顧問になって1年間、私が目指す「陸上競技を通じての指導」とは程遠い感じでした。今考えても恐ろしいレベルでした。今だから笑って話せるし、本人達との笑い話で済みますが、当時は毎日激ギレしてました…。
今年3月卒業した男子選手は5人中2人が剣道部、テニス1、野球1、パソコン部1という状況でした。部活を「やっていた」だけで基本的な事は全く身についていませんでした。今の男子は6人が素人です。その上半分は中学時代美術部だった(笑)。今の活動の真反対にいました(笑)。経験者が2人いたのとある程度、「陸上競技に取り組む」チームの基本ができていたから今のレベルに1年足らずで到達したと思います。普通のチームよりは間違いなく意識は高いという自信もあります。前回と違うのは前回は0からのスタートだったが、今回はある程度形ができた状態でスタートできた事でしょうか。メンバー的には同じようなものかスタート段階は前より低かったかもしれません…。
私が顧問になって1年目は「休むときに連絡をする」「練習中にゲームの話をしない」「練習は学生服でしない」なんて事から話をしないといけませんでしたからね。「先生、ジャージ忘れたので制服で走っても良いですか?」という人間が2人もいたのですから…。練習中に走っている他校の選手に「久しぶり元気?」と話し掛ける事もありました。普通に考えたら有り得ない話ですよね?!当時はこれが毎日のように続いていましたから、競技云々ではありませんでした。
今でも鮮明に覚えているのが「スパイク事件」です。練習前、周りの選手が練習準備をしているのに一人だけずっとスパイクピンについた砂を歯ブラシで落としいる者がいて、「周りを見ろ!自分の事は後回しで練習準備するのが先だろう!!」と注意をしました。しかし、話をしたにも関わらず、練習終了後みんながグランド整備をしているのに自分だけスパイクピンの砂を座って落としている。またも自分の事だけか???!!!有り得ないだろうと激怒!!!!さっき言った話が全く分かっていない。その日の最初に言った事が2時間後にまたできない……。考えられませんでした。それほど難しい事を要求しているわけではないのに……。怒りというか落胆というか…。あまりの怒りに「時間の無駄だから簿記部で検定取ったほうが100倍ましだ。辞めてしまえ!!」と切れまくった記憶があります。
今だから笑い話ですが、当時は激ギレしてましたから…。他にも大会の時の宿舎で麻雀していたり、トゥトレのチューブを2人で逆方向に引っ張って骨折したりと競技がどうこうのレベルではなかったですね…。今はあれから考えるとかなりレベルは高い(笑)
しかし、この子達も2年生の県新人では2人決勝に残ってくれました。最後の総体では4継で決勝に残り、5番目でフィニッシュするものの10センチのオーバーゾーンで失格。そのレベルまで行ったのは意識が高い者が育ったからでしょう。この子達がいたから今のチームがある。この時の「苦労話」は尽きません。また機会があれば書きますね。卒業生の許可をえないといけないですね(笑)。当時は退屈しませんでしたが、「短気」になったのは間違いなくあの1年間だった気がします(笑)。
今年3月卒業した男子選手は5人中2人が剣道部、テニス1、野球1、パソコン部1という状況でした。部活を「やっていた」だけで基本的な事は全く身についていませんでした。今の男子は6人が素人です。その上半分は中学時代美術部だった(笑)。今の活動の真反対にいました(笑)。経験者が2人いたのとある程度、「陸上競技に取り組む」チームの基本ができていたから今のレベルに1年足らずで到達したと思います。普通のチームよりは間違いなく意識は高いという自信もあります。前回と違うのは前回は0からのスタートだったが、今回はある程度形ができた状態でスタートできた事でしょうか。メンバー的には同じようなものかスタート段階は前より低かったかもしれません…。
私が顧問になって1年目は「休むときに連絡をする」「練習中にゲームの話をしない」「練習は学生服でしない」なんて事から話をしないといけませんでしたからね。「先生、ジャージ忘れたので制服で走っても良いですか?」という人間が2人もいたのですから…。練習中に走っている他校の選手に「久しぶり元気?」と話し掛ける事もありました。普通に考えたら有り得ない話ですよね?!当時はこれが毎日のように続いていましたから、競技云々ではありませんでした。
今でも鮮明に覚えているのが「スパイク事件」です。練習前、周りの選手が練習準備をしているのに一人だけずっとスパイクピンについた砂を歯ブラシで落としいる者がいて、「周りを見ろ!自分の事は後回しで練習準備するのが先だろう!!」と注意をしました。しかし、話をしたにも関わらず、練習終了後みんながグランド整備をしているのに自分だけスパイクピンの砂を座って落としている。またも自分の事だけか???!!!有り得ないだろうと激怒!!!!さっき言った話が全く分かっていない。その日の最初に言った事が2時間後にまたできない……。考えられませんでした。それほど難しい事を要求しているわけではないのに……。怒りというか落胆というか…。あまりの怒りに「時間の無駄だから簿記部で検定取ったほうが100倍ましだ。辞めてしまえ!!」と切れまくった記憶があります。
今だから笑い話ですが、当時は激ギレしてましたから…。他にも大会の時の宿舎で麻雀していたり、トゥトレのチューブを2人で逆方向に引っ張って骨折したりと競技がどうこうのレベルではなかったですね…。今はあれから考えるとかなりレベルは高い(笑)
しかし、この子達も2年生の県新人では2人決勝に残ってくれました。最後の総体では4継で決勝に残り、5番目でフィニッシュするものの10センチのオーバーゾーンで失格。そのレベルまで行ったのは意識が高い者が育ったからでしょう。この子達がいたから今のチームがある。この時の「苦労話」は尽きません。また機会があれば書きますね。卒業生の許可をえないといけないですね(笑)。当時は退屈しませんでしたが、「短気」になったのは間違いなくあの1年間だった気がします(笑)。