がある方に。細々とやっていきます。




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治療と練習

2021-01-11 | 陸上競技

土曜日。国体合宿の予定でした。が、前日からの天候不良により午前中からの移動が困難だということに。高速道路も通行止めになっている区間がありました。こうなると難しい。午後に集まれたらということだったのですが。参加者がいないということなので夕方までに移動が完了しておけばという感じでした。日曜日はやるということだったので。

 

この日は通常通り職場に行って治療。足の甲に痛みがある選手のケアを。駅伝があるということなのでどうにかしてあげたいなと。無理して走る駅伝ではないのですが、それでも走れないと出場ができない。本人と相談のうえで「可能な限り」の治療を。無理してもらっては困ります。すでに半月近く痛みがあるようです。先週2時間程度治療をしました。痛みは減ったということでしたがスピードを上げると怖いということだったので。かなりの時間を使ってやりました。一応問題なく走れそうだという感じでした。無理はさせたくありません。

 

午前中は治療。何人かは進学模試?を受けるということだったので選手も集まれない。練習自体は午後からとしました。前日良い練習ができていただけにこの日も期待。が、空気が微妙でした。寒さもあるのかもしれません。通常と練習開始時間が違うのも影響しているのかも。とはいえ、「やるべきことをやる」というのは変わらない。高校生ですから難しいのかもしれませんが、本当にやるべきことは見失ってほしくないなと思います。

 

バランス系をやってからサーキット。それなりに時間を使って。DM∞をやってから腸腰筋。とにかく勢いでやっていくという感じでした。止まったら寒いので動き続ける。そのまま動きの部分を。これも確認をしながら。やりたい動きはあります。それにどうやって近づけていくか。更には「基礎」を習得しながら「自分に合った動き」にしていく。ここを時間をかけてやっていかなければいけません。

 

腰押しをやってから5歩スティック。空気が微妙だったのもあり動きも微妙。どうにかしなければいけません。時間の関係で省略していることもあります。動きを作っていくためにはしっかりと「確認」は必要だと思います。どうすればよい練習になるか。どうすればよい走りができるか。必要な動きは何か。もっともっと貪欲になっていくと良いのですが。チューブ5歩をやってから二次加速スティック、前半マーク。前半マークにいつもよりも時間を割きました。まだ移動が作れません。ここも工夫が必要なのかなと。単純に「広くする」とよいのか。なぜ広くなっているのか。この部分も踏まえながらです。

 

ショートスプリントの確認をしたかったので40×3-50×3-60×3を実施。少しずつ距離が伸びていくので動きの感じとしては作りやすいようです。ぼちぼちの動きになってきました。寒いですがこういう部分で動きがくれば良いなと思います。そのまま120mT走へ。この時、ハードル選手は120mHを実施することにしました。本人からの申し出がありました。年末の国体合宿のときにkd先生が全体に「練習については顧問の先生と相談をするように」と言われました。これは国体合宿でやった基本的なことを各校の練習に取り入れていって欲しいという意味合いでした。が、「ハードル走をしたい」というん部分を私に言ってきました(笑)。まー良いのですが。こういう部分もあり練習の中にハードルを入れました。T走の替わりにハードル走。寒いですがこの部分はしっかりとできていました。

 

私は2セット目が終わったところで移動。翌日に向けてです。西に行けば行くほど雪が積もっている感じがありました。珍しいことです。なかなか経験できない。安全第一。

 

ひたすら雪が降っていました。翌日が心配でしたが・・・。まとまりなく記録しておきます。

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寒さの中で

2021-01-09 | 陸上競技

1月8日。この日は始業式でした。3学期が始まります。前日は練習は休み。確認すると一人間違えてグランドに来たようです。いやいや、もう動けないだろうというのはありましたが・・・。

 

8日は前日から雪が降っていました。私が住んでいるところではかなり積もっている。不安になって木曜日の夜にガソリンを注いでおくことにしました。東北のほうで高速道路が止まってしまい立ち往生したというニュースが先日流れていました。そこまでになるとは思いませんが、もしも渋滞をしてしまってそこでガス欠にでもなろうものなら目も当てられません。その時点でかなり積もっていました。

 

8日はできるだけ早めに通勤開始。一応スタッドレスを履いていますがそれでも不安があります。JRを利用することも考えましたが、ゆっくりいけば大丈夫だろうと。かなりの雪でした。大きな道路に出たところで早速事故を起こしている車も。さらには緩やかな登り坂でスリップして動かなくなっているトラックも。怖いですね。私は余裕を持って移動。途中までは道路にも雪がありましたが、途中からは全く雪がなくなりました。学校がある市内に入る手前から「別世界」のようになっていました。全く雪がない。話を聞いてみると他の場所では雪が積もっていたようです。なぜか防府市だけ全く影響がない。私の車にだけ雪が積もっていました。これは帰るときまで積もっていました。なかなかです。

 

