kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

見えてきたかも

2006-06-28 | Weblog
 マニアなkanekoは時間がある時にいろいろ考えるわけで。そうするとその中から見えてくるものがあるんですよ。これまで捨ててきたものの再考だったり、新しい練習の方法だったり。

 昨年の冬、「乗り込み感覚育成マシーン」を作ったのですが、これがkanekoの乗り込みによって一瞬で破壊されあっけなくボツに・・・。県の合宿の時にkuboi先生に「なんか作るんじゃなかったの?」と聞かれ、「作ったけど踏んだら壊れました・・・」と答えると「まー大体予測はついていたけどね(笑)」と返されました。うーん無念。
 ということで今回は、チューブを使っての練習道具の作成に挑戦。手元にチューブがないのでゴムの管を弓道部からもらって使ってみたら、これまた結ぶ段階で切れる・・・。またか(涙)。ということで「自転車屋さんから廃チューブをもらおう作戦」を計画しています。まーこれもどうなるか分かりませんが。

 昔、kanekoが学生時代「初動負荷理論」がものすごい流行った時期がありました。簡単にいうと筋力は動き始めに力を発揮しそれ以外は力を使わないというものです。理論的には全くその通りです。動きの切替の時にのみ力を使い後はリラックスするのが一番効率の良い筋力発揮になります。その理論では「チューブは最初は負荷が軽いが後で負荷が増すので実際の運動形態とは違うので避ける方が良い」という紹介がされていました(ものすごい簡単に説明しているので細かい部分が伝わりづらいかもしれませんがその辺はお許しを)。
 実際にその時以降、チューブを使った補強などはほとんど実施してきませんでした。どちらかというとウエイトトレーニングが主になってしまい、そういう細かいものを使ってのトレーニングから離れていました。これが良かったか悪かったかは分かりません。ウエイトの弊害もあったのは確か。どれだけ重いものを上げるかに目標が刷り変わってしまい、本来の「競技力向上」からは少し離れていたかもしれません。

 そんでもって先日の記録会などを見ながら考えて、ちょっと冒険してみようかと。たいした冒険ではありません。どこでもやっていることでしょうね。それをkanekoが排除していただけ。チューブを使った補強をちょっと入れてみようかと。今のうちの選手に不足している要素を実はこの秘密兵器(単なるチューブ)でかなり改善できると思います。現在、ウキョー↑がうちの補強のメインでしたが、チューブを入れることでより幅が広がります。特に女子は筋力的に弱いのでこの練習が3ヶ月後に効果を出すと思います。トップスピードの改善に一役買ってくれそうな秘密兵器(だから秘密ではないって)、ちょっと面白そうでしょ?企画倒れにならないようにしっかりと準備をしなければ。これがうまくはまれば間違いなくトップスピードが上がると思います。先日から書いているように「努力」すればきっとトップスピードは改善される。とにかく切れないようにしないとね(チューブが)。もう少し使い方を考えてみますね。楽しみでしょ?まーうちの選手は楽しくないかもしれないけど(笑)
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