kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

捉え方

2015-08-07 | 陸上競技
グダクダ書きます。面白くないと思うので関心がない方は読み飛ばしてください。

前の記事に書いた「価値観」や「正義」の部分。これまでもなんども感じてきた。私は自分が絶対的に正しいとは思わない。よく話をするのですがここに「隙」ができるんたと思う。「自分が絶対的に正しいんだ」という想いがあれば他者に何を言われても一切気にしないだろう。そこまで絶対的に考えを示すことはしない。だから甘くなる(笑)。blogなどには昔から「価値観を押し付けるな」と書き込まれたりしていた。

「こんな練習していて本当に強くなるんですか?どこかプロみたいな人がこんな練習しているんですか?」と言われたことがある。選手に色々な練習をさせていく。その中で批判的な意見もある。この人からは「間食をするなと言われた。だから昼食も食べずに一日中練習をしてる。これは本当に良いことなのか?」とも言われた。え?って感じだったから強く反論はしなかった。「間食をするな」とは無駄にお菓子を食べたりする事の話でしかない。1日練習をする時には必ず昼食をとらせるし、少ししか間を置かない時にはおにぎりやカロリーメイトなどの「補食」を準備するように話をしていた。

この手の話は大きくなる。ここ最近そんな話をしてたので思い出した。「あの学校は昼休みにもめちゃくちゃ練習をするから行ったら大変だ」という噂が流れていたらしい。「毎日倒れるまで走らされるから絶対に怪我をする」など。そんな事はない。これも話をする中で出てきた事だか人は「自分の思い通りにならなかった事」や「気に入らなかった事」に関しては必ず他者に話をする。が、それが勘違いだったり、解決したとしても「いや、あれ間違いだった」とか「解決したから今は全く問題ないよ」なんて事は言わない。ここは難しい。

最近一番笑ってしまったのは「kanekoは強い選手が嫌いらしい」という噂。これは驚いた(笑)。私は普通の選手をチマチマ強くしていくのが趣味だという話が出回っていたのだろうか?確かにblogにはそれに近い事を書いたかもしれない。しかし、強い選手が嫌いなんて事はない。国体や合宿などで多くの選手に関わるが大抵の選手とは仲良くしている。「強い選手が嫌い」ではない。確かに世の中は不平等だから「それなりの練習をして強くなる選手」もいる。才能豊かな選手であれば当然。でもそこを妬んでも仕方ない。逆に「もっと強くなれるチャンスがあるのにな」ってもったいないなって思う事の方が多い。

「強い選手が嫌いだと聞いていたので話しかけられなかった」と言われた(笑)。本当にごめんなさい(笑)って感じですね。話してみたら全然違った(^^;;と言ってもらえたので良かったんですが(笑)。そんな「噂」が拡散していたら誰も私に話しかけてくれなくなる。いや、話ができて良かった(笑)。

私は比較的選手や保護者とも話をする方だと思う。部活では保護者会などをしていないのでなかなか面識がなかったりする。ここは今後の事を考えて早いうちに開かないといけないなとは思っている。上述のように「勘違い」されたまま練習を進めていくのは避けなければいけないから。今のままだと批判的に捉えられる可能性もある。やはり多くの人の理解と協力がなければ上手くやっていけなくなるから。ここは考えないといけない。

やはり「噂」というのは恐ろしい。事実無根であったり、1の話が10になって広がっていく。特に今の時代はSNSによりあっという間に話が広がる。blogなどを書いていたらその一部分だけで批判される事も多々ある。本当に気をつけないといけない。本意ではない部分が拡散するとかなりの風評被害を受ける。本当に恐ろしい話だと思う。

ある程度きちんと向き合って話をしてきた人達には私の事を理解してもらえる。が、大抵は「少し関わりがある」とか「ほとんど話をした事がない」人の中で話は膨らんでいく。これもある意味面白い。人間の心理状態を推察していく事で見えてくるものもある。

文字の羅列でしかない。だから上手く物事を伝えられない。これは今の最大の課題。

まとまりがない文章ですね。別に誰かを批判しているわけではなく一般論に経験を加えて述べているだけです(笑)。

また書きます。多分。
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それぞれの「正義」

2015-08-07 | 陸上競技
まーちょっと思う事を。別に何かあったわけではなく思っている事を文字に起こしておこうと。

人によって価値観が異なります。これは毎回毎回blogに書いている内容。私のやり方が好きだと言ってくれる子もいれば大嫌いだも言う子もいる。当然の話だと思います。万人に受け入れられるほど怖いモノはないと思いますから。宗教というのは「同じ信仰を持った人が所属する団体」です。だから全員が教祖の事を信じる。宗教上のトラブルなどはこれにより発生します。いつの間にか盲目的に教祖の言葉を信じてやっていくので犯罪さえも犯してしまう。

