kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピードが出る

2020-09-06 | 陸上競技

金曜日。この日も色々とあって練習開始時間が遅れる。とにかくやることが多い。そして個人的には「息つく暇ない」という感じ。バタバタ感が半端ない。ほとんど動き続ける感じです。練習計画を立てる余裕もなくなりそう。まー「社会体育」の中でスポーツをするというのもこれからは本格的に考えるべきだと思いますね。色々な意味で。

 

練習はできるだけシンプルに。この日は「中間の動き」を課題にしようと思っていました。前日に「加速段階」をやったのでこの日は「中間疾走」かなと。これも正解かどうかは分かりませんが。

 

補強だけはしておきたいので最初にサーキット。私は他の部の生徒と一緒に台風の後始末。汗だくです。サーキットは完全に任せました。これも2サイクルとしました。とにかくできるときに身体づくりをしておきたいなと思う部分があります。ここができなければこれから先上手くいく気がしません。時間はかかりますが・・・。

 

固定練習をしてチューブを使ったもも上げ。足運びメインです。直線的な足運びを覚えさせるために頻繁にやります。競技力云々ではなく「基本」は「基本」だと思います。丁寧にやれるときにはやっておきたいなと。

 

台ドロップをしてから縄跳び。ハードルドリル。なんとなく練習を絞っていくほうがいいのかなと感じていました。これも感覚。これまでは「幕の内弁当」のようにあれこれ詰め込んでいる部分がありました。これは今でもありますが。それにより少し消化不良が生まれるのかなと。あれこれ考えすぎてしまう感じもあるので。そのときそのときの選手の状況を見ながらウやっていかないといけないのかなという気はします。私自身の性格的なものもありますが・・・。

 

スイッチング&スキップをやってシザース。そこから最初の5歩のためにスティック5歩をやって「二次加速スティック」と「タタタ」を。で、T走をやる。これもT走2本スプリント1本です。走る量としてはかなり少ない。それでもこれからはこんな感じでもいいのかなと思っています。自分自身欲張ってしまう。何とかしなければいけません。

 

瞬発系シャフトをやってからハードルジャンプ。ここはセットだと思っています。力の使い方や身体の使い方をどうにかして覚えさせる。重要なことです。時間をかけながらやっていくことで様々なことが変わっていく。

 

つなぎで「スプリントミニハードル」を入れました。この辺りから「良いな」と感じる部分が増えていました。動きに切れがある。久々にこういう動きが見れた気がします。練習量が総じて減っているというのもあるかもしれません。動きが良くなると表情も明るくなる。この部分を経験させるのも重要かなと。

 

TBDM走を。自分で必要な種目2つ選んで実施。特に制限をかけずに。見ていると普段から「何とか楽をしたい」と思う選手が「DM走」だけを選択していました。間違いなく「T走」は負荷がかかるので選択しなかったのだと思います。常日頃の行動を見ています。「強くなるためにどうするか」という感覚が欲しい。「素質」としてはまずまずだと思いますが結局はこのままかもしれません。しつこく言います。が、ある程度を過ぎたらもう言わなくてもいいかなと。望まれないことを言い続けても面白くないですからね。

 

最後に90-90。これはかなり動きが良かった。スピードレベルもここ最近では最高かなと。もちろんまだまだやるべきことはありますが「走れる」という経験は自信になります。こういう部分がきちんとできるようになると面白いなと。最後に60mを1本走ったのですがこれは目を見張るものがありました。この走りがレースでできればいいなと。

 

もちろん良いことは続きません。私の指導ですから・・・。これはまた別に書きます。ひとまず記録として。

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ショートスプリントのみ

2020-09-06 | 陸上競技

練習についても。この日は3日ぶりに身体を動かすことになっていました。朝練で少しやろうと思っていたらそれどころではなかったので。委員会活動もあり開始時間も遅くなる。そのため練習時間を最大で2時間半に設定。限られた時間の中でどのように活動するのかを見極めたいなと思っていました。私は前の記事に書いているように「グランド整備」のおっさんとしての活動が中心。気になるところは作業を止めて指導することにしていました。

