kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

しっかりと走ろうと思う

2020-09-30 | 陸上競技

少しずつ更新。地道にやります。

 

月曜日は休みとしました。私は午後のLHRなどの時間を使って2時間分面接練習。トータルで6人しかできませんでした。それでも面接内容で気になった部分の話をしてそこから修正。前も書きましたがGoogleドキュメントを使って「志望動機」などを入力しておきそれに対して私が時間があるときに赤で添削。付きっきりでやるのは不可能なのでお互いに時間のある時にやる。仕事の効率化です。どうすれば時間を有効に使えるのかをこちらも考えます。疲労感はかなり。毎回のことですが。

 

火曜日。翌日からテスト週間に入ることが判明。この日はしっかりと走ろうということに。朝練で「動きの確認」をある程度やる。午後はそういう部分を殆どやらずに走らせたいと思っていました。これまでは「ドリル」「補強」で更に走るという感じだったので「走練習」が明らかに不足する状況になっていました。ある程度のところで「割り切る」というのが必要だと改めて感じました。「技術」的なことをやるのは楽しい。変化が生まれやすいからです。しかし、実際に走りに落とし込まなければ意味がなくなります。そういう部分でもっと「削ぎ落とす」という作業を必要とします。あれもこれもやれない。「バランスよくやる」というエッセンスは残しながら「やるべきことをやる」というメニューにしていきたい。移行できるかどうかは選手の「考え方」次第なのですが。

 

こういう日に限って「大掃除」が入っていました。30分間の掃除です。練習開始自体が遅れました。16時半くらいからのスタート。ここも見越して最初の練習はかなり絞っていました。バランス系をやってからDM∞。チューブもも上げとハードルドリル。そこからすぐにスパイクを履いてスイッチング&スキップ。走るための準備はここまでです。身体を温めてそこから刺激を入れて走る。ある程度の時間の確保をしなければ「走練習」に割く時間が足りなくなります。もちろん、毎日毎日この手の形にする気はありません。この日は「しっかりと走る」と決めていたのでそれに合わせて組んだだけ。こういう部分もこれまでとは変えたい。「走る」というのを嫌がる者が多かった。それに合わせて劇的に減っていましたが今回はこちらも「走らせる」と決めています。「走りたくない」という者もでるでしょう。それはもう「やらないほうがいい」と思います。スプリント種目ですから「走らない」という選択肢はない。単純に走りまくるという無謀な練習を課しているわけではありませんから。

 

「合わない」といわれたらそれまで。スプリントを速くするために「走りたくない」と言われたら私にはどうにもできない。ここ最近、それでも「なんとかできないか」と模索していました。しかし、よく考えてみれば「走りたくない」と思っている者に「速く走るために何をするか」を考えさせても意味がなくなります。ある程度走りながら作っていく部分は必須だと思います。「どこに合わせるのか」という部分。私自身が見失ってはいけないなと思っています。

 

チューブ5歩、二次加速スティック、スイッチングスプリント。これを3本ずつ。道具を極力使わない中で練習を進めていきたいなと。練習時間が2時間半あるかないかの状況。何かを削らなければ時間の確保はできません。そういう部分も含めてこちらも考えていかなければいけません。「しっかり走る」といってもあほほど走るつもりはありません。必要最低限の走り。この部分をどうやって行くか。

 

選手もかなり急ぎ足でやっていました。補習があって参加できない者が数名、走らない者が1名。この中でどうやって準備を進めるか。1年生女子は戻るときに走って戻っていました。そこまで慌てなくてもいいと思いますが。それでも「この日は絶対にやり遂げる」という意思の現れだと思います。こういう部分は評価していきたいですね。予想していたよりも早い流れの中で練習が進んでいきました。

 

走練習としては60mT走を3本、60mスプリントを2本。これを2サイクルです。合間には補強。座って休むというのではなく「身体を動かしながら待つ」という感じでしょうか。この部分も重要。私は長距離選手の治療をしながらだったのですべての動きを見ていたわけではありません。それでもかなり動くようになってきているなと感じる者も。今は走る中で覚えていくことを重視したい。そうであれば今何をするのか。走るたびに感覚がよくなればいいなと感じています。そのためにはある程度の本数も必要かなと。

 

少し休んで120mを中心とした走練習。要望があったので直線を長めにすることにしました。うちは自分でレーンを作るので毎回若干ずれます。レーンはないのでぶつかったりすることもあります。それでも走るというは重要だと思います。今回は2人ずつの「同時スタート」です。アウトから走る選手は圧倒的に不利ですがそれでも「競争する」ことに意味があるなと思っていました。距離を少しずつ変えながら3セット。それほど多くないと思います。

 

疲労を表に出す選手もいましたが、大半の選手がすべてのメニューを走り終えました。これだけで大きな評価になります。途中で抜けていく選手が大半を占めている状況だったのが「最後まで練習をやる」という状況に成長しました。十分かどうかはわかりませんが成長の跡は見られます。特に女子は「競争する」というのがやっとできるようになってきました。これはこちらが工夫をしていくことで何とでもなると思います。

 