これも最近書いたのかもしれないなと思って自分で検索してみました。やっぱり書いていました(笑)。一ヶ月も経っていない。

『戦争ってそれぞれの立場で捉え方が違いますよね。ある思想を持っている人間にとって他者を傷つけてでもその思想を守る事が「正義」ですが、異なる思想の中ではそれは「悪」でしかない。私が誰かから必要とされる事が「正義」だとは思いません。その事を「批判的に捉える」人も出てくるからです。同じ事象を見て何を感じるか。人それぞれだと思っています。』

この時、「正義」の対義語は何だろうってふと思ったのです。辞書では「不義」となっています。が、見ていると「正義」の逆には「正義」があると書かれているモノもありました。ちょっと哲学的になるんですが。ある人にとって「信じている事」が正義である。それ以外の考え方は間違っていると捉える。が、逆の立場からすれば「自分が正しい」と思っているのだからそれも「正義」なのです。互いに信念や考え方が違っている。でもそれを「自分は正しい」と思っている。価値観の完全なる相違は間違いなく「争い」を生み出す。だって「自分の考え方と違う」のだから相入れる理由がない。そのを認められるのか敵対関係を持つのかで全く違う。

私は部活動は教育活動の一環であり、「ある目的に向かって全力で取り組む」ことを求めている。その中でしか学べないモノがあると身を持って体験してきたから。自分の考え方や行動の甘さに気づかされそこから色々なことを変えていく。誰もが最初からできるモノではない。だからこそある程度指導をする中で軌道修正をしていかなければいけなくなる。個人種目だからこそ集団としての力を求められる。一人では学べないモノがこの中で学べると思う。こういう部分が私の中での「正義」だったりする。

が、人によってはこれは「正義」ではない。独裁政治だと思われる。何度か書いたことがあるがかなり前に「陸上競技は個人種目なんだからもっと誰でも入れる部活にしてもらわないと困る」と直接言われたことがある。「適当に身体を動かしたい生徒もいるのにそんなに本気でやられたら部活に入れないじゃないか」と。このひとにとっては「少し運動したいという生徒の立場に立つ」事が「正義」なのです。生徒の立場に立って物事を見ているのかもしれない。

いや、うちの部活は「強くなるために全力でやる」というのが方針ですから、と思うけどそんな事は伝わらない。「身体を動かしたいと言っている生徒がいるのになぜ受け入れ態勢がないのか」と言われるのです。クラス経営とはちょっと違うのかなといつも思っている。クラスは様々な方向性を持っている生徒が集まる。が、部活動では「ある一定の方向を向いている選手」が集まるものだと思っています。別に強くなくても良い。少しでも記録を短縮しようと一生懸命になれる経験をする事が大切だと思っているから。

適度に週3回くらい身体を動かしてあとは好きな事をしたい。この考え方を否定するつもりはない。が、同じ集団で行動する者としては相応しくないのではないかと思う。これも私の価値観でしかない。「やりたいんだからやらせてあげれば良い」という価値観の人とは間違いなく話が合わなくなるだろう。でもこれはきっと平行線のままで終わってしまう。根本的な考え方、つまりそれぞれが信じる「正義」が別の方向を向いているのだから。どちらが正しくてどちらが間違っているなんてことは言えない。信じるものが違えば同じものを見ても全く逆に捉えることだってあるのだから。

今は国民総評論家の時代。それぞれの立場から他者を批判することが容易にできるから。その時、自分の行動や考え方が本当に正しいかどうかを冷静に見ていかないといけない。それぞれの「正義」だけでなく他者理解をしながらやっていかないと。これが極端な部分に走るとモンスターペアレンツやクレーマーと言われる部分になる。客観性を失ってしまうから。

「正義」って何だろう。考えて生きていきたい。
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説明する

2015-08-06 | 陸上競技
木曜日、オープンスクール1日目でした。そのため練習開始時間を調整しました。昼から。それも一番暑い時にやる事に。うーん、選手には申し訳ないですね。初めてオープンスクールを経験するのでどのような流れなのかも分かりません。昨年は何人かが練習を見に来たとの事。実際に入った選手は居ないみたいですが。全体で集まって見学に来るのではなく、勝手に見に来て終わるとのこと(笑)。可能なら全体でまとまって見に来てくれないと対応が難しくなります。

