4継で8位。これは重かった。しかし、これで終わるわけではありません。これからは個人種目が始まります。どうやって戦っていくのか。終わってすぐに100mがあります。気持ちを切り替えて・・・。と、言うのは簡単ですが実際にそれをするのは難しい。私も召集所に行きNとMに声掛けをしました。「冷静に」「自分のことに集中して」と当たり障りのない言葉しか出てきませんでした・・・。
もう一度陣地に戻ってほかの2人に声掛けをしようと思っていたら2人が召集所に向かっていました。レースが終わってから全員が会っていないのだと思います。私が気にかけるだけではなく選手同士で多少なりとできるのだと思いました。自分のことだけ。そんな感じがありましたが見えないところで成長はしているのだと思います。
声掛けをしてからポールへ。予選は自分たちで乗り越えてもらうしかない。もうどうにもできません。ポールはgt先生とtkg先生に任せている部分があります。が、私もその場へ。一応「顧問」ですから。技術的な指導に関しては全くできません。それでもmmに対する関わりはあります。特に何ができるのか。分かりませんがその場に行きました。
2m70くらいから跳び始めました。力がある選手が何度か失敗をしていきます。mmは全て1回でクリア。実際に力のある選手は跳ぶときには大幅にクリアしていきます。2m90までは全て1度でクリア。自己ベストが2m91ですから順調だと思います。3m00へのチャレンジ。このあたりからは「試技数」も大きく影響していきます。
1回目、2回目と跳べませんでした。最低でも3m00を越えなければIHはない。それは分かり切っています。私は見ていることしかできない。その時にgt先生が「ポールを変えよう」と決めました。何を基準にポールを変えるのか全く分かりません。それでも専門家がいうことです。こちらは任せているので見守りました。正直、この13フィートのポールを使ってバーをクリアしたことは1度もありません。それでも県総体の時に「13フィートが使えなければIHはない」と断言していました。そこからの練習は13フィート中心。tkg先生に頼んでその練習を中心にしました。
3回目、見事クリア。思わず声が出ました。後で言われたのですがホームまで聞こえていたようです。kanekoが叫んでいると(笑)。まだ、IHを決める高さではないのですがそれでもgt先生の作戦が見事はまりました。鳥肌が立ちましたね。その後、次の高さをクリア。3m10を一発!!と喜んでいたら「3m05」でした(笑)。3m00からは5cm刻みになるようです。顧問としてどうなのかという話ですね。さらにその勢いで本当に3m10を1回でクリア。他の選手がクリアできなかったのでこの時点で4位確定。IHです。
この子は小学校の時に競技をしていました。中学では陸上部がなくテニス。高校に入って競技を始めたのですが3年間のブランクにより思うように体が動きません。話をしていた時に「自分の目標は学校の前に横断幕を掲げること」と言っていました、うちの学校は全国大会出場が決まったら道路沿いに「横断幕」を掲げます。小学校の時にその横断幕を見て「自分も横断幕を掲げる」と決めてうちの学校に入ってきたとのことでした。
遠い遠い目標だったと思いますが、「横断幕を掲げる」という目標を達成しました。私自身は本当に何もできていません。gt先生が技術的な指導をしてくださり、広島でtku先生やhgh先生の指導を受ける。さらに今年度に入ってtkg先生が定期的に練習を見てくれる。そのおかげでここまで来ました。感謝しかありません。
マイナー種目だから。参加者が少ないから。そう思われる種目だと思います。が、投擲系と同じで完全な「技術種目」です。指導者の力が顕著に出ます。私が指導者でなかったらもっと上の記録を出せているのかもしれません。他地区のレベルから考えると3m10でIHというのは低いのかもしれない。それでもこの子が3m10をトンんでIHに行くまでに多くの人の支えがありました。だからここまで来れた。本当に価値がある結果だと思います。
謙遜とかではなく私はほぼ「おまけ」です。gt先生からは何度も「監督がきちんとやらんと」と言われ続けていますが・・・。私が育てたという気は全くありません。すべてgt先生のおかげです。N工業で「出稽古」と書かれても当然の話(笑)。それでも近くで見てきた分、喜びはあります。この子がここまで来たという喜びです。色々な意味で成長しています。