学校自体は少し日程を変更しましたが問題なく実施。練習も通常通りでした。「寒いから怪我をするリスクがある」と言う言葉を聞きます。当然そのリスクはあると思います。しかし、のんびりジョグをして体操をしてというような一般的なアップをしていたら身体は温まりません。うちはそのあたりは一切やらないのでひたすら筋温をあげる。もちろん寒い部分はあると思いますが、筋肉がしっかりと温めれば怪我をするリスクは減ると思います。スピードスケートの選手は冬でも全力で動きます。滑るというので走るのとは違うかもしれませんが。雪が積もってどうにもならない状況以外は問題なく練習はできると思っています。

 

バランス系をやってから上半身下半身。タイヤ押しがスムーズにできたと後で言っていました。グランドが凍りかけているのでいつものように砂が溜まってくることがないようです。確かに気温はー2℃くらいでした。寒いのは寒い。グランド自体には全く問題がないのでできることをしっかりやりたいなと。ハードル股関節をやってからドリル。これはかなり省略することにしました。ここに時間を割くことはできません。もちろん重要な部分ですが。いろいろな形で基礎をやっていくつもりです。「膝締め」に関してはできていないとそこから先の走りができません。空き時間をどのように使うのかも重要になってきます。

 

DM投げをしました。これは選手が望んでいたので。先日、kd先生に指導を受けた選手が「やりたい」と言っていたので6日の練習にも入れました。今回は「重心の移動を生み出す」「身体のラインを作る」という部分も含めての実施。一朝一夕でできるとは思いません。しかし、ずいぶん意識はできてきたのかなと感じました。重要です。そこから「腰押し」を。これも思い切って押すようにしてそこから「自分で移動を作る」という感じにしました。マークを置かせました。が、数歩で終わってしまうので今後は5歩分まではきちんとスティックを置いてリズムを作ることをしたいなと。ここで「膝締め」との関連性が出てきます。

 

そこからはチューブ5歩、二次加速スティック、前半マークで。前半マークの距離は少し変えました。これも微調整をしながらになってくると思います。ピッチに頼ってしまう選手はここで「大きな動き」ができません。ここをどのように克服するか。繰り返し実施しながら改善していけたらと思っています。マークを越えることで精一杯になってしまう部分も出てきます。「ピッチ」のことや「身体の傾き」なども徐々に身につけてくれたらいいなと。崩れていた選手たちにも復調の兆しが大きく見えました。繰り返しやっていきたい。

 

終わってからT走。60mT×3-60mスプリント×2で。これを2セット行いました。といってもセット間が寒いので終わったらすぐに次のセットに入る形になっていました。それでも動きが保てるようになっている。「寒さ」はさほど関係ないと書きましたが、もちろん「スピード」などには大きく影響します。最高の動きができるかどうかは別問題のところもあります。しかし、この状況で良い動きができていれば暖かくなればもっと良い動きになる。我慢の部分だと思います。身長がある選手、筋力が必要だと言い続けてきましたがこの日の走りはスピードも出て良くなっていました。これは大化けするかもしれないなという感じがあります。焦らず身体作りと基礎の徹底をしながらやっていけたら良いなと思います。

 

終わってから最後にシャフト補強。これまでよりも「股関節の角度」をしっかりと深くすることにしました。「固める」イメージの中でやっていましたが今の選手にはそれよりも「しっかりと曲げる」ことのほうがあっているのではないかと感じています。競技レベルによって違ってくるのかもしれません。目の前の選手の状況を見て「理想」と「現実」を受け止めならがやっていけたら良いなと考えています。声も出しながらしっかりとやっていました。随分雰囲気が良くなっていました。キャプテンを中心に前向きに練習に取り組むことができるようになっています。重要なこと。

 

良い練習ができたと思います。この練習が続けいければ本当に面白くなる。そう感じています。まだまだ課題はあります。それでもやり続けていくことで変化が生まれる。しっかりと続けて欲しいと思いますね。

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筋肉痛の中で

2021-01-07 | 陸上競技

1月6日。この日は学校での練習としました。前の2日間でかなりのダメージがあると思います。しかし、前の記事にも書きましたが「2泊3日」で合宿をした時には「6回」の練習をしています。かなりの時間を使っての練習になる。この時期にしっかりと貯め込むことができるかは重要だと思っています。前日の時点でかなりの筋肉痛だったと思います。しかし、これで終わるわけにはいかない。

 

この日は「トレーニングのみ実施」ということにしてました。練習時間は「2時間」と限定。その代りしっかりと負荷をかける。できないようであれば時間の延長も。延長する気はありませんでしたが、「2時間」という限られた時間の中で何ができるのかは重要だと思います。疲労感はあるでしょうが「取り組む姿勢」は重要。元気がないようであれば意味がなくなります。そのあたりのことを話してから練習開始。

 

バランス系から始めて上半身下半身。テンション自体はかなり高くなっていました。声を出してやらないと身体が動かないというのもあったかもしれません。上半身のトレーニングは数日間行っていませんが上半身も筋肉痛になっているとのことでした。走るというのは足だけを使っているわけではありません。上半身も動かす。それが自然にトレーニングになる。坂道などを使って走る。階段を使ってジャンプ系の練習をする。その中でどうやって進むかを考えると自然と上半身を使っていたのだと思います。トレーニングだけではなく色々な形で鍛えていく必要はあると思いますね。