 

まずはトレーニング。上半身下半身を2サイクル。ここ最近ずっと1サイクルしかやっていませんでした。暑いというのもあったのですが。夏の終わりに確認すると昨年は暑くても2サイクル実施していたとのこと。いつの間にか補強の部分が減っていたのだと思います。こちらも甘さがあります。しっかりとやらなければいけない部分がなくなる。結局、休校期間も含めて「身体づくり」という部分が不足しているのです。今更ですが「原点に帰る」という意味合いを強めようかなと。色々なことをやるというよりも「基礎の徹底」が重要かなと。

 

補強をやって固定練習。その後、「スティックドリル」を。これも本当に一昨年までは「徹底的にやる」という感じでした。いつの間にか他のことをやり始めて「膝締め」と「接地場所」の確認が出来なくなっていました。合宿などではよくやりますが自分のところでの練習ではやらなくなっていた。反省です。以前、kanaはこの練習をやっているときに「飽きました」と勝手にやめていたことがあります。しかし、その後丁寧にやり続けてある程度の力になった。時間をかけて走りを作るというのはこういう部分だと思います。

 

強化練習時にかなりやったのですがまだまだ甘さがあります。丁寧に時間をかけて見に付けていかなければいけないと思いますね。そのまま台ドロップをやってチューブもも上げ。で、ハードルドリル。流れの中としては「重心移動」が「小」→「大」になります。最初の段階で動きの徹底をしておく必要があります。

 

簡単に加速段階の脚運びの確認をして「加速段階T走」を。これは重心移動を含めて脚運びもしっかりとやるという感じです。比較的しっかりと動けるようになってきているかなと。まー細かい部分は見ていないのですが。大きく重心を動かすという感覚をどのように身に付けるか。繰り返しやるしかないと思っています。そのまま前半マークをやってフリーで40mを走る。

 

なんとなく「欲張るのを止めよう」と考えています。あれこれやりすぎるとぼやけるのかなと。この日のように「加速段階」であればそこを確認する作業をしっかりとやる。それが結果的に走りにつながる感じがあるなと。

 

上半身と下半身の連動を図るために「シャフトトレーニング」を。そのまま「台片足ジャンプ」と「台交互ジャンプ」を。これもここ最近不足している練習の1つでした。単純に「パワー」でジャンプするのではなく「タイミング」を合わせて越えていかなければいけません。潰れると次の台に乗ることができない。「強化」というよりは「タイミング」とか「耐える感覚」を作るために必要な練習だと思います。

 

この日に感じた部分は「作っていく」というだけではなく「強制的に身体に覚えさせる」という部分の必要性です。「届かない」のであればどうにかして届かせる。その理由がどこにあるのかを体験させることは重要だと思います。これまで「理論的に理解する」ということが多くなっていました。必要な要素だと思っています。しかし、そこばかりが大きくなると「できないのは理解不足」という感じで間違った認識をしてしまう。「分かっていてもできない」ことはたくさんあるのです。

 

それを「やりながら覚える」という部分を増やすことで工夫が生まれるのかなと。「知識過剰」になるといいことはないなと。もちろんn「理解する」ことは重要だと思います。しかし、大半の選手は「考えずにやっている」中で身体で覚えるのです。感覚づくりになる部分をどうやって「落とし込む」のか。重要なことだと感じています。当たり前ですが。

 

最後に簡単に合流走をやって終わり。2時間半程度だったと思います。これくらいの時間がちょうどいい気がします。何とか工夫してこれくらいの時間でやっていけるようにしたいなと思います。見ている中で感じることがあります。これをどうやっていくのか。自分の中の課題を克服していきたいですね。少しずつ。

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