kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

想像を超える出来事

2020-09-14 | 陸上競技

日曜日。前日に引き続き業務。授業準備と就職・進学のための準備。更には前日に引き続きプレゼンテーションの準備の手伝い。朝7時過ぎからずっと働いていました。まーこれを働いているというのかどうかよくわかりませんが。とにかくバタバタ。

 

で、ふとした瞬間にインカレの400mHの決勝が行われていることに気づく。職場なのでLIVE配信を見逃しました。いや、無念。で、速報を見てみるとkrkのタイムが「49秒19」を書かれている(笑)。もう、すごすぎて笑いしか出ませんでした。すぐに師匠に電話連絡。二人で笑いました(笑)。ここまで一気に出るとは。

 

しばらくして「やりました」と連絡が(笑)。電話せずにLINEだけのやり取りにしました。とんでもない記録が出ているので本人よりも周りが大騒ぎになっているのではないかなという気がしたので。最初、速報で「リアクションタイム」を見たらかなり遅かった。一人だけ0.2秒かかっていました。これがいつも通り出ていたらどうだったのか。

 

本人が「1台目失敗しました」と。それ以外はかなり良かったようです。タッチダウンも送ってくれました。本人の許可は得ていませんが勝手に載せておきます(笑)。怒られたら削除します。展開を見ると前半からかなり突っ込んだようですね。師匠には電話で「350mハードルのつもりで突っ込んだ」と言っていたようです。8月に話をした時に「350mHのタイムが良かったので49秒台出るって監督に言われたんですよ」と言っていました。それが実現するとは。いやいや、我々が思っている以上の能力です。10台目で引っ掛けて減速した部分があったようでした。それがなければ48秒台??という感じでしょうか。驚く限りです。

 



有難いことに高校2年生の時からkrkと一緒に色々と経験させてもらいました。ハードルのこと400mHの戦術のことに関しては任せてもらえる。師匠が指導されていたらもっと記録が出ていたのかもしれないなというのは常に思っています。それでもこのような機会を与えてもらえたのは本当にありがたいなと思っています。育ててもらえる。krkと一緒にやっていたときに「楽しいな」と思うのは「感覚のすり合わせ」でした。こちらが「~だよね」という話をするとそこに対して感覚的な話ができます。笑い話ではないですが3年生になるときに「前半14歩で行こうか」と言っていたら「先生、14歩では詰まって走れないので13歩で行きたい」と(笑)。それも無理しての13歩ではなく余裕を持っての13j歩。そこから「切り替え」の練習も徹底的に。見ていて本当に楽しい。すごい才能だと思っていました。

 

国体で2位となりました。が、師匠も私も笑顔なく。狙っていたのは49秒台での優勝でした。周りがどう思っていたのか分かりませんが、近くで見てきた師匠とそれをサポートしていた私は「絶対に勝てる」「49秒台は間違いない」という感覚の中でしました。が、勝てず。師匠と話をしましたが300mHで日本一になっていたけどそこに喜びは全くなかった。国体での優勝だけを考えてやってきたというのが強くありました。我々が見て本当に「半端ない才能」だったと思います。これまで出会ったことのないレベルでした。

 

県選手権で400mHは52秒台かかったので「トッパの方が向いてるんですかね?」と笑いながら言っていました。いやいや、400mHやろうと(笑)。レース後にmrtさんがLINEで「U20の記録更新が目標ですね」と言ってくれていました。見てみると確かに可能性がある。今回の記録はU20の歴代3位。上位2名は日本記録を出したことのある選手ですしどちらもオリンピアン。すごいことなんだと改めて感じました。krkと一緒にあれこれ経験できたのは私の指導の中で本当に大きいなと。

 

夕方、fnt先生からもメールをもらいました(笑)。私はサポートしていただけなのですが(笑)。「大器覚醒ですね」と。「為末選手の記録更新と東京オリンピックも視野に入ってきましたね」と。fnt先生から言っていただくと改めてkrkがどれだけすごい走りをしたのかというのが分かります。fnt先生は訪問させていただいた時からkrkを気にかけてくださっていました。試合であったときにも声をかけてくださる。トップ選手を見てきたfnt先生でも「すごい才能ですね」と評価して下さる。これは本当にすごい。

 

