kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

来校者&課題克服

2017-06-04 | 陸上競技
午前中、競技会に参加。ポールの県記録タイを目の当たりにしてから急いで戻ることに。学校の練習。私自身は全く休む時間がありませんがそれでもやるしかない。ポールの役員をしている知り合いの方に「え?このためだけに来たんですか?」と言われました。このためだけに来ました。競技が終わった時点で次にやるべきことはここにはありません。

治療をする約束をしていた選手がいるので連絡を。練習開始の前に多少なりと治療したいと考えていました。とにかく出来ることは全てやらなければいけない。選手にそこを求めるのですからこちらも全てやるようにしたい。自己満足かもしれません。それでも構わない。一生に何度もチャンスがあるわけではない。そうであればそのチャンスに向けて何をするのか。何をさせるのか。私自身が考える事をやりたい。

練習開始は15時。多少なりと涼しくなるかなと思いましたが全くダメ。暑かった。競技場ではなく学校での練習としていました。こちらであればトレーニングができるからです。ちょっとした事がありましたが練習を始めました。最優先は強くなろうとする者に対してどうするか。

この日は前任校での教え子であるmakinoが来てくれることに。翌日の田島記念に参加するために戻って来たようです。春先からアクシデントが相次ぎレースにまともに出るのは今回が初とのこと。事前にfgjw先生から連絡をもらっていました。翌日のレースに出るのにうちに来たいと本人が言ってくれました。本当にありがたいことです。

練習はアップメニューをやってからドリル。makinoは翌日のこともあるのでは アップメニューなしのドリルから。うちの選手はmakinoの明るさに引っ張られていました。うちに足りない物をこの子は持っています。今やっているドリルは基本的に以前から変わりません。組み立てが違うだけ。可能な限り実施してもう一度原点に戻るという形で練習をしてもらいました。

うちの選手はかなり動きが鈍い。男子は何とか保てているようですが女子は筋肉痛。前の記事にも書きましたが「筋肉痛だから出来ない」という選択肢はない。出来ないなら出来るようにするのが大切。厳しい指導だと言われるかもしれませんが0.01秒を争う勝負をしているのです。中国大会までに何をするかは本当に大きなことだと思っています。

スキップ走をしてチューブ5歩。そこからmakinoのために連日前半マークを実施することに。うちの選手にとっても必要な練習なので問題はないと思います。繰り返しやりました。なかなかMの最初の部分が修正できません。今の動きでは中間に繋がりません。さらには中間での前回しができません。それで12秒5ですからきちんと出来ればどれだけ走るのか。これも「たられば」の話です。修正できないから今のタイムでしか走れない。Nは出来ないなりに出来るようになって来ています。

女子は加速ドリルへ。これも中国を考えての練習。本当は男子もやりたいのですが道具の関係で難しい。男子はDM走をさせました。走りながら動きを作る。中間区間の動きに重きを置きました。やれることをやりたいなと。makinoがスタートがグチャグチャになったと言っていたのでそれも踏まえて加速ドリルに参加。足運びから確認を。スタブロからの出も含めて少し時間をかけました。

makinoは翌日にレースがあるので本数を減らしながら。それでも「基礎の確認」という事でやりました。初レースです。それほど記録にこだわる必要はないと思います。翌日の目標は「12秒5」とのこと。そうであれば尚更、スムーズな加速段階の走りが出来るようにしていきたい。まー私があれこれ言う立場ではないとは思います。それでもこの時に出来る最大限のことはしてあげたい。

男子はDM走の後にタイヤ引き。女子はDM走&タイヤ引きとしました。しっかりと走らせておきたいからです。それぞれのメニューには課題があります。単純に走っておけ、ではない。繰り返し繰り返し「何のためにやっているのか」を話しました。動かない。分かっています。だからといってやらなくていいという結論には達しない。

走練習が終わってからシャフトトレーニングとシャフト補強。本当にヘロヘロです。それでもやるしかない。次の週に質の高い走練習をするためにはこの日の頑張りは大切だと思っています。さすがにしんどいだろうと思ってシャフト補強の距離を少し短めに。よくやってくれました。

makinoが随分雰囲気が変わったと言ってくれました。最初から比べると全く違うと思います。が、まだまだ甘い。ここはあくまで通過点です。もっと上を目指すためには「チーム力」を上げていかなければいけません。結果に繋げていくためのチーム作りが出来なければいけないと思っています。

中国に向けての準備。第一段階が終わりました。次に向かいます。
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大会参加させてもらう

2017-06-04 | 陸上競技
土曜日、この日は急遽大会に参加させてもらうことにしていました。前まで書いている記事と矛盾するかもしれませんが。先日の県総体が終わった後に女子棒高跳の記録が微妙でした。

gt先生から「棒高跳の専門の指導者であればまこんな事もあるから他の記録会に申し込みをしておく」と指摘されました。私的にはそのような感覚はありませんでした。言われてそうなんだ、とい気づくレベル。かなり思うことがありました。それでも「出来ることはしておこう」と思っていたのでものすごくお願いして周南選手権に参加させてもらうことにしました。元々いた地区ですし今でも住んでいます。とはいっても全然関係ない地区の選手の参加が認められるのか。調整してもらって何とか参加させてもらいました。本当に申し訳ない。

その関係で早朝から試合へ。tkg先生も一緒に来てくれるということなので学校に集合して移動。会場に着くと「何でいるんだ?!」という雰囲気が。確かに。事情を説明しました。「勧誘か?!」と言われる事もありました。うーん。そういう部分もあるといえばあるのですが。今回は全く別。

競技開始までは色々な人と話をしていました。情報交換という意味も含めて。大運動会みたいな感じなのでワイワイやりながら試合が進んでいきました。

うちの選手は290までは順調にクリア。最低限の所までは跳べたかなと。が、300に挑戦した時から全く。細かいところは分かりません。跳べそうにないなという感じがありました。結局2本は微妙な感じでした。最後の1本は目の前の100mのスタートとタイミングが重なり踏み切ることができず終了。せっかく跳ばしてもらえましたが結果に繋がることはありませんでした。

「たられば」です。本人にも話をしました。県総体の時に320を跳べる可能性があった。それをリレーの関係で台無しにしたのかもしれません。これに関しては申し訳ないなと思います。が、あの時にクリアしていたとしても「次」に繋がっていないのであれば中国大会での勝負にならないと思います。

最低レベルでも300を1回でクリアして310のクリアを目指さなければインターハイはない。どんな状況であってもそこが条件です。県総体の時に跳んでいたとしても次が290であれば勝負することはできないと思っています。まー技術指導が出来ないくせに偉そうな話をするなと言われるでしょうか。が、その部分とは別の所の話だと思っています。

インターハイを狙うために必要だと言われたので新しいポールを購入しています。が、実際そのポールを使って競技をしたことはほぼありません。練習でも使えていません。そうであれば目標は遠いのではないか?「使えない」で終わっている間は絶対に無理だと話をしました。「使えない」ではなく「使えるようにする」のです。考え違いがあるのではないか。

例えば「バトンが渡ればインターハイに行ける」と言われているとする。しかし、バトンは渡らない。それではどれだけやっても目標には届かない。バトンが渡らないのであれば渡すためにどうするのかを考え、その対策を取らなければいけない。「渡らないけど仕方ない」では終わらないはずです。そうであれば何をするのかをもっと考える必要があると思います。

専門指導は出来ない。あまりにも難しい。実際に競技をやっていてその動きに精通しているのであれば出来るかもしれません。今の私にはそこまでのエネルギーを注ぐのは不可能。短距離のことでさえきちんと理解できていない。周りから見たら無責任と言われるでしょう。甘んじて受け入れます。

が、自分で出来ない分、指導できる人に頼ります。広島まで行った事もあります。各方面に頭を下げて練習を見てもらう。今回のように競技会に参加した方が良いと言われれば頼み込んで参加させてもらう。ポールが必要であれば何とか工面してポールを準備する。それでは指導者として不適格かもしれません。出来ないことを出来る振りをして指導する方が問題だと思っています。まーこれは私の考え方なので間違っているのかもしれませんが。

基本的な考え方。それはどの種目でも変わりません。まー私のやり方が正しいとも思いませんが。ちょっと考えさせられました。今後指導の方向性にも影響する話かもしれません。真面目に考えました。

何とかしてインターハイに行かせてあげたい。そう思います。私に何ができるか。分かりませんが足掻けるだけ足掻きます。頼れるものに頼りながらやれる事をひたすらやる。それだけです。
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ショートスプリント中心で

2017-06-04 | 陸上競技
金曜、朝の段階で女子は全身筋肉痛。いや、これは大変。ベットから起き上がるのも苦痛だったようです。走れる状態かどうかと言われると非常に微妙なのかもしれませんがやらせます。

考え方もあると思います。中国大会に進み始めてからはずっとこのパターンでやっています。どうしても県総体を勝ち抜けるためにはそれなりに調整が必要となります。そうなると練習量が落ちる。当然の話なのですが。そのまま現状維持で中国に進むというのも一つの手段なのかもしれませんが今の力では戦えない。もう一度ミニ強化期を作って準備をしていく必要があると考えています。浮かれている場合ではないですしね。バランスよく再強化しておきたい。

午前中は下半身が怪しいということだったので鉄棒などを軽く。

午後は競技場へ。一人は治療に行かせました。かなり感じは良いと思っていますが無理はさせられません。万全を期す。この子に関しては現状維持で十分。痛めた場所を回復することに努めればそれがチームにとって最大限のプラスです。

競技場ではDM投げをアップにしてハードルドリル。ここまでやって思うことがあり反発系の練習へ。筋肉痛で上手く身体が動かせないという感じもありました。そうであれば自分の力を最小限にして上手く力を利用する感覚を養いたいなと。基礎的は練習ですがやはりやっておきたいなと。ハードル抜きをやってからスパイク。風向きを考えてバックストレートで。片足スキップとスピードスキップをやってからチューブ5歩。流れの確認をメイン。

前半マークを入れました。3本2セット。とにかくここの区間の修正をしたい。以前よりは良くなりましたがまだまだ。特に身体が思うように動かせない状態ではやりたいことが上手くできません。私はこういう時がチャンスだと思っています。何気なくできるときは問題ないのですが動かないときは普段以上に意識しなければできなくなる。なんとなくやっていたら出来るようになるというものとは違うと思います。

リズムであったり頭の位置であったり。目線の使い方なども含めてもう一度丁寧にやる必要があると考えています。こう言う部分が自然に出来る選手もいます。うちの選手はできない。だからこちらも工夫しながら動きを見ながらやっていくしかない。これは私的にはかなり楽しい。見ていて足の動きだけに意識がいっている者もいます。何と言っても我慢できない者も。どうすれば改善できるか。ここを考えるのも今後につながると思っています。

ガンガン走るというよりは積み上げていく形でやりました。1本1本に少し時間を取りながらきちんとした動きができるようにする。まだまだ時間はかかります。

続いて中間マーク走。接地ポジションを徹底するための練習です。足が前まで運べない選手はピッチだけで誤魔化してしまいます。そうではなくて身体の前側で動かしたい。特にスピードに乗ってからの動きをどう作るか。そこを意識してやりました。これも3本2セット。動かないなりにも考えながらやっていました。これでいいと思います。

練習時間は2時間超で終わることにしていました。珍しい(笑)。それもありだろうなと思っています。棒高跳の片付けにかなりの時間を要しました。結局それなりの時間に練習終了。

そこから学校に戻り荷物を降ろす。なかなかバタバタですね。疲れ果てて9時過ぎに寝てしまう。余裕なし。
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