kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

blogの存在意義2

2023-06-07 | 陸上競技

思うことを。前の続きというか補足というか。

 

「キジも鳴かずば撃たれまい」とこのblogの中で何回も書いています。自分の考え方や感じたことを公開するということは「批判の的になる」という理解が必要です。もともと、このblog自体は私の名前を公開しているわけではありません。どこかにリンクを張ってもらって大々的に宣伝しているというわけでもない。なぜか知られているという感じでしょうか。別に自分から「blogを書いています」という紹介をすることは皆無。

 

私の性格的に「敵を増やす」タイプだと思っています。忖度しないので。「おかしい」ことに対して「おかしい」という部分があります。もちろん、「仕方ないよね」ということがないとは言いませんが、長いものに巻かれることができない。こういう性格ですから100%、管理職になることはないと思います。そんな希望もありませんし、試験を受けることもありません。ましてや推薦する人もいないでしょう(笑)。

 

このblog自体はできる限り飾らずやっていきたいなと思って書いてきました。聖人君子ではない。そこは分かり切っていますが、「教員だから」というような色眼鏡で見られてそこを求められる。まーどうなんでしょうね。一個人として何かを発信することがどれだけ問題なのか。素直に感じたことを書き続ける。それが誰かにマイナスになるのかもしれません。それでも自分自身を保つためにやっている。

 

blogやfacebook、インスタなどは「情報発信」です。「こんないい生活をしていますよ」とUPしていく人の方が多いと思います。実際には異なる生活であっても「良い面」だけを示していくことができます。「悪い面」は発信しなくても問題はない。私のblogに関しては「悪い面」も含めて書いています。自分自身のだめだなと思うところも記載する。今の現状での課題も。それは「他者に受ける」かどうかではない。自分自身の「情報処理」のためにやっているという感じが強い。

 

指導をしていて「負けてしまえばいい」と書くこともありました。これは第三者からすれば「なんて失礼な指導者だ」という受け取り方になるでしょう。確かにそうだと思います。「勝ちたい」という表面的な部分に対して「勝てない」と突きつける。それは選手を傷つけるのではないかというとらえ方もあると思います。が、実際に「勝つため」に必要なことができていないのに「勝ちたい」と言葉にすることは本当に正しいのか。

 

一昨年の冬、「このままでは誰も個人で中国大会の予選を通過できない」という話をしました。実際、トラック種目で個人で予選を通過したのは1人だけ。女子のマイルは準決勝まで進みましたがインターハイには程遠く。1年生が決勝まで進みましたがこれは本人の資質によるもの。トラック種目でのインターハイ出場は0でした。「お前が否定的なことを言ったからそんな結果になったのだ」と批判する人もいるのでしょう。が、実際に「これは無理だな」と感じる部分がありました。そんなに簡単に上のラウンドに進めるものではない。客観的な意見は必要だと思っています。

 

「このままでは勝てない」という話をする。それでも行動の変化がない。「負けてはじめて気づく」こともあると思っています。大半は負けても気づきませんが。それなのに「みんな上の大会に進める」と褒めていくことがどれだけの価値があるのか。現実を突きつけることも必要なことだと思っています。それが選手にとってショックを受けるようなことであっても。そこを受け止めてから「何をするか」というのが重要だと思っています。

 

中国大会前。大半の選手が良い状態で練習を積めています。やりたい練習がほとんどできている。大きなけがをして離脱することもない。タータンでの練習を最小限にして負荷が強い時には土の上で走る。同時に負荷に負けないように体づくりを徹底する。それが「正しい」のかどうか分かりません。それでも昨年よりは「戦える」可能性があると思っています。何人がインターハイに進めるかは不確定ですが「戦える」という感覚がある中で中国大会を迎えることができるのだけは確かです。

 

別に私が何かをしたという気はありません。誰が関わっても同じようになっていたかもしれません。「勝てば官軍」みたいなところがありますが、別に誰かが「強くなっているね」なんてことを私に言うこともありません。それでいいと思っています。「勝つため」にやっているだけ。そこを求めているのであればそれに応じる。その代り「無理」なものに関しては「無理」だと伝える。可能性があっても取り組みや心の部分で「難しい」状況になることはよくあることです。そこも含めての「指導」なのかもしれません。

 

それをblogに書く。正解かどうかは全く分かりません。それでも「進んでいる道程」を記しておくことで誰かの役に立つかもしれない。同じように悩み苦しんでいる指導者が「共感」する部分があるかもしれない。いつも右肩上がりに記録が上がっていくということはありません。停滞するときも当然ながらやってきます。その時に何ができるか。いつも記録が出続けることを期待されるかもしれません。そんなに簡単な話ではない。それでも「戦う」ことを求めるなら「やる」しかないと思っています。

 

いろいろなやり方があると思っています。それにより協力してくれる人も出てくるし、批判的にとらえられる人も出てくる。万人に受け入れられるような生き方はできないと思っています。blogを書くことで何かが変わるとも思いません。書いても書かなくても同じような流れかもしれません。それでももうしばらくは書き続けたいなと思います。陸上競技のことを書くかもしれません。他愛もないことを書くかもしれません。それでもずっと同じスタンスでやっていきたいと思っています。何が正しくて何が間違っているか。

 

批判が増える世の中だと思います。blogを書くことに対して快く思わない方もいると思っています。それでもできることは続けていきたい。やれることをやっていきたい。何かを生み出すために。

 

中身はほとんどありません。お許しを。

コメント (4)
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blogの存在意義

2023-06-07 | 陸上競技

思うことを。

 

