kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ふと考える

2006-06-23 | Weblog
 何気なく考える。今までのことこれからのこと。今自分がやるべき事は何かを。

 与えられた時間の中でkanekoは何をしているのだろうか?卒業生と話しをする中で、学生時代とは違う「大人」の雰囲気を感じる。それは社会に出て座学とは違う何かを日々の生活で得ているからだろう。「他の人が頑張っているという話しを聞いたら自分もがんばらないといけないと思う」と言っていた。こういう気持ちが人間を成長させるのだろうなって。kanekoの手から離れてしまってそれぞれが自分の目の前にある現実と向かい合って生きている。この子達のためにkanekoは何かしてあげれたのだろうか・・・。

 求められているわけではない。偶然、同じ時間を共有しその中でkanekoは伝えたいものを伝えてきた。それは「友達」としてではなく、「教師」と「生徒」として。この子達にその関わりが必要であったかなんてものはその時点では分からない。kanekoは関わりの中でこの子の人生の助けとなる何かを与えてあげることができたのだろうか?

 以前、同級生と話した時に「もの作り」をしている話を聞いた。これも過去のblogに書いたが、kanekoは形あるものを作り出しているわけではない。目に見える形で評価できるものではないんですよ。世の中全てが形あるものではなく評価できるものではない。一般企業の評価を教育現場に入れてしまうのは良くない。これは当たり前のことだ。

 少し距離を置いて関わると、教え子の成長に気がつく。これがとても嬉しい。関わりが多かった分だけその成長が嬉しい。各自が「自分の道」を歩み始めている。それぞれの道で自分のやるべき事をみつけ、それを求めて歩いている。もう、昔には戻れない。

 だから「今できることをやろう」と強く思った。今、自分の目の前にいる人達にkanekoが与えられるものを与えていきたい。その中から多くのことを与えられたい。一つ一つのことを大事にしていきたい。それは陸上かもしれないし、家庭かもしれない。どれか一つだけを大事にするのはきっとkanekoらしくないんだ。自分の周りに存在する全てのものを大事にしたい。「欲張っても良いことはない」って言われるかもしれない。でもね、それが自分らしくあるためには絶対に必要なんだよ。

 できることをすべてやりたい。だから自分自身を見失いかけることだってある。能力以上のことをやろうとしていっぱいいっぱいになる。でも、それを乗り越えて全て自分の力に変えたい。安全に生きていたらきっと成長はない。トレーニングと一緒なんだよ。強くなるためにはある程度の負荷をかけてそれからの超回復によって新しい力が生まれる。一生懸命になろう。そこから様々なことを学ぼう。そして、それを多くの人に還元していこう。迷惑をかけることだってあるだろう。幸いkanekoの周りには助けてくれる仲間がいる。離れていても様々な時間を共有してきた仲間がいて、間違った方向に進んだ時には修正をしてくれる。そう信じている。

 えらい堅苦しい文章ですね・・・。きっと高校生は読まないね。それでいいですけどね。卒業生と話してふとそう思ったんですよ。自分らしさを失わないためにもっとアクティブに生きようと。もっともっと多くの人たちと関わっていこうと。それが自分のためになり、子供達のためになるんだと。

 ふとそう思おう雨上がりの夜でした。
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