kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雨の中で

2017-06-08 | 陸上競技
ちょっとバタバタで更新できず。毎日更新が目標なのですが。なかなか。

火曜日、この日は夕方から雨予報。最初の予定は19時くらいだったと思います。が、練習開始時間にはすでにポツポツと雨が。うーん。気温自体もそれほど高くないので微妙。それでもできることをやりたいなと考えていました。

練習以外で問題が。本当に考えなければいけません。最低限のこと。今私がやるべきことはインターハイを勝ち取るための指導。本気で勝負しようとしてる選手が存在しているというのを感じ取れない者は同じベクトルではない。私の考え方がおかしいのかもしれませんが。

この日は少し走ることに。ハードルを使ったアップを行なってショートスプリント。故障からの回復を図っているSは様子を見ながら。動き的にはかなり良い。バランスも含めて。以前のようにパワーに頼ろうとする走りではなくなっています。努力感というよりは進む感覚があります。まだ全力とまではいかないのですがスピードは出ています。少し走ると張りが出るので緩めながら。この張りを取るために最大限のことをやっていきたいと思います。間に合う。間に合わせます。

リレーメンバーはバトン。雨の中になりましたが試合当日が雨になる可能性もある。その状態の中でやっておくことも必要かなと。県総体、1-2走のバトンが安定しませんでした。ここは問題。流れが悪くなりタイムも微妙なことになりました。ここに大きな課題があります。2本やりましたがこの日は安定。バトンの位置が気になりますがもっと精度を上げていきたいと思います。

それ以外の者はその間に中間マーク。バックストレートでやっていたので細かい所は見れていません。私はホームでSへの対応をしていましたから。それでも以前に比べると随分変わって来ているなと感じました。1年生男子の何人かはきちんと声を出していました。全員とならないのが大きな課題なのですが。

DM走を実施。リレーメンバーは一斉にスタートさせて競争。まーこれは私が何か言った訳ではなく自分達で競争をしていたのですが。こちらも全部見ていた訳ではないので。3人は終わってからカーブ直線を数本。いや、かなり良い動きです。この感覚を持ち続けてくれれば本当に面白いと思いますね。高いレベルで勝負できる。男子はひたすらDM走。少しずつ距離を伸ばしながら。

最後に往復走を。ここも任せました。私がどうこうよりも自分達で出来なければいけません。少し手間取りましたが大半の者はよく取り組めていたと思います。長い距離を走らない分、こういう練習の時にしっかりと負荷をかけておきたいなと思います。温度差があるなとは思いますが中心選手はインターハイを賭けた戦いに向けてしっかりと目標を持って取り組んでいました。

私は競技場が閉まる寸前まで気功。時間が許す限りひたすらやりたいと思います。できることは最大限に。選手同様私自身もやるべきことをやりたいと思います。きちんとスタートラインに立たせる。立つだけではなく勝負できる状態で立つ。ここが重要だと思っています。

簡単に記録しておきます。簡単に。
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長期計画?

2017-06-06 | 陸上競技
少し話をした内容を。

kns先生と少し話をしました。「短距離選手は100mと200mという感じで複数種目に出場するのに去年は1種目ずつしか出ていなかったですよね」という話。よく御存知でした。注目してもらえているというのは本当にありがたいなと思います。「1種目にしか出ないのはなぜか?」という問い。それほど深く考えているわけではないのですが(笑)。

昨年度、うちの1年生女子(現2年生)は1種目ずつのエントリーでした。ひょっとしたら複数種目に出てもそれなりの活躍をしたかもしれません。が、「まー良いかな」という感じでした。本人たちは不満があったかもしれませんが。

今回預かっている選手たちは私自身初めての「100m12秒台」でした。中学時代に12秒台で走るなんて考えられないと思っていましたから。それがうちに来てくれました。その時に思ったのは「3年間かけてやっていこう」という部分です。これは師匠からの影響が強いと思っています。強い選手だからといって特別扱いしない。1年生は1年生。まずは基礎的なことをしっかりとやっていく。レースには出すが「調整」ばかりやっていると本当に必要なことができないので「結果」は出たらもうけもの。1年時には大きな成果を求めない。その話を以前から聞いていたので私も「焦らず土台作り」を最優先してきました。

もっとも「走らせたくてもできない」という部分もありました。基礎体力や基礎筋力がほとんどない。その状態でレースだけ重ねていってもどこかで「頭打ち」になるだろうという予測があったからです。本当に基礎的なことを繰り返してきました。「記録」という部分では思うように出ないので本人たちも思うことはあったと思います。