いつもこの手のことを書いていますが。このblogが存在する意味があるのかどうか。私自身にとっては大きな部分です。自分が競技について考えていることを文字として示す。頭の中の整理をすることができます。それだけであればクローズにして自分だけで見れるようにすればいいという話もあります。公にすることで「リスク」が存在するのは目に見えています。表現の一部分を切り取って「誹謗中傷だ」と騒がれるかもしれません。そうなると面白くない。「事実」を書いたとしてもその背景にある部分が分からないので「攻撃的だ」と言われるかもしれない。

 

県総体のことについて触れる。それによりよくわからないけれどまたアクセスが増える。今世間を騒がしている「迷惑系ユーチューバー」のように「アクセス」されることでお金が発生するわけではありません。アフィリエイトのように宣伝も含んでいません。別に読まれても読まれなくてもよい駄文が綴られているだけ。そこに興味関心がある方がどれくらいいるのか。何を求めれアクセスするのか。これも私にはずっと分からな部分です。それはそれでいいのかなと。勝手に書いている者を好きに見てもらうというだけ。

 

県総体前後に「ハードル練習会はいつやるのか」という話を何人かにされました。結果を残した他校の選手たちが「ハードル練習会のおかけで」と言ってくれていました。そこに大きな価値があると思っています。感謝をされるためにやっているわけではありません。やっていることが「意味がある」かどうかだけです。昨年はこの時期、練習会を実施していました。今年度は私自身に余力がないためそこまで回せていません。中国大会で活躍することを望むのであればやはりここは重要なのかもしれません。全員がインターハイに行けるわけではありません。しかし、中国大会に進む選手は「PBを出したい」と思っているはずです。その力になれば幸せなのかなという気持ちがあります。

 

ハードル練習会をやる。ここに何かしらの「利権」が生まれるわけではありません。やったところで何かをもらうというのはない。昨年は図書カードををもらいましたが(笑)。手当としたら本当に微々たるものでしかありません。元々「お金がもらえるからやる」というスタンスではありません。本来であれば「指導料」が発生する部分だと思います。底辺の拡充とトップの育成を同時にやっていくことで「県内の競技レベルの向上」を図る。それが私自身の「やりたいこと」だと思います。ハードル種目に関しては技術種目の部分も多くありますからやっていくことで改善されていきます。基礎を教える部分がどれだけ重要か。その機会を作れるかどうかは大きな話だと思っています。

 

このblog。競技について考えるきっかけになればというのもあります。指導する人が少なくなっている今、「どのように指導するのか」について悩む人もいるかもしれません。その一助になればいいのかなと。別に認められたいという話ではなく。何度も書いていますが「部活動」がすべてではないと思っています。批判が多ければ「部活動」から離れて別の形でやればいいと思っています。こんなことを書き続けていると今の学校の保護者から大バッシングを受ける可能性もありますが。選手が強くなりたい、結果を残したいと思っている。それに対して「サービス」を提供する。それが今の私の役割です。私が思う「強くなる」「結果を残す」という部分に対して「賛同しない」という選手も保護者も第三者もいると思います。それが多くなれば退くだけかなと。今は多くの同年代の指導者がそんな感覚になっていると思います。無責任だと言われるのかもしれないですが。

 

今は「結果を残させてあげたい」と思っています。雰囲気的にも「戦う集団」になりつつあります。まー、県総体が終わって最初の練習の時にスパイクを忘れてくる選手もいますが(笑)。ここの「戦う意識」や「戦うための準備」が不足する状況では勝負にはなりません。ここが改善できるかどうかは重要なことだと思っています。10年前なら間違いなく激怒していたでしょう。「本当に戦うの?」と。今はしつこく言い続けますが激怒することはありません。良いことではないのかもしれませんが。結局は「自分自身」の問題。組織としてそれが許される集団であれば戦うことはできない。そこに対して「指導云々」が問われるのは違うかなと。こういうことをblogに書き続けることはプラスになるのかどうか分かりません。しかし、「事実」があってそれに対して私自身が「どう感じたのか」を示す場だと思っています。

 

このblog。誰かの役に立っているのか。まー好き勝手に書いているだけなので役には立たないでしょうね(笑)。それはそれでいいんだと思います。批判されることも増えるかもしれません。アクセス数が増えるような工夫はする気はありません。なぜこのblogを読もうと思うのかさえ分からない(笑)。最近は少し更新頻度も上がっていますが、ラーメン食べたとかエビがどうこうとかを書いているおっさんの独り言でしかありません。だからといって何かを変える気もない。これまで通り。スタンスは変えない。

 

歳を重ねたからといって「主張」が大きく変わることはないと思っています。特に今の私は「失うものもない」ですから。保護者の方が見ているかもしれません。選手の取り組みを応援してもらえればと思います。いつも「上手くいく」わけではありません。どちらかというと「失敗」もあるでしょう。そのことについてこのblogで触れるのは不適切なのかもしれません。しかし、そこに対しでどのように本人たちが行動を変えていくのかも重要なことだと思います。「結果」を出す。そのためにやれることはやりたいと思っています。もちろん批判も多くあると思っています。選手から嫌われている部分もあるでしょう。得意分野と苦手分野があるのでどうしても指導には偏りが出てくる。不平等だと言われたらそれを否定する要素はありません。申し訳ないですが。

 

上手くまとまりませんね。まーいつものことですが。自分自身について考えることができます。本質的な部分に触れながら。また書けたら書きます。多分。

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