kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考える日々

2020-09-08 | 陸上競技

思うことを。

 

色々と思うことがあります。これはきっと誰にでもあるのだろうなという部分。私はどちらかというと「考える」タイプだと思います。それがどうしても抜け出せない。もっと感覚的にやってもいいなと思うし、細かい部分を省いてもいいなと思うこともある。それが今できないなというのが自分の中での大きな課題。

 

ここ数日間、練習を見ていて感じたこと。8月末にかなり時間をかけて技術的なことをやってきました。それがある程度見えてくる。そうなると「欲張りたくなる」自分がいます。もっと良くなるのではないか。そういう部分が大きくなってしまって「詰め込みたくなる」のです。これは以前からあったのですが。

 

冷静に自分自身の行動や「思考の癖」を考えてみるとやはり「欲」が出てしまう。それにより「中途半端」な練習になることがある。これは避けなければいけない状況だと思います。プレゼンテーションの授業の中で「シンプル」にすることを話します。また、色々な指導者の話を聞くとやることは「シンプル」です。細かい部分が分かっている指導者は「シンプル」です。面白いことに「あまりよくわかってないな」と感じる場面でも案外「シンプル」になります。細かい部分が伝えられないので「シンプル」になりやすいのかなと。

 

そう考えるとどうしても「欲張る」私は良いことはない。もっともっと「シンプル」に練習をしてもいいのかなと感じるようになりました。本当に本当に「今更か」という話ですが。極力選手に「考える」ことをさせたいと思っています。しかし、「考える」ことがメインになってしまって「あれもこれも」という部分が増えてしまうのかなと。もちろん、何も考えずにやる選手も出てきます。これは全く意味が違うことになるのかなと。

 

先日、「良い動きをするな」と思った練習が2日続きました。が、その翌日は「これは・・・」という感じ。雰囲気自体が良くないなというのもありましたが。あれこれやるとそれだけで「エネルギーの浪費」をしてしまうのかなと。ある程度の練習を「シンプル」に繰り返しやるというほうが良いのかなと。その方が「余計なことを考えない」という部分につながる。本当に今更ですが。

 

技術的なこと。これはこれまでかなり考えてきました。それを練習に落とし込む。ここも色々と工夫するようになりました。が、工夫するがゆえに「詰め込みたくなる」部分が自分の中で出てくる。「飽きずにやる」という部分が大きくなりすぎているのかなと。同じことを繰り返すと退屈になります。しかし、時としてこういう練習が重要なのではないか。情けない話を書いている気はしますが。

 

色々なことが自分の中にあります。「あえて言わない」という部分も出てきます。「加速段階」も「中間疾走」も。さらには「バトン」も。こうなると消化不良になるのかなと。極力異なる形て異なる角度から練習を進めていきたいという気はあります。それが「定着」というところになっていないのかなと。もちろん、走れるようにはなっています技術的な理解もかなりだと思います。しかし、それが「生かせるかどうか」が重要になる。今はまだそこまでいっていない。

 

だから「少し走れない」ことで「マイナス思考」になり感情のコントロールが出来なくなる。選手が「考える」から「ダメなところ」に目が行きやすい。それは今の段階では選手にプラスにならないなと。指導する側は「欠点の改善」にも目を向けていきます。そこをどうやって取り組むか。選手自身が「自分はダメだ」と思うことが増えると面白くなるくなる。それは避けなければいけない。

 

考えさせられます。何が正しくて何が間違っているのか。練習自体が「違う方向性」だとは思いません。それをどうやって「目の前の選手」に合わせていくのか。ここが重要。理解度も意欲も含めてこちらが考える必要があります。自分自身が何をするのか。そこを考えたいと思います。

コメント
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