運良く秋には県新人で100mで勝つことができました。まーそれはそれ。勝てることに越したことはないですがそこだけを目指してやっているわけではありませんでした。

シーズンが変わり今年は複数種目にチャレンジ。やっと「走り切れる体力」が付いてきたかなという感じだったので。結果的にNとMが200mで中国大会に進みます。去年の200mを何回走っただろうか?それでも学年が上がって活躍できるほうが「楽しい」のではないかと思います。

実際、リレーの1走を走っているAは1年生の時には14秒8くらいでした。1年次は練習をしてもなかなか結果につながらない。競技をする雰囲気ではなかったというのもありますが。それが先日の県総体では13秒28。NやMが活躍して目立っていますがAの存在はチームにとって大きいのです。14秒8のままではとても48秒6は出せません。時間をかけて「心」と「身体」を作っていってやっとここまで来ました。短期間では成果が出ないかもしれませんがこうやって「形」になっていく。

NやMが100mでワンツーフィニッシュをしたというのは目立ちます。しかし、うちの選手は少しずつですが力を伸ばしています。どちらが嬉しいか。単純比較はできませんが私にとってはNの12秒43もAの13秒28も同じくらい「価値のあるもの」なのです。

「長期計画」でやっているつもりはそれほどありません。しかし、結果的にやろうと思えば「時間がかかる」のです。1年生の最初から活躍できればそのほうが良いのかもしませんが、3年生になった時に「やっていてよかった」と思えるような競技生活をしていけたらと思っています。

うちの女子が活躍できているのは今の2年生が来てくれたからというのはあります。しかし、本当はそれだけではない。それ以外にしっかりと練習を積んでくれる上級生がいたからです。男子も女子もしっかりとやってくれていました。「43秒4」という男子のリレー。中国には届きませんでしたが2年前には到底考えられない記録です。そうやって「進んできた」というのは大きいと思っています。

まだまだ道半ばです。やるべきことはたくさんあります。焦らずやりたいなと思っています。

話の中で定時制の生徒が自主練で坂道を走っているというのが出てきました。頭が下がります。練習する「時間」「場所「環境」がない状況でも「少しでも速く走りたい」という気持ちがあるから自分で動く。昨年全国大会に出場しているということなので今年はもっと活躍してくれたらいいなと思います。

年を追うごとに少しずつ成長していけたらいいなと。目の前のこともすごく大切。それだけではないという感覚を持ち続けたいですね。

何の話?(笑)。まー書きたいから書いたというだけです。
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チームとして

2017-06-06 | 陸上競技
思うことを少し。

月曜日の練習前、練習後に話をしました。特別な話ではなく私からすれば「当たり前」の話でしかない。更にはそれに関して少し前にほかの人と話をした内容を踏まえて少し書いておきたいと思います。

日めくりカレンダー、「中国大会まであと10日」となっていました。本当に早い。あっという間に時間が過ぎていきます。チームとしてはどこを目指すのか。現時点でいえるのは「IH出場権を獲得する」ことのみです。女子のリレーに関しては表彰台を狙いたいと思っています。もちろん簡単ではない。そんなことは分かっていますが「やるからには」です。

今回は女子の100m・200m・4継、男女棒高跳での中国大会。男子の棒高跳はかなり厳しいですがそれ以外の種目に関してはIHへの可能性が十分あります。うちのチームの中からIHへ進む選手が出るというのは本当に大きな意味があると思っています。男子は残念ながら中国大会がない。だからといって「自分たちには関係ない」という感覚でいてもらうと困ります。

全員で同じ目標を掲げる。女子がIHへ進めればこれから以降男子も間違いなく強くなると思います。男子は1年後に向けての再スタート。その中で女子がIHに進めばチームの中に「勢い」が生まれます。チーム一丸となって「女子がIHに進むため」にやっていく必要があると思います。「自分は関係ない」と思うような選手がいれば間違いなくそこから崩壊します。全員で同じ目標に向かう。ここだと思っています。

うちのチーム。本当にマイナーでした。赴任した時にジャージの背中に「山口」と入れるようにしました。県外に出た時に学校名だけではどこかわかってもらえないと思っていたからです。「hoshoは誰でも知っている」と上級生に反対されました。何を思ってそのように発言したのかは分かりません。が、競技に関して言えばかなり知名度は低い。県外では誰も知らないチームだと思います。だからこそ「山口」を入れたい。そう思っていました。

