本格的に冬期突入

引越しなどもあり、なかなか細かい部分への指導ができませんでしたが、一段落しテストも終わったので、腰を据えて本格的な冬期練習が始められます。これまでは導入ということで練習手段の確認や身体作りが中心でした。ある程度負荷は理解できているはずなので、しっかりと技術的な部分と筋力的な部分、気持ちを結び付けていく練習形態にしていこうと考えています。

天気も良かったので基本的な練習を最初にしっかりやりました。時間が取れる時にしっかりとやっておきたいので、脚の動きと接地場所を意識させながらやりました。昨日やっただけはあり、イメージができるようにはなってきています。昨日だけの意識ではなく、準備段階から徹底的に意識してきたからできる事だと思っています。冬期の目標の一つに「基礎技術の習得」があります。時間をかけて身につけていく事ができるのは試合がないこの時期です。ここ２ヶ月位意識し続けてきた成果は出て来ていると感じています。こちらがイメージする動きができるようになってきています。まだまだ精度は低いですが、これが安定してくれば面白いと思います。

基礎を繰り返して本練習に入りましたが、冬期に入ったのだという意識をしっかり持たせるために少しは走る量を少し増やしました。意識を高めるために話をしてから始めましたが、伝わった者は気迫がありましたね。本当に伝わっているかどうかは長い目で見ていかなければいけませんが、疲れてからの動きが維持できるのは気持ちの問題と技術的な向上があるからでしょう。中には「課題」がある選手が数人いると感じました。直接話もしましたが、継続的な対策を打たなければ昨年から今年にかけての二の舞です。練習の質を上げるためにも意識して対応していかなければいけないでしょう。
感じたことは男子が昨年とはかなり違うという事でしょうか。今は１年生しかいませんから、昨年の冬の事は全く分かっていません。冬を越えてほとんど強くならなかったのは雰囲気もあったと思います。現時点で数人はかなり強くなっています。練習ができていないとはいえ、１１秒台で走っている選手と一緒に走って３人は勝っていました。最低目標が男子は４人とも１１秒台に入って勝負をする事なのでなんとかめどがついてきた気がします。良い練習ができてきるようになってきました。

こちらが要求する事を純粋に追い求めてくれれば確実に成果は出ます。信じれないならそれまで。不平不満を抱えるなら、それ以上の成長はない。この辺りで間違いなく差が出ます。この辺りも言い続けていくしかないでしょうね。目標に到達するためには嫌われても嫌がられても言い続けて、意識を変えていくしかない。一度変わればきっと自分でやっていけます。それまでは選手と顧問の我慢比べですね。目標に向けて進んでいきます！！