次なる目標は3m20。県記録をさらに引き上げておく。重要なことだと思います。高校で競技を引退します。だからこそ残された時間を有効に使ってほしい。県で初めての棒高跳びのIH。歴史に名を刻みました。もっと上を。また多くの人の力を借りることになると思います。こちらも応援してください。
gt先生、頼りにしています。
もう一度陣地に戻ってほかの2人に声掛けをしようと思っていたら2人が召集所に向かっていました。レースが終わってから全員が会っていないのだと思います。私が気にかけるだけではなく選手同士で多少なりとできるのだと思いました。自分のことだけ。そんな感じがありましたが見えないところで成長はしているのだと思います。
声掛けをしてからポールへ。予選は自分たちで乗り越えてもらうしかない。もうどうにもできません。ポールはgt先生とtkg先生に任せている部分があります。が、私もその場へ。一応「顧問」ですから。技術的な指導に関しては全くできません。それでもmmに対する関わりはあります。特に何ができるのか。分かりませんがその場に行きました。
2m70くらいから跳び始めました。力がある選手が何度か失敗をしていきます。mmは全て1回でクリア。実際に力のある選手は跳ぶときには大幅にクリアしていきます。2m90までは全て1度でクリア。自己ベストが2m91ですから順調だと思います。3m00へのチャレンジ。このあたりからは「試技数」も大きく影響していきます。
1回目、2回目と跳べませんでした。最低でも3m00を越えなければIHはない。それは分かり切っています。私は見ていることしかできない。その時にgt先生が「ポールを変えよう」と決めました。何を基準にポールを変えるのか全く分かりません。それでも専門家がいうことです。こちらは任せているので見守りました。正直、この13フィートのポールを使ってバーをクリアしたことは1度もありません。それでも県総体の時に「13フィートが使えなければIHはない」と断言していました。そこからの練習は13フィート中心。tkg先生に頼んでその練習を中心にしました。
3回目、見事クリア。思わず声が出ました。後で言われたのですがホームまで聞こえていたようです。kanekoが叫んでいると(笑)。まだ、IHを決める高さではないのですがそれでもgt先生の作戦が見事はまりました。鳥肌が立ちましたね。その後、次の高さをクリア。3m10を一発!!と喜んでいたら「3m05」でした(笑)。3m00からは5cm刻みになるようです。顧問としてどうなのかという話ですね。さらにその勢いで本当に3m10を1回でクリア。他の選手がクリアできなかったのでこの時点で4位確定。IHです。
この子は小学校の時に競技をしていました。中学では陸上部がなくテニス。高校に入って競技を始めたのですが3年間のブランクにより思うように体が動きません。話をしていた時に「自分の目標は学校の前に横断幕を掲げること」と言っていました、うちの学校は全国大会出場が決まったら道路沿いに「横断幕」を掲げます。小学校の時にその横断幕を見て「自分も横断幕を掲げる」と決めてうちの学校に入ってきたとのことでした。
遠い遠い目標だったと思いますが、「横断幕を掲げる」という目標を達成しました。私自身は本当に何もできていません。gt先生が技術的な指導をしてくださり、広島でtku先生やhgh先生の指導を受ける。さらに今年度に入ってtkg先生が定期的に練習を見てくれる。そのおかげでここまで来ました。感謝しかありません。
マイナー種目だから。参加者が少ないから。そう思われる種目だと思います。が、投擲系と同じで完全な「技術種目」です。指導者の力が顕著に出ます。私が指導者でなかったらもっと上の記録を出せているのかもしれません。他地区のレベルから考えると3m10でIHというのは低いのかもしれない。それでもこの子が3m10をトンんでIHに行くまでに多くの人の支えがありました。だからここまで来れた。本当に価値がある結果だと思います。
謙遜とかではなく私はほぼ「おまけ」です。gt先生からは何度も「監督がきちんとやらんと」と言われ続けていますが・・・。私が育てたという気は全くありません。すべてgt先生のおかげです。N工業で「出稽古」と書かれても当然の話(笑)。それでも近くで見てきた分、喜びはあります。この子がここまで来たという喜びです。色々な意味で成長しています。
次なる目標は3m20。県記録をさらに引き上げておく。重要なことだと思います。高校で競技を引退します。だからこそ残された時間を有効に使ってほしい。県で初めての棒高跳びのIH。歴史に名を刻みました。もっと上を。また多くの人の力を借りることになると思います。こちらも応援してください。
gt先生、頼りにしています。