実際問題、今でもそれほど知名度はないと思っています。県内外から注目を集めるほどのチーム力はない。それでも少しずつ「チーム」として進んでいきたいと思っています。「変化」を生み出す。この中で様々な「痛み」も伴います。私自身、競技から距離を置きたいと思うこともかなりありました。ここまでして競技をする必要はあるのか、と。

「競技をやりたい」と思ってくれる選手が少しずつ増えてきて少し雰囲気が変わりました。もちろん簡単ではありませんが。その部分は大きかったと思います。雰囲気が「競技をする」という感じになってきたことで競技力も多少なりと上がってきました。県総体で少しずつ入賞できるようになってきて「中国」でも戦える可能性が出てきた。やっとここの段階です。

だからこそ「勝ち上がる」必要があると思っています。IHに進むことで「歴史は変わる」と思うからです。無名の普通の高校がIHを勝ち取る。それは人生の中でも大きなことだと思います。全員で同じ目標を共有しながらやっていきたい。喜びも悲しみも共有しながら進みたい。そう思っています。

今最優先は中国大会に向けてです。練習中にそれ以外に構っている時間はありません。男子には女子のサポートをして欲しいという話もしました。もちろん、自分たちの練習も大切です。が、「チームとしての目標」を掲げながら進んでいこうと思っています。その部分の理解はしてもらいたい。全員で。そう思います。

微妙な内容ですね。上手くまとまりません(笑)。
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スピード刺激

2017-06-06 | 陸上競技
月曜日。週初めですがかなりハード。毎週なので慣れるしかないと思うのですが。

この日は7時間授業。普段よりも1時間近く学校が終るのが遅くなります。競技場に行くには時間が足りません。学校でできる事をやる。グランド自体は広く使える日なので十分対応できます。

アップメニューをやってからハードル股関節の補強を。走る練習をしたいとは思っていますがやはり体幹補強は続けたい。スイッチングのタイミングをつかむためにもここの部分はやりたいなと。スピーカーを使ってリズムを保ちながら実施。1年生はこの部分ができません。筋力的なものもあると思いますがリズム感が・・・。自分の身体を上手くコントロールできない子が多いですね。こういう部分の練習もしていかなければいけないと思います。

いつも通りの流れの中でハードルドリルとハードル抜きを。DM走をしようかなと思っていましたが本当に久しぶりに縄跳びを。「冬期練習やってるわけじゃないんだから」と言われるかもしれませんね(笑)。が、この動きを見ていて課題が明確に。接地とタイミングを常に意識させていますが縄跳び走をした時に「出来ていない」と感じることがかなりありました。縄跳び走が上手く出来ない選手には共通する部分がある。

その動きを見て急遽スイッチングを。足先だけの動きにならずに身体の前側で動かす感覚。更にフォローレッグが遅れないようにする。この部分が走りに直結するかなと。繰り返しやりました。

そこからスパイクを履いてウインドスプリント。あとは10バトンと25並走。3060で。1年生もやらせようと思いましたがまずはバトン受け渡しが出来ません。全員がきちんとできるようにしておきたいので合間に練習しておくようにしました。

どうでも良いこだわりかもしれませんが1年生には普段使わないバトンを使わせました。理由は「バトンを落としたくないから」です。縁起を担ぐというわけではありませんが。1年生がバトンを使うと落下する可能性があります。私的にはバトンが落ちるというのはありえない。絶対に許さないといスタンスでやっています。1年生が使うと適当に扱う可能性がある。練習で使うバトンはうちにとっては大きな意味がある。

男子は3年生が抜けてメンバー変更を余儀なくされます。もう一度チームの作り直し。走順などは大きく変えたくないなというのもあるので1走のチェンジだけで済ませたいなと。もちろん多くの選択肢の中から考えていきたいと思います。全員が万全の状態ではありませんから抜けながらのバトン練習。無理をさせる気はありません。ここはすごく大切な話だと思っています。やる気が出ていて頑張らないといけないというのは分かります。こういう時だからこそこちらは抑えながらやらないといけない。焦る必要はないのだから。

女子。Sはリハビリ中。スパイクを履いて速い動きの中で様子を見ています。絶対に再発させるわけにはいかないのでかなり抑えながら。ドリルなどは全く問題なくできます。動き的には問題ない。こちらも焦らず中国に向かいたいと思いますね。それ以外の3人。かなり走れるようになっていました。先週末の動きが嘘のよう。まー筋肉痛が治れば走れるようになるのは分かっているので当たり前なのですが。手応えがあります。

これまでインターハイを賭けた戦いの前、私自身がナーバスになる事もありました。今回もトラブルが発生しましたが対応は冷静にできていると思っています。焦らずやるべきことをやる。それしかないと思っています。「なるようになる」という楽観的な感覚を持ちながら「やるべきことをやる」というスタンスを保つ。楽観視するのではなくやれる事に関しては全てやる。それしかないのかな、と。

自分達がきちんとやっていく以外に勝負ができる可能性はないと思っています。自分達が目標とする記録を出さなければ勝負の舞台には立てないのですから。そう考えると自ずと「やるべきこと」は見えてきます。本人たちにもそういう話をしています。

いつも通り。少しずつやっていこうと思います。応援してもらえる事が力になります。前に進みたいと思います。見守ってください。
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関わり方

2017-06-05 | 陸上競技
思うことを少し。

前の記事にも書きましたがmakinoが山口に戻ってきてうちの学校を訪ねてくれました。私自身転勤し前任校で指導に関わった選手と会う機会も少なくなっていました。それでもこうやって訪ねてもらえるのはありがたい。怪我をしていた部分もあり復帰戦。会いに来てくれるというのは本当にうれしい。

しかし、私自身は「今でも指導したい」という気はありません。もちろん何かあればサポートはしたいと思っています。が、大学で競技を続けているのでその部分はやはり私ではないなと。今回、makinoから連絡をもらって何気なく「どうぞ」と練習に来てもらいましたが、本来であればfjk先生に連絡を取っておくべきだったなと反省しました。事後報告で連絡をさせてもらいましたが・・・。fjk先生は本当に人間的にできている方なので「全然問題ないですよ」と言っていただきました。だとしてもこちらはもっと配慮しないといけないと思います。

私は「高校時代」を預かっていたに過ぎない。それぞれのステージでそれぞれのことをやる。必要とされるのであればサポートは惜しまない。それくらいの関わり方が良いのかなと思っています。

今はほとんど指導できないポールの選手を抱えています。これに関してはほとんど他人任せ。もちろん環境を整えはします。が、「関わり方」としてはこれで良いと思っています。選手にとって一番良い環境で練習する方がいい。自分だけで抱え込んでいても本人たちにプラスにはならないからです。

結果を出す。もちろん喜ばしいことです短距離でも同じですが「自分が育てた」という感覚はありません。私と関わったから多少なりと記録を出すサポートにはなったかもしれません。が、私が育てたというのは違うかな、と。こちらは様々なモノを与えます。その中で何を選択して何をやるのかは選手次第だと思っています。

私自身の選手との関わり方もずいぶん変わって来ています。別に私自身が評価を受ける必要はない。このblogも含めてですね。偉そうなことを書いているかもしれません。単純に思った事を書いていますし、選手に話した内容を補足しながら書いているに過ぎません。

必要とされれば私に出来る事をやります。それで良いと思っています。makinoが山口に戻って来たときに頼ってくれるのはやはり嬉しいなと思います。そんなときに私に何が出来るのか。短時間で出来る事を最大限にやる。話もします。そうやってこの子が目指す方向に少しずつでも進んでくれれば良いなと。

今も目の前に選手がいます。この子たちが目指す場所にたどり着けるようにサポートしていきたい。主役は私ではない。そこの感覚を持ち続けたい。かなり地味に生きていると思っています。常に存在感を消しながらやっています。

これからもそのスタンスで。一人一人ときちんと向き合える指導ができればと思います。

まとまりがないですね。良いんです。自己満足のblogなのだから(笑)
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来校者&課題克服

2017-06-04 | 陸上競技
午前中、競技会に参加。ポールの県記録タイを目の当たりにしてから急いで戻ることに。学校の練習。私自身は全く休む時間がありませんがそれでもやるしかない。ポールの役員をしている知り合いの方に「え?このためだけに来たんですか?」と言われました。このためだけに来ました。競技が終わった時点で次にやるべきことはここにはありません。

治療をする約束をしていた選手がいるので連絡を。練習開始の前に多少なりと治療したいと考えていました。とにかく出来ることは全てやらなければいけない。選手にそこを求めるのですからこちらも全てやるようにしたい。自己満足かもしれません。それでも構わない。一生に何度もチャンスがあるわけではない。そうであればそのチャンスに向けて何をするのか。何をさせるのか。私自身が考える事をやりたい。

練習開始は15時。多少なりと涼しくなるかなと思いましたが全くダメ。暑かった。競技場ではなく学校での練習としていました。こちらであればトレーニングができるからです。ちょっとした事がありましたが練習を始めました。最優先は強くなろうとする者に対してどうするか。

この日は前任校での教え子であるmakinoが来てくれることに。翌日の田島記念に参加するために戻って来たようです。春先からアクシデントが相次ぎレースにまともに出るのは今回が初とのこと。事前にfgjw先生から連絡をもらっていました。翌日のレースに出るのにうちに来たいと本人が言ってくれました。本当にありがたいことです。

練習はアップメニューをやってからドリル。makinoは翌日のこともあるのでは アップメニューなしのドリルから。うちの選手はmakinoの明るさに引っ張られていました。うちに足りない物をこの子は持っています。今やっているドリルは基本的に以前から変わりません。組み立てが違うだけ。可能な限り実施してもう一度原点に戻るという形で練習をしてもらいました。

うちの選手はかなり動きが鈍い。男子は何とか保てているようですが女子は筋肉痛。前の記事にも書きましたが「筋肉痛だから出来ない」という選択肢はない。出来ないなら出来るようにするのが大切。厳しい指導だと言われるかもしれませんが0.01秒を争う勝負をしているのです。中国大会までに何をするかは本当に大きなことだと思っています。

スキップ走をしてチューブ5歩。そこからmakinoのために連日前半マークを実施することに。うちの選手にとっても必要な練習なので問題はないと思います。繰り返しやりました。なかなかMの最初の部分が修正できません。今の動きでは中間に繋がりません。さらには中間での前回しができません。それで12秒5ですからきちんと出来ればどれだけ走るのか。これも「たられば」の話です。修正できないから今のタイムでしか走れない。Nは出来ないなりに出来るようになって来ています。

女子は加速ドリルへ。これも中国を考えての練習。本当は男子もやりたいのですが道具の関係で難しい。男子はDM走をさせました。走りながら動きを作る。中間区間の動きに重きを置きました。やれることをやりたいなと。makinoがスタートがグチャグチャになったと言っていたのでそれも踏まえて加速ドリルに参加。足運びから確認を。スタブロからの出も含めて少し時間をかけました。

makinoは翌日にレースがあるので本数を減らしながら。それでも「基礎の確認」という事でやりました。初レースです。それほど記録にこだわる必要はないと思います。翌日の目標は「12秒5」とのこと。そうであれば尚更、スムーズな加速段階の走りが出来るようにしていきたい。まー私があれこれ言う立場ではないとは思います。それでもこの時に出来る最大限のことはしてあげたい。

男子はDM走の後にタイヤ引き。女子はDM走&タイヤ引きとしました。しっかりと走らせておきたいからです。それぞれのメニューには課題があります。単純に走っておけ、ではない。繰り返し繰り返し「何のためにやっているのか」を話しました。動かない。分かっています。だからといってやらなくていいという結論には達しない。

走練習が終わってからシャフトトレーニングとシャフト補強。本当にヘロヘロです。それでもやるしかない。次の週に質の高い走練習をするためにはこの日の頑張りは大切だと思っています。さすがにしんどいだろうと思ってシャフト補強の距離を少し短めに。よくやってくれました。

makinoが随分雰囲気が変わったと言ってくれました。最初から比べると全く違うと思います。が、まだまだ甘い。ここはあくまで通過点です。もっと上を目指すためには「チーム力」を上げていかなければいけません。結果に繋げていくためのチーム作りが出来なければいけないと思っています。

中国に向けての準備。第一段階が終わりました。次に向かいます。
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大会参加させてもらう

2017-06-04 | 陸上競技
土曜日、この日は急遽大会に参加させてもらうことにしていました。前まで書いている記事と矛盾するかもしれませんが。先日の県総体が終わった後に女子棒高跳の記録が微妙でした。

gt先生から「棒高跳の専門の指導者であればまこんな事もあるから他の記録会に申し込みをしておく」と指摘されました。私的にはそのような感覚はありませんでした。言われてそうなんだ、とい気づくレベル。かなり思うことがありました。それでも「出来ることはしておこう」と思っていたのでものすごくお願いして周南選手権に参加させてもらうことにしました。元々いた地区ですし今でも住んでいます。とはいっても全然関係ない地区の選手の参加が認められるのか。調整してもらって何とか参加させてもらいました。本当に申し訳ない。

その関係で早朝から試合へ。tkg先生も一緒に来てくれるということなので学校に集合して移動。会場に着くと「何でいるんだ?!」という雰囲気が。確かに。事情を説明しました。「勧誘か?!」と言われる事もありました。うーん。そういう部分もあるといえばあるのですが。今回は全く別。