 

この日に関してはほぼメニューは決めていませんでした。どれくらいできるかわからないからです。上半身下半身さえもできるか不明な状況でしたから。ある程度できたので今度はDM∞を実施。これはやっておきたかった。強く投げる。それだけではなく「DM投げ」の中で「スタート局面」の練習ができます。これはkd先生に指導を受けた2名が「やりたい」と言っていた部分だったので。何度も言い続けていましたがやはり「腰が残る」部分があります。体のラインが正確に作れていない。それがやはり加速段階に影響してきます。「前に進む」というのを考えるためにはやはり重要だと思います。少し説明をしてから自分たちで行わせました。「何が大切か」を考えてやる。筋肉痛と言いながらも大半の選手が「跳びだし」がきちんとできてました。これがそのまま走りにつながってくれるといいなと思います。繰り返しやっていきたい。

 

「何がやりたいか」と聞くと「腹筋背筋が足りないのでやりたい」と。この辺りは任せました。MD腹筋とMD背筋。MD背筋に関しては年末にOBが来て教えてくれたものを実施していました。自分たちで工夫しながらやるというのも重要なのかなと思います。特に「全員でやろう」となっているときにしっかりと「足りないこと」を考えてやっていくことが重要。

 

前日の練習の時に「股関節が使えるようになってきている感じがするので明日は股関節補強をしたい」という申し出がありました。それに従って実施。ここも任せています。「やりたい」という種目をこちらが「ダメだ」という話にはなりません。もちろん正確にできるかどうかは重要です。何を目指してやっていくのか。なぜ「股関節補強」をやりたいのか。その理由が明確であればそれでいいと思います。

 

残り30分程度になったので後は各自で考えてやりなさいという流れに。まー私は別の選手の治療をしていたので細かく指示を出していません。見守っていただけ。それぞれがどのような「想い」で練習をするかは客観的に見ておきたいなというのもありました。側筋をやっている選手もいました。スタビををやったり足上げ腹筋をやったり。それぞれが「必要なこと」を考える時間になればいいなと思っていました。

 

選手からすれば「放置された」と思うかもしれません。まー今の選手はそう思う部分はないでしょうが。私がどうしてもやっておきたかったメニューは「上半身下半身」と「DM∞」だけです。これは全身の筋力アップと走りに生かすための感覚づくりのために必須だと考えていたので。それ以外は「必要なもの」を自分たちで「取捨選択」する時間だと思います。それも「競技者」として重要なこと。「座っているだけ」でも時間は過ぎていきます。しかし、それでは何も生み出さない。与えられた時間をどれだけ有効に使えるか。この部分は本当に大切だと思います。

 

きっちり2時間で終わりました。7日は休みにして必ず宿題を終わらせる。6日の午後と7日があれば十分可能だと思います。練習さえしておけばよいとは思いません。勉強もしっかりとやってもらわなければいけない。そういう部分もしつこく言い続けています。それが「いやだ」と思う選手もいるのかもしれません。本分を忘れてしまうのだけは避けたい。当たり前の話だと思います。

 

色々なことができました。良い部分も課題も浮き彫りになってきた感じがあります。それを今後どのように生かしていくか。私自身ももっともっと学ぶ必要があります。気持ち的な部分もありますが。何とか持ちこたえたいと思ってはいます。何とかですが・・・。

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セミナーパークでの練習3

2021-01-07 | 陸上競技

雑記のようになりますが。

 

今回は通常と違ってほぼ単独での練習。ubkgの選手も数人いましたが「最大限の配慮」をしながら練習を進めていきました。実際問題、他県では「合同練習」によりコロナ感染が起きています。その「部分」だけを切り取るかどうかの話になります。屋外での練習。距離を保ちながら。学校間の交流はなし。同じメニューを実施するのですが「距離を置いて」実施する。これでも「感染のリスクは0ではない」と言われたらそうなのかもしれません。もしこれで感染するのであればすべての学校を休校にする必要があると思います。体育の授業もできないでしょうし。教室内で授業をするのも厳しい。「上げ足」をとるなら何でもできるなという感じの世の中です。

 

年末から年始にかけて「練習を見る」ことがありました。自分の中である程度形になってきていると思っている部分があります。しかし、今回kd先生の指導を見る機会があり「自分に足りない視点」を多く感じることがありました。そういう部分を「盗みたい」という気持ちがありました。以前から書いていますが「指導を見る」ということで何やろうとしているのかを感じ取る必要があります。いろいろと話をすると「成長するチャンス」は誰にでもあると感じます。が、そのチャンスをどのように生かすか。これは「人それぞれ」なのだと。

 

今それなりに指導ができるのは100%、kd先生との出会いがあったからです。その出会いがなければ今の自分は存在しないと思っています。いろいろなことを学ばせてもらっています。競技のことで相談すること、話を聞くことは他の人よりも圧倒的に多いと思います。私自身が興味関心があるというのもありますが、「独自の視点」で動きや物事をとらえる。そこから何が導き出されるか。それを近くで見続けたいと思っています。図々しくいろいろとお願いします。指導される姿を見ることで「何が大切か」を感じ取ることができる。そしてひたすら聞く。この繰り返しだと思います。

 

色々な場面で「指導」を任せてもらえることが増えています。この数年はかなり。しかし、こうやってkd先生が指導されている姿や話を聞くと「自分は何をやっているのだろう」という気持ちになります。まだまだ勉強が足りない。そして「見る目」が養えていない。もともとの性格というのもありますがどうしても「視野が狭くなる」のです。細かい部分をやる。しかし、それが「根本」をなす細かい部分から「枝葉」の部分の細かい部分になってしまっている。もっとシンプルに「前に進むためにどうするか」を考えていかなければいけないなと感じています。この感覚をわかってもらえる人がどれだけいるのか。わかりません。それでも自分自身「たりないもの」を意識しながら「見る目」を養わなければ何も変わらない。

 

セミナーパークでの練習の1日目、「腰押し」を少ししました。無理やり重心の移動を作り出すためです。補助的な練習です。kd先生が途中選手の腰を押してくださいました。しかし、押す強さが強い。「しっかり押さないと重心移動は作れない」と言われていました。「同じようなこと」を考えています。が、そこは「同じようなこと」でしかない。感覚を作るためには「必要な強さ」がある。少し押したくらいでは足りない。考えさせられました。この手のことはたくさんあります。こういう練習をすること自体が少ないのかもしれません。しかし、「必要なこと」をしっかりと考えていく中で自分で導き出さないといけない。正直、kd先生の「独自の視点」は我々が太刀打ちできない部分があります。だからこそ常に学ぶことができる。「同じようなこと」ではなく「本当に必要なこと」が大切になる。まだまだ私自身甘いなという感じがありました。

 

その練習の中で「1歩」「3歩」「5歩」という感じで歩数を増やしていきました。見ていて「重心の移動」を作り出すためには「3歩」「5歩」にいかにつなげていくかが重要になるなと感じたからです。こんなことを「もっともらしく書く」のもどうかと思いますが。いつも「前半マーク」で行う距離よりも全体的に伸ばして「3歩」「5歩」を作りました。一度生まれた「重心移動」を止めることなく前に進めていくためです。「重心移動」が大きくなると「膝の引き出し」が必要になります。この時に「前段階」である「膝締め」ができていないと間違いなく身体が起きます。重要な部分が「前段階」にある。

 

kd先生と話していて感じること。「投擲を学んだことが競技指導に生きている」とよく言われます。「原因」はそこにはない。「1つ前の段階にある」と。その局面だけを修正しようとしても難しい。というか「無理」だと。実際に「課題となる部分」のもっと前に「原因」がある。そこを改善しない限り動き自体は改善されない。そこに「考える」や「関連付け」が必要になるのだと思います。このあたりのことはとにかく聞いています。質問もします。「何ができるか」をしっかりと見極めていかなければいけないからです。自分の中に足りないものを学べる。

 

翌日、うちの選手を個別に指導してもらいました。私は他の選手を指導していたので細かい部分は見ることができてません。その部分に関しては選手にまとめさせたいなと思っています。どのような指導を受けたのか。何が必要だったのか。2日目の午前中に「マーク走」をされていました。これはうちでいう「前半マーク」です。しかし、その距離の設定の部分に特徴がありました。1本ずつ確認をしながら。「膝の引き出し」と「重心移動」を見極める。広くなりすぎると「膝が開く」ことになるので意味がなくなる。微調節をしながらでした。そのあたりは私自身ももっともっと見続けなければいけないなと反省しました。

 

上述のように「1歩」「3歩」「5歩」をやった前日の動き。ここで「重心移動」を生み出しているにも関わらず、「前半マーク」では従来通りの幅にしていました。必要に応じてもっともっと「調整」が必要です。うちの選手が見てもらっているときに「進んでいるかどうか」と聞かれると「股関節が・・・」とか「重心が・・・」という答え方をしていたようです。もっともっとシンプルに「進んでいるかどうか」で答えられるか。余計な情報が入りすぎて「頭で考える」部分が多くなりすぎているのかもしれません。もっともっと「感覚」を大切にしてその部分を「感じ取る」ことができるか。大切なことはここにある気がします。

 

「膝締め」に関してもそこまで話をする指導者はいない思います。そして「動きが崩れている選手」に関しては「膝締め」という言葉を受け取り間違いをしていました。これは昨年の話ですが。もっともっと「感覚の確認」や「本来の意図」を双方向的にやっていく必要があります。同じ言葉でも受け取り方が違う。真面目にやればやるほど「受け取り違い」が大きなロスになります。もっとシンプルに話ができるように私も工夫する必要があります。

 

長くなっています。が、書き尽くせない部分が多くあります。こうやって自分自身が研鑽していかなければ何も変わらない。「強い選手が来た時だけいいチームになる」というのではない。普通の選手が一生懸命に取り組んでいるのであればそこに対して「最大限の力を発揮する」ようにしなければいけない。どうやっていくのか。見極めながらだと思いますが。

 

また書きます。たぶん。

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セミナーパークでの練習2日目

2021-01-06 | 陸上競技
1月5日。前日に引き続きセミナーパークでの練習。この日の朝はちょっと気持ちが落ちることがありました。どれだけのタイミングなのか。詳しくは書きませんが。それでも選手達には全く関係ないので気持ちを切り替えながら。

朝選手達に会うと「全身筋肉痛」だと言っていました。とても動けそうにない、と。それほど走ったりはしていません。全体に少し話をしました。来年は合宿で1泊2日または2泊3日で練習をしていました。それもかなりの負荷をかけながらです。今回はまだ1日しかやっていません。自分達の中で「限界」を決めているのではないか。今回の練習が極めてきついとは思いません。通常通りです。人数が少ないというのはありますが特別キツい練習を組んでいるわけではない。普段とは異なることをやっただけ。こう考えるとまだまだ弱いなという部分。身体もですが気持ち的に弱い部分が大きい気がします。

スルーして練習開始。筋肉痛だったらやらないという話にはならないと思います。このご時世だからこういう事を書いた時点で既に批判の対象でしょうか。こちらもスルーしますが。

最初に坂の一番下から上まで馬跳び。無理矢理でも身体を動かさせる。かなり長い坂でした。それでもやり続ける。身体が温まれば全く違ってきます。綺麗な練習にはならないかもしれませんが。それでもやる必要性がある。

午前中は坂道を利用して練習。両足スキップで上がっていく。その後久々に変形ダッシュを。遊び感覚ですがある程度の競争をさせる事で「筋肉痛で動かない」という部分を脱出します。痛い事ばかり考えていたらどうしてもそちらに目が向きます。ワイワイやりながらやっていく事で随分変わってくるかなと。ひたすら。

重心が動かないというのが前日にあったので芝生の上で5歩バウンディングを、
最初は上り坂で大きく進む。重力に負けて進みにくいのでどうすれば前に進むかを考える。続いて逆向き。危ないかなというのもありますが本数を絞って下り坂でのバウンディング5歩。さらに緩やかな下りで同じように5歩バウンディング。最初の5歩でどれだけ大きく動けるか。そこから下り坂でのスキップ走。前に前にという感覚。進む感じを体験させる。

終わってから追い風で120mを数本。これは「余力を持って走る」という部分を重視しました。無理矢理パワーで走ろうとしてしまう選手がいます。そんなに頑張らなくても良いのですが。普段はスピードレベルを落として走ることはありません。しかし、全力で走るということが力みにつながる。腕振りに関してもkd先生から個別にアドバイスをもらっていました。やれることは全て。

で、走りが上に抜けてしまう選手のためにカーブ直線を。前日にも少しやったのですがカーブが緩かったのでやりたかった動きになりませんでした。また、曲走路の真ん中を走ってしまう選手もいる。どうすれば上手く走れるか。この辺りの話をしながらです。数本走り方の確認のために走ってその後3本ほどトップスピードで。直線に入ったときにスピードが上がる感覚を作る。何人か話を聞いていない者も。トップスピードを出すための練習だったのですが。なかなかですね。手強い。

その後1人は個別にkd先生に指導してもらうことに。スティックを使って重心移動を作らための練習をされていました。マンツーマン指導です。ありがたい話です。他の選手は反対側で加速段階の動きを。同じようなメニューです。最初の数歩の動きを作るのに時間を割きながら。そこから前半マークへ。これまでやっていた前半マークから少し距離を伸ばしてみようと思います。kd先生の話を聞きながらもっと膝の引き出しと重心移動を作らないといけないなと。前段階の動きで膝締めの徹底をしておかなければいけないと思います。タータンでそれなりに走ったのでダメージもあるでしょう。それでも午後もやることに。

相談しながら。かなりの負荷にはなっているので午後は2時間くらいしか走ったりする練習はできないだろうなと。走る方でも限界値を上げたい。追い込むというのではなく良い雰囲気の中で何本も何本も走る機会は必要。とはいえ、気持ちが盛り上がらないと思うのでアップは滑り台(笑)隣にある階段を走って上がっていき滑り台を滑って降りてくる。それを6本くらいやりました。滑り台で静電気が発生するらしく降りてくる時に「痛い痛い」と言いながら。楽しそうでした。そこから急な崖を駆け上る。遊びです。筋肉痛で走れないと言っていても気分転換しながらやればできる。少しずつタフになってくれれば良いなと。

もう少し身体を動かしたいなというのがあったので階段を使ってジャンプ系を。両脚ジャンプやホッピング、駆け上がりを。階段の幅もあるので走って上がるには難しい。階段走は効果的には微妙かなという感じがします。とはいえ色々な事をしながらという意味では大切かなと。負荷をかけるという意味合いが強くなっています。

そこからお願いして2人ほどkd先生に個別指導を。この2人がどれだけ走れるようになるか。崩れた動きを戻せるか。以前、初めてインターハイに出場した選手が2年生の冬に全く走れなくなりました。驚くほど動きが崩れました。その時もお願いしてkd先生にマンツーマン指導をして頂きました。それをきっかけにして4月にはなんとか走りが戻りました。今回もなんとかきっかけをつかみたいなと。走れるようになっている選手は間違えるほど良くなっています。やはり全員がきちんと走れるようになってもらいたい。そういう部分もあって。無理をいってそちらをお願いしました。

他の選手はしっかりと坂を走ろうと。比較的緩やかな坂があるのでそこで走ることに。人数が少ないのでできる部分もあります。体力的にも筋力的にも不足している選手も出てきます。ここで故障しても仕方ないので可能な限り走るように話をしました。無理強いをする気はありません。うちにも1週間練習が積めていない選手もいます。無理はさせない。一時的な話ではないので。うちの選手にもubkgの選手にも声かけをしながらです。

最初に緩やかな上り坂を短い距離を3本、長めの距離を3本。しばらくおいて今度は緩やかな下り坂で短めの距離を3本、長い距離を3本。結構な負荷です。ここまでは競争形式で。うちの選手、気持ちの部分でしっかりと走れるようになっていました。タフさが身に付いてきているかなと感じました。スピードを緩めることなく。当たり前ですが。こういう部分がどれだけ続けられるかだと。かなりの負荷になっていましたがもう少し走ることに。

今度は更に長めの距離を設定しました。そこから追いかける形式で2本ずつ。短くしていく形で。これで走るのは最後だと宣言していたので気持ち的にも前向きになれたのかなと。以前は「最後ね」と言いながら止めないことも多々ありましたが最近は本当にやめます。約束を守る。少しずつ短くなっていくので気持ちも保てました。最後までよく走ったと思います。かなりの筋肉痛になると思います。

最後に別動隊の練習が終わるまで補強。下半身を徹底的に追い込みました。坂道のランジ、平地でのカニ歩きなど。ubkgの選手も前向きにトレーニングに取り組んでいました。こういう経験があれば色々な部分が変わっていけるのではないかなと思います。明るく前向きに取り組めるかどうか。

最後に少しだけ話をしました。ubkgの選手に向けて。私が最も尊敬するkd先生に毎日の練習計画を立ててもらっている。どこよりも恵まれた環境で練習ができています。その環境を活かせるかどうかは本人達次第。限られた高校生活をどのように過ごすか。見たことのない世界を見ることができます。こうやって別の学校と練習することで何か掴んでもらえたら良いなと。

うちにとっても貴重な時間となりました。別枠でやっていた2人についても触れておきたいなとは思いますがこちらはまた別に。時間があればということで。うちの男子、何とか頑張り切りました。こういうのが自信につながっていけば良いなと。キッカケやチャンスは与えています。活かしてほしいですね。

本当に良い時間が過ごせました。私個人としてもです。また書きます。感謝。
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セミナーパークでの練習

2021-01-06 | 陸上競技
1月4日。この日はセミナーパークでの練習としました。来年はこの時期に合同合宿を行います。今年はこういう状況ですから昨年末の段階で中止となりました。集まって何かをすることのリスクを避けるためです。マスコミが過剰な不安を煽っています。こうなると何かをするというのは本当に難しい。

年末に単独で坂道を走りました。この時、全く進まない者が数名。一生懸命やっていても進まない。色々な動きのことをやりますが「知識過剰」のようになっていて消化できていない部分もあるのかなと。一生懸命やればやるほどやりたい動きではなくなる部分が出てくる。力みが大きくなって進まなくなる。こういう状態を打破するために坂道をしっかりと走りたいなと。

今回はubkg高校もセミナーパークに来ていました。一緒にやろうというのではなく。事前に確認をするとkd先生もセミナーパークでやるということだったので「タイミングが合えばうちの選手の走りを見てほしい」とお願いしていました。私がいつもグランドで練習を見ています。同じ目で見続けるとどうしても課題が見えにくくなります。課題は明確なのですがそれをどう打破していいのか分からない。最も頼れる方に客観的に見てもらうことで現状を変えることができるのではないかと考えていました。

同じ場所で練習をするので「一緒ではないが一緒に」やることに。普段の合同練習では学校が入り混じってやることが多い。しかし、今回は学校ごとにやる。同じメニューをしますが他校と競争したら関わったりはしない。うちが走って坂を降りる時にubkgの選手が走るというようにする。タータンを走るときには数レーン間を空ける。気を遣っています。これで感染云々と言われるのであれば教室の方が圧倒的に密です。屋外で距離を置きながら。最大限のことをやっています。






練習は普段と異なる環境だからできることを。最初に身体ほぐしのようなことを。まー一般的なものです。全身を大きく使いながらやっていく。本当に遊びながらという感じですね。






