kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何を優先するか

2020-09-03 | 陸上競技

月曜日。できるだけ休みたいと思っていましたが「勉強を教えてほしい」ということでした。こうなったら仕方ない。こちらが集めて「勉強しろ」というのではなく「自分から勉強したい」というのであれば断る理由はありません。

 

個別に勉強を教える時間を確保しました。質問があれば直接聞きに来るようにと。こちらから「教える」というスタイルは取りません。自分のための勉強です。自分で聞きに来なければ与えません。この夏でとにかくこの部分は徹底していこうと感じました。自分のためにならない。与えられることに慣れてしまってやってもらえないと「なんでやってくれないのか」と不満を示すようになる。これは明らかに間違い。こうならないようにしっかりと育てていかなければいけないなと。

 

が、実際勉強を教えようと思っていたら別件が。前日にあった「非常に気分を害すること」の続きが。冗談じゃない。こんなことがまかり通るのかどうか。勘違いも甚だしい。これが許されるようなら学校教育は成立しないのではないなという憤りさえあります。こうやって書いたら「何があったのか」と思われるかもしれません。今回に関してはかなりです。結局これまで「許されてきた」から助長されるのだと思います。

 

この流れで翌日にはさらに気分を害することも。こんなことがあり得るのか?学校教育って何ですか?私自身、これが許されるのであれば今後二度と生徒指導をしなくてもいいなと感じているくらいです。そこまでいうなら今の仕事ができないのではないかという気はしますね。が、実際問題「生徒指導」をどれくらいやるのかは「感覚の違い」だと思います。私は「将来のため」にやります。が、場当たり的な「その場しのぎ」の指導をする場合もあるでしょう。どちらが「本当に必要か」という話です。

 

私自身は「良い学校にしたい」と思っています。それがどれだけ一般的なのかわかりません。競技さえやればいいという気持ちはありません。そういう部分も含めて選手には指導しています。「部活動不要論」も出ます。実際問題、「やらなくてもいんじゃない?」と思う場面もあります。それでも教室の中で椅子に座っているだけではわからないことが山のようにあります。師匠に相談すると「自分の手の届く範囲にしっかりと力を注ぐ」ことの大切さを教わりました。まさに。

 

性格的にいろいろなものが目につきます。「許せない」と思うことも多い。その中で自分自身が生きにくくなっているのは間違いない事実です。もっと同じ方向を向いて育てていく感覚が持てれば変わっていくのかなと感じる部分があります。こういう性格ですから色々な場面であれこれ言います。一人ではなく周囲の人に状況を作っています。何かあったら「こんなことがあった」と声を大にして言います。「現状の認識」という部分でいろいろな人に「起きている事実」を知ってもらう必要があります。そうやって自分がどのようにやろうとしているのかを伝える。

 

とにかく「気分を害すること」があった。本当は勉強を教える時間をもっともっと確保したかったのですがそれが十分ではありませんでした。面白くありません。本当にやるべきことに時間とエネルギーを注げないという現状は決していいものではない。かなりのストレスですね。体調が悪くなるのは間違いなくストレス。同じモノをみても見え方が違ってくる。せめて自分のテリトリーだけでもしっかりとやりたい。選手には「私が他者を指導することの意味」も話します。うちの選手がしっかりとやってくれなければ「自分のところがきちんとやってないくせに偉そうに」といわれることになります。誰のためにもならない。

 

とにかく尋常ではないくらいのストレスに囲まれています。本当にすべてをblogに書いたら小説以上のものになると思います。自信があります・・・。

 

疲れ果てる。この言葉に尽きます・・・。

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走練習

2020-09-03 | 陸上競技

なかなか書けません。日曜日のことを書こうと思っていたんですが思いのほか別のことに時間を割くことになっています。かなり「許せない」と感じることがありました。「大人」として「間違っている」ことを「間違っている」と教える場面は必要。これがどうとらえれえるか。私自身の中で「許せない」と思うことはあります。これを譲ると自分自身が自分ではなくなる感覚があります。どうなるかわかりませんが。

 

日曜日。この日は一日練習を予定していたのですが「疲労度」を考慮して午前中だけとしました。最大で2時間半という設定で。ほとんど走り込みができていないので必要な部分を走っておきたいなと。前の日に「思っているような走りができない」と申し出がありました。客観的に見ればかなり良くなっています。話を聞いてみると「100%の時の走りと比べて物足りない」ということ。こ子に関しては話をしました。疲労度がある中で毎回100%の走りはできない。その条件下においての「最高の走り」でいいと思っています。それ以上の走りを求めるのは難しい。

 

補強系はほぼなくして。ドリルもほぼ省略。必要なことだけ入れましたが二次加速スティックなどの準備段階を。普段同じことを何セットか繰り返すという形は取りません。が、この日は「中間マーク」を3本を2セット。1セット目で出てきた課題を2セット目でしっかりと修正するという感じです。かなり暑いので連続して実施するのは難しいというのもありました。課題意識を持って取り組む。

 

最後に走練習を。1セット目が150-120-60。2セット目が120-120ー60。3セット目が120-90-60です。セット間で12分。これはうちにとってはかなりの走り込みです。やっても1セットしかやらないので。選手もしんどかったと思います。しかし、ここ数日間でいろいろなことが変わってきていました。しんどくても「前向き」に取り組んでいました。

 

気分を害するようなこともありましたが、選手は冷静さを失わずに自分たちのやるべきことをしっかりとやっている感じがありました。「120行きまーす」という声も大きくなっていました。オンとオフの切替もできる。行動も早くなる。選手たちは「自分たちがなんのためにここに立っているのか」をやっと考え始めたかなという印象を受けました。

 

色々なことを経験します。自分たちがやりたいようにすべてができるわけではない。ここも陸上競技を通じて学ぶべきことだと思っています。強くなればそれでいい。楽しければそれでいい。それが社会に出て本当の意味で通用するのか。周囲を見て行動する。誰かに任せて「やってもらう」のではなく「分担してやる」ことで負担が減る。グランドが使えるのが当たり前ではない。「環境」に感謝してやっていくことができるかどうか。

 

それさえわからずに「練習だけする」という生徒を育てる気は一切ありません。これは自分自身に言い聞かせるという意味もあります。他意もあります。かなり。

 

本当に色々ありすぎて・・・。小説を見るよりも私の生活を文字にするほうが本当に「まじで?!」と驚くと思います。が、ここに全てを書けない。もうね、ストレスが蓄積するしかない生活です。信じられないことが現実に起きる。対応策を考えながらやっていこうと思っています。

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