競技開始までは色々な人と話をしていました。情報交換という意味も含めて。大運動会みたいな感じなのでワイワイやりながら試合が進んでいきました。

うちの選手は290までは順調にクリア。最低限の所までは跳べたかなと。が、300に挑戦した時から全く。細かいところは分かりません。跳べそうにないなという感じがありました。結局2本は微妙な感じでした。最後の1本は目の前の100mのスタートとタイミングが重なり踏み切ることができず終了。せっかく跳ばしてもらえましたが結果に繋がることはありませんでした。

「たられば」です。本人にも話をしました。県総体の時に320を跳べる可能性があった。それをリレーの関係で台無しにしたのかもしれません。これに関しては申し訳ないなと思います。が、あの時にクリアしていたとしても「次」に繋がっていないのであれば中国大会での勝負にならないと思います。

最低レベルでも300を1回でクリアして310のクリアを目指さなければインターハイはない。どんな状況であってもそこが条件です。県総体の時に跳んでいたとしても次が290であれば勝負することはできないと思っています。まー技術指導が出来ないくせに偉そうな話をするなと言われるでしょうか。が、その部分とは別の所の話だと思っています。

インターハイを狙うために必要だと言われたので新しいポールを購入しています。が、実際そのポールを使って競技をしたことはほぼありません。練習でも使えていません。そうであれば目標は遠いのではないか?「使えない」で終わっている間は絶対に無理だと話をしました。「使えない」ではなく「使えるようにする」のです。考え違いがあるのではないか。

例えば「バトンが渡ればインターハイに行ける」と言われているとする。しかし、バトンは渡らない。それではどれだけやっても目標には届かない。バトンが渡らないのであれば渡すためにどうするのかを考え、その対策を取らなければいけない。「渡らないけど仕方ない」では終わらないはずです。そうであれば何をするのかをもっと考える必要があると思います。

専門指導は出来ない。あまりにも難しい。実際に競技をやっていてその動きに精通しているのであれば出来るかもしれません。今の私にはそこまでのエネルギーを注ぐのは不可能。短距離のことでさえきちんと理解できていない。周りから見たら無責任と言われるでしょう。甘んじて受け入れます。

が、自分で出来ない分、指導できる人に頼ります。広島まで行った事もあります。各方面に頭を下げて練習を見てもらう。今回のように競技会に参加した方が良いと言われれば頼み込んで参加させてもらう。ポールが必要であれば何とか工面してポールを準備する。それでは指導者として不適格かもしれません。出来ないことを出来る振りをして指導する方が問題だと思っています。まーこれは私の考え方なので間違っているのかもしれませんが。

基本的な考え方。それはどの種目でも変わりません。まー私のやり方が正しいとも思いませんが。ちょっと考えさせられました。今後指導の方向性にも影響する話かもしれません。真面目に考えました。

何とかしてインターハイに行かせてあげたい。そう思います。私に何ができるか。分かりませんが足掻けるだけ足掻きます。頼れるものに頼りながらやれる事をひたすらやる。それだけです。
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ショートスプリント中心で

2017-06-04 | 陸上競技
金曜、朝の段階で女子は全身筋肉痛。いや、これは大変。ベットから起き上がるのも苦痛だったようです。走れる状態かどうかと言われると非常に微妙なのかもしれませんがやらせます。

考え方もあると思います。中国大会に進み始めてからはずっとこのパターンでやっています。どうしても県総体を勝ち抜けるためにはそれなりに調整が必要となります。そうなると練習量が落ちる。当然の話なのですが。そのまま現状維持で中国に進むというのも一つの手段なのかもしれませんが今の力では戦えない。もう一度ミニ強化期を作って準備をしていく必要があると考えています。浮かれている場合ではないですしね。バランスよく再強化しておきたい。

午前中は下半身が怪しいということだったので鉄棒などを軽く。

午後は競技場へ。一人は治療に行かせました。かなり感じは良いと思っていますが無理はさせられません。万全を期す。この子に関しては現状維持で十分。痛めた場所を回復することに努めればそれがチームにとって最大限のプラスです。

競技場ではDM投げをアップにしてハードルドリル。ここまでやって思うことがあり反発系の練習へ。筋肉痛で上手く身体が動かせないという感じもありました。そうであれば自分の力を最小限にして上手く力を利用する感覚を養いたいなと。基礎的は練習ですがやはりやっておきたいなと。ハードル抜きをやってからスパイク。風向きを考えてバックストレートで。片足スキップとスピードスキップをやってからチューブ5歩。流れの確認をメイン。

