kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

目標はどこだ?!

2007-12-05 | 陸上競技
最近感じていた部分についての話をした。これも何度も話をしてきた内容だ。取り立てて新しい事ではない。自分達の目標がどこなのかをもう一度意識するように話した。

毎日、毎日、その場面、その場面は一生懸命取り組めている。それは認めています。しかし、長期的な目標が欠けてしまっていると感じた。目の前にあることに対して一生懸命やっているが、それが「目標に到達する」ために十分な意識レベルかどうかは分からない。一生懸命やっているつもりでも実は足りないのかもしれないということには、その場面だけに目を向けていては気付かないんだ。

だから話をした。とりあえずやるか~レベルに対しては、こちらから積極的に関わる必要はないと思っています。貪欲に「強くなりたい」と願う選手に対して、エネルギーを使うほうが効率的だと考える。。選手には「積極的に関わる」のが良いか、「自分のやりたいペース」でやるのが良いかを選択させようと思います。上を目指すのなら「楽しい」だけでない部分が必要となる。だから互いに覚悟がいる。その覚悟がある者に力を貸していくようにしなければいけない。

何故、そんな話になったか??さっきも書きましたが、その場その場での一生懸命が十分に結び付いていない。だから、テスト週間に入ったら意識がテストだけに向いてしまう。練習に対する厳しさが弱くなってしまう。テストは頑張る。練習時間は身体を動かすレベルに落ちてしまう。「普通」の所を目指すならそれでも十分でしょう。悪くてもそのレベルの意識ではできています。しかし、それでは「本当に目指すもの」には届かない。
前も話ましたが「全てが意味のある練習」です。どの時期、どんな場所でも「大切」な事には変わりありません。その事が意識できなくなるのは、長期的な「目標」を見失うからだと感じました。だからそれに関係する話をしました。伝えたいことを受け取る者が感じなければ何も伝わりません。

練習に参加した者は肌で感じたはず。同じ練習でも引き締まった雰囲気で取り組めば全く違うことを。どちらが効果が高いかは考えなくてもわかるでしょう。「強い」「弱い」は関係ない。大切なのは「どうしたいのか」です。それが全てを決めていきます。

何人かと個別に話をしました。どうしたいのかを「自分の言葉」で答えさせました。口にしたからはしっかりと実行に移していかなければいけません。私自身、「甘さ」を捨てましょう。ダメなモノはダメだとはっきりと示していかなければいけないと思います。チームメイトから「信頼」され「この人だったら何とかしてくれる」という存在になって欲しいですね。そのためには「競技力」だけでなく「取り組み方」「考え方」「リーダーシップ」が必要になります。チームの中心となるべき選手が育たなければ、個人もチームも強くなりません。大切な事です。今回は全員と話をしていくつもりです。個々の意識を確認していきたいと思います。

中途半端が一番面白くない。やるなら一生懸命に、「青春」を賭けてやるほうが絶対に価値がある。本気で取り組んだ事に「やらなければ良かった…」は絶対有り得ません。やるからには「全力」で……。もう一度、目標を確認してみなさい!!今のままで届くか?!何がなんでも………。期待します。
コメント
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