2人だけですが興味を持って来てくれました。ありがたい事です。少し説明をしました。私の指導スタンスや練習の流れなどをできるだけ簡単に。うちの学校でどうやって指導をしているのかを実際に見てもらいながら話をしました。直接説明させてもらえる機会は大切だと思います。これまで「陸上をやりたい」と思って前向きに入ってきた選手は少ない。入学が決まってから「陸上部に入ってみようかな」という感じだったと思います。経験者が競技を続けるためにうちの学校を進路選択の中に入れてくれるというのは本当にありがたい事です。

練習の流れや練習の概要などを話しました。基本的に短い距離を中心に走りを作っていくスタイルです。そこにたどり着くまでに基本的な動きを繰り返し行いますし、身体づくりにもチカラを入れていきます。そのため「短期間で結果を求める」というのは難しいと思います。簡単に結果を求められるというのは少し厳しいかなと。一生懸命に来てくれた選手と向き合います。そこだけは自信があります。

他校の話はしません。アンフェアですから。様々な話が流れていると思います。先日から色々とありました。それはそれで受け入れていきたいと思います。最近は言いたい人には言わせておこうと考えています。最終的には保護者と選手が判断することだと思います。入学してそこで終わりではありません。長い目で見て何が一番プラスなのかも考えていかなければいけません。うちは国公立への進学もかなりあります。大変ですが勉強と部活の両立をしている生徒もたくさんいます。可能性は大きく広がっていると思います。

これまでオープンスクールで積極的に質問されたことはなかったと思います。何が変わったのかは分かりません。私自身は大きな変化はないと思います。が、少なからず何人かは興味を持ってくれる。昨日は女子でしたがこの日は男子2名。少しずつ認識されてきているのかもしれません。何もしないで選手が勝手に集まってきてくれるというのはないと思います。何らかの形でアピールしていかないといけません。

来てくれた生徒には「強化部で指導していること」「県合宿などで指導をさせてもらっていること」などを話しました。話を盛るつもりはありません。事実だけ。私がどのように取り組んでいるかを話すしかありません。他校との比較ではなく、うちの学校が競技面でも進路の面でもプラスになると判断してもらえれば良いなと思います。このblogを読んでくれたという事はほとんどないと思います。直接関わる中で「指導を受けてみたい」と思ってもらえれば幸せです。

練習スタイルも他校とは異なると思います。そこの部分も説明させてもらいました。練習時間もそれなりに長くなります。走る量が多くなる可能性もあります。前日にも話をさせてもらいましたが「適度にやって強くなる」というスタイルではありません。だから避けられる可能性はあるでしょう。が、絶対に時間をかけて関わっていきます。卒業してからも「練習を一緒に」と言ってくれる。ここにどのような意味があるかを考えてもらったり、感じてもらったりすれば良いかなと思います。言葉でどれだけ言っても分かってはもらえないかもしれませんが、こういう繋がりが色々なモノを示してくれるんじゃないかと思っています。

繰り返しになりますが、「勝手に選手が集まってくる」という事はありません。私が赴任した事で多少なりと興味を持ってもらえるのであれば、学校にとっても大きなプラスになると思っています。目標を持って前向きに取り組もうとする生徒が集まる学校にしていく事ができれば良いなと思います。活気ある学校にしていきたい。その一端を担えれば幸せです。

長くなりました。アピール文章になっているかもしれません。が、せっかくなので(笑)。直接話ができれば色々と話ができると思っています。ご理解頂けると幸せです。
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トレーニングをする

2015-08-06 | 陸上競技
続き。

登校日だったので午後からの練習。出来れば炎天下の練習は避けたかったのですがこればかりは仕方ありません。このタイミングで前任校で指導していた卒業生が会いに来てくれました。今は大学で競技を続けています。新しい環境の中でなかなか思うように走れません。それでも監督さんはかなり気を配ってくださっています。帰省する前には連絡をもらいました。気分転換の意味もあると思います。一緒に練習する事を伝えておきました。

うちの学校の選手とは全く面識がありません。今回は選手に卒業生を迎えに行かせました。自分で行けと言われるかもしれませんが、こういう事も経験だと思っています。私と再会した時には本人とうちの選手は談笑しながら歩いているところでした。こういう部分は本当にすごいなと思います。前からチームメイトだったかのように打ち解けていました(笑)。かなり良い刺激になります。

練習に参加してもらう形にしましたが、基礎的な練習をひたすらやる事にしました。大学でも色々とやっていると思いますが、「もう一度原点に戻ろう」と話て本当に基礎練習を繰り返しました。高校時代の練習が優れていたとは一切思いません。が、動きをもう一度意識してみる事で様々な事が変わってくると思います。自分がどうしたら上手く走れるのかを感じてもらいたいと思ったからです。それを大学の練習と融合させる事でもっと力が上がると思います。地味にやっていきました。

その間、うちの選手はトレーニング。いつもなら付きっ切りで見ますがこの日はそこまで出来ませんでした。暑さもあって動きの丁寧さが足りないんじゃないかなと思っていました。股関節周辺の負荷が足りないなと。時々指摘はしていましたがまだまだできるなという感覚がありました。ここは今後の課題です。

途中少し休憩を挟んでプレートとダイナマックスを使った練習をしていきました。この日はオープンスクールの前倒しで数人が学校に来ていました。「練習の様子を見てみたい」という事でしたからトレーニングをみてもらう事にしました。走る練習だけではないというのがうちの練習の特徴です。技術的な話ばかりではなくそれを支える部分をしっかりとやっていかないといけないと思っています。保護者も見学に来られたのでその辺りも説明させてもらいました。

うちの学校に興味関心を持ってもらえるだけで幸せな事だと思います。実際、前任校でこのような形で練習を見に来てくれるというのはほとんどありませんでした。オープンスクールには来ていないけど進学の選択肢の中に入れてみようかという感じでした。それから考えると少しでも関心を持ってもらえるようになったという事でしょうか。もちろん、見てみて「自分達がやりたい事とは違うな」と感じられるかもしれません。動きの指導などに関しては競技場などで見てもらう機会はあります。が、トレーニングに関しては見てもらう事はできません。全ては見せられませんでしたが「触り」くらいは見れたのではないかと思います。

卒業生にもこのトレーニングには参加してもらいました。何事も経験ですね。その姿を見てもらう事も私の指導スタイルを把握してもらう上では必要な事だと思っています。選手と一緒に練習を作り上げていきたい。そう思っています。それが出来て初めてチームとして機能すると思っているからです。これが中学生にだけどのように映ったでしょうか。保護者が見られてどう思われたでしょうか。この日だけ特別な練習をする事は簡単です。それなりにトレーニングをする姿を見てもらっておかないと「話が違う」という事になるでしょう。強いとか強くないは基本的に関係ないと思っています。「強くなりたい」と心から思ってもらう事が大切。本気であればある程度の負荷は必要だと感じてもらえるはずです。

「速くなるために嫌な事でも取り組む」のか「嫌な事をやりたくないからそれなりの強さで満足するのか」だと思います。めちゃくちゃしんどい事を毎日やるわけではありません。それでも基礎的な事をやったり、トレーニングをしたりするので他校と比べると練習時間が長くなるかもしれません。それでも着実に力が上がると思います。最後は「覚悟」の部分だと思います。

選択肢の一つに入れてもらう。多分、多くの学校のオープンスクールに参加されて進路を選んでいく事になると思います。最終的に選んでもらえると幸せだなと考えています。そのためにもきちんとした指導体制を確立していく。選手から信頼される指導をしていく。この部分は必要だと思います。

しっかりと選手と向き合うことを心がけています。そのスタンスを理解してもらえるかどうか。あれこれ噂が先行する部分があります。が、実際に選手の様子を見てもらうとどんな雰囲気で練習をしているのかは理解してもらえると思います。

まずは目の前の事をしっかりとやっていきたいと思います。暑かったのでバテましたね。私がこのレベルだから選手はもっとだと思います。疲れを抜きながらやってもらいたいですねー。
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話をする

2015-08-06 | 陸上競技
水曜日、登校日でした。特別何かをやるわけではないのですが(笑)。うちの学校は9月に学内の文化祭があります。10月には学外で大きなイベントをやるので9月は内側で(笑)。1年生は合唱をやります。これも私がコントロールするのではなく生徒が自分達でやっています。私が中心になって「さーやるぞ!」っていうのもクラスとしては面白いのかもしれませんが、最近はそういうのを避けるようになりました。主役は私ではない。生徒だから。下準備だけはやっておいて「任せるわ」と生徒の自主性に頼る(笑)。完全にやらせるのではなくある程度段取りをしておかないと好き勝手にやって終わってしまいます。「自由」ではない。ここは大切。


