kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県合宿最終日

2007-12-26 | 陸上競技
今日で県合宿も終了。天候にも恵まれ、計画通りの練習ができました。県のトップ数名は中四国合宿に参加していますが、こちらはこちらで良い練習ができたと自負しています。

今日はこの4日間のまとめ。技術的な部分の確認と意識すべきポイントを話しました。各校で意識する部分は違うと思いますが、我々が意識する部分はかなり重要だと思います。受け入れられない可能性はありますが、まーそれはそれで仕方ない気はします。基本的に技術的な話はしていませんが、kubota先生が指導されている動きを見ると同じ部分が多いので今やっている方向性は間違っていないのだろうと感じます。

あとはハードル走を実施。参加しているメンバーが来年度県総体の決勝で戦う可能性が高い。だからこそ今の時点で力を知っておく必要がある。それを理解した上でどうすれば勝てるかを考えていかなければいけません。こういう場面で勝負をしなければ大会では勝負できません。うちの2人はそれを分かっていたのか、最初から全力で取り組みました。haruはハードリングに磨きがかかった気がします。スピード減速が少なくなりました。今回の練習では他の選手は相手になりませんでした。「勝てない」と印象付けができたかもしれませんね。iwagenも自分よりも実績がある選手に勝ち続けました。まだ逆脚に課題が残りますが、こちらも続けていく事でレベルが上がってくると思います。男子は「負けられない」と思ってくれたでしょうか。

最後のセット走もうちの2人は1本目にMAXで走りました。200mHで5本MAXで150mもMAXなのでさすがに疲労困憊だったみたいですね。あとは粘りの走りでした。1本目抜いて後から勝つような練習は求めていません。積極的に走ってくれたおかげで「1年生に負けて良いのか?!」「haruに勝たせ続けるのか!?」という投げ掛けができました。全員が2人に勝つために必死になる。これが県の合宿には必要でした。最後は良い雰囲気で終わることができました。最後の最後は自分自身との勝負をさせるために大股歩行。楽をしようと思えばいくらでもできますが、強くなるためには自分に厳しくならなければいけない。こういう部分で自分と向き合うのは大切です。

最後のミーティングではに来年うちの2人の選手はかなり強くなると話しました。そのために私は全力を尽くす。だから、みんなはこの2人に勝つためにどうすればいいかを考えて取り組んでほしい。練習で苦しくになったら「あいつはもっとやっているかもしれない」と思い乗り切って欲しい。全員が決勝で中国大会を賭けて勝負しよう、と話しました。一生懸命にならなければ届かないものを目指してほしいと思います。どこまで伝わったかは分かりません。うちの選手を強くしたいという気持ちはかなり大きい。そのためにもみんなが強くならなければいけないと思います。県内の選手はもちろん大切ですが、最優先はうちの選手です。関わりが違いますからね。みんなのレベルが上がることでうちの選手も強くなると思います。

ハードルとしては中身の濃い合宿になりました。他の部分はまた振り返ってみたいと思います。良い数日間でした。
コメント (2)
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