坂道を使ってあれこれやりました。スキップ走やバウンディング。普段は坂道でやらないのでこういう部分だけでも新鮮です。進む選手進まない選手の差が出てきます。人数が少ないのでこちらもそれぞれを見ることができます。ひたすら本数を重ねていく。技術的なことをやらずに「どうすれば前に進むか」を身体で感じてもらうための練習です。ひたすら登りました。

スプリントも少しずつ。学校別なので普段と変わらないかもしれませんが走る中で見えてくることもある。坂道をある程度走ってから午前中の最後に平地で何本か。ここでもやはりうちの選手、2人は進みません。無理やり感が出ていたり、膝締めができずにブレーキをかけながら走ってしまう。動きのタイミングが合わないとのもありました。なかなか手強い。

午後も同様に練習。補強を入れてから。午前中に少し反発系をやったのもあり、午後はその感覚を生かしながら動きに関しても。その場での膝締めからチューブ腿上げ。スティックもも上げをひたすら。この時kd先生から「浮き過ぎるのでは?」という指摘も頂きました。動きが崩れていて接地が長くなる選手。大袈裟に動くタイプです。入れ替えを意識するために大きく動いて浮きます。動きとしてはきちんと切り替えることができる。しかし、その反面接地が長くなる。実際問題、個々の動きとしてはお手本を常に示させるくらいできます。それが走りになると無理やり感が大きくなる。頑張りすぎるのです。その部分も事前にkd先生に伝えていたのでそういう視点で見てもらうことができました。今後の課題にしたいと思います。

ある程度タータンの上で動きを作ってから最初の数歩を。国体合宿でもやりましたが。それを少しずつ走りに繋げていきたい。これまでは1歩でしたが3歩や5歩までスティックを。いつも前半マークでやる距離よりも大きめに設定しました。大きく重心を動かす。それを続けていく。歩数を増やせば難しくなります。何度も何度も繰り返しました。かなりの時間を使ったと思います。

記憶が曖昧になっていますが、何かをやってから今度は下り坂。緩やかな下り坂を利用しながらやっていきました。これもかなりの本数。オーバースピードトレーニングという意味合いも。腰が進まないなと感じている選手がいるのでここをどうするか。無理やりでも進む感じを作りたい。かなりの本数をやりました。下になると膝が開いて前接地になるのが強調されてしまいます。怖がるのもあると思います。kd先生からうちの選手も何人かは直接指摘を受けていました。ありがたいことです。

最後に平地で。構えの部分からあやふやなところが出てきます。やはりやることは多い。非常に細かい視点からkd先生に見てもらうことができました。私からすればこんな環境で練習ができるというのは本当に大きい。私自身非常に勉強になります。kd先生の前で指導することが私にとっては最大のプレッシャーです(笑)。こういう経験をさせてもらえるというのは本当にありがたいなと感じています。

崩れている者も午前中よりは「マシになったかな」という部分ですが本来の走りとは程遠い。声かけに関してもkd先生から色々とアドバイスを受ける。私としても「何とかしたい」というのがあります。この子たちがきちんと力が発揮できなければうちは戦えません。それだけではなく一生懸命やっているのが分かるからこそ何とかしないといけないのです。そのために最も頼れるkd先生に見てもらう。図々しいですが非常に大切なことだと勝手に考えています。

翌日学校でやるかセミナーパークでやるか悩みました。選手に聞くと「セミナーパークでやりたい」ということでした。翌日はうちの崩れている選手を直接kd先生に個別指導をしてもらえるように頼みました。貴重なことです。合間合間にkd先生と話をしました。示唆に富んだ色々な話が聞ける。本当に勉強になります。これから先もずっと学ばせてもらいたいと強く願います。

何となくですが記録しておきます。良い時間でした。
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練習始め

2021-01-03 | 陸上競技
1月3日。この日から2021年の練習開始です。毎年1月4日から恒例の合宿となっていました。今年はこういう状況ですから合宿は取りやめ。宿泊を伴う大人数の合宿はリスクが大きくなります。宿泊を伴わない合同練習という形でやろうという方向で話が進んでいました。

しかし、年末年始、マスコミが「感染者○人」というように絶えず報道をします。不安を煽る。それにより「参加が難しい」という学校も出てきました。こうなるとこちら側もリスクを最大限に避ける必要性が出てきます。屋外種目ですから換気などの心配はありません。駅伝などはこれでもかというくらいやっていますし、ラグビーやサッカーも普通に試合が行われています。とはいえ強行するメリットはない。合同練習も中止となりました。恒例行事だったこともありますが、この状況では理解を得ることは難しいなと思います。

うちはいつも合宿に合わせて1月3日からの練習開始としています。いきなり身体を動かすというよりは少しずつ様子を見ながらかなと。例年は近くの天満宮まで走っ行ってお参りをします。しかし、今年は人が集まるところには行かないようにしようということに。学問の神様ということもあり「分散参拝を」と言われていても人が集まることが予想されます。その話を年末にしたら選手の方から「春日神社」に行きたいという申し出が。