登校日でしたが朝練をやりました。規則正しい生活!ということで。が、練習内容自体は本当に軽く。二人一組で縄跳びをしたり砂場でジャンプしたり。毎日毎日追い込んで練習するだけが必要なことではない。最近はそう考えています。が、この朝練の時に大きな問題が複数発生していました。本気で考えないといけないと思います。これでは成長はない。真剣にできる選手とそうではない選手が混在する。ここをどう考えるか。

色々と事情があって練習開始を14時としていました。10時半には学校は終わっていたのでしばらく待たせることになります。11時から1時間程度ミーティングをさせました。こちらでら資料を準備してです。「墳せずんば啓せず」「苗にして秀でざる者あり」「自立と自律」の話を読ませて数人グループで話をさせました。これまでの流れからして「人の後ろに付いていく」という者はこういう時に動けません。誰かが意見を述べるのを待ってる感じがあります。常に受け身となる。

「墳せずんば啓せず」とは「自分が必要としないのであれば私が教える必要はない」という内容です。偉そうに思われますか?いや、これは私が言っているのではなく「論語」の話です。必要だと思えばみずから動く。そうでない時は「やらされている」のです。先週から「不足分をどう補うのか」という話をしつこくしていました。が、それでも他の用事を挙げて練習に来ない者がいました。いくらでも練習参加は出来ました。ここは私の感覚が厳しすぎるのか?

更には朝練に来ない。「時間を間違えていた」「知らなかった」という話。こういう指導をひたすらやらないといけない。競技云々ではなく他の部分の指導がメインなのです。それってどうなんでしょうか。数日間練習を休む。更には練習に来ない。これで「部活動」なんでしょうか。考えものです。教えてもらうのが当たり前。それは絶対に違うと思っています。でもなかなか伝わりません。夏休みに入ってから5日も練習していない者も出てきます。部活動は「全員加入」です。わざわざ厳しい(ごく当たり前の話だと思うのですが)指導を受ける必要はない。速くなりたいと真剣に思い、それを欲しない者に何を伝えれば良いのか?

「苗にして秀でざる者あり」。本当は「苗にして秀でざる者あり 秀でて実らざる者あり」です。誰にでも「才能」がある。しかし、それを磨く努力をしない者は「芽」が出ることさえない。「芽」が出たとしてもそこでやめてしまったら「実」をつけることはない。少し上手く行き始めたからといって自分を磨くのをやめてしまったら「結果」は出ないのです。高校生が競技を真剣にやれる時間というのは限られている。その時間の有効な活用方法をしっかりと考えないといけない。上述の部分と重なります。

「練習をする」という部分。休むから代わりに家で補強します。いや、同等の負荷をかけることはほぼ不可能です。家でやる。絶対に10分程度やって終わり。10やろうとしているのに1しかやらない。毎日9の差が生まれる。それが何日も積み重なれば?簡単な話です。毎日の練習を120%でやれ!と書いてありました。自分ができると思い込んでいる部分を越えてもっとできる部分を見つける。これが大切。それでやっと実る可能性が出てくるのです。やったつもり、頑張ったつもりを何日続けても効果は出ないのです。当然。

「自立」と「自律」です。やるのは他の誰でもない。自分自身。そこの感覚を忘れては困る。自分でやる。これが「自立」。そしてそこを厳しく「律する」事が出来なければいけない。「天網恢恢疎にして漏らさず」です。手を抜いたり悪い事をしていたら、誰も見ていないと思っていてもお天道様は見ている。もっと言えば「手抜き」をしている事を一番分かるのは自分自身です。やると決めたからには最大限の事をやらないといけない。本気でそう思っています。

あまりにも目に余る部分があったので少し厳しく指導しました。これで反発するようならそれまで。結局誰のための話なのかという部分です。考えないといけません。

本当はもっと伝えたのですが文字にして起こすと大変です。ひとまずこれくらいで。

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バタバタ2

2015-08-05 | 陸上競技
前日に引き続き、この日も世界ジャンボリーのボランティア。遊びに行っているわけではありません(笑)。それでも朝早い段階から行動しないといけません。親しい方がジャンボリー関係で振り回されていました。なかなか難しい。大きなイベントを引き受けるというのは大変な事だと思います。だからこそ、もう少し計画的にやっておけたら良いんだろうなーと。ほとんど何も知らない状態であれこれやっていますから。私が知らないだけなのかもしれませんが。愚痴になるのでやめておきます(笑)。

