kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ハードル走をする

2008-02-01 | 陸上競技
今日の練習はタイヤ引きをやるかハードル走をやるか悩みました。とはいっても週初めに考えてはいたんですけどね。火曜日にハードル走をしたかったのですが、雨で流れたので金曜日に持ってきました。

今のうちの練習からは外せない要素です。徹底的に意識するポイントを絞っています。普通のハードル練習とは少し(かなり?)違います。ハードリングではなく技術練習として位置付けています。今日はかなりやりましたから、120mでの動きの変化を感じる事が出来たはずです。見ていてもスピード感が違いました。走っている当人達もかなり分かったはずです。全ては120mのためにやっていたハードル走です。今日は少し練習の「意図」を説明しました。何故段階的にハードルをやっているかを。少しは理解できたでしょうか。理解できたから動きの変化があったのだと思います。

練習に参加できなかった者もいましたが、それぞれ考えながら取り組んだようです。最後の120mは走りたいと考えていたようですが、120mの意味を考えたら「走る事の効果」が分かったのでしょう。別の手段を自分達で選びました。120mでスピードを感じましたが、私はこちらの成長も大きいと思います。何故120mを走るのかがわからないままやっても意味はありません。最初、別の指示を出して「少しでも動きを作る」事が出来るなら走っても意味があるようにしていたのですが、別の手段を選びました。明日の練習につながれば良いと思います。

走れる者、走らなかった者、それぞれが成長をしてきています。『心』の成長が大きいと考えています。自分達のできること、やるべき事をしっかりと考えていくようになってきた気がします。身体のケアをしっかりして欲しいですね。練習量も増えるので怪我をしないようにしなければいけません。積み重ねていきましょう。
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意識を上げるために…

2008-02-01 | 陸上競技
今日は練習開始時にまた少し話をしました。よく話すな~と思われるかもしれませんが、今日の話はかなり大事だと思っています。

「やりたい者の邪魔をするな」という話です。前の日記に書いているような内容を口で伝えました。今のうちにはそんなレベルの考えをする選手はいないと信じています。「頑張る」と言って目標を口にして、全力を尽くせないのは指導者や仲間に対する『裏切り』だと思います。見えない所ではサボって、見えるところではやっている振りをする。この行為が本人にとって何の意味があるのか…。誰も救われません。心は痛まないのでしょうか。それで勝った、上の大会に進んだといって何が楽しいのでしょうか。話になりません。

今からうちのチームは前に進んでいかなければいけません。そんな低レベルな考え方では明らかに「応援」はされません。今の1年生は恵まれています。そんな苦しい経験をそれほどしていないからです。頑張りたくても頑張れない環境だってあるのです。今の自分達は「一生懸命」になる事ができる。2年生が居てくれた事に感謝しなければいけません。互いに刺激しあい強くなろうという意識がある1年生の存在を大切にしなければいけない。
これからは互いの力を上げるために「おかしい」事に対して「おかしい」と言える関係を作っていきたい。ごまかしていく分けではなく互いに刺激しあって良い方向に導き合う関係を作りたい。それが次へのステップです。

これが理解できるかどうか。私の言葉と想いは伝わるか?きちんと理解して取り組めば絶対に成長できる。何度も言いますが、「速く走る」事だけを求めて指導しているわけではありません。自分自身のために一生懸命になって多くの事を感じて欲しいのです。中途半端にやっていたら周りは分かります。それでは得るものはほとんどないし、たいしたモノは身につきません。一生懸命だから分かる「楽しさ」「苦しさ」「辛さ」「喜び」がある。それをわからないまま年だけ重ねたって意味はない。チームが良い雰囲気で練習ができる『今』だからこそ、自分達との「違い」を理解しなければいけない。

出来る事を一生懸命にやる人間になって欲しい。周りの弱さに引っ張られず「自分自身の強さ」を持って欲しい。そう願って話をしました。どこに意識を合わせるか?上を目指して取り組んで欲しい。手を抜くレベルに合わせても全く意味はないのだから…。自分自身の目指す場所に向かって自分の意志で歩み続けて欲しい。
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若干の怒りを感じます

2008-02-01 | 陸上競技
色々あって若干の怒りを感じています。

うちの「部」の事ではありませんが、どれだけやる気がある選手がいても足を引っ張る人間がいればそちら側の影響を受けてしまうことがあります。「頑張りたい」という気持ちがあってもそれを妨害する人間がいれば、雰囲気も良くはならないし何もプラスにはなりません。何度も書いていますが「やる気がなければやらなければいい」のです。無理に部活に入って活動する必要はありません。みんなが集まって遊ぶなら良いですが、「強くなりたい」と思って練習をしようと思っている人間の足を引っ張る行為は最低です。やりたくないのなら自分だけがやらなければいいのです。周りを巻き込んで「仲間」にしようとするのは本当に怒りを感じます。

これがうちの「部」に影響が出れば私は決して許しません。雰囲気を崩されるのも許せません。「遊び」「暇つぶし」でやっているわけではありません。目指す場所があるから一生懸命取り組んでいるのです。「チームは最低レベルの人間に合わせざるを得ない」、これはkuboi先生から以前言われたことのある言葉です。どれだか意識の高い者がいてもその者だけでは行動ができません。意識の低さは行動の遅さにも現れます。遅い者が来なければ全体で行動はできません。意識の低い者がいればそれに合わせて高い者への指導も十分できません。もちろん指導はしますが、全てを同じに扱うのは難しいと思います。意欲の高さに合わせて指導をしなければ頑張っている子に対して失礼です。たいてい「私は頑張っているのに先生が認めてくれない」というのは、本人が見えないところで「手を抜いている」場合が多い。私は一応その辺まで見ています。選手には通じないかもしれませんが、結構色々と目を配っています。少し変化があれば気づいて話をする&日誌にコメントするように心がけています。愚痴ばかりを言う者は自分自身の行動を客観的に見てもらう必要があるでしょうね。

「頑張ります」「一生懸命やります」と口で言うのは簡単です。それでその場は乗り切れます。しかし、それが本当に意味のある行為なのか?私には意味を感じません。以前うちの「部」にも同じようなことがたくさんありました。それを許す雰囲気もあったのでしょう。それは「顧問」が許すのではなく「チームメイト」が許してしまうからなんとかごまかせた。学年差があれば言いづらくなるのも分かります。「お友達集団」でしかないのです。目標を共有する「戦う集団」にはならないのです。全ての高校生にそうなれとは言いません。本当の意味が伝わらないのも分かっていますから・・・。

人間は集団になると自分の意思とは違う方向に引っ張られることがあります。それがプラスに引っ張られるのかマイナスに引っ張られるのかは、雰囲気によります。たいていの場合はマイナスに引っ張れます。人間は弱い生き物ですからよほどのことがない限りはプラスの方向に転がることはありません。自分達のやっていることの意味を考えなければいけません。

今のうちの取り組みは少し「特殊」かもしれません。普通の部活動ではそこまで求めないのかもしれません。しかし、高校生活の大部分をつぎ込んでいる部活で「中途半端」を推し進める指導は私にはできません。人間的な成長をしてもらうためには「許せない部分」に関してはきちんと話をしていかなければいけません。それが「成長」を求める指導です。苦しくても頑張るという経験をすることで絶対に人間は変わると信じています。

この考え方が「おかしい」と言われればそれまでです。このblogを見るのをやめてください。または個人的にメールで批判してください。「個人の意見の押しつけ」ととらえられたらもう話は進みません。

あー。イライラ。
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