「山口の宝ですね」と言われていました。いやー、すごい話です。普段は全く違うんですけどね。この辺りも師匠と話をして盛り上がりました。今更ですがサインをもらっておけばよかったかな(笑)。今頼んだら「ダメです」って言われるかもしれないですね。本当にすごいことだと思います。まだまだ伸びしろがある。krkに関われたことは本当に大きな財産です。ほとんど見守り隊でしたが(笑)。国体会場で四つ葉のクローバを本気で探していた選手がkrkだとは誰も思わないでしょうね(笑)。

 

去年は結構関わらせてもらったのでそのあたりのことはblogに勝手に書いています。krkも読んでいたということなので問題はないでしょう(笑)。本当に貴重な経験をさせてもらっています。見守り隊としてこれからも応援していきたいですね。「規格外」としか言いようがない選手です。こうなったらトッパも13秒5くらいで走らないかな(笑)。400mHも110mHもトップが狙える存在なのではないかなと思っています。

 

どこまでいくでしょうか。応援したいですね。49秒19。本当に規格外の記録です。高校トップではなく2段くらい飛ばして日本のトップが狙える選手となりました。ぜひとも応援してください。良い子です(笑)。

 

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バトン練習

2020-09-14 | 陸上競技

土曜日。この日は雨予報。こうなると練習場所が確保できません。あれこれ画策しました。が、結局午前中は雨が降るということだったので練習開始を午後に切り替え。私自身はどちらにしても空き時間にひたすら仕事をすると決めていました。とてもじゃないですが「平常時」にやり終えるのは不可能です。練習に参加しなければその時間をすべて「業務」に充てることができます。こういう部分も含めて考えなければいけないのかもしれません。

 

午前中は色々な業務をやる。更に3年生が「プレゼンテーション」を入試で行うということでその手伝い。基本は自分で考えなければいけません。「これまでを振り返って」という話なので自分自身が一番わかるはずです。スライドの作成方法や見せ方などをアドバイスしながら。この間は「授業準備」です。仕事はできません。まー授業準備も仕事なのですが。何度か書いていますが今年度は「PCを使って授業をする」というのを自分自身に課しています。毎回の授業でPPを使って展開します。この準備が大変。ひたすらやりました。結局この時間だけでは終わらず。

 

そのまま練習へ。13時開始にしていました。先ほどまで雨が降っていたのに競技場についた瞬間に雨が止む。すごい(笑)。こういう部分で運を使いたくないのですが。練習は試合のアップとバトン練習をメインにしていました。アップの時間帯は選手に任せることに。食事さえできていなかったので抜けて食べに行くことに。これくらいは許されるでしょう・・・。

 

食事が終わってしばらく競技場の外で雑談。まー普段競技場に行かないのでこういう機会も貴重です。バトン合わせが始まりそうだったので中に入って確認。すごい風でした。この条件の中でどうやってバトンを合わせるか。特に2-3走のところは大変です。ここはしっかりと話しました。何を目指すのか。この区間で何をするのか。条件を考えて対応するには。この辺りは重要だと思っています。選手に任せる部分とそうではない部分があります。

 

なんだかんだやっていると電話が。師匠から。どうもkrkがインカレで決勝に残ったということでした。食事をするときには確認していたのですがバタバタしてその後の結果の確認を忘れていました。レースが始まる前の段階で組を見てみるとkrk一人だけ「51秒台」です。速いんですが。この辺りは師匠とよく話していました。「持ちタイム関係ないよね」と。実際に走ってみたらkrkは強い。いつも記録が狙える時に最後流すのでタイムが出ていないだけです(笑)。

 

その後、「50秒台出ました」という報告が(笑)。そこ?!という話です。決勝に残ったとかいう部分ではなく「50秒台」という報告。まー本来であれば昨年50秒を切って国体優勝という部分だけを目指していたので「あー出たんだ」くらいの感じでしかありません。なんとなく励ましておきました。「勝ちますよ」と言っていたのでそれを見守る(笑)。次の日、鳥肌が立つようなことが起きるとは思いもせず。本当に「平常心」です。この子はこういう部分がすごい。

 

で、練習。せっかくの競技場なのでスタートとハードルを。ハードルもこれまで3回くらいしか練習していません。何度か書いていますが「速く走れる」ことを優先しているからです。今のスピードで「3歩で走る」ことを考えてもこれから先生きてきません。そうであれば1年生で勝負するのではなくこれから先のことを考えてやっていく必要があります。目先のことだけ考えない。とりあえず3台目までは問題なく。5台目まで3歩で行けるようになればなという感じでしょうか。少しずつ逆脚の練習も入れています。毎日の練習の中でやっていくことで対応できる。これは400mHのためにも必要です。特別に練習するのではなく「通常練習に入れ込む」ことが重要だと考えています。

 

最後に120m+60m。男子は250mも。男子はmrtさんがいたので一緒に走ってくれました。負けられないというのもあって必死に走っていました。こういう部分は大きな刺激になります。通常の練習とは違う部分で力を発揮できます。こういう部分はありがたいですね。私は1年生をひたすら応援(笑)。なんとか2年生に勝たせたかったですが意地で先行しました。こういう部分も重要。ひとそれぞれどこで力を発揮するか。練習です。

 

2時間強で練習を終える。この時間帯からまた大雨が降り始める。長距離が練習を始めると連絡をもらっていました。このタイミングで雨か・・・。笑いが出るほど絶妙なタイミングでした。

 

私は再び職場に戻って3時間程度業務遂行。本当は少し休みたいのですがそれどころではありませんでした。いやはや。ヘロヘロになっていました。乗り切れれば・・・。

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記憶があやふや

2020-09-14 | 陸上競技

書こうと思いながらなかなか。というか、一気に色々なことが押し寄せてきて処理能力が追い付きません。考えさせられます。余裕を持って生活をしたいと思っているのですが程遠いですね。授業があるのは当然ですがこのタイミングで就職、進学の両方の対応。専門高校ですが生徒の半分が進学します。面接練習も入ってきます。ちょっと一休みというのが全くない。ヘロヘロ。

 

この日は雨予報でした。そのため朝の段階で少し動きの確認をしておくようにと。固定練習と台ドロップ、ハードルドリルを。午後は走れないので軽く補強かなと思っていました。前日もほとんどやっていません。天気のことを考えたら入れ替えた方が良かったのかもしれないなと思いつつ。ここ最近は「できないからいいや」と思うようになりました。無理してやらなくてもいいかなと。本当に必要なポイント練習であれば外せませんが、多少どうなってもいいやという感じがあります。天気悪くなったら少し休めるなくらいの感覚。休みたい(笑)。

 

が、天気が持ち直しました。晴れ。正確には曇りでしたが。この日はクラスの生徒の面接練習を頼まれていたのでそちらを優先。色々と。志望動機などについて詳しく話しました。今のままでは厳しいのできちんと「キーワード」を決めて対応するようにと。話をしながら「何故志望するのか」というところを膨らませていきます。その後文章化する。これまで手書きで書いてきたものをこちらが打ち込んで添削するという形にしていました。が、これは今の状況では不可能。

 

そこでgoogleドキュメントを使うことに。自分で志望動機などを「Googleドキュメント」で打ち込ませてそれに共有をかける。それによりクラウド上でデータの共有ができます。そこに私が時間を見つけてアクセスして修正する。その方がお互いの時間を無駄にしません。こんなこと「今更か」と言われるかもしれませんが。効率化するためには必要だと思います。面接練習はその場でやらなければいけない部分ですが、この手のやり取りは顔を付き合わせてやる必要性は低い。自分で時間を作ります。

 

練習に関しては・・・。あやふや。一人軽く足をひねったという選手がいました。放課後、グランドに向かう途中で上級生を見かけて「早くいかないと」という気持ちで焦ったようです。階段から落ちて捻ったと。いやいや、そこまで必死にならなくても。真面目なんだと思います。うちはそこまで追いつめてやることはしません。そのあたりのことも話をしました。何が一番優先することなのか。ここを見失うのは避けたいですね。勿体ない。かなり走れるようになってきているのに無駄なことで台無しにするのは避けなければいけません。

 

ひたすら気功していました。練習自体は「加速段階」だったと思います。Tを使ってのバウンディングなどを行ってスティック5歩。前半マークだったはず。この辺りからの記憶が曖昧ですね。少し補強をしたのか。最後に少し走ったような・・・。グランドにいても早い段階で文字にしておかなければ忘れてしまいます。情けないですが。

 

本当にバタバタです。インパクトがなければ覚えておくことさえ厳しい。なんでしょうか・・・。追いつめられていますね・・・。

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