少し早い段階で切り上げさせてもらいました。どうしてもこの日のうちにやらなければいけない事があったからです。こちらも申し訳ないなっていう気持ちを持ちながらも「ここで座っているだけでは困る」と言うのもありました。時間は過ぎていきますから、「貴重な経験」も大切にしたいのですが「差し迫った事」をやらないと進めません。退散させてもらって職場に戻って作業をしました。何とか間に合う。役割は果たせたかなという感じです。

この日も16時練習開始。前日と同じように陰でやりました。前日より暑かったのかな?もう毎日が暑過ぎていつが暑いのか分かりません(笑)。この中でどうやって効率良く練習をするのか。考えないといけません。陰でダイナマックスを使ったアップを行い、そこからドリル。本当はもっとドリルの部分を省略して走る時間などを増やす方が良いのかもしれません。が、もう少しあれこれやっていきたいと感じる部分があります。

前日は少し厳しく注意をしたところもあります。「雰囲気を作る」という部分がしっかりとできないといけません。どうしても後ろについて行くだけという選手が出てきます。こうなるといつも先頭で何かをやるのは特定の人物だけとなり全体の成長は促す事が出来ません。毎日リーダーを変えながらやらないといけないのかと感じる部分があります。特定の選手はすごく成長しています。これに引っ張られて全体が変わっていってもらいたいんですが。

練習はドリルに時間をかけてから前日と同じ流れで腿上げをやってから短い距離で。これも本数はそれほど多くありませんがしっかりとスピードを上げてやっていく感じで行いました。マークを利用したりしてこちらがやりたい事を意図していきました。そして気がつくと時間がなくなってきている。うーん。この辺りはもう少し計画的にやっていかないとダメですね。慌てて走練習に切り替えました。

最後はうちの選手だけとなりましたが少し多めに走りました。まだまだ量的にはそれほど多くはありません。120mでさえ走り始めたのは1ヶ月前くらいです。最初はそれさえも走りきれなかったのです。今は少しずつ少しずつです。中学時代に競技をやっていた選手はほとんどいません。その状態の中で戦っていく。簡単なことではありません。焦らず少しずつ、少しずつ。

練習が少し長引きましたが、やらないといけないと考えていた量は消化することが出来ました。多方面にご迷惑をおかけすることにはなっていると思いますが今しかできないことをしっかりと取り組んでいきたいと思います。

で、私はまたバタバタして結局帰宅は22時(笑)。さすがに疲れてますねー。なんなんでしょうか(笑)。タフさが欲しい。
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バタバタ

2015-08-05 | 陸上競技
ちよっとバタバタし過ぎてblogを更新するところまでたどり着きませんでした。ヘトヘト。

月曜日、この日はきらら浜で行われている世界ジャンボリーの手伝い。ボランティアです。ジャンボリー参加者しか入れないスペースにおいて「様々な体験」をしてもらう事になっていました。ここであれこれお手伝い。まー私は見ているだけなんですが。あえて生徒を前面に出しながらやる。私がやったら意味がないという事で。恥ずかしがっていて何もできないっていうのでは困りますから。

テント生活で20日間くらい過ごすという事。すごいですね。私には不可能。それでも参加者はすごく楽しそうにしている姿を見る事が出来ました。国際交流という意味ではなかなかできない経験なんだと思います。

私は暑さに負け気味。それでも練習をする事にしていました。その時間に間に合うように配慮してもらいました。申し訳ないですが。ボランティアも大切な事だと思います。が、私にとっては選手と練習するのも大切。ここに関しても思う事はありますが省略。思う事が無駄に多いので(笑)

練習開始は16時。暑いのでアップは競技場の外の駐車場で行いました。ここも動きの徹底。ひたすらひたすら。少しずつですが動きが変わってきているなと感じています。まだ定着していない感じがありますがこれからだと信じています。かなりやってから競技場で走る。腿上げも久々にしっかりとやりました。

この日のメインは「リレー練習」です。これまでなかなか出来ませんでしたが、やっと少し走れるようになってきたのでそこを。これまでやってきた練習で「効果がある」と思っていた事がなかなか出来ませんでした。並走を多めにやってから合わせまで。合わせも「課題」となる部分をしっかりと抑えて実施。これまで全くと言って良いほどやっていないですから、本当に一からの指導となります。一つ一つ説明していたら「やる事が多すぎる」という事を実感。いや、本当に多い。頻度を増やしながらしっかりとしたスピード練習ができるようにしていきたいと思います。

