kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雪の中での練習会

2021-01-11 | 陸上競技
日曜日、国体のための練習会でした。少年選手はここ数年定期的に練習会を行うようになっています。技術的なことをある程度時間をかけながらやっていくことで変化を生み出すことができます。技術的なことは時間がかかります。冬の間に何度もこういう練習会を行うことで春までに習得することが狙いとなっています。

今年度はハードル練習会もやっています。ハードル練習会→国体合宿などの流れの中でしっかりと身体を作ってもらえたらいいなと考えています。専門的な話を高校生に合わせてやっていく。重要な機会になっていると思います。

下関は前日の夜から雪が降っていました。これだけ連続した雪が降るというのはあまり記憶にありません。車にも雪が積もっていました。




競技場も一面真っ白。




学校がある防府市では雪は降っていなかったようですがかなり寒かったようです。駅伝が実施できるか不安を感じていましたがこちらは問題なかったようです。ちなみに防府ではこんな現象が起きていたようです。




逆さ氷柱。ポタポタ落ちた水滴が凍ってしまったようです。初めて見ました。こんな現象があるんだなと。それくらい気温が低かったということでしょう。寒い。

練習に関してはコロナのこともあるので最大限に配慮をしながら。出来るだけ密にならないように。離れながら。屋外ですがやはり細心の注意を払ってやらなければいけません。更には雪がトラックにあるので軒下で練習する形になりました。スタッフが雪掻きをしてくれました。こうやって環境を整えてくれるコーチングスタッフがいてくれるのは本当にありがたいですね。感謝しかありません。

先日の国体合宿の時から感じたいのですが基本的に「基礎筋力」がない。力はあると思います。が、それを磨けていない。もっと基本的なことをしっかりやるだけで全く違う結果になると思います。練習の途中である選手が「体幹トレーニングやらないで速くなる方法はないのか?」と聞いてきました。苦手なのだと思います。地道に続けていかなければいけないですから。やらなくてもそれなりに速くなるのではないかなと思います。比較対象がないので比べられませんが、補強をほとんどやらないパターンと体幹をきちんと鍛えるパターンでは後者の方が強くなると思います。これまで補強などやらなくても走れていたのでそこまでの必要性を感じないのかもしれません。それでも走れるのだから関係ないのかも。もっと強くなれるという部分を理解できるかどうかだと思いますね。

ハードルを使った股関節補強や動きにつながる部分をひたすらやりました。1時間程度はやったと思います。これだけでかなりの負荷。かなり弱いなと感じました。走るために必要な筋力をどう上げていくか。地味ではなくてもこうやって鍛えていくことで変わってきます。寝転がっての腹筋などよりもやりやすいかもしれません。本当に徹底しました。

今回は道具を一切持っていっていなかったので動きなどに関してもできることが限られます。DMを投げたりもできないので。スタートのためにその辺りをやりたかったのですが。投げられないけどバウンディングのような形で飛び出しの確認をする。そこからバウンディングで身体を前に運ぶ。壁を使ったりスティックを使ったりしながら最初の数歩の動きの確認。午前中はここまでとしました。時間的な関係で。

少し休んでから午後。ここも基礎的なトレーニングをしました。1時間程度やったでしょうか。思いつきでやってく部分もアフので。補強をやりに来たのではないと思う選手もいたかも。どうしても「技術的な練習」を好む選手がいます。こちらの方が変化があって楽しい。しかし、身体を動かすために必要な基礎的な部分はやらなければいけない。面白くはないですが。面白くないので飽きずにできるようにやっていけたらという工夫はしています。

そこからハードルと短距離に分かれて練習。ワンステップハードルをやってから一歩ハードルを。リード足が伸びきってしまう選手に対してどのようにアプローチするか。中学時代の癖がついているのだと思います。脚を振り回す形になるので好ましくないと思っています。膝を締めて持っていって振り下ろすから膝が伸びる。そんなイメージです。どうしても違和感があるということでした。顧問の先生も交えて話をしていきました。こういう場面に1人で対応するのではなく協力してもらえるのはすごく助かります。

抜き足やリード足についてひたすら徹底。一歩ハードルでこれをやる。そこから3歩に伸ばして更にスピードを上げた状態で。ハードリングの高さのピークの話もしながらです。遠くから遠くへの動きを求める選手としっかりと走ることを求める選手がいます。タイプによっても変えながら。かなりの本数をやって最後に5歩ハードルを。走りの中でハードルを越えていく。高いスピードが出るので。あくまで「走りの中でのハードリング」を目指しています。ドリルだけではなく実際の走り中ですどうするか。基本的なことは前段階でかなりやっています。午前中の動きも間違いなくここに繋がります。股関節周りがかなりしんどかったと思いますが。それでも動きの変化はあります。

雪の中でしたがこの日出来ることは最大限にできたかなとは思います。もっと詳しく書けたら良いのかなと思いながらも。ぼちぼち書いていきます。

ちなみにアクセス数が以前に戻りました。250くらいが平均になってきました。それでもまだ多いのですが。本当に読んでみたいなと思う人にだけ見てもらえると良いなと思います。競技に興味があったり、私のどうでもいい活動に関心がある方に。細々とやっていきます。





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