学校から5キロくらい離れています。走って行く気にはなれないので自転車で行くなら良いよということに。時間帯も考えてそこまで人が集まることはないだろうと。選手はひたすら自転車で。私は安産を確保するために途中途中で見守りながら車で移動。




全員でお参り。他に参拝客はいませんました。朝早いという部分もあったと思います。こちらも気を使います。全員が色々な御神籤を引いていました。私も普通の御神籤を引くことに。



大吉でした。「失物」に関しては「静かに落ち付いて探せ」とのこと。大体のものは落ち着いて探せば見つかる気がします。選手が「先生の場合は大体車の中にあるから大丈夫」と言っていました。確かに。置き忘れなどもあるので色々と選手が気づいてくれます。ありがたい。「病気」に関しては「全て信神でなおる」とのこと。すごい話です。つまり「気持ちの問題」だということでしょうか。「病は気から」という言葉があるように気持ちで何とかしろという話なのかもしれません。恐ろしい。

選手たちもわいわい言いながらやっていました。こういう時間も大切なのかなと。破魔矢と絵馬に関しては天満宮で事前に購入していました。練習開始時と終わりに絵馬を書いて後で代表が奉納しに行く流れにしました。



少し落ち着いて絵を描いているのでまともです(笑)。行事としてこういうことも必要だと思っています。この子たちの目標が達成できるように取り組んでいきたいですね。

戻ってきてから通常通り練習。負荷はそこまで増やしません。バランス系、上半身下半身。ハードル股関節。ドリル系も。ドリルに関しては少しずつ重心移動を入れていこうかなと考えています。崩れたらまた戻す。この部分の繰り返しだと思っています。ワンステップハードルを入れましたがかなり良くなっていました。接地が置いて行くだけで無くなっている。これは2ヶ月近くひたすらやってきたことが少し形になってきたのかなと。シーズン中はここができなかったので。丁寧に。

スプリント練習を入れてから60mTと60mスプリント。これを2セット。ここで2時間半くらいかかったのでシャフト補強は取りやめ。初日です。3日間身体を動かしていない選手もいるかもしれません。各自に任せていた部分があるので。強制はしませんでした。必要ならそれぞれが動くはずですから。特に昨日はある程度動いても問題はない。そこの部分は大切だと思います。時間は戻ってきません。

様子見でした。少しずつ少しずつ。焦らず。丁寧に。やれることは最大限にやっていこうと思います。準備をしていきます。



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2021年元日

2021-01-01 | 陸上競技
2021年になりました。昔からこの年越しのタイミングが好きではないのですが。23時59分59秒から翌日の0時になった瞬間に「全てが変わる」という雰囲気。苦手です。クリスマスの時に騒ぐ気にもなりません。なんとなくなんですが。

気持ち新たに。そういう意味では1年という「区切り」は必要なのかもしれません。節目節目というか。そこに深い意味があるのかどうかは別にして。どこかで気持ちをリセットしていく。そんな日なのかなと改めて思います。

1月1日。特にやることもないので1人で近くの山に登りました。山というレベルではないですが。高台に上がるというくらいの話です。1人で歩いて初日出でも見ようかなと。特別な想いがあるわけではなく。上述のように「区切り」をつけるという意味合いが大きかったのかなと自分の行動を分析しています。




タイミング良く山から太陽が出てきました。一応写真に残す。刹那的なものです。写真に残すことにどれだけの意味があるのかは分かりません。この風景はこのタイミングで実際に見ることに意味がある。明日この写真を見ても意味がないかもしれません。時間と空間をどう感じるのか。

回りくどい話になっていますね(笑)。基本的に面倒な性格だと思っています。こういう部分にはこだわりがあります。

小学校の教科書だったか中学だったかは記憶が曖昧です。「写真」について触れてある国語の論説文を読みました。その時に「写真」はその時を切り取るものだと書いてありました。しかし、「写真」を撮るよりもその「風景」や「瞬間」を記憶に刻んでおく方がいい。その時の空気感や感情は「写真」では分からない。

何故かその内容は記憶に残っています。とはいえ色々な場面で写真は撮りますが。それでも極力、その時間や空気感は記憶に留めておけるように「見る」「感じる」ようにしています。これから先多くの出会いや別れもあると思います。その瞬間瞬間を切り取ることも必要だと思いますが、できる限り実体験として記憶していきたいなと思います。

前の記事にも書きましたが短編小説を読んでいます。これは最高に面白い。「哲学」に近い部分があります。岸辺露伴の視点を通じて色々なことを見る。久々に本を読んでいますが、自分の中にスーッと入ってくる感じがあります。

自分のペースで活動をしてきました。きっとこれからも。それが「善」か「悪」かは誰も決められないと思います。ある人にとっては「善」であっても別の人にとっては「悪」になりうる。戦争はお互いの「正義」がぶつかり合うから起きる。どの「正義」が正しいかは誰も分からない。

私は私らしく。私にできる範囲でできることをする。そう強く思いました。

元日からよくわからないことを書いています。なんとなく頭の中にあることを文字にしました。こんな感じで今年もやっていきます。
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