前半マークを入れました。3本2セット。とにかくここの区間の修正をしたい。以前よりは良くなりましたがまだまだ。特に身体が思うように動かせない状態ではやりたいことが上手くできません。私はこういう時がチャンスだと思っています。何気なくできるときは問題ないのですが動かないときは普段以上に意識しなければできなくなる。なんとなくやっていたら出来るようになるというものとは違うと思います。

リズムであったり頭の位置であったり。目線の使い方なども含めてもう一度丁寧にやる必要があると考えています。こう言う部分が自然に出来る選手もいます。うちの選手はできない。だからこちらも工夫しながら動きを見ながらやっていくしかない。これは私的にはかなり楽しい。見ていて足の動きだけに意識がいっている者もいます。何と言っても我慢できない者も。どうすれば改善できるか。ここを考えるのも今後につながると思っています。

ガンガン走るというよりは積み上げていく形でやりました。1本1本に少し時間を取りながらきちんとした動きができるようにする。まだまだ時間はかかります。

続いて中間マーク走。接地ポジションを徹底するための練習です。足が前まで運べない選手はピッチだけで誤魔化してしまいます。そうではなくて身体の前側で動かしたい。特にスピードに乗ってからの動きをどう作るか。そこを意識してやりました。これも3本2セット。動かないなりにも考えながらやっていました。これでいいと思います。

練習時間は2時間超で終わることにしていました。珍しい(笑)。それもありだろうなと思っています。棒高跳の片付けにかなりの時間を要しました。結局それなりの時間に練習終了。

そこから学校に戻り荷物を降ろす。なかなかバタバタですね。疲れ果てて9時過ぎに寝てしまう。余裕なし。
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再始動

2017-06-02 | 陸上競技
木曜日。練習を本格的に再開。朝は軽くできればいいなと思っていました。女子、なんと既に筋肉痛になっているとのこと。ある選手は大臀筋がかなりの筋肉痛だと。うーん、どれだけ筋力低下が激しいのか。考えさせられます。前日に行った移動式のDM投げが原因ということでした。軸の確認などを中心に。

練習日誌を見ました。残念ながら「3年生の想い」について触れている選手がほとんどいない。「技術的なこと」について書いている。本当に大切なのはどこなのか。ここが感じ取れないようではこれから先も同じような流れになってしまう気がします。

午後の練習の初めに少し話をしました。大切なのは何か。3年生はどれだけやってももう中国大会に行くことはできない。その「想い」を感じることができるか。3年生の「最後の言葉」から何も感じ取れないような選手。「想い」が分からない選手。指導する意味があるのか。ずと時間を共有してきた「仲間」の存在がどれだけ大きいのか。それが分かるのか。

中国大会に進む者。どれだけ「想い」を背負えるか。感情論ではありません。そういう部分が分かるかどうかは選手として、人間として本当に大きなことだと思っています。中国大会で自分たちのやってきたことを証明する。それが3年生の「想い」に応えることになる。託されているのです。それが分かるかどうか。

3年生女子、「数日間練習ができないSのために自分たち3人が全力でやって強くなる」という言葉を書いていました。こういう部分です。本当は自分が走って中国大会を決めたかったであろうS。実際に走れなくて悔しい思いをしているのです。焦って再発するのは絶対に避けないといけない。だからこそ「自分たちがその分強くなる」という感覚を持つ。戻ってきたときに戦えるように。こういう「想い」です。青春ごっこではない。「想い」は人を強くする。

練習は久しぶりにアップメニュー。終わってから股関節周辺の補強。股関節回し、ハードルピラミッド、セラバンド。さらにはロープ登り。この種目にバーもも上げと普通のもも上げを加えました。それを2サイクル。股関節周りが筋肉痛だといっていたのでさらに負荷を。倒立での軸感覚の確認をしてから軸各種。バランスディスク上でのDM受けをやってシャフトトレーニング。

この間、私は治療とリハビリ。とにかく無理はさせられません。が、安静にして回復という話にもなりません。気功治療とPNF、筋力回復を同時並行的に繰り返しました。ハムストリングに負荷をかけてみたり軽いジョグをしてみたり。DMスクワットとシャフトトレーニングの一部は実際にやらせました。問題なし。

他の者はDM往復走。久しぶりに5往復としました。有酸素系の練習。いまのうちの練習では唯一といっていいくらいの練習です。しんどいでしょうが休憩を挟まずひたすらやりました。そのままシャフト補強。間違いなく全身筋肉痛になると思います。それでもこのタイミングでやっておかなければいけない。そう思いました。

