kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

自省しながら・・・

2020-09-09 | 陸上競技

バタバタ。なかなか時間がありません。進学と就職の対応、試合のための準備など思った以上に余裕がない。その影響か「眠り」が非常に浅い。1時間おきくらいに目が覚めます。寝ているのかどうか不安になります。疲れが抜けないのはこの部分も影響しているのかなという気はしています。

 

火曜日。台風明けです。日曜日、月曜日と練習は休み。月曜日に関しては夕方各自で体を動かすように伝えていました。今考えると言わなくても良かったかなと。「やる者」に関してはこちらが何かを言わなくてもきちんとやる気がします。それを「念押しする」というのは私自身が「不安」を抱えているからなのかもしれない。自分自身の行動を客観的にとらえるようになりたいなと思っています。大きな課題。

 

火曜日の練習に関しては「シンプル化」するようにしました。朝練で動きの確認をしました。ジャンプ系、台ドロップ、スティックドリルなど。午後ではやらない。ある選手が「朝やって午後まで持続するものですか?」と聞いてきました。「意識付け」だと思っています。自分が「やりたい動き」をどのようにして身につけるか。練習直前にやったから直後にできるのか。違う気がします。「感覚づくり」という意味でやっている。

 

バランス系をやってから上半身下半身。ある程度の補強はやっておきたい。そこからは割愛しながら。ハードルドリルなどをやってスイッチング&スキップ。そこからすぐにスティック5歩、二次加速スティック、タタタです。これは先週の金曜日とほぼ同じメニュー。これまで「変化」を入れることで様々な要素が強化できると考えてやってきました。今でもそれは変わりませんが。しかし、今の競技レベルで「たくさんのことをやる」よりも「本当に必要なことに特化する」というほうがいいなと感じました。

 

練習は「必要な要素」にする。その代わり、多くの練習の本数が「2本」だったのを「3本」にする。大した話ではないのですが「繰り返す」ことで「感覚」を創ってもらいたいなと思いますね。他のメニューを削ってでも「必要な要素」に時間をかける。当然といえば当然の話しですが。意図的に絞っていくことにしました。「捨てる勇気」というか。これも本当に今更ですが。

 

ある程度中間の動きを確認してからT走。ここも重要な要素だと思っています。本当にこの日は先週の金曜日の「おさらい」という感じでした。

 

瞬発系シャフトをしてから台片足ジャンプと台交互ジャンプ。ハードルジャンプでもいいかなと思っていましたがこちらのほうが「タイミング」を身に着けられるかなと思ったので。単純に「力を発揮」するのではなく「つなげていく」というところが重要だと思います。強制的にそれができるようにする。工夫というか「捨てる」というか。更につなぐために「スプリントミニハードル」も。これはスティックでもいいのかなという気はしています。検討します。

 

またもTBDMで。3種目選択。自分の走りにあった練習を選ぶ。数日間考える中で「型にはめない」という部分も重要なのかなと感じています。「やりたい動き」に関しては譲れない部分もある。しかし、性別も違えば身長も違う。走りの特徴自体が違う。それを全て「同じ動き」にするのは良くないかなと。これまでもそこはやっていません。本人たちの感覚を確認しながら「どうすればいいか」というのを擦り合わせていく。

 

「膝の引き出し」を意識したほうが進む。「接地」を意識したほうが進む。これは人それぞれだと思います。DMを使って「重心を前にする」ことで走る感覚が作りやすい。それぞれ「違う」と思います。それをしっかりとやっていくことで見えてくるものがある。そのままの流れで90m✕2を。よく走れていました。こうやってシンプル化することで余計なことを考えないのかもしれません。金曜日と同様の走りでした。

 

この部分をしっかりと考えたいと思います。全てが今更という感じもしますが。この年になって「捨てる」ことを考える。もっともっと早い段階でできたと思います。自分自身のこだわりを捨て去ることで何かが見えてくる。重要なことなのかなと。

 

台風の日に「スラムダンク」の作者が書いている「バカボンド」を読みました(笑)。これは色々な示唆が含まれています。何度か読み直してみたいなと思っています。「自分」について考える。重要かなと。

 

また書きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする