kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中国大会に向けて

2023-06-04 | 陸上競技
今更ですが。中国大会に向けての準備について書いておきます。

県総体が終わってから2日間は休み。最終日にそれほど走っていない選手もいますが、ある程度の負荷をかけてきたので休ませたいなと。1年生はかなりの負荷になっていると思います。それも含めてやらない。今更焦って1年生の強化をしたところで意味はないでしょうから。1年生女子は2人しかいませんからこちらも慌てずに。

木曜日から練習再開。日曜日に市民選手権が実施されるのでこの日も練習することになりました。補助員などの関係です。そのため変則的に4日連続の練習にしなければいけない感じになりました。更に天気が崩れる予報になっていたのでかなり考えました。水曜日の空き時間はほぼ全て練習計画に費やしました。

中国大会に向けて。この辺りも指導する人によって考え方が異なると思います。ある程度の刺激を入れながら現状維持をする、少し強めの刺激を入れて強化する。人それぞれの考え方がある。私は意図的に「めちゃくちゃ追い込む」というのを選択しました。15日くらいしかない中でできることは限られています。前半は「筋力回復」と「高負荷をかける」という期間にしたいなと。私が「高負荷」というのだからそれなりに強い負荷をかけます。負担は大きいと思うのでバランを考えながらですが。

木曜日は徹底的に身体作り。小雨が降っていたので屋外でやるのは難しい。まー最初からそれほど走る気はなかったので問題なし。上半身下半身をやってからDM∞。過去最近DM∞を週に数回やるようにしただけで動きにキレが出ている気がします。私がそう思うだけなのかもしれませんが。動きながら鍛える部分は必要だと思っています。

そこから動きの基礎的なことをやって、小雨の中で10バトンと25並走はやりました。ここは技術的なことを求めるというよりは「身体を動かす」というのが一番の狙いです。トレーニングをしてから走る刺激を入れるというだけ。走るためにやっているのだから補強をしっかりやれば良いとは思いません。走りに繋がる刺激は入れておく。当たり前の話ですが。戻ってきてから補強サーキット。ピロティで実施。とにかく身体を動かし続ける。筋力の低下している部分を補うためです。

それで終わらずに。1.2年生はシャフト補強ABを40m、3年生はサーキット系トレーニング。普通なら補強サーキットで終わりますがやはりやめられない。全身筋肉痛になるくらいの負荷をかけておきたい。維持するだけならここまでやらなくてもいいと思います。しかし、維持で勝ち上がれるほど甘くない。再強化は必須だと思っています。県総体からワンランク上げないといけないですから。とはいえ、ここでめちゃくちゃ負荷をかけ続ければ良いというわけではない。だからこそ綿密な練習計画が必要になると思っています。意図的にめちゃくちゃ負荷をかける。筋肉痛になるのは想定内。その中で次からの練習をどうするかです。

金曜日は大雨の予報でしたが影響はありませんでした。他の県ではかなり雨が降ったようです。練習は走るメニューも含めてあれこれやっておきたいなと。1年生が体調不良により練習参加できていないのでバトンは他のメンバーで対応。走る練習を少しやっておきたい。が、グランドは走れないので仕方なくタータンで。2レーン分しかないのでかなり効率が悪くなります。計画していた以上に時間が取られてしまいました。やりたい練習があってそれに対してどう時間を使うか。

バトンに関しては筋肉痛などの影響でMAXのスピードが出せません。それで出の感覚や声かけのタイミングなどはやっておかないといけません。本来であれば「バトン」に関しては必ず細かいところまで意識してやっておかなければいけません。ここは大切。しかし、この日の優先事項は「最大スピードを出す」ことです。筋肉痛の中でも今出せる最大の動きをしておくことで回復した時に圧倒的に動くようになります。筋肉痛で動けないから走らないという選択ではなく、その状況の中でどう走るかというのが大きいと思っています。

そこから専門へ。スプリント系はタイヤを使った「加速段階T走」を。ハードルはドリルとハードル腿上げ、一歩ハードル、二歩ハードル。30分程度で。翌日にそれぞれの専門に分かれてやりたいことがあったのでそのための準備です。雨でも大丈夫なようにピロティでできるように考えていました。全てのことを考えながら。結構細かくやっています。最後にハードル股関節補強を。やりたいことがあったのですがそこまで届きませんでした。効率が悪くなるというのはやはり良くないなと感じます。

それでもこの二日間はやりたいことがある程度できています。筋力回復とスピード刺激。重い身体を無理やり動かすためのバトン走。それがどれだけの意味を持つかは分かりません。私の頭の中にあるイメージだけなので。

その後の練習のことはまた別に書きます。あくまで「再強化」のためです。負荷を増やしすぎでもダメ、足りなくてもダメ。ここはかなり楽しめる部分です。頭の中のイメージをどう具現化するか。
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