ポールは往復走に入る前段階から専門練習へ。tkg先生にお願いしました。まだ若いこともあり選手との距離感が近い。私も昔はこんな感じだったのかもしれません。歳を取りました。少し走っておきたいということも伝えて後は一任。技術的な部分に特化しすぎないようにしたいですね。技術練習をやる前の段階でしっかりとした「基礎筋力」が必要です。そこを怠ると間違いなくうまくいきません。ここははずせない。

スプリント系はシャフト補強の次にハードルドリル&ハードル抜き&前回しドリル。走りにつなげていくための動作です。単純に走ればいいというわけではない。もっというとトレーニングすれば良いというわけでもない。そうであれば「最終的に行き着くところはどこか」と思っています。

途中から雷が鳴る。さらに雨粒が大きな土砂降り。一瞬で止むのですが不安定な天気でした。スパイクを履いてウインドスプリントとショートダッシュをする間にどれだけ雨が降ったでしょうか。雷は山口市や海側でしたからできる限りやりたいなと思っていました。最後は気にせずに走る。雨が降っても試合がある。苦手意識を捨てたい。風邪を引いたり故障をしたりするリスクもあるかもしれませんが「やるべきことをやる」という感じです。

疲弊しています・・・。それでも止まれません。私がやるしかないですから。再始動。正しい一歩が踏み出せたか?!
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軽く動かす&もう一度基礎から

2017-06-02 | 陸上競技
水曜日、この日から練習再開。とはいっても3日間連続でレースをしている者もいますから様子を見ながらやろうと思っていました。

最優先は筋力的な部分かなという感じがあります。Mがレースが終わってから体幹部分が筋肉痛だと言っていました。試合が最大のスピード練習になっていたのだと思います。以前、mtm先生と話をした時に「普段は疲労がある中で走練習し続ける」と言われていました。フレッシュな状態で走るのは試合の時だけで良いんじゃないか?と。実際問題、今回のようにレースが連続すれば「疲労感」の中で走ることになります。その中で力を発揮し続ける感覚は必要かなと。

筋力的な低下があるだろうということで朝練の段階でDM投げ。ここ最近はその場でのローテーションでやっていましたが久しぶりに移動しながらのDM投げにしました。動きながらやる事も必要かなと。結局何が一番なのか分からないので。

午後からは中国大会組とそれ以外に分けました。最初に3年生から下級生に話をさせました。私も聞こうと思っていたのですが私が不在の中で終わっていました。うーん。こういう部分は大切にしたいのですが。全体には少しだけ話をしました。3年生の「最後の言葉」から何を感じ取るか。「想い」のある言葉が伝わるか。この部分は本当に大切だと思っています。

1年生に対しても。とにかく行動が遅い。上級生が率先して動く。周りを見ることができていません。これでは話にならない。2年生がきちんと話をしていないというのも原因だと思います。私がこういう部分まで指導し続けなければいけないようではチームとしては成長しません。

練習自体はダブルダッチをやってからその場でのDM投げ。中国組はそこまで一緒であとは補強としました。レースを通じて不足しているな、弱いなと思った部分を自分で補う。考えながらやるという感じでしょうか。

それ以外の者はグループに分けて基礎的な動きを。ここまでは県総体に向けての練習がメインでしたから細かい部分は指導できていません。もう一度基礎からやり直し。一律のメニューは提示せず2年生男子にそれぞれのグループを仕切らせました。3年生も来てくれていたので協力してもらいながらですね。本当にありがたい。

棒高跳に関しては「専門の指導者」ではないので(かなり根に持っている)、tkg先生にしてもらって指導を受けました。今年から山口県で働いているので競技と関わる場面を作ってあげたいなと。まーポールに関しては完全に任せているのですが。指導することに関してこちらのやり方などを見てもらいながらやっていけたらなと。

何度も書いていますが様々な人の力を借りながらやっています。自分だけでは出来ないことをアドバイスをもらったり助けてもらいながらやる。その方が間違いなく選手にプラスになります。最優先は選手がきちんと力を出すこと。「専門の指導者」と認めてもらえなくてもその時々にやれることはあると思っています。それで良いかなと。

最後は選手に任せてちょっと別件へ。私自身もある程度「個」としてやりたい事もあります。まーほとんどないのですが(笑)。多少なりとは。

もう一度。スタートラインに立つ。この感覚。忘れたくないですね。
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