基本「走りたくない」という気持ちがあるかもしれません。何度も書いていますが「走らないで速くなる」というのが理想ですが、「一般的な選手」であればそれは困難だと思います。ある程度の「練習量」が必要になります。一時期、ある程度の力がある選手が増えていたというのもあるので「量」が激減していきました。が、うちのように強い選手が入ってこないチームにとっては「状況に応じての変化」は必要になります。どうしても「慣れ」が出てしまうので方向性がずれます。危ない話です。

 

まー2時間半でやり終えました。やっと・・・という感じです。走らせることにもエネルギーが必要になります。だらだら走るのではない、かといって量を追い求めるのも違う。そういう状況の中で何をするのか。私自身が考えないといけないと思います。

 

走れるようになってきました。焦らず。少しずつ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流れの中で

2020-09-30 | 陸上競技

更新したいのですが・・・。

 

先週はかなり走りました。「ここ最近の中では」という状況ですが。更に木曜日にはかなりの量の補強。不足分を補うためにです。金曜日は会議だったので何をやったのかの記憶が・・・。比較的に会議が早く終わったのでグランドに少し行った気もします。そして面接練習。なんかやっているのは覚えているのですが。

 

土曜日は前日練習。とはいってもそれなりにやりました。「調整は一切しない」という部分です。以前blogに「支部新人は調整しないので記録が出なくても仕方ない」と書いたことがあります。10年くらい前でしょうか。そのときに「選手にとっては大事な大会なので調整して望むべき」というような感じのことを書かれたことがあります。「記録が出なくても仕方ない」という表現の問題なのかもしれません。選手にとっては「いつも記録が出したい」と思うかもしれません。今のうちの状況からすればそういう話ではなく「走ること」「練習を積むこと」が優先されると思っています。この部分は譲れないかなと。トーイングをしたりスタブロからの出を確認したり。そんな感じでした。

 

木曜日に「少し走りたい」と申し出てきた者がいました。雨が降っていたので廊下での練習となっていました。補強系をかなりやってから走る。何本も感覚を作るために使いまいした。「なんとかしたい」という思いが伝わってきます。そうなるとこちらも対応する必要があります。スリッパからシューズに履き替えて一緒に何本か走ることに。がむしゃらに走るのではなく「余裕を持って走る」という感覚です。並走することでその感覚を掴ませたいと思う部分がありました。本数的には10本以上は走ったでしょうか。金曜日は少し落としたつもりですが、少し走りたいということなのでまたも並走しようかなと。が、一歩目で足を痛める(笑)。ノーアップです。健康に悪い。ふくらはぎを痛めました・・・。

 

日曜日は市民選手権。テント設営など準備も率先して動く。負担がかかるかもしれませんがそれくらいの話は当然です。レース自体は向かい風も強く面白みがない。走れたかどうかと言われると「走れていない」と思います。周りの評価が気になるという人もいるでしょうが、「今はそういう時ではない」と思っています。まずは練習を積む。目の前の勝負や記録だけではなく「これから先への投資」でなければいけない。重要です。この日は100m1本だけだったので合間に練習をさせることに。

 

試合の途中で1時間程度「お昼休み」がありました。競技を一切しない時間。これはなかなかです。練習を最後にやろうと思っていましたがこの空き時間を使ってやることに変更。メニューは一切考えていませんでしたが、様子を見て決めることに。バックストレートで走る。アップは適度にやって「60m✕3」を2セット。そこから「120m-120m-90m」を2セット。1時間程度しかない状況だったので最低限に。追い風で走っていました。途中、社会人選手のmrtさんに声をかけて一緒に走ってもらうことに。私は走れませんから(笑)。

 

個人的には「一人で抱え込む」というのは好きではありません。力を貸してもらえるのであれば誰にでも頼ります。一緒に練習をしてもらうことが選手にとってプラスになるのであれば全く気にならない。どちらかというとこちらかお願いして走ってもらうという感じです。少し走る本数を増やしながらやってきています。1週間で2回しっかり走って補強、さらにこの日に走る。こういう経験がうちの選手にプラスになります。途中私は審判業務に抜けました。見てみると女子は全員が練習を消化しました。やっとこういう形になってきたかなと。男子は・・・。最後に走っていたのは1人だけ。こういう部分の「弱さ」が目立ちます。「走る本数が多いのだから仕方ない」という意見も出るかもしれません。しかし、それほど多くない。120mを2本と90m。これを2セットやりきることができないという状況では厳しいと思います。

 

「走っていない」と書いてきました。が、上述のように120mを何本か走るとそれだけで離脱者が出るのです。折り返し走のような負荷のかけ方ではなく歩いて戻るだけです。そこを克服できるようにならなければ来年度、県総体に出場する選手が男子は0になるかもしれません。自分たちの中での「限界」を越えていかなければいけません。それほど難しい話ではないと思います。体力的な部分もあるのかもしれませんが「気持ち」の部分が先に「限界」を迎えている気がします。ここを越えられれば変化が生まれると思うのですが。

 

随分疲れました。私自身の回復ができません。そんな感じの1週間です。それでも「なんとかしたい」という気持ちが出てきたのは確かです。どこに合わせるのか。そこを明確にしながらやっていけたらと思っています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする