kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

無力感…

2008-02-07 | 陸上競技
しかし、無力だね…。結局、「正しい」と思う事だけでは人は変わらない。伝えても最初から聞く気がなく相手を陥れようとするなら、「教育」って何なんだろうね。

「正しい」ものを判断できる人間を育てたいと思ってきました。格好をつけるつもりはありませんが、それが「使命」だと思ってきました。そのために様々な取り組みをしてきたつもりです。もちろん、全てができたとは思いませんが何とかしようとだけは思い続けて来ました。

しかし、「無力感」を感じて意味を感じなくなりました。苦しんでいる人間を救う事のできない自分の存在が許せません。何のための「教育」なのか???

私は今の仕事が「天職」じゃないかと勝手に思ってきました。様々な人との出会いがあり、自分自身が成長していける仕事だと。しかし、誰かを守るためにはそれほど『力』はないのです…。それは立場が違うから守れないのです。選手と一緒に試合で走れないように、生徒と一緒に取り組めないのです。大事な場面にいないから守ってあげられない……。本当に無力だと感じます。

今何ができる?一生懸命に取り組んでいる目の前の選手のために、自分のクラスの『娘』達のために出来る事をやっていこう…。「教育」は万能だとは思わない。そんなのは幻想だ。目の前の大切な子達のために全力で取り組もう。無力だとしても出来ることはあるはずだ…。

こうやって書く事で自分を納得させている…。やはり無力だ…。
コメント
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