やりたい事がたくさんある中での練習。なかなか終わりません。もう少し効率よく練習ができると良いのでしょうが。ここも考えないといけません。

とにかく記録として残しておきます。練習が終わってから実家に戻りそこから家に帰る。結局22時を過ぎていました。で、疲れ果てて寝る事に。帰る途中に卒業生からの「頼まれごと」があったので少し立ち寄って色々と受け取る。いや、思いの外やる事があるという現実。肉体的疲労がピーク(笑)。
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今日無理だわ・・・

2015-08-03 | 陸上競技
色々と更新したいことがあったのですが、さすがに今日は無理ですわ。

疲れすぎた。明日も同じ流れかな。なんとかしたいんですが。これから怒涛の日々が始まります。乗り切らねば。

ということで更新まともに出来ず。お許しを。
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やりたい事

2015-08-02 | 陸上競技
まーあえてここに書く必要があるかどうか分からないのですが。「技術論」や「今の考え方」っていう部分、かなり考える事があります。でも絶対に表に出すべきではないだろうなって思うのでやめておきます。今の時代、情報公開が求められる反面出した情報に対して批判的な意見が出てきます。私が思う内面的な部分は公にすると良くないんだろうなと思う事がたくさんあります。だからこのblogではそういう部分は抑えようと思っています。正直全く面白くないんですが、書いた内容に対して「部分的な切り取り」をされてしまって批判されるのはやっぱりやりにくくなる。blog初めて10年経ちましたがやっぱり色々な状況が変わってきてますね。

土曜日にスポ少のコーチから「今度小学生の指導してよ」と言われました。「あれこれ工夫して練習してるから小学生も興味を持ってるんですよ」と言ってもらいました。すごくありがたいなって思っています。今やっている事をそのまま小学生には出来ません。同じく中学生にも出来ません。発達段階に応じた練習ややるべき事があるんだと思います。それを勉強させてもらう上ですごく大切な話なんじゃない方思っています。色々なカテゴリーの選手を指導する中でやっぱり考える事が増えます。これって当たり前のようで当たり前じゃないんだと思います。考える事で本当に面白くなるんです。アホですね(笑)。

今はあれこれ考える日々です。様々な事が自分の身の周りで起きるのでそれに対して一つ一つ考えています。まー理不尽な事もありますし、批判的に捉えられる事もある。だからこそ私自身を保ち続けないといけないんだろうなって考えています。私がそれによりブレてしまったら指導を受ける選手たちが混乱するから。まー私は流行りの練習なんかは一切しません。そこに意味を感じないから。練習の一つ一つに意味を持たせたい。持たせるけどそこまで細かくは言わない。矛盾しているかもしれません。が、やっていて動きが崩れていたらそこはすぐに指摘する。一律のメニューを与えてやっておけっていうスタイルではないので。

こう見えても色々と考えています。しつこいようですが「事実」を書いたらそれに対して不快に思う人もいるでしょうから書きません。それはまた別の所に書けたら良いなって。人はそれぞれ「自分のテリトリー」を持っている。だから、それを侵食されるような事を言われると嫌な気持ちになります。私自身も同じだと思っています。だからあえて言葉を選びながら書くようにしています。私の考えが全てではないっていうのを理解しているから。こんなスタイルで指導をする人間が万人に受け入れられるなんて最初から考えていないですから。

だから有る事無い事言われます。風評被害です(笑)。まーそれでも受け入れないといけないんでしょうね。kanekoは信頼できない人間だと言われてそれが広まればそれまでの事。それによ私だけではなく誰か別の人の人生が大きく変わる可能性がある事も理解しているなら批判してください。それで本当にみんなが幸せになるんであれば良いんじゃないですかね。私は「自分のテリトリー」を守るために必死にはなりません。そこにエネルギーを注ぐほど無駄な事はないから。関わった選手が少なからず何かを感じてくれたら良いんです。

今、技術的な事や考えている事をまとめていきたいなって思っています。事実を列挙するから誰にも見せませんが(笑)。やりたい事をしっかりと示しておきたい。誰にも知られない場所でノートにでも書き記しておこうかと考えています。私の個人的な事だから。

継続的な指導をしたい。そしてそれぞれのカテゴリーでやっておきたい事がある。最近はそこを強く感じます。わかってもらえるかどうかは分かりません。保守的に何かを考える気はありません。行動して何かを変えていかないと絶対に何も前に進まないから。

まとまりません。すみません。また書けたら書きます。私の中ではある程度の考えが固まってきました。結構本気で考えています。
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炎天下のトレーニング

2015-08-02 | 陸上競技
土曜日はトレーニング。暑いので普段よりも時間がかかります。少しずつ休みを挟まないとしんどいでしょうから。早くやる事だけを求めてしまったら効果は現れません。正直、かなり負荷が高いですからこの手の練習が好きな選手はいないと思います。それでもやらなければいけないと考えています。前の記事にある「切磋琢磨」という言葉の意味。キツくてもやらないといけないと思っています。

練習開始前にあることに気づきました。これもほぼあり得ない話。一週間に6日練習をします。週何回きちんと練習できるのか。常識的に考えてどうなのかなって思います。まーどうするかは今後きちんと考えていかないといけません。一生懸命に練習をしようとする選手とどう向き合うかなんだと思い思います。ここに労力を注ぐと先には進まなくなります。

暑いので水分補給をしっかりとやりながら。当然ですね。ここの管理だけは絶対にやっておかないといけません。練習開始前に話をしていますから「やらないといけない」という気持ちが出てしまう選手もいるでしょう。大半の選手は真面目です。だからこそやり過ぎてしまう。熱中症になるほど追い込んだら困ります。途中途中で頭から水を浴びたり水分を取りながら日陰で休むように話をしながら進めていきました。追い込むことが目的ではないからです。

汗が滝のように流れています。その中でもしっかりとやってくれたのではないかと思います。シャフト系の練習が終わってからダイナマックスを使ったトレーニングへ。この前の段階で少しずつ指示を出しました。翌週にオープンスクールがあります。この中で「部活動見学」があるようです。選手に聞いてみるとほとんど見に来ていないとのこと(笑)。なんのための「部活動見学」なのか分かりません。今年も見に来てくれるかどうかは分かりません。が、これを利用して少しずつ雰囲気を変えていきたいと思っています。

周りから見て「楽しそうにやる」という事を意識させました。どう考えても「キツい」という雰囲気を出すと中学生はビビります。だから「楽しくやる」という姿を見せたい。選手の話を聞いてみると「道具をたくさん使っているから楽しそうですよね」という返答。「楽しそうですよね」という表現が若干引っかかりますが(笑)。とにかく笑顔でやっていくように話しました。

ここにはこちらとしては意図があります。これを機にチームの雰囲気をとにかく明るくしていきたいと思っています。きっかけですね。これまでとは明らかに違う方針でやっています。チームを作るという意味合いが強いからです。なかなかチームリーダーが作れません。それはどこでも同じ事だと思います。最初からリーダーになる人物がいるわけではない。それなら集団の中でリーダーになる人物を育てていかないといけないのです。こういう時に空元気でも元気を出してみんなの雰囲気を明るくしてくれる存在が育ってくれるとチームは大きな成長をしていきます。

最初の段階で話をしています。「切磋琢磨」です。一人では出来ないのです。特にこういうトレーニングは一人でやっていくのは不可能。でも支え合う仲間がいれば越えていける。一人では磨けないのです。苦しい時に「しっかりやろうよ」という声掛けができて支え合う雰囲気ができてくればチームは大きく変わります。「キツイから楽をしようよ」という雰囲気のチームもあるかもしれない。怒られるからきちんとやろうとする。これでは全くもって意味がなくなります。そうであれば「強くなるための雰囲気」を作りたい。磨くために何をするのかなのです。

人間は所詮弱い。一人では何もできません。本当に戦おうと思えば身近にライバルを見つけないといけない。「この選手には勝てない」と諦めるのではなく、一つでも勝てるところを見つけて取り組む。それが「磨く」という本当の意味だと思います。勝手に順位付けをしていたら勝てないのです。無意識のうちに順位付けをしない。これはすごく大切なこと。逆に勝っているから慢心しない。いつも後ろから追われているのです。その意識があれば絶対に手を抜かなくなります。でもこれは「心」だと思うし、チームの雰囲気だと思います。

そこまでしてやらなくていいじゃないかという雰囲気の中では絶対に強くなりません。「みんなで強くなろう」という雰囲気を作るのが私の仕事だと思いますし、最終的には選手を「その気」にさせていかないといけないのです。それがなければ強くはならないのですから。

最後に30分フリーとしました。幾つかの練習を紹介。前日にハムストリングの補強を教えていたのですが男子エース、できるようになっていました。前日に「先生、明日までに出来るようにしてきます」と宣言していましたが本当にできる。こういう所なんだと思うんですけどね。言われてからやるのではなく「自分でなんとかしよう」という気持ちがあるかないか。

練習をやれば良いとは思いません。どうやって取り組むかが全てを決める。そう思っています。変化を。強く願います。
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